ハイスクールD×Dの世界に転生したので、俺もハーレムを目指そうと思う 作:うぉっ、でっか…
ただイッセーの描写に差異があったりするので、旧章を見た人も是非読んでいただけると。
部長が俺の部屋に来て、生乳どころかおぱんつ姿まで見せてくれた一件…から一日経過。
今日は朝のトレーニングも無しで、ただただ部室で会おうとだけメールが来た。
まぁ、ルーティンになりつつあるからサボったりはしないんだけどさ。
で、いつも通りへとへとになりながらも輪廻とアーシアと学校に来て、また松田元浜とエロい話題で盛り上がって、覗きをこっそりしようとして輪廻にボコボコにされて、いつも通り時間が過ぎた。
その途中で昨日会ったことをぼかしつつ松田と元浜に話してやったら、それはもう血の涙を流す勢いでキレられた。
俺も結局おっぱい揉むしかできなかったけど、それでもコイツ等よりは明らかに立場が上である。
その事の何と気持ちの良い事か。
はっはっは。この間運よく覗きができた時お前ら二人で覗き穴を占拠して俺に見せず、挙句バレて逃げている最中に二人して俺を裏切って生贄にしたことの恨みをここで晴らしてやったぞ。
――で、なんだかんだで放課後。
輪廻とアーシアは先に行ってしまったし、木場はいつも俺達よりも早く行っているので、今日は珍しく一人で部室に向かった。
で、ドアを開けて中に入るとそこには修羅が、般若がいた。
勢い余ってドアを閉めて一旦深呼吸してしまいそうになったが、冷静に般若や修羅の正体を見てみると、部長や朱乃さんが放つ刺すような鋭いオーラだった。
どんな威圧感だよ、ちびるかと思ったぞ。
後何故か、部長の背後には昨日のメイドさん…グレイフィアさんが控えていた。
その表情は、昨日と同じく無である。
いや昨日は表情あったな。俺への侮蔑の眼差し。
俺マゾじゃないから辛かったなー……
「よ、イッセー。遅かったな」
「あ、あぁ…ちょっと腹痛くって。――えっと、これどういう状況?」
前述の通りの三人。困ったような表情の木場。輪廻の膝の上に座りつつも、いつもよりも縮こまってる小猫ちゃん。輪廻の腕を取りつつも、なんだか部室内の張りつめた空気に戦々恐々としてるアーシア。
そんな中でいつも通りのゆるーい空気のまま俺に声をかけてきた輪廻が、さながらオアシスのように感じられた。
持つべきものは親友。付け加えるならばこういう状況でもマイペースに居られるような心臓が鋼鉄な上に毛が生えているタイプの。
挨拶ついでに近づき、アーシアの反対側に座って輪廻に今の状況を問いかける。
それに答えようとアイツが口を開いた所で、部室の中央にある魔法陣が輝いた。
俺ここ最近転移してくる現象目の当たりにし過ぎじゃない?
そう思いつつ、誰が転移してくるのかなーなんて考えていると、魔法陣の模様が突然変わった。
グレモリーの模様じゃなくって、これはー……
「フェニックス、だな」
「――お詳しいのですね」
「まぁ、人並みには」
輪廻が答えを言ってくれた。
フェニックス。不死鳥って事か?悪魔の家系にはそんなのもいるのか。
そう考えた俺の視界を、炎が包む。魔法陣から炎が噴き出したんだ。
熱っ、熱いなコレ!?
凄まじい熱気にわりかし本気で仰け反った俺の目に、炎の中から出てきた男が映る。
パッと見、ワイルド系のイケメンだ。スーツを着崩しているせいもあって、なんだかホストに見える。
…なんかこう、不死鳥って言うんだからもうちょっと真っ当なかっこよさをイメージしてたんだけど、ちょい悪系のイケメン出されちゃったよ。
しかもイケメンだよコイツ。許せねぇな。
「ふぅ、人間界に来るのは久しぶりだな。相変わらず息が詰まるぜ。けど、これもお前に会うためだと思えば途端に何てこと無く思えてくるんだから、不思議なもんだよなぁ?愛しのリアス」
早速呪詛を送り始めた俺の耳に、そんなさぶいぼが立つような気障ったいセリフが入ってくる。
なんだコイツ!?ってか愛しのリアスってどういう意味だよコラ!
