ハイスクールD×Dの世界に転生したので、俺もハーレムを目指そうと思う 作:うぉっ、でっか…
僕が確認した時点では二票しか差が無かったんですよね。
そんな僅差の状態で、まだリアスが誰かに好意を持つシーンを書く前なのに決定してしまうべきではないと思いましたので、投票はもう少し続行します。
ただ、次回の投稿を行う前に僕が確認した時点で票数が一でも上回っていた場合、ソレを選ぶことにします。
イッセーのヒロインにすべきだと思う人も、輪廻のハーレムに加えるべきだという人も、次話投稿時点での結果を受け入れてください。
一応言っておきますが、アンケートの結果が気に入らなくても、僕に対して不平不満を言うのは辞めてください。
僕からは何も言えませんし、反応に困り、モチベーションを失うだけです。
ついに迎えたレーティングゲーム当日。
負けるつもりは無い。
けど、やっぱり緊張はする。
相手はエセホストの種まき焼き鳥野郎だが、それでも実力は本物。
不死という最大の防御と、炎による最大の攻撃。
その二つを操るライザーは、なんと今までの試合で殆ど負け無し。しかも負けたのは相手に配慮しての出来レースで、実質負けなしとのことだ。
いくら輪廻に鍛えてもらって強くなったとは言え、油断はできねぇ。
勿論俺以外のみんなもそうだ。
普段からおっとりしている朱乃さんも、ピリピリしている。
何と言ってもこの試合、部長のお兄様である魔王様が見ているらしいのだ。
後、輪廻も見てる。
元々負けられない戦いだけど、負けられない理由がまた増えたな。
俺達が今いる場所は、いつもの部室……に、よく似たゲームの会場。
なんと、今回のレーティングゲームの会場は駒王学園のレプリカ(実寸大)なのだ。
悪魔の技術力ってすげー。
「作戦を話すわ。みんな一度集まってちょうだい」
部長に呼ばれ、各々がしていた事を止めて部長のすぐそばに集まる。
そして話された内容は、俺達の殆どを驚かせるような物だった。
「あ、アーシアを最前線に出す!?ほ、本気ですか部長!」
「えぇ。そしてコレは彼女の願いでもあるの。勿論、彼女に戦う力があるという事はわかってるからこそ許可を出したのよ」
「そ、そうなのか?」
「はい。大丈夫ですよ、イッセーさん。実は悪魔になって以来、ずっと黒歌さんに鍛えてもらってたので!」
ふんす、と意気込むアーシアに、恐れなどは見られない。
今まで争いごとの類を嫌っていたと思っていたけど、案外そうでもないようだ。
…でも、どうしてそんな前から鍛えてたんだ?
気になったので尋ねてみると、アーシアはこんな話をしてきた。
「これは、私が悪魔になった理由でもあるんですけど……あの日、輪廻さんに助けられた時に、思ったんです。弱いままは嫌だって。守られるのは嬉しいけど、それだけじゃきっとあの人の隣には立てないだろうって」
「……アーシア先輩は、あの日よりも前から先輩の事が?」
「はい。いつから、と聞かれたら良くわからないですけど……その、私の友達になってくれて、しかも殆ど毎日会いにきてくれて、自然と。でもその時は輪廻さんがとっても強い人だって知らなかったし、私もまだそういう…争いごとに対しては忌避感があったんです。けどそれが、あの日を境に『強くなって、あの人の隣に立ってていても胸を張れるようになりたい』って思いに変わって……だから、この戦いで私が強くなったんだって事、輪廻さんに見てもらいたいんです」
真っ直ぐな瞳で語るアーシアからは、とても強い意志を感じた。
多分、俺達が何と言っても前線に行くことは変えないだろう。
……ま、部長も太鼓判押してるし、黒歌さんに鍛えてもらったらしいからな。
きっと大丈夫だろう。仲間の俺が信じてやらないでどーするよ。
「勿論。私にいつも良くしてくれている部長さんの為に戦いたいって気持ちもありますしね!私、頑張りますよ!」
「あらあら、頼もしいですわね。私もリアスの『女王』として、負けてられませんわ」
「もう、仲間同士で張り合いすぎないでよね?―――それで、アーシアが前線に出る代わり、イッセーには私の傍に居て欲しいの。『王』を守る最後の壁としてね」
