街が燃える。
そこに本来在るべき喧騒も、静寂すらも消えぬ炎によって焼き尽くされている。特異点F、呪いが染み付いた日本の地方都市。少年少女の旅の始まりの舞台。人はおらず怪物、更には狂乱のサーヴァントが跋扈する醜悪極まるこの地を
冬木という。
そしてその焼け崩れた道のド真ん中、腕を組みながら難しい顔を浮かべ闊歩する女が一人。ウザったく熱を纏った風に、結わえられた金の髪と腰に巻き付けられた赤いボロ布が靡く。ふと彼女は何かに失望したのか、大きな溜息を吐き転がっている小石を蹴りながらぽつりと呟く。
「居ないなぁ、my運命。……なぁんでわざわざ来たのに誰も居ないんだよぉ、召喚された時のセリフとか考えてたのにさぁ……」
「Gaaa?Gaaaaaaaaa!」
その姿がもちろん周囲の怪物達の目に留まらないはずもなく。骨共は視界に女を捉えると奇怪な声を上げながら手に持った武器を構え、女を殺すべく背後から襲いかかる。
「ほっ」
気配を感じた女はくるりと振り返り、地面に散らばっていた瓦礫を軽く蹴る。足から放たれた瓦礫は散弾となって迫り来る怪物共の体を粉砕した。断末魔を上げる間もなく仕留められた的達が粒子となり虚空に消えていく。その光景を見て張本人である本人はというと……。
「……うへぇ、流石に盛り過ぎじゃないか?」
唖然としていた。
その人間離れした圧倒的な力は彼女がサーヴァントであることを示していた。……まぁ相手は一般魔術師でも屠れる低級の怪物ではあるのだが。生前大した力を持っていた訳でもなく、ましてや今回が初めての召喚である。聖杯からの知識を得ているとはいえ彼女が驚愕するのも無理はない。
ただ感傷に浸る暇も無し、瓦礫の散弾が仕留めたのはほんの一部である。怪物共は恐怖といった心を持ち合わせていない、そのため仲間が殺されたのも意にも介さず突撃してくる。
「死んでようやく二度目のモテ期到来ってところかなぁ、哀しみ。いい加減人間からの愛が欲しいよな」
一人で軽口を叩きながら頬の傷痕を掻く彼女の右手には、先程までなかった直剣が握られている。火のように赫い剣身は妖しく輝きながら目の前の有象無象共に向けられる。
「……だからお前らはお呼びじゃねぇってんだよぉ!?」
刹那、怒声と共に英雄の剣が振るわれた。
◇◇◇◇
困った。
これは困った。
実に困った!
差し込んだ光に感極まって召喚に応じてみたはいいものの肝心のマスターがどこにも見当たらない。かれこれ体感でいうと……一時間、いや二時間ほどか?探し回っても全く見つからない、我ながら流石の幸運Eだなぁ。
そこまで考えて一旦足を止め今一度周りを見渡してみる。
やっぱ大火事じゃねぇかこれ。
つまり何だ、あれか、あれなのか。私を呼んだ奴は英霊を消防車か何かかと思ってんのか。火なら頑張れば付けられないこともないけど水とか全く無理、そりゃあ下品な手段使えば多少は出せるけど英雄としてそれは如何なものか。……いやエーテルの肉体じゃ無理なのか?
