天気は快晴、風も穏やかで平穏そのもの。
そんな心地よい日和は襲撃によってぶち壊された。
「し、侵入者です! 何者かが大聖堂へと侵攻しているとのこと!」
朝食を取っていたリムルとヒナタのもとに聖騎士見習いによる伝令が入る。ゆったりと過ごしていたリムルは面食らったが、ヒナタは冷静に対応する。
「慌てないで。敵の規模と、現在の損害は?」
「ハッ! 敵の数は不明ですが、少なくとも百以上が確認されております。最低でもB+ランクに匹敵する強さで、この国の内部構造を熟知した動きをみせております。現在の非被害状況ですが、見習い騎士を中心に多大な被害が出ております。魔王テクトの指示で街を秘密裏に巡回していた悪魔族がいなければ死者も出ていたやもしれません。また、一般市民には被害はありません」
百を超えるB+ランクとなればかなりの戦力となる。その上構造を理解した動きをしている以上、グランベルに手によるものであることは明らかだった。
「敵は七曜の長である
ヒナタの指示を受け、伝令は再び走り出す。敵の侵攻先が前日に楽器を設置した大聖堂ということでリムルは「空間支配」での転移を選択し、ヒナタとニコラウスもそれについて移動する。
その先で待っていたのは練習を続ける楽団員達と拘束された侵入者の山に腰掛けたテクト―そしてもう一人。
「想像以上の強さだ、グランベル・ロッゾ。ルミナスの話を聞き侮っていた訳では無いが、驚いたぞ」
「それはこちらのセリフよ。新参の魔王だと甘く見ていたわけではないが、よもやこれほどとはな」
テクトと睨み見合うのは高級感のあるスーツを身にまとった老人だった。その容貌には深いシワが刻まれているものの背筋は伸びており、身にまとう覇気は尋常でない力量を感じさせる。
情景は完全に邪悪な魔王に挑む壮年の戦士といった雰囲気であり、リムルは若干引いていた。屍山の上に座していた
「来たのか、ヒナタ。随分と遅かったな。それにしても、聖騎士の質も落ちたものだ。老骨相手に手も足もでないとはな。そこの魔王がいなければ疾うの昔に死んでいたぞ」
そう話すグランベルの周囲にはレナード、アルノー、リティスの三人が倒れ伏していた。死んでこそいないが気絶しているようで、ピクリとも動かない。
それを確認したヒナタが進み出た。
「それは七曜が妨害していたからでしょう。これ以上こちらの問題への対処を任せるわけにはいかないし、譲ってもらうわよ」
「好きにしてくれ、俺は火の粉を払っただけだしな」
テクトは手をひらひらと振って山から降りる、ついでにレナード達を回収し長椅子へと寝かせた。
「さてと、後は外だな」
「テクト、ここで何があったんだ?」
レナード達を回復させてテクトは外へと目を向ける。状況説明を求めたリムルには少し考えてから答える。
「連中がやってきて、レナード達がグランベルに立ち向かったんだ。で、それを邪魔させないように俺に召喚者をけしかけてきたんだよ。速攻で制圧して積み上げたんだけど、その間に負けてたな」
「なんで上に座ってたんだ?」
「……なんとなく?」
ちなみに召喚者達の間には糸を張っているので下敷きにされている者達に負荷はかかっていない。意識を奪う際に多少の怪我はしたものの治療が終わっているため、ただ眠っているだけに見える。
「にしても、あの人型甲虫は何者だよ。シオンとディアブロ相手に戦えるとか魔国連邦でもそうはいないぞ」
「いないと思ったら戦ってたのか」
シオンとディアブロはそれぞれ楽団員と子供達の護衛につかせていたのだが、リムルが転移したときには二人ともいなかった。テクトが大聖堂を保護しているため内部まで妖気や衝撃が届かず、練習に影響が出ないようになっていた。
「ヤツの名は、ラズル。千年来の我が友よ」
テクトのつぶやきに答えたのはヒナタと戦うグランベルだった。戦闘中に意識を反らすグランベルにヒナタは眉を顰めるが、好都合であるのは確かなので何も言わなかった。
「しかし、魔王級は超えてそうだな」
「ラズルは長命種でな、ワシが全盛期だった頃の相棒だったのだ。聖騎士の隊長格よりも遥かに強いゆえ、貴様等の部下では分が悪かろうて」
二人がかりで苦戦していた様子に呟くテクトにグランベルは律儀に答える。
グランベルの言葉通りシオンとディアブロは苦戦しているらしい。それ以上にディアブロの動きは精彩を欠いており、それを訝しむのもつかの間、テクトの感知内で空間に歪みが生じた。
「げ……」
やってきた気配を察知し、テクトが苦虫を噛み潰したような顔になる。何があったのかリムルが問う前にテクトが指示を出していく。
