転生時の要望が違う形で受け取られた件   作:篠白 春夏秋冬

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発されたセリフと大まかな流れは同じなので、簡単に済むと思っていましたが、案外作業量が多かったので、水曜投稿は諦めて週末での投稿でいこうと思います。

内容の進みが遅くなること、お詫び申し上げます。


46話:開宴(オーバーチュア) SideーT

 リムルに続き、門をくぐるとそこは会場だった。

 

 しかし、ミザリーのあの表情はなんだ? 

 

「え? お前が行くの?」とでも言いそうな顔していたが……

 

 関係のない事を考えても仕方ないので会場の観察に入る。

 

 大きな円卓に十二脚の椅子。

 

 一番奥にはギィが座り、その反対側にリムルが座った。

 

 そして俺達と共に会場入りしたラミリスがギィの左に座っている。

 

 おそらく魔王になった順に奥から座っていくのだろう。

 

 席順は別に気にすることではないのだが、ギィはリムルに続いて現れた俺を見た途端、わずかに動揺を見せた。

 

 それ程俺に来てほしくなかったのだろうか。

 

 ギィが俺に関わることで頭を悩ませるとすれば竜種関係だが、ギィのことだしヴェルザードにもヴェルドラの復活も伝わっているはずだ。きっと彼女は落ち着いているだろう。

 

 「竜達之友(ドラコニア)」のことでヴェルザードが何か言っているかもしれないが、そう大きな問題はないはずだ。

 

 今のところ「白氷竜召喚」を使う予定はないが、もし使えば白氷宮の戦力が勝手に移動するわけだし、後で詳しい内容を共有しておく必要はあるだろう。

 

 何やらギィから念話が飛んできているが、今はクレイマンの方が重要だし、どうせ説明には赴く予定なので無視だ。

 

 暫くギィからの応答を求める声を聞き流していると、大男が入ってきた。

 

 アラクネのときよりも高いその身長に、彼を巨人族(ジャイアント)の魔王―ダグリュールと判断する。

 

 他の魔王が入ってきたことで傍受されるのを嫌がったのかギィからの念話も途絶え、快適になった環境でダグリュールを観察したが、なるほど、ヴェルドラと喧嘩するだけあって凄まじい魔素である。

 

 その巨体で椅子に座れるのかと不安になったが、魔法の品だったらしく大きさが変化し、ダグリュールの巨体を問題なく受け止めた。

 

 ラミリスの座る椅子は変化がないあたり、サイズの変化に下限はあるようだが、上限がどれほどなのか気になるところだ。

 

 というか、ラミリスの奴、ベレッタにページをめくらせて漫画を読んでやがる。

 

 まぁ、楽しそうで何よりだ。

 

 次に現れたのは筋骨隆々な金髪の男性。

 

 唇から犬歯が覗いているので、彼が代替わりしたという吸血鬼(ヴァンパイア)の魔王ーヴァレンタインだろう。

 

 ヴェルドラへの恨みを継いでいないかが不安だ。経験のない恨みは際限なく膨らみかねない。

 

 ともすれば、ヴェルドラがいるからという理由で吸血鬼との全面戦争の可能性もある。

 

 彼が吸血鬼で最強であれば、何とかなりそうなのだが、従者が問題だ。

 

 老執事然とした方は問題ない。

 

 魔王の側近だけあって強いは強いが、今の俺達なら十分に相手が出来る。

 

 だが、もう一人がヤバい。

 

 透き通るような肌に銀髪。

 

 赤と青の金銀妖瞳(ヘテロクロミア)

 

 少女から大人になる一瞬を抜き取ったかのような妖しい魅力のある美少女だった。

 

 ただ観察するだけのつもりが、少々見とれて長く見てしまったが、おかげで魔素量の多さがよくわかった。

 

 魔王として席についているヴァレンタインよりも多く、何ならカリオンよりも多い。

 

 その上、妖気の制御も絶妙で、ギィ同様一見するだけではその本質を測れないだろう。

 

 おそらく、彼女が代替わりする前の魔王であり、全権を代理したものを参加させ続ける事による非難を避けるため代替わりという手段を取っているのだろう。

 

 ラミリスはディーノとやらがサボり好きと言っていたが、彼女もその気があるのかもしれない。

 

 気になるのは何故か俺を見ている点だ。

 

 え? 俺なにかした? ヴェルドラと関わりがあるっていうならリムルにも視線を送るはずだし、吸血鬼になにかした覚えもないんだが? 