あっちを見てもこっちを見ても骨、骨、骨。ならそっちを見てみようかと思っても骨、骨、骨。カルシウム帝国かよここは。しかもこっちを見るなり殺意ガンガンで突撃と来た、カルシウム不足かよ、骨なのに。
……それに何よりさっきから私に向けて撃たれてるこれだ。
空中を見上げると今までと同じように何十、何百といった数の矢が此方を射抜かんと飛来している。即座に右手に直剣を顕現させ撃ち落とす為切り払う。……サーヴァント故の芸当だなこれは。生前なら音速の矢なんて一発も迎撃出来ずにお陀仏だったろう。
「ふぅ~……毎度毎度ハラハラすんなぁこれ」
暫く弾き続け漸く勢いが下火になって来たところで放たれた最後の矢を左手で掴む。──てか太っ!?矢が太い!カッコつけたのに握り損ねて風穴空くところだったぞこれ。……剣や……これ矢ちゃう剣や。つまりなんだ羽矢じゃなくて、術式か何かで剣を強化して弓に番えて撃ったと。
………めちゃくちゃカッコイイじゃん。
ほほーん?段々腹が立ってきたぞ。迷子で困り果ててるか弱ーい女の子を弓矢でチクチク芋りながら殺そうとする弓兵の顔、是非とも見てみたいぞ私は。戦法の陰湿さから凡そ醜い事は予想が付くが、心優しい英雄様はちゃんとこの眼で確認してから罵倒してやるのだ。
右目に大きくかかった前髪をかきあげ注視する。さて…どこら辺から飛んで来たんだっけな……ええとあのビルは…違うな………そこの屋上か…外れ…右…外れか…、……見つけた。全く自分の有能さに参ってしまうな。
さてさて肝心の顔だけ、…ど…?
なんだ
なんだあのイケメンは
なんだあの白髪ムキムキ褐色ノースリーブイケメンは?
は?私が人理に呼ばれてアホみたいに剣ブンブン振り回している中、人理の敵がそんな恵まれたルックスで、あんな男の夢が詰まったような弓矢握ってんのか?これはいよいよどっちが悪役か分かんなくなるぞ?
ただ彼奴……何か禍々しいものに身体を汚染されていると見た。成程、これは屠られると不味そうだ。邂逅は近いってのに霊基にヒビいってちゃ格好つかないからな。
………それはもう手遅れだったか。
……うん、…じゃあ同族かな?同族だな。
とと、目が合ったな、ふむ中々良い反応だ褐色の兄貴。
まぁこれ以上邪魔されても面倒だ、何よりまだmy運命……ちょっとキモいか。そう、我がマスターを見つけていないからな、少しだけ牽制しておこう。英雄様は親切だから拾った落し物は返してあげる主義なのさ。距離にして約6km、私もサーヴァントなら十分射程範囲だろう。
ふふん、昔から投擲だけは得意分野だとも。
「むん……っ!」
「なっ!?」
サラバだ褐色兄貴……砂煙で当たったか分からんねこれは。まぁ当たってれば万々歳、当たってなくてもさして問題なし。取り敢えず気持ちを切り替えてと……さぁ!マスター探し再開といこうじゃないか!
無事でいておくれよ?
◇◇◇◇
冬木の大聖杯、かつて魔術師によって作られた洞窟の先。その巨大な空間にて立香、マシュ、オルガマリー三名は守人である騎士王と相対する。あまりに圧倒的な存在感と魔力量を前に思わず息を飲む。
「一つ問わねばならないことがある」
張り詰めた空気の中で黒い甲冑に身を包んだ騎士王が静かに口を開く。
「貴様らはこの地に一体何を喚んだ」
「「は?」」
思わずオルガマリーと立香の声が重なる。両者が同時に呆けた声を出した理由は数時間前に遡る。緊急レイシフトが行われた直後のことである。合流した一行は追加戦力を呼ぶためにこの土地への霊脈へと向かいサーヴァントの召喚を試みた。ただその結果は───、
