会議から一月が経過した。
“管制室”にはスタッフが常駐し帝国軍の動きを監視しているが、未だ開戦には至っていない。現在位置は国境を越え、じきにドワルゴンの正面入り口への布陣をしようかといったところだ。大森林内部にも続々と歩兵が流入している。
予測であった二十日から遅れているが、帝国軍に何かトラブルがあったのかと言えばそうではなく、その威容を見せつけるためにわざと侵攻を送らせていつと考えられた。
実際に戦車など見たこともない者からすれば、重低音を響かせながら進軍する戦車団は異様の一言に尽き、Aランク以下の魔獣はすでに帝国軍を恐れて進軍範囲から逃避している。
すでに国境を割っているため西方諸国評議会が定めた国際法を基準とするのであれば、魔国連邦から奇襲をかけても問題はない。
しかし、奇襲だけで決着を付けられるほど戦車団は甘くないとの見立てとそもそも会戦を行う目的を果たせないこと、そして、リムルからの一度くらいは話し合いをすべきとの意見から奇襲は行われないこととなり、帝国の進軍に合わせて準備を進めていくこととなった。
それから数日の内に戦車部隊、歩兵部隊ともに布陣を始める段階に到達した。行軍中に脱落した者はおらず、実に七十万が首都“リムル”から三十キロ離れた地点に集合して指揮所の設営をしている。
帝国兵の映るモニターを見ながら、テクトは訝しむように眉を顰めた。
「しかし、これまで隠密行動をしていたのに急に堂々と設営を始めたな。ここまで近づけばばれても問題ないという判断なのか?」
「いや、そういうわけでもないでしょう。未だに隠密行動を取っているつもりだと思いますよ。奴等は自分達を優秀だと自認している上に、こちらを甘く見ています。降伏勧告後、直ぐに行動に移れるよう準備しているのでしょう」
「クフフフフ。私も同感ですね。ベニマル殿の意見に付け加えるならば、この三十キロというのは絶妙な距離なのです。魔法による監視も、距離があれば精度も落ちますから。
「なるほど」
ベニマルとディアブロに太鼓判を押され、テクトはわずかに安堵する。
そして、敵兵の強さについてだが、ソウエイの見立てでは、平均的な評価としてはBランク程度。しかし、上位者にはAランクオーバーも散見され、下位者でもC+ランクを下回るような者はいないらしい。
この世界における戦は数より質。Bランク数名よりも一人のAランクが脅威となるが、数の力が無意味というわけでもない。
軍の練度、武具の質、戦術のどれもが西側諸国の騎士団を上回るようで、ベニマルの“黒炎獄”でも常時発動している軍団魔法による防御を貫くのは困難だという。
その練度から小隊規模の総合力はAランクに相当するようで、単純計算で三万五千人のAランクと戦うことになる。
「戦力自体は問題ないだろう。そのための迷宮だ」
「クフフフフ。迷宮内であれば、敵が実力を出し切る前に撃破する事も容易い。全てはテクト様の想定通り、という訳ですね」
「ほんと、ラミリスがいてくれてよかったよ」
そう言ってテクトは紅茶を口に含む。ちなみに当のラミリスは“管制室”にいない。帝国軍を補足してから二週間程が経ったころから進軍する帝国軍の観察に飽きたらしく、事態が動いたら教えるように言って研究室に籠る生活に戻っていた。ヴェルドラも同様で、ここしばらく“管制室”に顔を出していなかった。
「俺達の方は問題なさそうだが、ゴブタ達の方の状況はどうなってる?」
リムルの言葉に合わせて、全員の視線がドワルゴン方面を映すモニターへ向く。そこには整然と並んだ二千台の戦車がドワルゴンの
通常の戦車の射程距離が二~三キロなのを考えれば、あまりに離れた位置での布陣である。しかし、最高時速が百キロを超えることを考えれば、備える砲塔の射程もテクト達の知る射程も長いことは予想できることである。
