五等分の花嫁と野球の天才   作:ホークス馬鹿

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85話です。


85話

旭高校グラウンド

 

 

 

数日前、夏の予選の開会式があり、現在1回戦が行われている。旭高校は第1シードのため、2回戦からのスタートであり、現在その為の調整をしているところだ。

 

「最近差し入れの数がスゴイですね。今日も3ケースいただきました。」

 

「毎年このくらいの量は届けられるのよ。」

 

「ウチのOBは、甲子園で戦った人が大勢いるから。」

 

「でも今年は、去年より多い気が。」

 

「そうね・・・」

 

(今年のセンバツで優勝したから、春夏連覇を期待されてる。その分、選手のプレッシャーも相当だと思うわね・・・)

 

その時、マネージャーである相田はそう思いながら練習を見ており

 

(特に安達君は、かなりのプレッシャーだと思うわね・・・)

 

特にブルペンで少し投げている純を心配そうに見ていた。

そして、翌日の初戦の相手が決まり、初戦は純は投げなかったが3番センターとして出場し、初回に先制2ランを放ち、その勢いで旭高校は得点を積み重ね、最終的に21-0での5回コールドで初戦を突破した。

続く3回戦も打線は好調で、18得点を取って快勝した。

その翌日。

 

風太郎「またコールド勝ちだな。」

 

純「まだまだ先があるんだがな。」

 

一花「それでも凄いよ。あんなに点が取れるなんてね。」

 

一花「お姉さん、見てて凄いと思ったよ。」

 

五月「本当ですね。切れ目が無いとはまさにこの事です。」

 

二乃「純君はいつ投げるの?」

 

純「一応予定だと、次の4回戦で投げる予定だが。」

 

二乃「ホント!?」

 

四葉「二乃は本当に気にしてたからね。」

 

三玖「頑張ってね、ジュン。」

 

純「ああ。」

 

そんなやり取りをし、午後の練習。

 

フリーバッティングでは、それぞれ力強い打球を飛ばしていた。

 

「おおー、凄い・・・」

 

「見てて気持ちが良いですね・・・」

 

「やはり2試合連続で大量得点しただけのことはある。」

 

「相手にとっても脅威でしょうな。」

 

「まっ・・・、今日のお目当ては、安達君だからな。ブルペンに行くか。」

 

その言葉に、他の記者も続いてブルペンに向かった。

そして、ブルペンに向かうと

 

純「座って。」

 

「おう!」

 

純がちょうど投げようとしており、記者達は一斉にカメラを構えた。

そして、惇は足を上げ、上から叩きつけるようなフォームから強烈な縦のスピン量を誇る真っ直ぐを投げた。

 

ズバアアンッ!!

 

「ナイスボール!」

 

「「「おぉ・・・!」」」

 

これには、記者から声が上がり

 

「良いボールだ。」

 

「相変わらず惚れ惚れする綺麗な縦回転の真っ直ぐだな。」

 

「むしろ更に凄みが増した気がするな。」

 

それぞれ純のボールを見て称賛の声をあげた。

そして、その日の練習を終えた後

 

西辺「安達。明日は調整の為、1イニング投げて貰うぞ。」

 

純「はい!」

 

西辺「明日も30度を超えるようだから、自主練は程々に。睡眠もしっかり取るように。解散!」

 

「「「したぁ!!!」」」

 

翌日。土曜日であるこの日の球場は、多くの野球ファンが集まった。

 

四葉「今日も暑いね〜!」

 

一花「そうだね〜!」

 

風太郎「今日も30度超えらしいしな。マジ水分補給はしっかりしないとな。」

 

五月「そうですね。」

 

三玖「ジュン、どこだろう?」

 

二乃「見つからないわね・・・」

 

風太郎達も、純の試合を見に来ていた。

二乃と三玖は、純を探しており

 

風太郎「あそこにいるぞ。」

 

風太郎が見つけ、純がいるところに指を差すと

 

三玖「ホントだ・・・」

 

純がいた。

 

二乃「半袖姿なんて久し振りだわ。」

 

風太郎「初めて見た秋の大会は10月頭だったし、まだあの時は少し暑かったしな。」

 

三玖「どこで投げるんだろう?」

 

風太郎「さあな。投げる予定だと言ってたから、どこかで投げるだろう。」

 

四葉「始まるよ。」

 

そして、試合が始まった。

初回に純のタイムリーで先制し、この試合は着実に得点を積み重ねていき、6回で9-1とリードしていた。

そして

 

『旭高校、選手の交代をお知らせします。9番〇〇君がベンチに下がり、センターの安達君がマウンドに、3番ピッチャー安達君。センターには、背番号8番〇〇君。』

 

純がマウンドに上がりその瞬間、球場がどっと湧き上がった。

 

四葉「こ、この感じ、久しぶりだね。」

 

五月「そ、そうですね。」

 

この光景に、二人は久しぶりのため戸惑い

 

二乃「純君だ!」

 

三玖「うん!」

 

二乃と三玖は、興奮していた。

 

一花「少し楽しみだね。」

 

風太郎「まぁ、そうだな。」

 

そんな中、純は投球練習を終え、股割りストレッチを行ってセットポジションに構えた。

その初球

 

ズバアアンッ!!

 

純は真っ直ぐを投げ、最後も真っ直ぐで空振り三振に打ち取った。

その次のバッターも真っ直ぐで打ち取り、そして

 

ズバアアンッ!!

 

最後のバッターを空振り三振に打ち取った。

その時

 

「おい、151キロだぞ!!」

 

「マジで!!自己最速じゃん!!」

 

他校の偵察隊が、純の真っ直ぐに驚きの声を上げた。

 

風太郎「スゲェ・・・自己最速かよ。」

 

一花「あはは・・・相変わらず凄いね、ジュン君は。」

 

四葉「ホントだね・・・」

 

風太郎と一花、そして四葉に至っては苦笑いを浮かべ

 

五月「・・・」

 

五月は、唯々絶句していた。

 

二・三「「凄い、純君/ジュンは!!」」

 

この二人は終始興奮していた。

そして、試合が終わり風太郎達は球場を出ると

 

風太郎「純だ。」

 

純が、記者に囲まれてインタビューを受けていた。

 

「初回の先制タイムリー二塁打ですが、打った瞬間の手応えはどうでしたか?」

 

純「はい。良い感じでした。」

 

「ここまで打率6割、本塁打1本と好調ですね。」

 

純「そうですね。今のところバットも振れてますし、良い状態だと思います。」

 

「今日が今大会初登板でしたね。」

 

純「はい。監督からも、昨日のミーティングで『投げるぞ』と言われていたので。」

 

「今日の真っ直ぐですが、自己最速の151キロが出たらしいですよ。」

 

純「そうでしたか。個人的には嬉しいですけど、球速よりも勝つ事を第一に考えているので、あまり気にしなかったです。」

 

「次は5回戦です。」

 

純「そうですね。目の前の試合を1戦1戦大事に戦って、勝っていきたいです。」

 

「次の試合も、頑張って下さい。」

 

純「はい、ありがとうございます。」

 

その様子を見て

 

五月「な、慣れてますね。」

 

風太郎「それ以前からずっとインタビューはされてたからな。」

 

一花「場慣れしてるね。」

 

四葉「凄いねぇ。」

 

二乃(ヤバい・・・インタビュー受けてる姿良すぎ・・・!)

 

三玖「二乃・・・」

 

三玖(ジュン・・・頑張れ!)

 

それぞれ色んな思いで見ていたのであった。




投稿出来ました。

もう、強引に纏めた感じですね。

文才が欲しいです(泣)

それでは、また。
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