「……誰も喚んでいない」
召喚は失敗したのだ。手応えこそ確かにあったものの小さく風が巻き上がっただけで肝心の英霊の姿は何処にも見当たらなかった。結局、その時はまだマスターとなって間もない立香の技量不足だろう、ということに落ち着いた。
「惚けるな」
騎士王はその鋭い双眸で立香を睨んだ後、淡々と語り出した。
「……この地は全てが炎に覆われている。人はおろか生物すら何処にも存在しない。そう、全てだ。時間すらもが燃え尽きている。
そうだ、概念すら灰と化した筈だ。ただ貴様らが此処に来たのと同時、悍ましいものを感じた。泥で穢れきったこの身でもハッキリと分かる」
「夜だ」
「この場所では上空を目視できんが間違いなく夜だ」
「決して明けぬことのない之は災厄の類だろう」
そこまで言うと彼女は小さく溜息をつき、黒く堕ちた聖剣を立香達へと向ける。
「もう一度問おう、何を喚んだ」
◇◇◇◇
「マシュ!!」
情けない、護られるだけの自分が余りにも無力で、悔しくて仕方がない。
自分の前には所長が立っていて、更にその前ではマシュが敵と戦っている。どう見てもボロボロの彼女は今にも倒れそうで、それでもその脚を折らずに剣閃を受け止める。満身創痍のマシュとは対極に剣を振るう騎士王は息一つ乱れていない。
助けたい。でも行ったところで彼女の足枷になるのが分かってしまう。
「…ぐっ……!」
重い斬撃が金属音と共に盾ごとマシュを後方へと弾き飛ばす。
その光景に思わず目を逸らしてしまいそうになる。
でも
今の自分にはマシュを信じることしか出来ないから。
自分はマスターで、マシュは自分のサーヴァントだから。
この目を逸らしてはいけないのだ。
「………応えよう、主を護らんとするその境界に」
今までとは比べ物にならない禍々しい魔力が騎士王から吹き荒れる。聖剣が天へと掲げられ、纏われる黒もその激しさを増す。それは呪いであり、かの悪竜ヴォーティガーンの息そのものである。
「
極光が盾を呑み込む。
自分でも馬鹿だとは思うのだ
俺が足手まといだとは分かっていても
それでも駆け出していた
「先輩……!」
マシュの肩を支え、共に盾を握る。目は逸らさない、前を向く。
「信じて───っ!」
あの時みたいに、二人なら何とかなるって思った。
なんの確証もないし、それは多分俺の強がりでしかないけれど。
この身勝手を信じて欲しいと思ったんだ。
俺はマスターだけど
君と一緒に戦いたい
少女の決意が聖剣の光を押し返す。
現れた壁の名を、その宝具の名を、彼女自身すら知らない。けどそれは間違いなくデミサーヴァント、マシュ・キリエライトの願いなのだ。
これは人理の盾、人々の想いを明日へと繋げるためのもの。
「……マシュ!」
「大丈夫です、まだ勝負は……!」
けどもう体力の限界だ、体勢を崩しよろめくマシュの体を支える。ここに来るまでにも魔力を消費していた。加えて、宝具の展開。いつ倒れてもおかしくない状況だった、ここまで耐え切ったことが奇跡だろう。
「ほう…その盾、やはり……」
眉を顰め、盾を睨む騎士王は再び掲げた剣に先程とは比にならない魔力を纏わせる。大聖杯による際限の無い魔力供給、即ち宝具の連射である。……もう確認する必要は無い、彼女は彼の者の王として剣を振るうのだ。
(……もし本当に彼女の言う通り、俺の声に応えてくれた誰かがいるのなら)
(俺と、マシュと)
(戦ってほしい……!!)