そのため油断することなく、このまま砲撃が始まる可能性も視野に入れていた。
ゴブタとガビルだが、宿場町の住人の避難の警備を終え、ドワルゴンに入っている。共闘関係ということで指揮権を奪われることなく大門奥の中央広場で待機していた。
「ドワルゴンの長所は天然の要害とそれを利用した堅固な防御だ。先制攻撃は法律的に最後の手段らしいし、攻撃と防御で役割分担するべきだろうな」
「ですね。帝国軍も陣を張り出した今、開戦までの時間も残り少ない。こちらも出陣する頃合いですし、最終確認の意味でも、ガゼル王と連絡を取るべきでしょう」
ベニマルも頷いたのを確認してテクトはディアブロへと視線を送る。即座にディアブロがパソコンのような機械を用意した。
この機械は“連絡器”といい、ベスターが開発した魔力念話機器である。モニターとキーボード、マウス代わりの水晶球で出来ており、キーボードで相手先を指定すると通話が可能なのだ。ただし、送受信するのは思念である。
モニターの存在が示すように映像も送ることが出来るのだが、考えていることが絵となって筒抜けになってしまう恐れがあるので慣れていない者は通話機能のみを使うことを推奨している。
『もしもし、こちらテクト。ガゼル陛下にお取次ぎ願う、オーバー』
『もしもし、ガゼル陛下をお呼びしております。そのままでお待ち頂けますでしょうか、オーバー』
『承知した』
通信を行うにあたり、最初の応答の際に『もしもし』『オーバー』とつけるのがルールとなっている。『もしもし』の方はリムルが前世からの習慣で話している内に定着し、『オーバー』の方はテクトが面白がって使っている内に通信状態が確立されていることの確認のため採用されていた。ちなみに無線とは違い同時に声を出しても問題ない。
テクトが声をかけてからガゼルを呼び出し始めたことにシオンは憤っていたが、突然連絡した以上待ち時間が発生するのは当然である。秘書なのだからシオンが連絡して待たせないような状況を作ることも仕事ではあるのだが、思念の調整がうまくいかずに何度も壊した経験から“連絡器”へ触ろうともしないのだった。
待つこと三分程で応答がある。
『待たせたな。そろそろ、こちらから連絡しようと思っておったのだ』
聞こえてきたのはガゼルの声。まだ不慣れなためか映像の送信機能は使わず通話機能のみを利用しているらしい。
『それは重畳。こちらの要件は、共闘に当たっての役割分担、その最終確認になります』
『ふむ。それも重要だが、その前に一つ知らせておこう。我がドワルゴンの
『確認しました。映像、送ります』
双方のモニターにリムルの“神之瞳”による映像が映し出される。場所が帝国領内のため遠距離な上、魔法による妨害もあって鮮明とは言い難い映像だが、通校門へと通じる街道を封鎖する集団は確認できた。
『貴様等の言う通りだったな。敵が寝返ったと聞いた時は罠かと疑ったが、どうやら少しは信じられるらしい』
『どうでしょう? ガドラが帝国を見限ったのは確かですが、信用は出来ないかと。重鎮であったとはいえ、誤情報等で自覚なしに利用されている可能性もありますしね』
『フッ、言うではないか! それだけわかっていれば、上出来だ』
テクトの返答にガゼルはそう言って楽しそうに笑う。どうにも先輩風を吹かせたいのか、油断していないか試したらしい。そのままひとしきり笑うと笑いを収め、人の悪そうな顔になった。
『さて、テクトよ。帝国へ送り出した死者だが、のらりくらりと誤魔化されておるようだ。我がドワルゴンとしては、法律上、先制攻撃は最後の手段となっておる。不利ではあるが、それがドワーフの誇りである以上、帝国の出方を待つ他ない。貴様達までそれに付き合う必要はないが、さてどうする』