『フェル、ランガ、シオンの影に潜んでラズルとかいう人型甲虫を討ち果たせ。ディアブロにはやってもらうことがある。それとディアブロ、お前は仲間を信じる事を覚えろ』
テクトの指示に応じてフェルとランガが移動し、ディアブロも離脱の準備を整える。テクトも転移の準備をしつつリムルへと振り返った。
「リムル、この場は任せる。こっちに向かってるやつもいるから油断するなよ!」
「お、おう……」
『さぁ、とっとと終わらせるぞ! 俺の練習時間が惜しい!』
テクトの号令に従い、それぞれ動き始める。
テクトがディアブロとともに転移した先は大聖堂から離れた荒野だった。
数人の聖騎士の倒れる中心に立っているのはレインだ。
念の為転移前から姿を消していたテクトはそのまま周囲を探りつつ上空で待機する。というのもレインがディアブロへと殺気を送っていたのだ。
何か因縁でもあるのだろうと一時観戦となったのだ。
「お久しぶりですね、ノワール。早く来てくれないから、待ちくたびれましたわ」
「熱烈な
レインはディアブロの返答に満足そうに笑った。
「そう。私達原初の中でも最強たる原初の赤、偉大なるギィ様によって授けられたのが、私のレインという名前です。どこの雑種とも知れぬ魔王に名付けられた貴方とは違うのよ」
「は? 死にたいのですか? いえ、この世から消滅したいのですね。クフフフフフ、その望み、叶えてやろう」
表情こそ笑顔のままにディアブロの瞳孔が細まり、雰囲気は一変する。テクトは頭を抱えて全部一旦放り投げ、少し離れた場所に立っていたギィの横に降りる。その後ろには
「なぁ、レインが二人いるのってどういう種だ?」
「ん? ああ、テクトか。「
「へぇ……」
配下とはいえ普通に能力を教えたギィとそれに何の反応も示さないレインに思うところはありつつも視線をディアブロと向こうのレインに移す。
音速を超える手刀で攻めるレインをディアブロは受け流しつつ魔法陣を描いていた。
「つーか、お前はなんでこんなトコにいやがるんだ?」
「ルミナスの招待でな。開国祭のオーケストラの演奏を痛く気に入ったらしい」
「ヴェルザードの機嫌を急降下させた演奏会か。確かに連弾以外は普通に褒めてたな」
「この話は止めよう」
話が不穏な方向へ向き始めたのを察してテクトが打ち切るように言う。観戦用にポップコーンを取り出してギィにも差し出しながら視線を戻すと、ディアブロは多段式の霊子崩壊の魔法陣を完成させていた。
「……それにしても、霊子崩壊なんていつの間に使えるようになったんだ? あいつには教えていないはずなんだが」
「お前の仕込みじゃねえのか。まあ、あいつなら習得してもおかしくはないが……」
ガサガサむしゃむしゃと音を立てながら二人の戦いを観察する。ほったらかしのレインにもポップコーンの包みを投げ、音が大きくなる。
「多段式霊子崩壊ですって……? こんな、こんな悪魔にとって対極となる危険な魔法を、自身の身をも砕くであろう魔法を何故、貴方が!?」
「下らない。主への信心深さがあれば、霊子すらも支配が可能となる。常識ですよ?」
「貴方、馬鹿なの!? そんなものが常識であるわけないでしょう!?」
向こうのレインの言葉にテクトが頷いた。
「まぁ、馬鹿だな。ってか、霊子崩壊でギィが死ぬ気しないんだけど」
「そうでもない。直撃を喰らえばオレだって無事じゃ済まねえよ」
「“直撃すれば”ねぇ?」
「ああ、直撃すれば、だ」
含みのある言い方をしながら二柱はポップコーンを完食し、テクトが包みを畳んで直す。後ろではまだゴソゴソやっていたが、向こうのレインが霊子崩壊を受けたことで決着が付き、話もあるため没収された。
悲しそうな顔をするレインを放置し、権能で隠していた気配を戻す。ギィもそれに応じて偽装を解き、ディアブロへと語りかけた。
「よお、久しぶりだな、ノワール」
「ふむ、ルージュ―いえ、ギィ・クリムゾンでしたか。やはり貴方もいたのですね」
「やっぱお前、最初からレインの「偏在」に気づいていたんだろ? だったら何で、あんな大技を披露したんだ?」
「主たるテクト様の前で、無様な戦いができるわけがないでしょう? それにあの程度の児戯、切り札には値しません」
ギィの問いにディアブロは顔を顰めながら答える。
それにギィは満足そうに笑んだ。
「もう一つ聞かせろ。何で今まで進化しなかったんだ? お前は残りの三者と違って、足の引っ張り合いには興味がなかったんだろう?」
「ふむ、あの三名は足を引っ張り合っているという側面もありますが、あれはゲームを楽しんでいた、というのが真相ですよ。ま、私には関係ないのは確かですがね。それで、私の方ですが、ギィ、貴方にお聞きします。この世界で、我等よりも強い者が存在しますか?」