ふと、少女が気づく。
「先輩、令呪が……!」
マシュの隣、縦を握る立香のその右手で令呪は輝く。令呪とはマスターであることを示す三画の証である。うち一つはマシュの宝具展開と同時に失われている。
そして新たに一画の令呪が今消えた。
突如として現れた何かが騎士王を彼方へと吹き飛ばした。
「セーフ……!痛っ?!甲冑は脚に響くな~、くそっ」
砂煙の中から脚を摩りながら現れた女性の言葉は、彼女が蹴り飛ばしたことを示していた。突然の出来事に三人とも呆気に取られていると、張本人である彼女は自身の胸を覆う装甲をぽんと叩きながら快活に語り出した。
「プリテンダー!召喚に応じ此処に参上!……っと…そうだな……うん…まずは……お前の名前を教えてくれ」
「藤丸立香」
「……めちゃくちゃカッコイイじゃん」
少年の名前を聞くと彼女は目を細め笑った。
「ちょ、ちょっと待ちなさい!プリテンダーなんてクラス聞いたこともないわよ。それに貴女本当にこいつのサーヴァントなの?」
「当ったり前じゃーん!だから私はすっ飛んで来たんだろ?」
「うん、俺もそう思う」
女性は自分の右手の甲をトントンと指差しながら立香を見る。右手にあった令呪は残り一画となっており、立香も彼女との間にパスが通っているのを感じていた。
「……まぁいいわ、じゃあ真名を教えなさい」
「教えて下さい、な?まぁ素直に教えてやるのもやぶさかでは無い。だがしかし!折角ならマスターの口から聞かせてやれよ!さぁ、我が名に恐れ慄け!言ってやれ立香!」
「ごめん分かんない」
「……マジ?」
「マジ」「マジです」「マジよ」
「しゃあないか……うし、立香ちょっとこっち来い」
手招きする彼女へと近づくと立香の耳に手を当てこそこそと己の真名を明かした。二人の背丈が近いが故、スムーズに行われた密談をマシュとオルガマリーは聞き取ることが出来なかった。名を聞いた彼は驚いて目を開く。
「……マジ?」
「マジだよ、っと来なすったな?
まぁ流石にあれだけじゃ負けてくれねぇか……」
◇◇◇◇
立ち上がった騎士王と再び相見える。然しダメージは軽いものではないはずだ。
「時間も無さそうだし早口で失礼する!」
彼女はおどけた様に言うと、宝石のように青い瞳で眼前の敵を鋭く見据える。翳された右手は光を纏い炎のような直剣が握られる。顕現した剣を宙へと放ったかと思うと、短く息を吸って言葉を紡ぎ始めた。
「我等は人理の夜明けを齎す英雄、聖剣よ今再び輝かん」
「卑王鉄槌、光を呑め……!」
左手を前方へと構え、落下する剣を右の逆手で掴み、後ろへと弓を絞るように大きく引く。剣を中心として膨大な魔力が吹き荒れる。狙いは外さない、因果を彼女へと確定させる。それに相対する騎士王もまた、迎え撃つため魔力を装填する。
マスターからの魔力供給により、サーヴァントであるアテーノの全身を燃やすような魔力が駆け巡る。宝具射出準備完了、全ての工程が整った。
「
「災厄を断て、
迫り来る極光に向けて彼女は剣を射出する。神秘を纏ったそれは人類史に埋もれた鍛冶師が打った、対邪神の神造兵装である。放たれた剣は使用者の神性と魔力を乗せ螺旋の奔流となる。
(……この旅路でお前は多くの人と出会って、多くのものを見て大切なものを見つけるんだろう。そして何時か世界を
神造兵装が激突する。片や星が生んだ聖剣、片や神殺しの剣である。その極光の境界から周囲へと大きく衝撃波が拡がる。マシュは二人を護るため再び盾を構える。
何秒くらい経ったか、やがて拮抗していた力は均衡を崩し赫い螺旋が黒き奔流を裂き貫いて進む。
(だけど、だけどさ。それは普通の人間が背負っていい事じゃない。運命は擦り切れていく。何時かお前は日常に戻れなくなってしまう)
アテーノの宝具が騎士王を穿った。
(……願わくば、私とかけ離れた結末を)