『帝国軍は我が国領内へと、こちらの了承無く無断で侵入した。これは断じて看過出来ない事態であり、我が国としては軍事的手段による強行な対応を検討している。ついては、我が国の同盟国である貴国にも、追従の意志を確認しておきたい』
『相変わらずそつがないな。領内の奥深くまで誘い込ませたのは、最初からここで迎撃するつもりだったのだろう?』
『はて、何のことやら。敵軍の捕捉が遅れ、ガゼル王の膝元まで進行させてしまったことについては忸怩たる思いですが、最初から巻き込むつもりであったと言われるとは思いませんでした』
『口の減らぬ奴よな』
すっとぼるテクトだが、実際のところはガゼルとも織り込み済みの展開ではある。ガドラから中央と東に帝国軍が展開すると聞いた時点で打ち合わせはしており、だからこそ第一軍団と第三軍団を送り込んでいる。なのでわざわざ惚ける必要もないのだが、そこは腹芸の一つである。
『まあよいわ。余もまどろっこしいのは好かん。軍事に関しては特に、認識の齟齬があっては事だからな。故に、ハッキリと伝えておく。“ジュラ・テンペスト連邦国”に、帝国との交渉を任せる。その後、開戦と決定したならば、我が“武装国家ドワルゴン”は、テンペストの同盟国として参戦を表明しようではないか。戦時中の指揮系統での混乱を避ける為、我がドワルゴンは守勢に徹するが、構わんな?』
『十分です、ガゼル王。東側の動きは不透明ですし、いざというときに頼らせて頂けるだけでも心強いですよ』
『こうなることも、予想の範疇であろうが、まあ、それが一番無難な戦術だが、同盟国の危機とあらば名分は立つ。もしもの時は遠慮なく余を頼るがいい』
『では、こちらは予定通り使者を派遣します』
『うむ。だが、気を付けろよ。貴様等が戦車と呼ぶ新兵器だが、その威力は不明だ。帝国兵共の装備を見ても、剣の時代が終わろうとしておるのやも知れぬ。危険な役割を押し付ける形になるが、許せよ』
『呼称に関しては、こちらの知識が元になっています。簡単に言えば、筒の根本で火薬を爆発させ、その爆風を利用して金属の塊を飛ばす。そういう兵器です。物理法則だけの兵器でも陣地を吹き飛ばせる兵器が魔法と組み合わさった結果は、おそらく既存の戦術では対応できない威力となるでしょう』
『対魔法の『防御結界』が意味をなさない、ということか?』
『ええ。結界だけでなく、物理に強い障壁も併用する必要があるかと。土壁を重ねた上で、その間に砂を詰めれば多少は防げるかもしれませんが』
『砂?』
『壁から壁への衝撃を細かい粒子が分散してくれますので。まぁ、あの数相手では気休めではありますが』
『ふむ。誰しも考えることは同じよな。新たな時代に対応すべく、我々も“魔装兵”の開発に取り組んでおったのだ。それが先を越されたからと言って、文句を言うのは筋違いというものよな。それで、勝てるのか?』
ガゼルの確認にテクトは鼻を鳴らす。そのまま外交用の態度も捨てて不遜な態度になった。
『勝つ! 俺から言えるのはそれだけだ』
『ふっ、ふははははは! 頼もしい奴だ。武運を祈るぞ!』
『任せろ!』
そのやり取りを最後に通信は切れる。
テクトは軽く首を回すとベニマルへと顔を向けた。
「さて、確認は済んだな」
「ええ、俺達の好きなようにしていいと、言質は取れました」
「よし、なら使者は、テスタに行かせるか。茶番だが、お約束ぐらいは―ってまずいな、これは」
リラックスした様子で命令を下そうとしていたテクトだったが、突如として緊張した様子となる。その変化に不思議そうにするリムル達にテクトは手短に説明する。
要点だけに絞れば、ゴブタが要らぬことをいったという話である。
空気の読めないゴブタが何かやらかしてテスタロッサからの粛清を受ける可能性を考慮して観察していたところ、見事にやらかしたのだ。