「いねーな。強いて言やあ竜種だが、あれは自然現象みてーなものだ」
ディアブロの質問にギィはあっさりと返す。原初こそが最強であるというのは彼等にとっての共通認識であるため、そこに気負いはない。さらに言えば、竜種であってもギィにとっては脅威ではない。星王竜ヴェルダナーヴァが復活すれば話は別だが、それがない現状、ギィは正しいと言って良かった。
「そう。我等は最強です。それがわかっていながら進化してしまえば、戦いがとてもツマラナイ、一方的なものになってしまうではないですか」
ギィの回答にディアブロが頷いて、先の質問に答える。
あまりに戦闘狂な答えにテクトは眉間を揉んでいたが、ギィは納得した様子だった。
「それで、そんなお前の心境が変わったのは、こいつらが原因か?」
「リムル様とテクト様です。きちんと名前で呼びなさい」
テクトを尻目に聞いたギィにディアブロが無表情で告げる。多少苛つきながらもこのままでは話が進まないとみて、ギィはため息を噛み殺し、話を合わせる。
「……わかったよ。で、リムルとテクトが原因で、お前は進化したんだろう?」
ギィが言い直したことで呼び方事態にはまだ不満気ながらもディアブロは溜飲を下げ、ギィの質問に答える。
「御二人の成長は目を見張るばかり。それは既に、進化と呼んでも差し支えな」
「ディアブロ、長話は後にしてくれ」
「……失礼しました」
語り始める雰囲気を察したテクトに中断され、ディアブロは少し悲しそうな顔になる。しかし、大聖堂側がそれほど余裕のある状況ではない事を思い出したのか、気を取り直して回答を告げる。
「本題に戻りましょう。御二人の仲間である皆様も日進月歩で変化しておりましてね。私も、そんな空気に感化されたのですよ」
「……ほう、それほどかよ」
「ええ、うかうかしていると、私でさえも、遅れをとってしまうかも知れません。そうした環境なので、成長限界を定めている理由がなくなったのですよ」
ギィはディアブロの発言内容を吟味しつつ、テクトを観る。隣に立っているテクトは最初に招いたときと比べて格段に強くなった。その速度はギィからすれば確かに目覚ましいものであり、それに追随するように配下も力を上げているのならディアブロの言葉もわかる気がした。
ディアブロへの質問が終わったことで自身のペースを取り戻したギィは人の悪い笑みを浮かべた。
「そういえばよ、テクト。お前等は西側諸国を支配下に置いたみたいだが、残念だったな。今頃は、オレの配下が大暴れしてると思うぜ?」
「配下? ここにいないし、ミザリーか? 大暴れって、どっか襲撃でも……あ……」
ギィの配下の悪魔族は定期的に西方諸国側へと攻撃を仕掛けていた。その防衛戦をになっているのはシードル辺境伯であり、五大老―グランベル一派の者である。であれば、その戦力がこの戦場に来ていることは想像に難くなく、本来の防衛戦は突破されていると考えられた。
ギィがこれを唐突に取り上げたのはディアブロに対する嫌がらせを兼ねた挑発である。自分と互角の戦いを演じたこともあるディアブロが誰かを主君と認めることが面白くなかったのだ。
ギィの言葉を受け、テクトは顔を覆っていた。これは思っていた以上に効果がありそうだと考えていると、ディアブロは不敵に笑っていた。
「それを見通せぬ御二人だとでも? ちゃんと手配済みですとも。そもそも、御二人の英知は海より深く、あらゆる」
「ディアブロ」
再び長く語りそうなディアブロを制してテクトが顔を上げる。小さく頭を振ったテクトはギィを正面から見据えた。
「軍事関係はこっちで取り仕切る事になったから方々に手を回してた。まぁ、役立てるのはもう少し先延ばしにしたかったがな」
「ほう……」
テクトの堂々とした言葉にギィは頬を釣り上げる。
それが引き攣る事になることをギィはまだ知らなかった。
ルミナスは心の底より苛立っていた。
他国より客人を招いての音楽交流会の場でグランベルの造反を許すなど、建国以来記憶にない失態である。
すでに大聖堂内部は鎮圧され、何人かが暴れている程度。
尻拭いまでされたことに不快感は募っていくが、派手な暴れようから地上の戦闘は陽動であることを理解して最奥の間に座していた。
その後ろにあるのは聖櫃。
ルミナスにとっての秘宝であるということ以上に決して余人には触れさせてはいけない事情があるのだが、それを知っているグランベルが聖櫃を狙うとは考えづらかった。
