日常でありそうで無さそうな会話を二人がするだけ

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怜「なぁ竜華」竜華「どしたん怜」 3

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「ウチなんかラップできそうな気がするわ」

 

竜華「怜がラップ・・・?」

 

怜「韻踏めばええんやろ?作ってきたし聞いてや」

 

竜華「わかったわ。きかせてーな」

 

怜「よっしゃいくで・・・チャラッチャッチャッチャラ~♪」

 

竜華「自分で言うんかい」

 

怜「此処は田舎ー♪始まる喧嘩ー♪」

 

怜「染まるよ真っ赤ー♪来るぜ担架ー♪」

 

竜華(び、微妙・・・)

 

怜「担架を放火ー♪」

 

竜華「燃やしたらアカンやろ!」

 

怜「家に放火ー♪」

 

竜華「放火はアカンよ!?」

 

怜「おっ、竜華韻踏んでる」

 

竜華「上手い事言ったつもりかもやけど上手くないからな?」

 

 

 

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「コンビニのおにぎりあるやん」

 

竜華「ツナマヨ最強やね」

 

怜「ウチは塩鮭やね。最近はたまごかけ風味が好きやわ」

 

竜華「たまごかけ風味とか邪道やろ・・・」

 

怜「結局のところ旨ければ何でもええねん」

 

怜「まあ、コンビニのおにぎりがあるわけなんやけど」

 

竜華「うん」

 

怜「あの空け方考えた人って天才やと思うねん」

 

竜華「わかるわ。どうやったらあんな発想できるんやろね」

 

怜「キチガイで賞をあげたいわ」

 

竜華「嬉しくないなそれ」

 

 

 

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「今日ALTの先生からお菓子貰ったんやけど」

 

竜華「よかったやん」

 

怜「それがコレなんやけど」

 

竜華「もっとるんかい・・・っていうかコレってハリーポッターに出てくる何とかビーンズに似とるね」

 

竜華「怜食べてないの?」

 

怜「ウチはもう食べた。コレは竜華の分やで」

 

竜華「ホンマ!?嬉しいわぁ・・・じゃあ遠慮なく貰うで」

 

竜華「・・・・・・」

 

怜「どう?」

 

竜華「何これ不味い」

 

怜「なんか外国で売っとるお菓子なんやけど」

 

怜「さっき味を翻訳してみたら『石鹸』と『汚物』やったわ」

 

竜華「何やそれ・・・需要あるんかいな」

 

怜「少なくともALTの先生は買っとるわけやし需要はあるんじゃない?」

 

 

 

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「ドラクエ5ってあるやん」

 

竜華「ウチはビアンカ派やな」

 

怜「ウチはフローラ派や。アイテム貰えるねん」

 

竜華「えー、怜ってば強欲非道やな」

 

怜「非道ちゃうし、ええやん別に」

 

怜「玉の輿やん。憧れるやん」

 

竜華「ウチはスイートメモリーを大切にしていきたいわぁ」

 

怜「まあ、人それぞれ考え方があるっちゅうことで」

 

怜「前にDS版でリメイクしたんやで」

 

竜華「マジで?またやろうかなぁ」

 

怜「そんで、ここからが驚きなんやけど」

 

怜「結婚候補に新しくデボラって子が出たらしいで」

 

竜華「デボラ?可愛い名前やな」

 

竜華「ちょっとググってみよ…うわ、きっつ…」

 

竜華「こんな子嫁に取る人おらんやろ」

 

怜「そうでもないねん」

 

怜「実はこの子凄いんよ」

 

竜華「また玉の輿とか言うんやろ…」

 

怜「それもあるんやけど」

 

竜華「あるんかい」

 

怜「イオナズン使えるらしいで」

 

竜華「…え?」

 

怜「だからイオナズン使えるんや。戦闘楽になるで」

 

竜華「ちょっとウチにはその気持ちわからんなあ」

 

 

 

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「カロリーメイトあるやん」

 

怜「何味が好きなん?ウチはメープルや」

 

竜華「フルーツかなぁ、次にチョコ」

 

怜「チョコも美味しいよなぁ、パサつくけど」

 

竜華「それはメープルも同じやろ・・・」

 

怜「それはともかくとして、ポテト味って食べた事ないんやけど」

 

怜「アレってどうなん」

 

竜華「そのまんまや」

 

怜「そのまんま・・・?」

 

竜華「せや、そのまんま」

 

怜「あとパサつくから?」

 

竜華「それは他のも同じやろ」

 

 

 

怜「なあ竜華」

 

竜華「どしたん怜」

 

怜「なんで竜華はいつもウチに構ってくれるん?」

 

竜華「そりゃあ、怜のことが好きだからに決まっとるからやろ」

 

怜「なんじゃそりゃ」

 

竜華「あれ、気に入らん答えやった?」

 

怜「アホウ・・・十分すぎるわ」

 

怜「ウチも好きやで、竜華」ボソッ

 

竜華「ん?なんか言うた?」

 

怜「・・・いや、なんも言うてへんよ」



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