◇◇◇◇
役目を終えた剣が霧散する。やっぱりこれが私の手元にあるのは落ち着かない。
何とか倒せた。ふぅ、それにしても英霊になって初めての戦闘が騎士王とか幸運Eは伊達じゃないってことですかい。緊張で脚がっくがくのぶっるぶるで退去しちゃいそうだったけど、立香達には英雄っぽく振る舞えていただろうから良しとしよう。
「よぉ、見事だったぜアンタ」
「いや誰ー……」
男の声がして振り返れば全体的に青い長髪の男が立っていた。手に握った杖を見るにキャスターだろうか。……弓兵といい、この魔術師といいイケメンが多いな私の美的センスが狂わされてしまいそうだ。
「それはこっちのセリフだぜ、……その腹ん中に何飼ってやがる」
キャスターと思われる男が私の腹へと杖を向ける。
……何か嫌な予感がすると思ったら、そうか、この男から神性を感じる。ギリシャに連なるものではなさそうだが、こうもハッキリ認識されているとなるとかなり高ランクのものだろう。
「セクハラで訴えるぜーオッサン」
「……まぁ、答える気が無いなら別に構わねぇさ。お前さん自身から害を感じるワケでもねぇしな」
「てか見てたなら加勢してくれよ、必死だったんだぞ」
「馬鹿言え、余裕だったじゃねぇか」
軽口を交わしていると立香とそのサーヴァントが此方へと駆け寄ってくる。…確か立香はマシュと呼んでいたか。彼女も、うん。もれなく可愛いな!大人しそうな外見だが中々にムッツリな装甲だ、眼福。
「ア、アテーノさん?どうされましたか?私に何か付いてますか?」
「いやいやすまん!あんまりにも可愛いからさぁ!」
「……アテーノとキャスターって似てるね、あとうちの後輩セクハラNGだからね」
「「似てねぇよ!」」
そうこうしている内にキャスターの身体が足元から金色の粒子に包まれていく。なるほど、役目を終えた現地の英霊はこうして座へと還っていくのか。また一つ賢くなってしまった。
「坊主、お嬢ちゃん後は任せた。次があるんならそん時はランサーとして喚んでくれや!」
「キャスター……」
「はぐれサーヴァントって奴は儚いねぇ……、でも私は!正式に立香に喚ばれたサーヴァントだからなぁ!さぁ!行こうぜ立香にマシュ!」
ふっ、そうだとも。私はそこのセクハライケメンキャスターとは違って立香から直接喚ばれて、マシュの盾を通じて喚ばれた正式な彼の英霊だ。少々面倒くさいがきちんとこの特異点のエンディングを見届けてから二人と一緒に帰還してやろう。
「……あー、お前さんちょっくら自分の足元見てみろ」
「足元?何で……消えかけとるやんけぇ!?」
下を見れば既に脚が消えていて金色の粒子が絶え間なく上っている。はーーーーー?折角喚ばれたんですけどー!?まずいまずい、漸く見つけたってのにこのままではこれでお別れになってしまう!
「ガッハッハ!あばよ、先に座で待ってるぜ大英雄様ー!」
「お前ー!!!!」
あの野郎言いたいことだけ言って消えやがった!ともかく早急に何とかしなければ…!そうだ!慌てて立香にそれを投げ渡す。
「立香!これ!」
「わっとと…!!これは?」
「ナイスキャッチ!私の髪留めだ、少量だけど魔力が込めてあるから一日はそのままのはず、多分!それを触媒にして喚んでくれ!!絶対だぞ!ネタ振りじゃねぇからなぁぁ!」
「任せてー!」
「……こう上手く言葉に出来ませんが、とてもフレンドリーな方でしたね」
「全く威厳を感じなかったわね」
「所長言っちゃうんですね……」
◇◇◇◇
「やだ、やめて、いやいやいやいやいやいやいやいや……!だってまだ何もしていない!生まれてからずっと、ただの一度も、誰にも認めてもらえなかったのに───!」
カルデアスに少女の肉体が溶ける。
その叫びは意味となる。
楔になる。理由になる。呪いになる。誓いになる。
始まりの舞台、これにてお終い。