今回のコナンは129話、結婚前夜の密室事件です。
『大阪からオメーに会わせたい奴が今東京に来てんだ。今暇なら毛利探偵事務所に来てくれねーか?』
自宅でのんびりしていると工藤からメールが来た。特に用がある訳でもないし行ってみるか。
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自宅から毛利探偵事務所までは意外と遠い。というより、ウチの周りには鉄道駅もなければバス停もないのだ。そして現在バイクは修理中。タクシーを使うのも財布の気持ちに立って考えるとなんか嫌なので徒歩で向かうことにした。
「だいぶ車も増えてきたな。」
歩く度に都会に近づき、車が増えていく光景に相変わらず頬が緩む。俺はお前達よりももっと手前からこの道を進んでいるんだぞ!と訳も分からない高揚感を覚えてしまう。
「は?」
ところで皆さんは街を歩いている時、車のガラスで自分の姿を確認した事はないだろうか。お店の扉でも何にせよ。渋滞して止まっている車のうち、俺が何気なく窓ガラスを見ると...
「俺は見てないぞ...」
何を血迷ったのか街中で着替えていた毛利と目が合ってしまった。
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「...見た?」
「すぐに忘れました。」
彼女達を乗せていた車はあれからすぐに脇道に逸れてから毛利ともう一人、リボンをした女の子が下りてきて今に至る。
「まあ...村城君が悪い訳でもないもんね...。なんかごめんね。」
「いや、気にするな。お互い忘れよう。」
少し気まずい空気が辺りを支配する。
「そういえば村城君は何してるの?」
「ああ。コナン君に大阪から来た紹介したい人がいるからって言われたから今毛利探偵事務所に向かってるとこだったんだ。」
「大阪って、それ平次の事なんとちゃうん?平次、工藤君と同じくらい今日村城に会えるってうるさかったし。」
リボンをつけた女の子が会話に参加する。
「ああごめんな?私、遠山和葉。多分コナン君が言っとった紹介したい人って私の連れやねん。私たちも丁度今から探偵事務所行くんやから修斗君も乗ったら?」
「そうか遠山。毛利も構わないか?」
行き先が同じならばありがたい。同乗者の毛利にも一応の確認を取ると遠山の顔が若干歪む。
「あー、私あんま苗字で呼ばれんけちょっとむずがしかったねん。和葉でええよ修斗君。」
「そうか。それじゃあよろしくな、和葉。」
するとその様子を見ていた毛利は不満気に続ける。
「そういえばいっつも村城君って苗字で呼ぶよね?なんかちょっと距離感感じてたんだよね。和葉ちゃんより私たちの方が長いんだからさ、私も蘭でいいよ修斗君。新一もそういえば言ってたなぁ。」
「分かったよ蘭。工藤には今度会った時にでも言っとくよ。」
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「ごめんお待たせコナン君。
俺のその言葉にコナンは眉をピクっとさせ俺の腕を引き、みんなから離れたところまで連れてきてから小声で話す。
「おいテメー、今蘭って...」
あーなるほどそういう事か。
「ああ、苗字呼びされたら距離感じるって言ってたからな。それよりもお前もそんな事考えてたとはな
自分はまだ苗字呼びなのに蘭が名前で呼ばれていて嫉妬するなんて可愛い奴め。
「ところで俺に会わせたい人ってそこの色黒君だろ?」
「そうや。俺は服部平次。あんたが工藤よりも早う事件を解決したっちゅう村城だろ?でもな、俺は西の高校生探偵や!工藤を倒しても俺を倒さんさかい、日本一の探偵とは認めへんで!」
「...別に俺は探偵じゃないけど...。」
「その辺にしておけ服部。あと修斗、蘭達が来ちまったからここでは話せねーぞ。まさかオメーが蘭達と一緒に来るとは思わなかったからな。今からちょっと出かけるみてーだからオメーも着いて来てくれ。」
まあ組織関連の話を蘭たちの耳に入れる事はできないからな。仕方ない。
「分かった。着いてくよ。」
修斗が二人と会った時は毛利の着替え後なのでちょっと時間的に無理はあるかもしれませんが、蘭と和葉は和解後です。初期の和葉は書きたくない...。ていうかあの時車を運転してたのは誰なんや...
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