六年前に風太郎と会った女の子ではないかと四葉に尋ねた純。
それを聞いた四葉は
四葉「な、何の事ですか・・・安達さん?」
動揺し、目を泳がせた。
純「まぁ、別に根拠はねーし、俺の勘だけどな。」
純「お前さ、アイツを見る目が他の五つ子やクラスメイトとは全然ちげーじゃん。」
それを聞き
四葉「・・・だとしたら、どうするんですか?」
四葉はそう尋ねると
純「別にアイツには言わねーよ。ただ、お前から六年前に会ったって言わねーのか?」
純は、そう言いつつ四葉に聞いた。
四葉「・・・言いません。私だけが分かってれば、それで良いです。」
四葉は、そう小さく笑ったのだった。
それを聞き
純「・・・なら、もうこれ以上は言わねー。」
純「けど、自分の気持ちに嘘ついて、無理すんじゃねーぞ。」
純「後になって、こうすれば良かったって後悔してもおせーからな。」
純はそう四葉に言ったのだった。
そして、ホテルに到着し晩飯の時間になった。
しかし、その時間になっても、一花と三玖は現れなかった。
四葉「三玖と一花はホテルに帰ってきてはいるんだよね?」
四葉がそう聞くと
五月「ええ。二人とも歩き疲れてしまったようで、自室で休んでいます。」
五月はそう返した。
これを聞いた二乃は
二乃(同じ部屋にいるとは思えないけど。)
あんな事があった後だから、二人が同じ部屋にいるとは思えなかった。
五月「三玖もいきなり単独行動をしだして、どうしたのでしょう?」
と、五月が溜息をついて言うと
四葉「やっぱり私、見てくるよ!」
四葉は気になって席を立つと
二乃「待ちなさい。もう直ぐ食べ終わるから、一緒に行くわよ。」
二乃はそう四葉に言った。
因みに五月は既に完食していた。
そして、食べ終わった三人は、部屋に向かった。
その様子を
純「・・・」
純は気になってチラッと見ていた。
武田「何度もすまないが上杉君、トマトも苦手なんだが食べてくれるかい?」
風太郎「お前、苦手な物多すぎだろ。」
武田「すまないね・・・っておや?安達君、どうかしたかな?」
武田が、純にそう聞くと
純「前田はまだ便所か?」
武田「長いトイレだね。」
風太郎「全く・・・昼食い過ぎなんだよ。」
武田と風太郎はそう答えた。
それを聞いて
純「・・・じゃあ俺もトイレ行くわ。」
純は席を立ってその場を後にした。
その頃
三玖「・・・」
三玖は明かりをつけずに毛布にくるまって一人でベッドとベッドの間に座り込んでおり、ずっと泣いていたのか、目を泣き腫らしていた。
そこに
ドンドン
二乃「三玖ー、一花ー、いるんでしょー。鍵開けなさーい。」
二乃がドアをノックした。
五月「反応無しですね・・・」
五月がそう言うと
四葉「三玖!ごめん!私のせいで!」
四葉「でもまだ修学旅行は二日あるんだよ!これから私に取り返させて欲しいんだ!」
四葉がドアに両手を当ててそう訴えた。
しかし
三玖(・・・四葉は何も悪くない・・・)
三玖は四葉を責めておらず、寧ろ感謝していた。
ただタイミングが悪かった。それだけの事だと・・・。
二乃「こうなったら・・・」
すると、二乃はスマホを取り出して三玖に電話をかけた。
その頃
純(アイツら・・・三玖・・・)
純は、廊下を歩いていた。
トイレというのは嘘で、三玖の様子を確認に行っていたのだ。
すると
一花「あっ・・・」
純「一花・・・」
一花と曲がり角で鉢合わせになった。
一花は
一花「ジュン君・・・良いとこで会ったね。明日は時間ある?」
ぎこちない笑顔で言い
同時期
三玖『何、二乃?』
二乃「三玖、あんた明日はどうするつもり?」
三玖が電話に出た。
そして、一花と二乃は同時にこう言ったのであった。
一・二「「話したい事があるんだけど。」」
と。
投稿出来ました。
うまく書けなかったので、どうかなと思いますが、そこはお許し下さい(土下座)
次回もまだ纏まっていないので、ゆっくり考えます。
それでは、また。