純「マルオさん!母は?」
純は、マルオに尋ねた。
マルオ「・・・大丈夫だ。無事、峠を越したよ。」
マルオは、ほんの少し表情を緩めながら、手術は無事成功した事を言った。
これに
純「・・・はい。」
純はホッとしたのか、力が抜けしゃがみ込むと
純「・・・かった。良かった・・・マジで・・・良かった・・・」
そう、繰り返すように呟いた。
すると
理恵「・・・純。」
純「母さん!」
理恵「ごめんね。大事な時期に母さん、倒れちゃって。」
理恵「後、甲子園出場おめでとう。だけど、今日の晩ご飯、ご馳走作るつもりだったんだけど、どうしよっか?」
母の理恵が、甲子園出場決めた事へのお祝いの言葉と、倒れてしまい、夕飯を作れない事に謝罪の言葉を述べた。
これには
純「・・・馬鹿。何言ってんだよ。」
純は、少し涙を浮かべながら返したのだった。
その様子を、風太郎達は優しく見つめていたのだった。
その後、皆で談笑したりすると時間が過ぎ
風太郎「さて、帰るか。」
勇也「そうだな。良い時間だし。」
一花「私たちも帰りましょ。」
二乃「そうね。」
五月「もう遅いですしね。」
皆家に帰ろうとした。
理恵「心配かけて、本当にごめんなさい。」
勇也「いえいえ。気にしなくて良いっすよ。」
勇也「困った時はお互い様っすよ。」
この謝罪に、勇也はそう答えた。
風太郎「親父が困る時って、金しか思い浮かばんが・・・」
勇也「バカ!んな事言うな!」
勇也に、風太郎はコソッとツッコミを入れた。
勇也「純君、良かったな。」
純「はい、ありがとうございます。」
勇也「それじゃ。お母さんと一緒にな。」
そう言うと、勇也は病室を後にし、一花達も出ようとした。
その際
三玖「・・・」
三玖は、純の様子をジッと見つめていた。
純「どうした、三玖?」
三玖の視線に気付いた純は、三玖に声をかけると
三玖「・・・ううん。何でもない。」
そう言い、純に近付き
三玖「・・・」
何かを囁いて
四葉「三玖、行くよ〜。」
三玖「うん。」
四葉の声かけに反応し、出て行ったのだった。
理恵「本当に皆、顔そっくりなんだね。」
五つ子を見て、理恵は正直に言った。
純「まぁ、五つ子だしな。性格は全くちげーけどな。」
理恵「去年ウチに来た子はどの子だったかしら?」
純「二乃の事?蝶の髪飾りを付けてて姫カットの子だ。」
理恵「あぁ、あの子ね。でも確か、もう少し髪が長かったような・・・」
純「まぁ、色々あってな。」
理恵「そう。それよりあなた、あの子の事好きなの?」
純「はぁ?」
理恵「今あなたの耳元に話しかけた子よ。ヘッドホン付けてた。」
純「・・・さぁ、どうだかな。」
理恵の問いに、純はわざと惚けた。
理恵「・・・そう。でも、後悔しない選択をしなさい。」
純の態度に、理恵はそう答えた。
純「・・・わーってるよ。」
純は、母の言葉に何かを感じながら返事した。
その時、純は先程三玖に言われた事を思い出した。
回想
三玖『本当に良かったね、ジュン。』
三玖『甲子園、頑張ってね。私、全力で応援するから。』
回想終了
純「・・・」
その言葉を思い出し、純はほんの僅かに優しい笑みを浮かべたのであった。
投稿出来ました。
かなりあっさり終わった感がありますね。
文才が無く、大変申し訳ございません。
難しいですね、本当に・・・。
それでは、また。