 

 まぁ、視線に敵意が乗っていないし、あっちも解析しているならリムルよりも俺の方が魔素量が多いことにも気付けるかもしれない。実際は少し違うが、自分に似た状況になっている奴が気になるのだろう。

 

 なるべく少女の視線を気にしないようにしていると、五人目が入場した。

 

 眠たげに細められたライトブルーの瞳に濃い紫の髪に銀のメッシュが入っている青年だ。

 

 武装は腰に付けた二本の剣だけという軽装であり、シャキッとしていれば整っているように見えるだろう容貌だが、その身に纏う気だるげな雰囲気が台無しにしていた。

 

 彼はラミリスへと挨拶すると、暫く恒例のじゃれ合いといった様子で口論し始めた。

 

 ディーノと呼ばれた彼がトレイニーさんとベレッタに気付くとラミリスが自慢を始め、その後少し話すとヴァレンタインの隣へと座り、顔を伏せる。

 

 やる気もなさそうに居眠りを始めるディーノに呆れつつ、ふと横を見るとシオンが立ったまま居眠りをしていたので叩き起こしていると、有翼族(ハーピィ)の女性が入ってきた。

 

 フォビオの話から考えて、彼女がフレイなのだろう。

 

 フレイはミリムの席と思しき空席を見た後、リムルへと視線を送った。

 

 ミリムと親交のある魔王と聞いていたが、俺の方には一瞥もない。おそらく名前の件もあって全く話していないか、話の内容がアラクネの姿の時のことばかりで今の姿と結びつかないかのどちらかだろう。

 

 そんな事を考えていると、寝起きのシオンが機嫌を悪くしている。

 

 どうやらフレイに見とれていたリムルにご立腹らしい。

 

 仕掛けられてもいないハニートラップに掛かりに行くのはいただけない。これはリムルが悪いだろう。

 

 それよりも気になるのは、フレイの連れている従者である。

 

 一人はまだいい、リムルが見とれる程のスタイルであるフレイにも負けず劣らずのプロポーションの少女だが、それだけだ。

 

 問題はもう一人。

 

 獅子の仮面を被った男である。

 

 そう、獅子……妖気の波長は変えているが、足は普通のままなことといい、体格といい、明らかにカリオンだ。

 

 アンタ何やってんだよ! 無事で良かったけど、何で参加しているのか……もしかして、クレイマンの事を探ろうとしているのだろうか? 

 

 それにしても、もう少し慎重に行動するべきだろう。

 

 見るやつが見れば直ぐに気付くだろうし、ここに集うのは海千山千の曲者達だろう。気付く奴の方が多そうな場所だ。

 

 おそらくリムルも気づいているだろうし、本当にこの件に関しては、クレイマンが他の魔王の配下に興味を向けないような間抜けであると信じるしかないだろう。

 

 これだから獣人は脳筋とか言われるんだぞ……

 

 と内心で呆れていると、金髪の人物が入ってきた。

 

 案内もないところを見ると、自力でここに来たらしい。その人物には見覚えはないが、誰かはわかる。

 

 ここにいない魔王はミリム、クレイマン、レオンの三人。

 

 見覚えがないのでミリムではないし、クレイマンであれば自分が戦争を仕掛けている相手である俺達が参加する魔王達の宴(ワルプルギス)に、護衛もなく参加するなどありえないだろう。

 

 つまり、こいつがレオンということになる。

 

 入ってきたレオンに気づいていないリムルに声をかけると、リムルも気づいたようだった。

 

 そのまま席につくかと思われたレオンだったが、意外にもリムルへと話しかけた。

 

 しかし、レオンは別に用があるわけではなく、リムルの姿にシズさんを重ねただけらしい。

 

「シズさんは死んだぞ」

 

「知っているさ。死ぬのは当然だ。なんせ彼女は、イフリートを受け入れて魔人になるのを拒んだのだから」

 

「彼女からお前を一発殴ってくれと頼まれているんだ、殴らせろ」

 

 リムルはシズさんの事を話したが、それに当然という態度で返すレオンに苛ついたのかリムルから攻撃的な言葉が出てきた。

 

 だが、この場で要らない諍いは困る。殴ろうとしたら以前ミリム相手に試みた静止(物理+魔術)のフルコースで止めるとしよう。

 

「断る。私はシズに、自らの生を選択する機会を与えた。彼女は魔人ではなく、人間として生きることを望んだのだ。イフリートを選別にくれてやったのに、殴られる筋合いなどない。だが、お前にも少し興味がある。招待してやるから、文句があるならば来たらいい。罠だと思うなら、拒否してくれても構わないよ」

 

 レオンはリムルの言葉にも機嫌を損ねる様子を見せず、冷静に返した。準備は無駄になりそうだ。

 

「わかったよ。受けてやるから、招待状でも送ってくれ」

 

「ああ、そうしよう。もっとも、お前がこの場で生き残れたら、だがな」

 

 リムルが招待を受けるという回答を出すと、煩わしそうにしながらも応答し、リムルの左へと座る。

 

 それきり無言だが、もしかして最後の言葉は激励だったりするのだろうか? 