怒りを抱く俺の目の前で、ホスト風の男はさらなる暴挙に出る。
それがどれほどの大罪と言われてもおかしくないのに、自分がやるのは当然だというように、だ。
具体的に言うなら、部長の手を馴れ馴れしく掴んだ。
もう片方の手で肩を抱き寄せた。
「さて、式場を見に行こうか。日取りはもう決めてある、早い方が良いだろ?」
「その手を放しなさいライザー」
ライザー、と呼ばれた男は部長の言葉にパッと両手を話し、向けられる絶対零度の眼差しに飄々とした笑みを見せる。
まるで、部長のその反応を面白がってるみたいで腹が立つ。
「おい、アンタ。部長に対して無礼なんじゃないか?ってか女の子にいきなりその態度って、どうなんだよ」
「あ、お前誰?」
ライザーと呼ばれた男は、部長に向けていた笑みから一転。不機嫌そうな、鋭い目を向けてくる。
ちょっと怯みそうになるが、部長を思う気持ちは新入りだけど眷属一だと自負する俺。押し負けるわけにはいかん。
ここは、自信満々に自己紹介だ!
「俺は兵藤一誠!リアス・グレモリー様の眷属悪魔、『
「ふーん、あっそ」
んなっ、なんだこの冷たい態度は!聞いておいて無関心はバカにし過ぎだろこの野郎!
確かに男に興味持たれるのは嫌of嫌だけど、それはそれとしてこの態度はムカつく!!
「つーか!アンタこそ誰なんだよ!」
今の所名前しか知らないこの男に、俺は逆に質問してみる。
これも軽く無視されたら神器で殴りつけてやる、という思いで居たが、ライザーは今度は無関心ではなく、ちょっとびっくりした顔をして、部長の方を見た。
「ん?え、もしかしてリアス、俺の事下僕に話してねぇの?いや話してねぇにしても俺の事知らねぇって中々だろ。転生悪魔にしたってよ」
「えぇ。話す必要もないもの」
「おぉっと、こりゃ手厳しい」
今まで見たことないくらいに冷たい部長の態度に晒されてもなお、飄々とした態度を崩さない。
こうして冷たくされている事も
どうせ最終的には自分の物にできると、そう思っている。
それが何とも許せない。腹立たしい。
「イッセー。その人はライザー・フェニックス。部長と同じ純血の悪魔で、フェニックス家の三男坊だ」
いつまで経っても男についての説明がない中、輪廻が説明してくれる。
悪魔でもない、ただの人間のはずの、輪廻が。
「フェニックス?フェニックスって悪魔なの?鳥じゃ無くて?」
「フェニックスにも色々あるんだ。中国の高い山の峰に巣を作る不死身の鳥を指す場合もあれば、ソロモン七十二柱の悪魔の一柱を指す場合もある。この場合だと、ソロモン七十二柱の方が正しいな。まぁ、あくまで人間側の呼び方だから悪魔側だとまた少し違うんだろうが」
「へぇー……詳しいんだな」
「常識だぞ」
「いえ、かなりお詳しい方かと」
「だな。ただの人間にしちゃ、随分と詳しいじゃねぇか」
輪廻の分かりやすい説明を受けて、一先ず納得。
あのムカつくいけ好かないイケメン野郎はライザー・フェニックスというらしい。
なんでそんな事知ってんの?常識ってマジで?と自分の今までの常識が揺らぎそうになったが、おかしいのは輪廻の方だとグレイフィアさんからもライザーからも言われた。
……マジで、アイツなんで知ってんの?
あ、ちょっと顔背けた。
「……っと。俺の説明はそこの人間が言った通り。俺はライザー・フェニックス。フェニックス家の三男にして、リアスの許嫁だ」
再び部長に触れながら、ライザーは俺に向かってそんな事を言っている。
なるほど、許嫁。それならこういうスキンシップも一応あり得ない事ではない。ムカつくことに変わりはないが。
――って!
