五等分の花嫁と野球の天才   作:ホークス馬鹿

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7話です。


7話

PENTAGON

 

 

 

 

五つ子が住むタワマンに着いた風太郎だったが

 

風太郎「なんだこれ!センサー反応しろ!くそぉぉ・・・あの五人だけでなく、お前も俺の邪魔をするのか!」

 

オートロックを知らないため、苦戦していた。すると、監視カメラを見付けた風太郎は

 

風太郎「あのー、30階の中野さんの家庭教師をしてる上杉と申します。そこのドア壊れてますよ。」

 

カメラに話しかけた。

 

風太郎「おーい。」

 

するとそこへ

 

純「何やってんだ、お前・・・。」

 

三玖「独りでなにやってるの?」

 

純と三玖がやって来た。

 

風太郎「純。お前、何で三玖と?」

 

純「さっきコンビニ行ったら会った。」

 

風太郎「そ、そっか・・・。」

 

純「つーかお前、これオートロックだぞ。」

 

三玖「今時知らないなんて、珍しい。」

 

純「ここで三玖達の部屋番入れたら繋がんぞ。」

 

そう言い、純は風太郎に説明した。

その横で、三玖はカードキーで扉を開けた。

 

風太郎「おおっ!?ま・・・まぁ、知ってたけどな。」

 

これに

 

純「嘘つけ。」

 

純は呆れながらツッコミを入れ

 

三玖「・・・はぁ。」

 

三玖は溜息をついた。

 

風太郎(スタートから躓いちまった・・・前途多難だぜ・・・。だが・・・)

 

純「何してんだ。入んぞ。」

 

風太郎「え?あ、ああ。」

 

三玖「ジュン、今度はどんな歴史を教えてくれる?」

 

純「うーん・・・それは勉強が終わってからだな。」

 

三玖「そう・・・。なら・・・頑張る。」

 

純「そっか・・・。風、頼んだぞ。」

 

風太郎「あ、ああ。」

 

風太郎(この二人、いつの間に仲良く・・・)

 

 

 

 

 

 

中野家

 

 

 

 

 

 

 

そして、到着した風太郎は、姉妹それぞれの部屋をノックした。

 

五月「やっぱり来ましたか。安達君、いらっしゃい。」

 

風太郎「あはは・・・。」

 

純「やあ、五月。」

 

四葉「いらっしゃーい、上杉さん!安達さん!」

 

風太郎「よう。」

 

純「おっす。」

 

しかし二乃は

 

二乃「・・・。」

 

風太郎の顔を見て、すぐに扉を閉めてしまったのだった。

一花は

 

一花「えっと・・・その辺に無いかな?」

 

四葉「白い服でしょ?」

 

一花「ごめんね。」

 

寝ており、部屋も以前風太郎が来たときと同様、散らかっていた。

 

純「おい風。」

 

風太郎「あ?」

 

純「これ・・・マジで?」

 

風太郎「マジだ。」

 

これには、純はドン引きしていた。

 

風太郎「何で昼過ぎまで寝てんだよ?」

 

純「ほら一花、起きな。」

 

そう言った純は、部屋に入るなり、一花から布団を剥がそうとした。

 

風太郎「あ・・・マズイ!」

 

一花「あー、ダメダメ。」

 

純「んだよ?」

 

これに純は、疑問の表情を浮かべたがすぐに一花に振り返ると

 

一花「あはは・・・服着てないんだ。照れるな。」

 

裸で布団にくるまっていた。

 

純「・・・はあ。さっさと服着な。」

 

しかし、純は全く動揺せず、冷静にそう言った。

 

風太郎「お・・・お前・・・何で冷静なんだよ?」

 

純「・・・別に。」

 

これには

 

一花「・・・むぅ。」

 

一花は頬を膨らませたのだった。

すると

 

四葉「うわっ。一花・・・こんなの持ってるの?お・・・大人・・・。」

 

四葉が黒い下着を見つけ、それを取り出して言った。

 

一花「同じ顔だし、四葉でもいけるんじゃない?」

 

四葉「えええ!!」

 

一花「小学生の頃のパンツは、そろそろ捨てないとね。」

 

この発言に

 

四葉「わーっ!上杉さんと安達さんいるから、シー!!シー!!」

 

と四葉は慌ててそう言った。

すると

 

四葉「うーん・・・う、上杉さんはどう思います?似合うと・・・」

 