 

 お前とは話をしたいから死ぬなよという感じだったりして……

 

 まぁ、これは好意的に解釈し過ぎか。

 

 それにしても、レオンへの印象はだいぶ変わった。

 

 思えば精霊の住処から奪った上位精霊はイフリートだけという話だったし、それを与えているのは中々にシズさんの待遇はいいのかもしれない。

 

 それにあらためて考えると、いくら操れるとはいえ自身に臣従しているわけでもないシズさんに上位精霊を与えたままにしたり、殿をシズさん一人にして、その後生き残った彼女に何もしなかったことに違和感がある。

 

 レオンの口ぶりからシズさんの動向は知っている様子だったし、また配下に加えようと思えばできたはずだ。

 

 自身に臣を置いていないシズさんはともかく、支配下におけるイフリートを回収しようとしなかったのは何故なのか。

 

 考えても仕方ないし、そのへんはシズさんの最期を看取ったリムルに任せよう。

 

 魔王も大半が出揃い、後はミリムとクレイマンだけ。

 

 そろそろ開始かと思っていると、ベニマルから報告が届いた。

 

 一瞬不思議に思ったが、シラヌイ曰く、異界であっても魂の回廊が繋がっていれば「思念伝達」は通じるらしい。

 

 肝心の報告だが、一時間足らずで戦争は集結し、一方的な展開だったとのこと。

 

 当方からはけが人は多数でたものの、死者はゼロ。クレイマン軍からは確認できた死者だけで千名。けが人はその三倍以上とのことだ。

 

 生きてさえいれば回復出来るため、死者が少ないのも当然なのかもしれない。

 

 ついでに、敵の指揮官のヤムザが、なぜか暴風大妖渦(カリュブディス)になったそうで、それをベニマルが焼滅させたらしい。

 

 「魔力妨害」を上回ればダメージが通るのはわかっていたが、ベニマルも出来るようになっていたようだ。

 

 なんとも頼もしい義兄上殿である。

 

 そして、竜を祀る民は相当強かったらしい。

 

 ミリムと俺達の関係性から彼らが全力でくることはないと踏んでいたが、彼らが逆らえない状況に陥る可能性もあったため、考えが甘いところはあったかもしれない。

 

 人数も百名程度という少数だったことも油断の原因と言えるし、要反省である。

 

 奴らの主張としては、カリオンの裏切りを調査するという名目で動いていたらしい。

 

 魔王達を裏切り、クレイマンの配下を殺し、リムルと繋がっているという証拠の捏造を行おうとしていたのだろう。

 

 こちらが勝利したことによりそれは潰せたので、どのような言い訳をしてくるか不明だが、他の魔王が賛同することはないと思っていい。

 

 まぁ、賛同する奴がいれば排除するだけだし、最も相手にしたくないギィはラミリスがこちらについている以上、敵対する事はないだろう。

 

 ソウエイからも報告が届き、無事に城の制圧は完了したらしい。

 

 シュナ達が怪我をすることもなかったようだし、一安心である。

 

 何やら不死系魔物(アンデッド)を仲間にしたらしいが、詳しく聞こうにも言葉を濁し、よくわからなかった。

 

 カリオンは見つからなかったらしいが、目の前にいるわけだし、当然と言えるだろう。

 

 宝物庫からクレイマンと中庸道化連との関係性を証明する証拠も見つかったらしく、ついでに財宝も根こそぎ奪ったらしい。

 

 これは慰謝料だな。間違いない。有難く頂こう。

 

 ゲルドの「胃袋」を経由してリムルに証拠を送ってもらいつつ、糸を使って防諜をして報告を共有する。

 

 そうしていると、クレイマンとミリムが入ってきた。

 

 クレイマンは魔王としては下位クラスの魔素量だが、抱えている狐は奴に勝る程の魔素量を持っている様子で、あれが五本指の母指の九頭獣(ナインヘッド)と見ていいだろう。

 

 クレイマンの後ろからミリムも入場し、これで魔王全てが出揃った。

 

 早速クレイマンが逃げられないように対策を始めよう。

 

 「虚飾之王(ベリアレイション)」を発動し、「夢幻牢獄」を行使する。

 

 これは以前「虚飾者(ヴェイングローリー)」が発現した際に暴走したときのように、精神に介入し幻想の世界に誘い込む権能だが、流石にこの時点でクレイマンを棒立ちの人形にするわけには行かないうえ容量も不十分なので、いざというときに幻覚を見せて攻撃を外させる程度に留める。

 

 もし心を折れればいつでも魂を奪うことも出来るようになるし、何かしらの奥の手の矛先を逸らすことができれば御の字なのだ。

 

 今の俺の行動を見れば、力をひけらかして問題ないのかと思う者もいるかもしれない。

 