「えっ、えぇぇええええええええええええっ!!??」
多分俺はこの先の人生を含めて一番の大声を、今出した。
そう思えるほどの絶叫が、自然と出てきたのだった。
※―――
ライザーという男の暴挙は続いた。それはもうこれ見よがしに続けられた。
部長の綺麗な紅髪を撫で梳いたり、部長の肩を抱き寄せてみたり。
頬っぺたをツンとつついてみたり、手に指を絡めて握ってみたり。
もはや包み隠さずに「死ね!お前は死ね!」と呪詛を向けるが、俺は霊媒師でも何でもないのでそんなのは何の意味も無く。
じゃあなんで止めに入らなかったのかと言われれば、俺達だけ部長とライザーから離れた席に座ってソレを見つめる事のみを許可された状態だったからである。
しかし部長だって黙ってやられるわけじゃない。
ついに怒りがボルテージマックスになったのか「いい加減にしてちょうだい!!」とキレて立ち上がった。
怖い。俺に向けられているわけではないのに、その怒りのオーラは凄く怖かった。
……改めて、俺は最近人の発する『オーラ』に弱くなったというか、敏感になった気がする。
これも悪魔になって影響なのか、それとも……
っと、とにかく部長はキレた。それはもう烈火のごとく怒った。
馴れ馴れしくするな。触るな。私は結婚なんてする気はない。
正直結婚する気はないと部長が言った時、俺は心から安堵した。
これでもし部長が過激なツンデレで、結婚に乗り気だったとしたら俺はもう生きていけねぇとすら思っていたし。
…ま、見るからにそんな可能性はなさそうだったんだけど。
で、そんな部長にライザーがお家事情がどうだの、断絶がどうだのとスケールのデカい話をし始めた。
正直この辺はついて行けなかったのでよくわかっていない。
取り合えず、部長とライザーが結婚するのは両家の親が決めた必要な事らしい…とだけ俺は理解した。
ま、そんな都合知ったこっちゃねぇけどな!
俺は所詮平民。貴族のごたごたなんて知ったもんか!
話を聞く分には部長も自分の家の問題はちゃんとわかってて、その上で結婚を拒否しているらしいし?
だったら俺は部長の意見を尊重する。させてたまるか婚約なんて。
しかし、どれだけ説明しても部長が意見を曲げない事に、今度はライザーがキレた。
やれ人間界の空気は不味くて仕方ないだの、俺にもフェニックス家としての面子があるだのと言って、最終的に俺達を燃やしてでも連れ帰るなんて言って、炎を向けてきたのだ。
言うなれば炎の津波。触れればひとたまりもないだろうソレが、突然俺達を襲った。
――そして、輪廻が『オーラ』でソレを潰して消した。
つ、つぇえええええっ!
もしこの世界がゲームだとしたら、俺の幼馴染だけバランス調整をミスしているとしか言えないレベルで強かった。
ってかオーラであの炎を消すってどういう芸当だよ。いっそ馬鹿かコイツ。
で、大人しくしていろと遠回しに言ったのに輪廻に聞き入れてもらえなかったグレイフィアさんが溜息をついて、輪廻の脅しに若干怯えた様子のライザーと、部長にある提案をした。
それが、非公式の『レーティングゲーム』で決着をつけ、勝者の意見を通そうという物である。
部長もそれが一番だと判断したのか、はたまたそれしかないと思ったからか、素直に頷いた。
――よしっ、だったら後はライザーとその眷属をブッ倒してやるだけだ!!と俺が意気込んだその時。
「しかしリアス。そそのかすような言い方をしておいてアレだが、君は本当に俺と戦うのか?こっちは公式戦の経験もあるし、その殆どが勝ち星だ。今ならまだなかった事にしても」
「冗談言わないでちょうだい。いくら貴方に実績があろうと、私には関係ないわ」
「随分と自信満々なようだが……失礼だけど、君の下僕たちじゃ俺の可愛い下僕たちには遠く及ばないと思うぜ?良くて君の『女王』である『雷の巫女』が食らいつけるか。―――そこの人間は、君の下僕じゃ無いようだし」
ライザーが、そんな舐め腐った事を言ってきた。
おいおい、俺が遠く及ばない?ライザーどころか、その眷属にすら?