四葉がその下着を持って振り返ったのだが

 

風太郎「何でも良いから、早く着替えてくれ。」

 

と言い、部屋を出てしまったのだった。

 

四葉「フン!上杉さんのオシャレ下級者!」

 

これに

 

純「あはは・・・。」

 

純は苦笑いを浮かべたのだった。

そして、皆リビングに集合した。

 

四葉「さあ、準備万端ですっ。勉強を始めましょう。」

 

一花「私もまぁ、見てよっかな。」

 

三玖「ジュン。約束通り、歴史で知らない事教えてね。」

 

五月「私はここで自習してるだけなので、勘違いしないで下さい。安達君も、くつろいで下さい。」

 

純「ああ。」

 

風太郎(色々問題はあるが、最初に比べれば急激な進歩だ。)

 

一・二・三・四・五『『『『『おーい!!!!!』』』』』

 

風太郎『ははははっ!』

 

風太郎(こいつらだって人の子。優しく接すれば理解し合えるんだ。それに今日は純がいる。従順になるに決まってる。)

 

風太郎「よーし、やるか!」

 

その時

 

二乃「まーだいたの?あ、安達君、いらっしゃい。」

 

二乃が上からそう言った。

 

風太郎「どうだい?二乃も一緒に・・・」

 

二乃「死んでもお断り・・・」

 

二乃「・・・と言いたいけど、今日は付き合ってあげる。」

 

風太郎「えっ!?」

 

二乃「べ、別にアンタのためじゃないんだから、勘違いしないでよね!」

 

と二乃はそっぽを向きながらそう言った。

 

風太郎「そうか・・・。なら、勉強を始めようか!」

 

四葉「はーい!」

 

すると

 

二乃「その前に、安達君、お昼食べてきた?」

 

と二乃が純にそう尋ねた。

 

純「いや、まだだ。」

 

二乃「そう・・・。キミは?」

 

風太郎「俺もまだだ。」

 

二乃「なら、ちょっと待ってなさい。」

 

そう言った二乃は、キッチンに向かって、卵とケチャップ、そして白米等を用意した。

それから暫く経って

 

二乃「はい、オムライス。」

 

純と風太郎にオムライスを差し出した。

 

純「おおーっ!!美味そー!!」

 

風太郎「・・・おい。何を企んでる?」

 

これには、風太郎は疑いの目を向けた。

 

二乃「失礼ね、お客様を前にそんな事しないわよ!」

 

この発言に

 

風太郎(それを前やっただろうが!!)

 

風太郎は心の中でツッコんだのだった。

 

二乃「あ、安達君には大盛りにしたから。後、チキンライスのおかわりもあるから、好きなだけ食べてね。」

 

純「サンキュー!なら、いただきまーす!」

 

そう言って、純はオムライスを口にした。

 

純「美味ーっ!!この前のクッキーもそうだったけど、お前料理得意なんだな!!」

 

二乃「へへっ、まあね。」

 

純「マジ美味いわ、これ!!」

 

そう言って、純はオムライスを平らげた。

そして

 

純「なあ、これ食って良いんだよな?」

 

と純は残ってあるチキンライスを指差して言った。

 

二乃「うん、良いよ。」

 

これに、二乃は笑顔でそう答えた。

その様子を見ていた

 

風太郎「・・・何で二乃は純に優しいんだよ。」

 

風太郎はそう呟いた。すると

 

三玖「・・・二乃は面食いだから。」

 

と三玖は頬を膨らませ少し不機嫌な表情でそう言った。

 

風太郎「そ、そうか・・・。」

 

これには、風太郎は少し気圧されてしまったのだった。

 

純「おい風。早くしねーと、俺が全部食っちまうぞ。」

 

風太郎「あ、ああ。」

 

そして、オムライスを食べ終わった風太郎は、勉強を教え、その後純は三玖に歴史の話をしようとしたのだが、三玖は不機嫌な表情のままそっぽを向かれてしまい、話を聞こうとしなかった。

その際、純は冷蔵庫にある材料で野菜炒めを作り、その日の晩飯にして皆を喜ばせ、そして三玖の機嫌を直したのであった。




投稿できました。

1巻の5話とアニメ1期の3話を見て、少しオリジナル風にアレンジしました。

何か違和感があったら、お許し下さい。

それでは、また。
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