 だが、今は示威のためにさほど真面目に隠蔽していないだけで、いつものように全力で隠蔽すれば、ギィや吸血鬼の少女のようなことが出来るものでも俺の魔素量を正確に測るのは不可能に近いはずだ。

 

 であれば、俺が究極能力を持ていることは直ぐに知れることなので、少しあとになるか先になるかの差なのである。

 

 むしろ俺が目立つことでリムルへの警戒がゆるめば今後の交渉にも便利になるかもしれない。

 

 とはいえ「虚飾之王」はこの場では使う必要はなく、単なる保険だと思っていた。

 

 だが

 

「さっさと歩け、このウスノロ!」

 

 そう言うとクレイマンが拳を振り上げる。

 

 それを見て、転生からもっとも永い一瞬が始まった。

 

 「狡知之神(ロキ)」の糸を吐き出す。

 

 魔王への進化に伴い進化して「神識糸」となった不可視の糸がミリムをわずかにクレイマンから離し、その間に入り込むと、その場でミリムの頬に限りなく近づけた質感の偽物(ダミー)を作り、ミリムの代わりにクレイマンの拳を受け止めた。

 

 クレイマンには違和感を抱けないように「夢幻牢獄」による誤認をさせたため、気付くことはなく、魔王達の前でミリムを殴ったことで気を良くしたのか満足そうにしていた。

 

「ノロマめ、さっさと席に座りなさい」

 

 クレイマンが指示を出し、ミリムが大人しく従う。

 

 ミリムの口角が震えているあたり、笑いたいのをこらえているのだろう。無責任な感じもするが、是非頑張ってもらいたい。

 

 というか今のでわかったが、ミリムは操られていないらしい。

 

 ギィは一連のことがわかったのか遠慮なく口角をあげ、おかしそうにしている。

 

 自分が我慢しているのに何も我慢していないギィにミリムが不満そうに視線を向けた。

 

 お前らクレイマンを騙す気あるのか? 

 

 ええい、こっちに視線を送るな! 

 

 ミリム(自分)の頑張りを無駄にする気か? 

 

 他の魔王は……案外気付いてはなさそうだ。

 

 それだけミリムが殴られても反撃することなく、大人しく指示に従ったことが衝撃を与えたのだろう。

 

 ただ、フレイはミリムの様子から何かを察したのかこちらに視線を送ってきた。

 

 フレイから見て、俺とクレイマンは同じ方向なのでクレイマンにバレる恐れは低いだろうが、素直に驚いた演技でもして欲しいところである。

 

 いや、待て。フレイが驚く様子を見せないということは、クレイマンがミリムを殴るのは初めてではないのではないか? 

 

 つまり、気が向いたときに、ストレスの発散として、ミリムを見下すために暴力を振るっていたということか? 

 

 ……なるほど、クレイマンはよほど命が要らないらしい。

 

 いけない、わずかだが殺気が漏れたらしい。

 

 隣で再び眠りかけていたシオンが飛び起きた。

 

 居眠りは問題だが、今回は多めに見るとしよう。

 

 とにかく、まだ動くわけにはいけない。

 

 こちらの正当性を示し、誰の目にも俺達の行動に問題はないのだと証明しなければならない。

 

 やるべきことを見定め、ゆっくりと気を抑えていると、レインが参加者の紹介を始めた。

 

 まずは十大魔王の内、行方不明扱い(変装で参加)のカリオンを除いた九名。

 

 悪魔族―「暗黒皇帝(ロード・オブ・ダークネス)」ギィ・クリムゾン

 

 竜人族―「破壊の暴君(デストロイ)」ミリム・ナーヴァ

 

 妖精族―「迷宮妖精(ラビリンス)」ラミリス

 

 巨人族―「大地の怒り(アースクエイク)」ダグリュール

 

 吸血鬼―「鮮血の覇王(ブラッディーロード)」ロイ・ヴァレンタイン

 

 堕天族―「眠る支配者(スリーピング・ルーラー)」ディーノ

 

 有翼族―「天空女王(スカイクイーン)」フレイ

 

 妖死族―「人形傀儡師(マリオネットマスター)」クレイマン

 

 元人間―「白金の剣王(プラチナムセイバー)」レオン・クロムウェル

 

 そして、今回の話題の主役、新たな魔王を僭称する者―「ジュラ=テンペスト連邦国盟主」リムル・テンペスト

 

 紹介が終わるとクレイマンが立ち上がった。

 

「さて、本日は私の呼びかけに応えて頂き、誠にありがとう御座います。それでは始めましょう、我等が宴を! ここに、魔王達の宴(ワルプルギス)の開催を宣言致します‼」

 

 そして、主催者の権利として、開会を宣言した。

 

 波乱の予感を含み、魔王達の宴が始まったのである。

 


 

 次回「踊る傀儡師(アリア)




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紅蓮の絆編は書いた方がいいのか

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