「え!?そ、それじゃあライザーを殴りにいけないんじゃ」
「いいえ。違うわ。知っての通り、この戦いは私が縁談をなかった事にするための戦い。勝つなら、私はただ安全な場所で待っているだけじゃダメなの。止めを刺さずとも、戦場に立つ必要はあるわ」
「だから、部長自らライザーを討ちに行く、と?」
「えぇ。けど勿論、私の力だけでライザーを倒せるなんて思ってないわ」
「だからこそイッセー君を傍に置いて温存させて、終盤に攻め込みに行く…と?」
木場の言葉に、部長が頷く。
なるほど。この戦いはただ勝てばいいわけじゃなくって、多少危険ではあっても部長が前に出る必要があるわけだ。
そしたら俺は部長の傍に居て、万が一敵が攻めてきても守り抜き、こっちから攻める時はグレモリー眷属最強の矛として、その力をライザーにぶつけてやると。
「改めて全体の動きをまとめると、祐斗と小猫は森に隠れながら校庭へ向かい、アーシアが体育館から校庭を目指す。ちょうど私達の本陣と相手の本陣の中間となる場所よ。必ずそこにライザーの眷属が集まるはず。祐斗と小猫はアーシアと合流するまでの間、相手に発見されない限りはなるべく行動を起こさないで。発見されたり、一人だけで居て、不意をつけそうなら話は別だけど」
「「了解」」
「アーシアは、多分この中で一番敵と遭遇するはず。体育館も、向こうが押さえておきたい地点のはずだしね。――いけるかしら?」
「はい。必ず、勝ちます」
「よろしい。そして朱乃。貴方には上空で待機してもらうわ。アーシアが出てきたら、まず体育館を爆撃して破壊しなさい」
「うふふ、わかったわ」
「え、いや体育館壊しちゃっていいんっすか!?あそこはこの戦いで重要な場所なんじゃ…」
「だからこそ、よ。体育館が重要なのは相手も同じ。だからいっそ、壊す方が良いの。多分、相手も戦力の多くを体育館に連れて来るでしょうしね。最悪アーシア一人で捌ききれなくなったら、朱乃が体育館を破壊するついでにまとめてリタイアさせられるし」
皆にテキパキと指示を出し、俺の質問にもわかりやすく答えてくれる部長は、とても初心者とは思えない貫禄があった。
これならきっと勝てる。そう思わせる何かがあった。
――っしゃぁ!!俺もなんかテンション上がって来た!この戦い、絶対勝ってやるからな!
「眷属をある程度削った所で、私とイッセーがライザーのいるであろう本拠地に移動するわ。体育館を破壊した後、朱乃にはその護衛を頼むわね」
「わかったわ。…でも、体育館を破壊した後、貴方の護衛をする前は何をしていれば?」
「そうね…一度アーシアの移動中の援護を頼むわ。でも多分、それよりも自分の身を守る方に注力する事になると思うけど」
「体育館を破壊して、居場所がバレるから、かしら?」
「そうよ。そして、相手にも貴方のように空中での魔法戦を得意とする女がいる」
「…『
なんだか仰々しい二つ名の人だな……誰の事だろう。
いや、クイーンって言ってるんだから、ライザーの『女王』か。
部長の『女王』である朱乃さんも、『雷の巫女』なんて二つ名で呼ばれてるくらいだし。
というか悪魔の業界では、レーティングゲーム等で目立った活躍をする凄い人には二つ名がつくらしい。
俺もいつか、二つ名で呼ばれてみたいな。
……っと、今は目の前の相手に集中。
ユーベルーナって人は、二つ名から察するに爆弾を使うのか?
いやただの爆弾じゃないか。恐らくは魔法……朱乃さんの雷みたいな威力の爆発が来るわけか。
いつぞやはぐれ悪魔を楽しそうに甚振っていた朱乃さんの姿を思い出し、ちょっと身震い。
「きっと、彼女がすぐに攻めてくる事でしょうね。もしかしたらあちらも
「後手に回るわけにもいかず、されど隙を見せて元々の目的を逃すわけにもいかない……あらあら、大変ね」
「そう言う割に、大分余裕そうじゃない」
「ふふっ、一緒に鍛えたんだから、わかってるでしょう?私も今までより、もっと強くなったんだから」
「期待してるわよ、私の『
「吉報を楽しみにしていて?私の『
お、おぉっ!なんだか今のやり取りかっけー!