それでも自分の勘を信じて侵入者を持っていたが、本当に招かねざる客が現れた。
「へぇ? 中々うまそうな奴がいるじゃねえか」
「まったく、お前が気配を隠しもせずに動くから必死に隠匿したというのに無駄骨か」
現れたのは粗野な男と商人らしい仕立てのいい服を着た男だった。そして、商人の方は見覚えがあった。
「確か、ダムラダだったか?」
「おや、名前を知られているとは意外でしたな」
ギュンターの確認をダムラダはすっとぼける。
意味深に笑うダムラダにルミナスは鼻を鳴らすと粗野な男に目を向けた。
「許す。名乗るが良い」
ルミナスの許しにダムラダは笑いを収めると恭しく礼をした。
「改めまして、「三巨頭」―「金」のダムラダと申します。そしてこちらの男は同じく「力」のヴェガ。まあ、最近は組織も様変わりして「三巨頭」という名を名乗るのも悩みどころではありますが」
そう言ってダムラダは肩を竦める。誰も反応しないのに少々残念そうな顔をすると扉へと視線を向けた。
「ゲストはもう一人いましてね。入りなさい」
ダムラダに応じて金髪の美女が入室する。
「……」
「彼女は無口でしてね。名は確か」
「貴様には見覚えがあるぞ。そうじゃ、グランベルが愛していた女―マリア・ロッゾ、か」
「ほう、ご存知でしたか」
遮ったルミナスにダムラダが笑う。それを見てルミナスが顔を顰めた。
「馴れ馴れしいな、貴様。自己紹介は終わったのじゃ、もう思い残すこともあるまい。これより先、口ではなく拳で語り合うとしよう」
ルミナスの我慢はすでに限界に近かった。隠れていた者が出てくるまでは警戒して待っていたが、敵が全員姿を表したことでこれ以上様子見をする必要もなくなったのだ。
「いえ、要件がまだ一つ。グランベル翁よりご伝言が」
「ほう?」
「続けます。「ワシは上で待つ。魔王ルミナスよ、決着をつけよう。早く来なければ、貴様の大事な者共が死ぬ事になるぞ」以上です。さて、用事はこれまで。やると言うなら、始めましょうか」
ダムラダが言い切るのが早いか、ルイの拳が迫るが読んでいたかのようにあっさりと受け止めた。
「せっかちな男だ。狂王と呼ばれるだけはあるな」
ダムラダの言葉にルイは一瞬だけ目を瞬かせ、表情を険しくした。自身の正体を知るこの商人が油断ならぬ相手だと悟ったのだ。全力で相対する様子のルイを見て、ギュンターも自身の獲物を見定めた。
「では、私の相手は貴様じゃな。退屈させるなよ、若造!」
「はっ! こっちのセリフだ! せいぜい楽しませて俺の糧になりやがれ!」
ギュンターとヴェガは玄室を飛び出し、周囲を気にすることなく戦い始める。それを見送ってルミナスは首を振った。
「ルイもギュンターも困ったものよな。普段は冷静じゃが、戦いを前にするとその血を抑えられぬようじゃ。しかし、それは妾も同じというものよな。グランベルよ、待っておるが良かろう。貴様の切り札をもってしても、この妾を止める事など出来はせぬのじゃ!!」
ルミナスは立ち上がり、物言わずに佇む儚げなマリアへと視線を向ける。
「死人、そんな訳はないのう。グランベルは、まだ諦めておらなんだか。マリアは死んだのじゃ。妾の神の奇跡:死者蘇生でも、失われた魂まではどうにもならぬ。それを……」
ルミナスは誰に聞かせるでもなく呟くと、マリアの姿を取った何かを前に妖気を吹き上がらせた。
「良かろう。妾の手で、引導を渡してくれるわ!!」
ルミナスは立ち上がるとマリアへと襲いかかる。
マリアもそれに応じて常人には観測不可能な速度で戦い始めた。
そして、玄室には静寂が戻る。
ルミナス側が玄室への被害に配慮して離れたのだ。
残された暗闇に突如として部外者が現れた。
「気取られずに使えるのがヴェガだったから不安ではあったけど、うまくいったようね」
その場には誰もいなかったはずだった。
死角に姿を隠していた訳では無い。確かに玄室は無人となったはずだった。にも拘らず、それは聖櫃の前に立っていた。
「さて、聖櫃もそうだけど、本体の封印が厄介ね。私じゃ動かせないし……まったく、本当に面倒。でも、これも必要なことだしね」
そう言って先程までルミナスの寝そべっていた長椅子に腰掛け足を組む。設えられていたテーブルにポットを置き紅茶をたしなみだすその仕草はとても自然なものに見えた。
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次はかなり先と言ったな…あれは嘘だ
すみません、こっちの方が手っ取り早かったもので、ユウキ退場の影響が変な方向に……。
魔国連邦の魔王二柱とは接触せずに撤収する予定です。