腹が立つ俺だが、最後に付け足された輪廻を恐れるような一言には素直に賛同。
だってアイツ怖ェもん。味方なのにびびっちゃったよ、アイツが威圧まき散らした時。
なんで今平然と茶飲んでんだよ。自由か。
「因みに、これが僕の下僕たちさ。――おいで、可愛い下僕ちゃんたち」
ライザーが指を鳴らすと、再び魔法陣が輝き、十五の人影が出現。
どうやらアイツは眷属が全部の駒分揃っているらしい。
まぁあんな傲慢な事言うくらいなんだ。フルメンバーでもおかしくはない――と思ったら、その十五人を見て俺は酷く驚かされた。
なんと、全員女。
この野郎、なんと俺の夢…いや、世界中全ての男性の夢であるハーレムを実現してしまったらしい。
羨ましすぎて涙が出てきた。
そんな俺に、部長は額を押さえて呆れた様子で溜息を吐いた。
こんな欲望に忠実な下僕でごめんさい!
でも目の前にある理想郷には涙を禁じえませんって!
そんな俺に、ライザーの眷属の子達は「気持ち悪ーい」だの「きもーい」だの好き放題言ってくる。
やめろよ!余計に涙がこぼれちゃうだろ!
「っていうか!部長をそんなハーレム野郎に渡せるわけねぇだろ!!」
「英雄色を好むって言うだろ?俺くらいになると、一人の女熱心に愛するだけじゃ足りないのさ。――まぁ、君には一生わからないだろうけどね。下僕くん?」
そう言って、ライザーは近くの眷属を抱き寄せてキスした。
それも舌と舌を絡めるディープキス。あまりの濃厚さに、アーシアが顔を真っ赤にして俯いた。
ってか見せつけてんじゃねぇ!!羨ましいぞこの野郎!
ライザーの眷属たちは皆恍惚とした表情や自分もして欲しいと言いたげな顔をし、対照的に部長たちはその表情に嫌悪感を滲ませていた。
グレイフィアさんも、眉を顰めていた。
ただ輪廻だけは平然としているというか、どうでもよさげだ。
ほんっと無関心だよなー…俺らと「ハーレムっていいよなぁ」って話すような奴なのに、現実でやってるのを見てもまるで興味無さそうというか。
まぁその輪廻を見て安心したのか、さらにライザーの態度がデカくなるわけだけど。
この場で一番危険度高いのって、多分輪廻だからな。
グレイフィアさんも強いんだろうけど、この人が感情的に動くような事ってないと思うし。
――くっそぉ~!!あんな「お前じゃこんな事、一生できまい」みたいな顔しやがって!見せつけてんじゃねぇ、こっちみんな!
「お前じゃこんな事、一生できまい」
「んなっテメェソレを言ったら戦争だろうが!!――くそっ、イケメンだってだけでもいけすかねぇのに、部長に言い寄っておきながらその狼藉!レーティングゲームとか関係ねぇ、ここで全員俺がブッ倒す!!」
堪忍袋の緒が切れる音が、確かに聞こえた。
言いやがった!言ってくれやがったぞこの野郎!
俺の頭ン中で考えた原文ママに言ってくれてんじゃねぇ!!
神器を纏い、床を三度殴りつけ、ライザーに向かって一直線。
いつもよりは強化されてる感が少ないが、俺は下級悪魔ながらに中級堕天使を倒すジャイアントキリングの天才だ!あんなホストみてぇな見た目している焼き鳥チャラ男に負ける訳ねぇだろ!!
拳を振り上げるも、しかしライザーは嘆息するばかり。
その姿に俺はさらにムカつく。
ッだぁああああっ、死ねっ、この種まき焼き鳥野郎!俺の拳喰らって冥界に帰りやがれ!!
「やめとけ馬鹿」
「ぐぇぇっ!?」
言葉と同時、輪廻は俺の首根っこを掴んで引き留めた。
それなりに距離が離れていたはずなのに、一体いつの間にここまで接近していたのか。
ってかそんなのは今どうでもいい!