二人の間にある信頼っていうか絆っていうかが、凄く伝わってくる!
『開始まで、後五分』
「…そろそろね。祐斗、小猫。一応、森にトラップを仕掛けてきてちょうだい」
「五分前なのに、良いんですか?行かせちゃって」
「レーティングゲームって、開幕十五分はトラップを仕掛けたりする時間なのが一般的だからね。寧ろ早いくらいさ」
「…それに距離もありますし。行ってきます」
俺の疑問に、部室から出ていこうとしている木場が答えてくれた。
小猫ちゃんの補足説明もあって、ちゃんと理解できたぜ。
……じゃ、俺はいつも通りストレッチと、精神統一でもしますかね。
心を落ち着かせるって、今までなんのこっちゃと思ってたけど、案外やってみるとそのすごさがわかる。
輪廻のいう事って、なんでああも正しくって為になる事ばっかなんだろうな。
なんだか、おばあちゃんの知恵袋みたいだ。今まで生きてきて、自分が確かめて、そうして得ていった知識みたいな。
そんな事を考えながら体をほぐす俺の耳に試合開始の合図が聞えたのは、アナウンスから丁度五分後の事だった。
※―――
部長とライザーのレーティングゲーム当日。
人間である俺はいくら友人であっても呼ばれる事はないだろう…と思っていたのだが、なぜか見る事を許可された。
しかも呼ばれた部屋ではなんだか豪華なソファに座る事を許され、近くのテーブルには高級そうなドリンクに食事まで置いてある。
……きっとこれは、
「…あの、グレイフィアさん。一応お聞きしたいのですが、俺のこの待遇は一体どういう理由で?」
「申し訳ございませんが、私にも良くわかりません。ただ、サーゼクス様が貴方をこのように迎え入れろと」
「……やっぱりかー…」
小声で呻くようにして言葉を発する。
そうだ。こういう事をするのは、そしてできるのは、サーゼクスだけだ。
頭を抱えたくなるような気分になったその時、突然部屋のドアが開いて、一人の男が入って来た。
部長のような紅の髪に、整った顔。
全身からあふれ出す強者のオーラは、並大抵の存在であればそこに立つだけで跪かせそうだ。
「さ、サーゼクス様!?なぜこちらに!?」
「んん?言ってなかったかい?これを用意させたのは、私が彼と一緒に試合を見るつもりだからだと」
今までの鉄面皮は何処へやら、サーゼクスの登場にとても動揺するグレイフィアさん。
やれやれ。何をやってるんだこの魔王は。
呆れて物も言えない俺に「やぁ」と手を振る魔王サマ。
その姿にグレイフィアさんはより一層動揺していく。
そりゃ自分の旦那でもある魔王様が、ただの人間相手にこんなフレンドリーな姿を見せてたら驚かない方がおかしい。
一気に居心地悪くなっちまったじゃねぇかよ。
「それと、すまないが私と彼を二人にしてもらえないかい?」
「…し、しかし……」
「頼むよ。――彼には、聞かなきゃいけない事があるしね」
「っ。それは……かしこまりました。それでは、失礼いたします」
意味深げな表情と共に発された言葉に、グレイフィアさんは何を勘ぐったのか途端にシリアスな顔を見せ、そのまま去って行った。
大方、明らか隠し事しているだろう俺に魔王様が直々に話を聞こうとしている…とでも思ったんだろう。
しかし悲しいかな。きっとアイツの発言は、ただの嘘だ。
まぁその嘘のおかげで俺も助かるし、構わないのだが。
グレイフィアさんが去り、若干シリアス風味を漂わせていた表情を再び親しみやすさ溢れるフレンドリーな物へ変え、サーゼクスはこちらを見る。
そして嬉しそうに破顔しつつ、こう挨拶してきた。
「やっ、
「……変わらねぇな、
※―――
サーゼクスと俺が知り合ったのは、約数千年前の事。
まだ幼いサーゼクスが、貴族という存在に恨みを持つ連中から命を狙われた所を、時間遡行を繰り返して強者相手に通り魔的に喧嘩を吹っ掛けていた最中の俺に救われたのが始まりだった。
当時は今でいう旧魔王が実権を握っており、まだ三大勢力の戦争もそこまで激化しておらず、神も存命だった頃だ。
当時の貴族の態度は今の貴族よりももっと横暴で、下の存在が革命を起こすこともまぁ、少なくはなかった。
