甲子園が始まった。純達旭高校は6日目に登場し、2回戦からのスタートなので、それまでに調整をしていた。
純「6日目・・・か。」
「まぁ、あっという間だよ。」
純「まぁ、登板日に合わせて何とか調整してみるよ。」
純「もし悪かったら、そん時は頼むわ。」
この純の言葉に
「ったく、分かったよ。」
(お前がこの時期に不調になる姿なんて想像出来ねーよ。)
(ここ最近、ボールの凄みが更に増してるんだからよ・・・)
純のボールをよく受けていたキャッチャーでもあり、キャプテンでもある者は、苦笑を浮かべつつ内心そう呟いた。
この日の練習を終えた午後、純達は各々好きに時間を過ごしていった。
そして、この日の試合結果を見てる時、純はある選手に注目した。
純「柳山悠人・・・」
それは、今日の試合で5打数3安打2ホーマー1盗塁5打点と大暴れした柳山悠人という選手だった。
彼は、今大会注目のNo. 1スラッガーで、予選では驚異の打率8割1分にホームラン4本と打ちまくっていた。
そして、迎えた初戦でもその打棒を遺憾なく発揮し、打つだけでなく50メートル5秒9の俊足と、遠投120メートルの強肩を生かした守備も見せた。
純(コイツはマジでヤベェな・・・もしこのまま勝ち進んだら必ず当たるはず・・・!)
純(俺らにとっての最大の壁だな・・・)
そんな事を感じながら、柳山のバッティングを見ていたのだった。
その間、順当勝ちもあり、延長戦や番狂わせもありなど色んなドラマを呼び、そして・・・
『大会6日目の第3試合。遂に今大会の大本命である旭高校が登場します!』
『なんと言っても注目はこの人! 1年の夏に鮮烈な甲子園デビューを果たし、2年の夏は後一歩で日本一を逃すも今年のセンバツでは見事な快刀乱麻のピッチングで日本一を果たしました高校No. 1ピッチャーであり、「尾張の怪腕」の異名を持つ旭の、いや高校野球史上トップクラスの最強右腕安達純!』
『この夏は去年の雪辱と春夏連覇の達成を目標に舞い戻ってきました!』
純達旭高校が出てきた。
その後、両校の選手が勢い良くベンチから飛び出し、ホームベースで挨拶を交わし、純達は後攻であるためそれぞれの守備位置に散らばり、純は甲子園のマウンドに立った。
その様子を
三玖「ジュンだ!ジュンだよ!」
二乃「わ、分かってるから三玖!ちょっと落ち着きなさい!」
一花「まあまあ2人とも・・・」
四葉「あはは・・・三玖ったら凄い興奮してるね・・・」
五月「仕方無いでしょう・・・かなり待たされましたし・・・」
四葉「上杉さん、今頃テレビつけて観てるかなぁ・・・?」
五月「恐らく観てると思いますが・・・」
一花「絶対観てると思うよ。フータロー君、ああ見えて意外と友達想いだしね。」
そう話している中、純がいつものルーティンである股割りストレッチを終了させ、セットポジションに構える。
そして、プレーのサインがかかった注目の初球
ズバアアンッ!
「「「おおおーっ!!」」」
初球は真っ直ぐでストライクを取った。
『これです!この真っ直ぐです!この伸び上がる真っ直ぐに超満員のスタンドはどよめきます!』
そして、2球目はスローカーブで追い込み
ズバアアンッ!
『三振ー!最後は148㎞の真っ直ぐで三球三振に打ち取りました!』
あっさり三振に打ち取った。
2番をキャッチャーフライ、3番を147㎞真っ直ぐで空振り三振に打ち取り、最高のスタートを切った。
五つ子達
二乃「凄い凄い!!」
三玖「うん!!ジュン、カッコいい!」
四葉「凄いね、五月!」
五月「ええ!まさに最高のスタートです!」
一花「そうだね!」
上杉家
勇也「おお!流石純君だな!」
風太郎「ああ!相変わらず夏に強いな!」
らいは「凄いね、純さん!」
五つ子も、風太郎達も皆、甲子園で投げてる純をテレビで観ており、三玖に至っては、1週間近く待たされたからか、その嬉しさは人一倍だった。
その裏、旭の1番が先頭打者アーチを放っていきなり先制をし、その後3回には2点を追加した。
迎えた4回には
ズバアアンッ!