だが、その主張は戦場という物資の限られた状況でティータイムをしていたテスタロッサとウルティマを批判するような内容であり、間違っているとは言えない。だが、基本的に自分の考えを否定されることのない原初の悪魔を相手に正論を押し通すのはさすがに命知らずが過ぎるというものだ。
とはいえ、軍団長を任されたことで生まれた責任感を元に―しかも、相手はとびきりヤバい相手と知らされないままに発言したゴブタをフォローしない訳にはいかないのだった。
「あ、あ~、テスタ、応答せよ、応答せよ」
ひとまずテスタロッサに語り掛けることでクールダウンを図るテクト。「思念伝達」であるため発声する必要はないのだが、思わず口も連動してしまう程度には焦っていた。
『はい、テクト様。どのような御用でしょうか?』
テスタロッサは応答すると即座に跪く。その切り替えの様子にこれ以上この場でゴブタへと何かをする可能性は低そうだと判断して、テクトは落ち着いて要件を進めることにした。
ひとまずゴブタ、ガビルにも「思念伝達」を繋げると、ガゼルとの取り決めについて説明していく。それが終わるなり、テスタロッサが返答する。
『では、その交渉に、私が出向けば宜しいのですね?』
ウルティマを「思念伝達」から外したことで察したテスタロッサの確認にテクトは口の端を上げ、言葉を返す。
『ああ、テスタにはこの戦場においても、魔国連邦の全権代理としての権限を与える。こちらへの「思念伝達」はいつ行っても構わないし、西方配備軍軍団長として各軍団長に比肩する立場もそのまま適応される。ゴブタ、ガビルと連携して事を進めろ』
『御心のままに』
『テスタロッサ、口上含め、全て任せよう。くれぐれも、丁重にな』
『ははっ!』
テクトからの信頼にテスタロッサはうっとりとした様子で頭を垂れる。これで話は終わりかと思われたが、ゴブタが声を上げる。
『テクト様、流石に権限はあるといっても、女性一人で向かわせるのは賛成できないっす。自分も付き添ってサポートするっすよ!』
『ゴブタがか?』
『勿論っす。自分も軍団長として、責任ある立場になったっすからね。か弱い女性を守るのも、自分の務めってやつっすよ』
テクトの確認に、ゴブタは胸を張って宣言する。その様子から本気でテスタロッサの危険性に気が付いていないようで、テスタロッサとしてもその図太さを認めてもいいのではないかと思い始めていた。
『現場の指揮官としてのゴブタの判断を尊重しよう。ランガを送るから、テスタの護衛につけ。帝国がこちらの要求に応じるならば良し。応じなければその場で開戦となる。出オチになるなよ?』
『任せてほしいっす。自分、逃げ出すのは得意っすから!』
『……まぁ、いいや。任せたぞ』
そう告げて、テクトは「思念伝達」を終了する。
出撃が決定し、準備を始めた第一軍団と第三軍団を眺めつつ、足元の陰へと声をかける。
「ランガ、いるな?」
「ここに!」
テクトの声に即応し、ランガが陰から顔を出した。うれしそうに顔を見せ、尻尾を振るランガにほほえましそうな顔を向け、容赦なく命令を下す。
「ゴブタの援護をしてやってくれ」
ランガの尻尾の動きが止まった。一瞬の沈黙の後、明らかに落胆した様子でランガが答える。
「……承知しました、テクト様。それで、いつ出向けば宜しいでしょうか」
明らかに行きたくなさそうな様子のランガだが、かといって帝国軍との交渉にゴブタを放り込むわけにはいかないのだ。
「今すぐだ。ゴブタの援護を頼むなら、ランガを措いて他にいないからな。頼りにしてるぞ!」
「お任せください、テクト様!」
信頼を口にされたことで元気を取り戻したランガは颯爽とドワルゴンへと出発していった。
その後ろ姿を見送って頷き、テクトはモニターへと視線を戻す。