何せ悪魔の世界は数ではなく質が勝敗を分ける。
ただ一人の一騎当千のカリスマがいれば、大抵の争いには勝ててしまう世界なのだ。
ソイツが立ち上がってしまえば、反乱、革命の類はいくらでも起こる。
だからこそ当時のバトルジャンキーな俺にボス含めた一団が目をつけられて、物のついでに攫ったはずのサーゼクスを奪還されてしまったわけだけども。
それでその時の俺の戦い方(力にモノを言わせて蹂躙するやり方)に感銘を受けただか何だか言ってサーゼクスが俺に教えを乞うようになって、ただの人間と魔王という立場の差がありながら仲のいい兄弟みたいな関係になった訳だ。
…俺の事、グレイフィアさんには話して無いんすね。
まぁ、当時から俺の事を知るのはサーゼクスと付き人数人とご両親だけだったけども。
「いやー。長い事探したよ、輪廻がいつの時代の人間なのか聞きそびれてたからね」
「未来から来た、って話だけ聞いて目ん玉キラキラ光らせまくってたもんなお前」
「だって、凄いじゃないか!今でもその話を聞くだけで心が躍るよ!悪魔でも何でもなくただの人間でしかない君が、神器の力でもなく自分の魔法で時を行き来するなんて!――まぁ、どれだけ憧れても私とは致命的に相性が悪かったせいで習得できなかったわけだが」
「歩く滅びの魔力だもんな、お前」
「酷い言い方だなぁ」
でも実際事実なんだから仕方ない。
それと、俺の魔法を羨ましいとか言っているがソレこそあまりお勧めしない。
長時間の時間操作はかなりの集中を必要とするため戦闘中は勿論何かしながらも無理だし、時間停止に至っては『世界』の全てを己の魔力だけで停止させ続けるという仕様上どんだけ集中しても5秒が限度というレベル。
時間を操作する範囲を極限まで小さくし、尚且つ操作する時間もそれほど膨大じゃ無くすることでようやく戦闘で利用できるのだ。
本当に不便極まる。
その癖時間操作を行えるようになってしまえば魔力の質が『時間操作特化』になってしまうため、部長やサーゼクスの『滅びの魔力』同様にそれしかできない事になってしまう。
つまり、俺に
アレ使えたら楽しそうなのに。
「……ところで輪廻。リーア達の修行を手伝ってあげたみたいだけど、この試合どちらが勝つと思う?」
「さぁな。勝負なんてのは始まんなきゃわかんねぇよ。その時のコンディション、実際の戦闘の空気感にどこまで揺さぶられるか、等々。実戦でなきゃわかんねー事ばっかさ」
「じゃあ、個人個人の戦力だけで見ればどうだい?」
「それなら部長の方が勝つさ。相手の眷属の練度もまぁ大したもんなんだろうが、なんだかんだライザーの不死と炎に頼り切り。対して部長側は一人一人が一騎当千レベル。外的要因が一切ないとすりゃ、負けはまず無いな」
「ははは、君をしてそこまで言わせるんだから大丈夫なんじゃないかな?」
「どうだかな。これはあくまでレーティングゲーム。相手の方が有利なのは確かだ。知識量や場数が圧倒的に不足してるからな、部長達は」
こういった『ルールの定められた戦い』において勝負を左右するのは、当たり前だが個々人の強さだけではない。
知識や場慣れしているかは勿論、突発的な閃き力に応用力、戦況によって元の作戦を即座に捨てて新しい作戦に切り替えたりする決断力が必要となってくる。
少なくとも現時点では知識、場数ともに相手にまるで及ばないのが部長チームだ。
作戦が上手くいかなくなった場合、何か予測できていなかった事が起きた場合。
その時に部長、或いは危機的状況に直面したヤツがどう動くかによって、勝敗が決すると言っていいだろう。
俺の意見を聞き、サーゼクスは「君らしいね」と微笑し、ワインに手を付けた。
俺も飲むかと尋ねてきたので、一応高校生なんでなと言って断る。
「…因みに、赤龍帝はこの戦い、どう見るんだい?」
『ふむ。まぁ、大方相棒と同じだな。――ただ、注目しているヤツがいないかと言われればそうではない』
「ほう。かの赤龍帝をしてそう言わせるとは。それは一体?」
『アーシア・アルジェント。元シスターの『僧侶』だ。ともすれば、相棒が面倒を見てやった三人よりも、もっとずっと化けているかもしれんぞ』