「なんで邪魔すんだよ輪廻!!」
「お前が考えも無しに突っ込むから止めたんだろうが。神器使えるようになって調子に乗ってるか何なんなのか知らんが、せめて実力差くらい理解しろ」
「じ、実力差って…」
「ははっ、そこの人間のがよっぽどわかってるようだな。その通りだよ下僕くん。お前じゃ俺は愚か、下僕たちの一人にすら勝てないさ」
はははっ、とバカにするように笑うライザーの言葉に苛立ちを覚えるが、ちょっと冷静になって考えてみるとこの言葉は挑発でも何でもなく、ただコイツにとっては事実を述べただけなんだ。
くそっ、俺が勝てない?んなモンやって見なきゃわかんねぇだろ!
俺がそう言うと、ライザーではなく輪廻が溜息混じりに解説してくれる。
俺とライザーやその眷属との、実力差を。
「お前、さっき突っ込んでった時、誰が何してたか分かったか?」
「何をって――そりゃライザーが溜息ついたくらいだろ」
「…実力どうこう以前にお前は視野が狭いな。――正解は
「は、はぁ?そんな訳」
「いいや。そこの人間の言った通りだぜ下僕君。俺の下僕たちは優秀なんでな。俺に危機が迫れば、すぐに対応する。よくわかってるじゃねぇか。―――ただ、どうしてレイヴェルが俺の妹だと気づいた?」
「別に。ただ顔立ちとか雰囲気が似ていたので。悪魔は見た目の年齢を変えられると言いますし、確実に妹だとは思っていませんでしたよ」
す、すごいな。なんでそんな事までわかるんだよ……って、妹!?
レイヴェルと呼ばれた金髪ドリルの子を見つめ、その後ライザーを見る。
ほんとだ、言われてみりゃどこか似てる。
でもコイツ実妹をハーレムに加えてんの!?
「妹までハーレムに加えてんのかテメェ!!」
「あー。そうそう。別に手は出して無いし、形だけ眷属だけどな?ほら、妹萌ってのが世間一般にあるらしいし、せっかくなら入れとくかって」
「そ、そんな軽いノリで…!!」
ますますコイツが許せねぇ。
でもちょっと冷静になって考えると、俺が今無策で突っ込むのは無意味だ。
実際構えてたかどうかなんて気づきもしなかったし。
戦ったとしても一方的にボコボコにされるだけだ。
――でもやられっぱなしは性に合わねぇ。ここは捨て台詞だけでも…!!
「こ、このホスト崩れの種まき焼き鳥野郎!お前みたいなハーレム野郎に部長は渡さねぇからな!」
「なっ、ふざけるのも大概にしておけよ下僕風情がッ!この俺を、フェニックス家の俺を、種まき焼き鳥だと!?――ふんっ、確か兵藤一誠とか言ったな。良いだろう。レーティングゲームの時、お前は俺直々に消し炭にしてやろう!」
「はんっ、女囲って英雄色を好むとか言っちゃうような焼き鳥にそう易々と負ける訳ねぇだろ!所詮強いのは下半身と性欲だけだろうがバーッカ!」
「テメェッ、調子乗ってんじゃ――!!」
「お止めください。この場で荒事を起こすというなら、私が全力で阻止させていただきますが」
「―――ふん、最強の『女王』と称される貴方に言われれば、矛を収める他あるまい。だが覚えておけよ、お前のその安い挑発が、より残酷な死を招く事になると!」
「言ってろ!レーティングゲームまでどのくらいか知らねぇが、その間に滅茶苦茶強くなってテメェに吠え面かかせてやる!」
こうして、俺達とライザーの会合は終わった。
その日の夜に、レーティングゲームが十日後に行われる事を告げられ、俺達は修行のために山に籠ることになった。
山ごもりには輪廻も黒歌さんも付いてきてくれるらしいし、ここで今までよりももっとずっと強くなってやる。
そして、俺はあのクソ野郎の顔面ボコボコにして、部長を取り戻してやるんだ!!
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