「しかし、戦車かぁ。こっちも並べられるだけの数を用意できればよかったんだけどなぁ」
整然と並ぶ戦車を見ながらテクトが悔しそうに呟く。戦車の開発が出来ているとも取れるセリフにベニマルが驚愕するが、それを口にするより早く膝上のリムルが反論した。
「うちにあるのは段ボール戦車だけだろうが! 知ってんだぞ、お前が段ボール作るために製紙工場を優先してたの!」
「強化していけば戦車とも渡り合えるんだぞ。それに、書類に使う紙のコストは下がったじゃんか。漫画の印刷も捗っただろ?」
「あのなぁ……」
実際に紙のコストは下がったが、漫画についてはヴェルドラとラミリスが喜んだだけだ。なのでどう言い返すか考えていると、ベニマルが口を挟んだ。
「取り敢えず、話を戦況に戻しますよ。これ以上続けるようならシュナを呼びますので」
「「はい、すみません」」
開戦を間近に話す内容ではないことは二柱ともわかっているので素直に話を戻す。決して、シュナが怖いわけではない。
ここからの予定だが、テスタロッサによる交渉は決裂することはほぼ確実という予測が立っている。
開戦が決まり次第、首都“リムル”は迷宮内へ隔離することになる。
防衛戦についてはラミリスの力で主導権を握れるため流れに任せることができる。
対して、ドワルゴン方面はやや難しい部分がある。
大きな問題は戦力比が大きすぎること。しかし、戦車は小回りが利かず、乱戦になれば砲撃を封じれるため、高機動で迫ることのできる狼鬼兵部隊が戦車隊に挑むことになる。
試算ではあるが、直撃さえしなければ死にはしないため、「ビビったら負けだ」という言葉とともにゴブタは送り出されている。また、危険な場合は各自の判断で「影移動」で逃亡するよう指示を出していた。
緑色軍団は展開しても的になるだけなのでハクロウに預け、急襲部隊として別行動となっている。
とはいえ、万が一の場合は即座に撤退するように全員に徹底させている。
「けどまあ、逃げ出すのは最後の手段ですよ。御二人の威光に泥を塗るような真似など、俺が決して許しません」
そう言って確認を終えたベニマルにリムルが硬い声で告げる。
「無茶はさせるなよ?」
「そりゃあ、無理ってものです。勝つためには、全力を尽くすのが礼儀ですから」
ベニマルがこう返して、爽やかに笑ったことでリムルは渋面を作る。とはいえ、テクトの膝上に収まるためにスライムの状態を保っているので表情はほとんど変わらない。
そんなリムルをテクトは落ち着かせるかのように撫でていく。
「そんな顔するなよ、リムル。何のためにテスタとウルを送ってると思ってるんだ? そういう事態に備えてだろ? ちゃんと全員モニタリングしてるからいざというときは回収できるし、何なら俺が出向いたっていい。訓練と同じだよ。多少怪我はするかもしれないけど、それだけだ。全員回復して笑えるようになる。だから、大丈夫だ」
柔らかく微笑んだテクトの手がリムルの表面を優しく撫でていく。
ゆっくりと温度の上がっていく水にミョウバンの欠片が次々に溶けていくように不安が消えていくのに何やらむず痒い感情を覚えるのだった。
次回「」
感想・評価・お気に入り等ありがとう御座います。
アニメも一旦放送終了。来年7月の再開を待ちましょう。
さて、「蒼海の涙」編も円盤が発売されたようなので、触れるかどうかのアンケートを実施します。
一応、再度申し添えておきますが、クソほど塩試合です。内容がすごく薄くなりそう。
それでもよろしければ……ですね。
「蒼海の涙」編について
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塩試合でもいい
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止めておきましょう