「え、アーシアが?確かに感じるオーラとかは変わったけど…」
『それは相棒が強大過ぎるだけだ。相手との差があり過ぎると相手の実力の変化に気づきにくくなる』
サーゼクスに質問され、ブーステッド・ギアが展開し、宝玉を光らせながらドライグが答える。
しかし、アーシアが注目株か。確かに今までと何かが違うとは思ったが、はてさてどうなることやら。
試合開始五分前を告げる声と同時に、俺達の前にある複数のブラウン管の電源が一斉につく。
見た目旧式のテレビなのに、映像は最新の高級な物で見るのと大差ないくらい綺麗だった。
映像はそれぞれ、両者の本陣、体育館、校庭、等の重要拠点を永続的にうつしているモノと、定期的に切り替わっているモノがある。
恐らく、この切り替わっているモノは上記以外の場所で戦闘が行われた時にソコを映すための物なんだろう。
「そろそろ、だね。―――そう言えば、君から何か手を貸したりしないのかい?」
「まさか。確かに修行も見てやったし、中には技とか武器とかのヒントを教えてやったヤツもいる。けど、本番にまで手を出すのは、違うだろ?」
「はは、違いない」
『……ふむ。見た所リアス・グレモリー含め眷属たちは皆、程よく緊張している様子だな。特に兵藤一誠はいい塩梅だ。少なくともコンディションは最高と言っていいだろう』
座り込んで瞑想しているイッセーを見て、ドライグはそんな事を言う。
確かに、緊張しすぎでもなく、しかし全く緊張していない訳ではない。
戦いで最高のパフォーマンスを発揮できるいい状態だ。
勿論他の皆も程よく緊張できてる。
取り合えず本来の実力を発揮できずに敗北、というのはないはずだ。
戦い始めて相手に翻弄されて…とかが無ければ。
……しかし、アーシアが手に持っているのは、なんだ?
もしかして、武器?
十字架みたいな、
何より特徴的なのは、十字架の交差している部分にある、穴のような部分。
見た感じ、スピーカーのように見えるが…なんで武器にスピーカー?
というかアーシアが武器を持つなんて、少なくとも原作ならかなり先の話だったはず。
何か心境に変化でもあったんだろうか。
『アーシア・アルジェントの持つ武器。微かだが聖なる力を感じる。どのような使い方をするかまではわからんが、並の悪魔であれば消滅させられるかもな』
「悪魔なのにそんな物を持ってて平気、か。――もしかしたら、コレも神の不在が原因だったりしてな」
詳しくは戦っている所を見ない限りわからないが、な。
ワインではなく、明らかにお高そうな紅茶に口をつけて、開始を待つ。
俺が大きく息を吐きだしたと同時、試合開始の宣言がなされた。
勝率は半々。勝っても負けてもおかしくない。
願わくば、原作のようにならない事を。
ブーステッド・ギアをそのままに、俺は部長たちの動きに注目するのだった。
【オリジナル要素紹介】
『時間操作魔法』
・本来時間を操作できるのは、神の力とも言うべき『神器』のみ。それだけが唯一世界の理である『時間』を歪める事を可能とするはずなのに、輪廻は己の大して多くも無い魔力をブーステッド・ギアで無理矢理底上げし、時間の支配を可能なレベルにまで押し上げ、己の魔力の質を『時間操作特化』に変えました。
それでも作中で言及していたように、戦闘中はおろか何もない状態で発動するだけでもかなりのリスクを負う上にさほど効果はないという、なんとも無駄な魔法。
因みに輪廻が得意とするのが時間移動だっただけで、もし輪廻以外の誰かが彼のように時間操作を行えるようになった場合、時間停止や時間加速等の別の技能が得意となっていた可能性もあった。
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リアス・グレモリーはどちらのヒロインとすべきか
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王道を行く、イッセー
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覇道を進め、輪廻