『三振ー!今日最速150㎞が出ました!これで早くも8個目の三振です!』
『1週間近く待たされ、調整を心配する声もありましたが、この怪物は期待を裏切りません!』
『今日は打てる気がしませんねぇ・・・』
この日最速となる150㎞が出た。
次のバッターには詰まらせたのだが、詰まったのが幸いしたのか、内野安打になった。
それだけで
「「「おおおーっ!!!」」」
甲子園球場はどよめきに包まれた。
しかし
ズバアアンッ!
純「シャアアア!」
純は149㎞真っ直ぐであっさり三振に打ち取り、今日初めての雄叫びを上げた。
『初安打を浴びても物ともせず、あっさり後続を断ちました!』
『安達の奪三振ショーはまだ続きます!!』
五つ子
五月「あ、相変わらず凄い雄叫びですね・・・」
四葉「だね・・・」
二乃「けど、素敵な雄叫びだわ・・・!」
三玖「もっと聞きたいな・・・」
一花「まあまあ・・・」
上杉家
風太郎「今日初の雄叫びか・・・」
勇也「この姿がよく似合うな・・・」
らいは「純さん、吼える印象しかないよ・・・」
純の雄叫びに、皆それぞれの思いを語っていた。
その後も追加点が入り、そして・・・
『さあ、勝利まで後1人!安達、投げました!』
ズバアアンッ!
純「シャアアア!!」
『三振ー!!最後は自己最速タイの151キロで空振り三振に打ち取りました!最後の真っ直ぐが一番速かった!!この怪物はまだまだ余力充分です!!』
『2回戦登場となった旭高校、春夏連覇の第一歩は、内野安打2本のみで、無四球の毎回の18奪三振!!しかも、18個中15個が真っ直ぐで三振を取るという圧巻のピッチング!!エース安達純、健在!!』
最後は真っ直ぐで三振に打ち取り、気迫の雄叫びを上げた。
五つ子
五月「勝ちましたね・・・」
四葉「うん・・・なんか、途中から一気にエンジンがかかったね・・・」
一花「そうだね・・・」
二乃「勝ったね、三玖!」
三玖「うん!」
上杉家
らいは「やったー!純さん勝ったよー!」
勇也「そうだな!最後の真っ直ぐなんか1番速かったしな!」
風太郎「つーか、アイツのスタミナはどんだけあるんだよ・・・まだまだ投げれるんじゃねーのか・・・?」
五つ子と上杉家では、純の勝利にまるで自分の事のように喜び、風太郎は、嬉しい反面純のスタミナに呆れ半分だった。
らいは「どうしたの、お兄ちゃん?」
風太郎「アイツも頑張ってんだ。俺も負けてらんねーよ。」
とはいえ、純の活躍に刺激を受けたのか、風太郎はこの日の勉強にさらに熱が入ったのであった。
投稿出来ました。
すみません、上手く試合描写が書けなくて・・・。
本当に難しいです・・・。
因みに柳山悠人の能力ですが
弾道:4
ミート:S
パワー:A
走力:S
肩力:S
守備力:A
捕球:A
特殊能力
・勝負師
・左キラー
・電光石火
・走塁A
・ストライク送球
・芸術的流し打ち
・固め打ち
・粘り打ち
・切込み隊長
・安打製造機
・パワーヒッター
・広角砲
・内野安打
・初球
・魔術師
・高速レーザー
・逆境○
・エースキラー
・プレッシャーラン
・かく乱
・威圧感
・精神的支柱
・選球眼
・積極守備
・積極盗塁
・積極走塁
・夏男
成長タイプ:晩成2
です。
それでは、また。