柳山との勝負を制し、ベスト4進出を果たした純達旭高校野球部。
帰った後に夕飯等を済ませた後
純「・・・」
純はすぐに寝てしまった。
柳山との対決は、どの試合よりもかなり疲弊したのだ。
その為か、この時ちょうど純のスマホから着信があったのだが気付かない程熟睡してしまったのだ。
五つ子達
『おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません。』
二乃「・・・繋がんないや。」
一花「多分、疲れて寝ちゃったのかな。」
二乃「そうね。」
着信相手の正体は、二乃だった。
試合が終わった後、五つ子達は純の様子が知りたくて電話をかけたのだ。
しかし、疲れて電話に出れないのだろうと察したので、電話をやめた。
すると
三玖「あっ・・・」
三玖がスマホで何かを見つけたような声を出した為
四葉「どうしたの、三玖?」
四葉がスマホを覗き込むと
『旭4強!!怪物対怪物対決!勝ったのは安達!』
『安達初被弾も、最後はリベンジ!!』
『柳山涙なし「楽しかった!」』
今日の試合結果とその記事のネットニュースがあった。
四葉「流石に早いね。」
五月「そうですね。」
それを見て、皆いろんな表情を見せたのだった。
翌日。皆朝食を食べて朝のニュースを見ていると、ちょうどスポーツの話をやっていて、昨日の純の試合の話をしていた。
三玖「ジュン、最後のボールは自己最速なんだってね。」
二乃「そういえばそうだったかもね。最後のボール、一番速かった気がするわ。」
五月「暑い中での最後のボールが一番速いって、なんだか相変わらず凄いですね。」
四葉「でも、安達さんがホームラン打たれたの、初めてって聞いたのは驚きだったなぁ。」
一花「でも、上には上がいるって証明したね。」
ニュースを見て、五つ子それぞれ色んな意見が出たのだった。
上杉家
勇也「昨日の試合、ここまで特集されるとはな。」
風太郎「まぁ、お互いNo. 1同士の対戦だったし、盛り上がりも全然違うだろうな。」
らいは「決勝戦で見たかったって人もいたと思うな。」
風太郎「まぁ、こればかりはしょうがないさ。」
勇也「そうだな。」
上杉家でも、昨日の試合で少し盛り上がった。
旭高校硬式野球部宿舎
純「うーっす。」
「おう!よく寝れたか?」
純「ああ、ばっちしな。」
純「って、何読んでんだ?」
この時、純は何読んでるのか尋ねながら見ると、昨日の試合の事が書かれている新聞の一面だった。
「最後のボール、自己最速だってな。」
「言われてみれば、メッチャ速かったわ。」
「それな。」
最後のボールについて、皆一番速かったと言っていた。
純「しっかし、アイツの・・・柳山のバッティングまじでヤバかったわ・・・」
「ああ。スゲー音だったな。」
純「あのコースを綺麗に打たれた事ねーからマジでビビったわ。」
「確かに。」
純を含め、皆昨日の柳山について話していた。
そして、休養日を挟んで次の準決勝。
純は、この日ベンチにて休養となった。
試合は、6回終わって2-2と同点のまま終盤に入った。
そして、7回にはキャプテンの勝ち越しタイムリーをきっかけに打線が爆発して点を積み重ねていき、相手校の粘りもあったが、それらを振り切って7-4と勝利し、3季連続の決勝進出を果たしたのだった。
『試合終了!旭高校、7-4と勝利を収め、昨年から3季連続の決勝進出を果たし、春夏連覇まであと1勝としました!』
『エース安達は最後までベンチでしたが、3人の投手リレーで相手の猛追を振り切りました!』
五つ子達
四葉「安達さん、最後まで投げなかったね。」
五月「ええ。恐らく、決勝に備えての休養だったのでしょうね。」
二乃「ちょっと見たかったわね・・・」
三玖「うん・・・」
すると
一花「ここまできたら、明後日の決勝は最後まで見届けよう。」
一花「たとえどのような結果になろうとも。」
一花は、テレビを見て皆に言った。
上杉家
らいは「純さん、決勝進出したね。」
風太郎「ああ、そうだな。」
らいは「春夏連覇出来ると思う?」
風太郎「それは分からん。けど、俺はアイツを信じるだけだ。」
らいはの言葉に、風太郎はまっすぐな目で言った。
勇也「こうなったら、どんな結果になっても最後まで見届けようぜ。」
勇也「明後日で全てが決まる。」
勇也は、真剣な表情を浮かべながら答えた。
こうして、旭高校は決勝進出を果たし、春夏連覇まで後1勝としたのであった。
投稿出来ました。
準決は、本当は書きたかったのですが、上手く纏められなかったので書きませんでした。
すみません(土下座)
甲子園も、後1つですね。
泣いても笑っても後1つ。両チーム、悔いを残さず頑張れ!!
それでは、また!!