転生時の要望が違う形で受け取られた件   作:篠白 春夏秋冬

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会議と準備、祭り本番で足りない刺激を補うための戦闘回。

一応事前に作成している設定からは逸脱していないつもりです。


65話:破壊の暴君(デストロイ)への挑戦

 ヴェルドラが魔素を開放した翌日。

 

 解散後も魔素の放出を続けていたヴェルドラも人型に戻り、今回は連れてきたベレッタ、マウザー、トレイニーと情報を共有していた。

 

 濃密な魔素を利用するためラミリスに部屋を追加してもらい、輸入した鉄鉱石を設置したところでリムルがベレッタに切り出す。

 

 内容は魔王達の宴(ワルプルギス)でギィとベレッタが話したという主をラミリスに決めるという宣言についてだ。

 

 結論から言ってしまえばリムルの配下から外れラミリスに仕えることになるが、今後の魔国連邦の主要産業となる予定である迷宮の運営に関わる以上、リムルの配下も同義であり、ベレッタの本来の望みであるリムルとラミリスの両者に仕える形になるため、無事にラミリスがベレッタの真の主(マスター)となった。

 

 と、ここまでは良かったのだが、ベレッタと似たような事情を抱えているマウザーは少し事情が複雑になった。

 

「やっぱり、このままだと問題があるよね」

 

「アタシは気にしないけど、ギィがうるさいもんね」

 

 マウザーは元より契約満了の暁にはテクトの配下となることを希望していた。そして、それは変わっていない。

 

 それはあくまでマウザー本人の希望なので咎める理由はないのだが、ギィの存在が問題だった。

 

 現状で造反に対して抵抗力がほとんどないラミリスの配下の忠誠心に対し、厳しい目を向けていたギィの存在を考えるとこのままラミリスの配下として扱うのは問題があった。

 

「となると、ちょっと横破りにはなるけど、マウザーは現行の契約を破棄して一回引き取るよ。で、ラミリスの護衛としてこっちから派遣している体にしよっか」

 

「アタシは構わないわよ。ほっといてギィがマウザーをふっとばしたりしても困るし」

 

「私も異論はありません。寧ろ望ましいくらいです」

 

「何? アタシの護衛は不満だっての?」

 

「ははは、まさか、そのようなことはございませんとも」

 

 マウザーの言葉にラミリスが突っかかるが、続けられた適当な言葉にかわされて、最終的にテクトになだめられる。

 

 ベレッタとトレイニーが正式に配下となり、復活の腕輪無しでも不滅の存在となり、自由な記録地点での復活が可能となった。

 

 また、各階層の記録地点を通して転移も可能となっており、防衛戦力として考えると今後のラミリスの勢力拡大がとんでもないことになる可能性を感じ、テクトは僅かに鼻白んだが、これまでのラミリスの言動からそう大事にはならないと考え、不安視することをやめた。

 

 そうしてマウザーは万が一にもラミリスを害さないように厳重な制作者命令(マスターロック)を課され、ラミリスとの契約を結ぶことでベレッタ達と同じ権限を得たのだった。

 

 

 

 ラミリスの配下に関する問題が片付いたところで、迷宮の内部構造を考え始める。

 

 毒沼や毒矢に始まり、落とし穴や疑似宝箱(ミミック)など様々な罠が設置できるとあって、どんどん設置されていった。

 

 死ぬ危険がないとはいえ、前世でのゲームと違い簡単にセーブ&ロードができるわけではないため罠の数に僅かに疑問を抱いたテクトとリムルだったが、ラミリスとヴェルドラが笑い飛ばしたことで頭の隅へと追いやり、迷宮の難易度は上がり続けた。

 

 そうして数日。

 

 ラミリスが嬉々として用意した様々な罠をベレッタとトレイニー、マウザーが設置して回る最中に、テクト達は迷宮内部のレイアウトを考えていた。

 

 一定階層ごとに特色を変えつつ地形効果の付与を考えていると、ラミリスが飛んできた。

 

「流石のアタシでも無理よ。階層全体に地形効果を維持し続けるようなエネルギーの確保ができないし」

 

「そりゃそうだな、スマンなラミリス、無茶を言ってしまって」

 

 想定していた地形効果は主に火炎や極寒、暴風など自然災害が吹き荒れる階層を考えていたが、自由度が高いとはいえ流石に無理なことはあると知り、リムルが意見を取り下げようとしているとテクトの白髪に桜金色(プラチナピンク)が混じった。

 

「どこかに棲息している、火竜(ファイアドラゴン)や、氷竜(アイスドラゴン)捕獲(テイム)して連れて来ればいいのだ。何ならワタシが捕まえてこようか?」

 

 桜金色の正体はミリム。

 

 テクトの背にかぶさるように乗ったミリムのツインテールがテクトの髪に混ざったのだった。

 

 その服装は白を貴重としたワンピースであり、()()()として普段遣いに向かないゴスロリの代わりにテクトが送ったものである。

 

 未だ外部には明かしていない迷宮の最下層に突如現れたミリムにリムルやラミリスは驚いたが、テクトは肩越しにミリムの頭を撫でるだけだった。

 

「ミリム、フレイはいいの?」

 

「ま、まあな! ワタシは優秀だからな⁉ 勉強などすぐに終わるのだ⁉」

 

 テクトの質問はミリムの陣営の内情を朧気ながら知っているからこその質問であったが、ミリムは視線をそらしながら答えた。

 

「嫌だ! ワタシも断固参加するのだ!」

 

 ミリムは回答を聞き、ため息を一つ挟んで言葉を紡ごうとしたテクトを遮り、声をあげる。

 

 テクトにしがみつき引き剥がされまいとするミリムにテクトはもう一度ため息を吐くと、転移で逃れて口を開いた。

 

「まぁ、そのへんは後で考えようか。で、竜を捕獲して連れてきたら地形効果の問題はなんとかなるの?」

 

「うむ! 誇り高い竜王(ドラゴンロード)を捕獲するのは無理だが、属性のある上位龍族(アークドラゴン)であれば可能なのだ。奴らを捕まえて放し飼いにしておけば、魔素を喰って地形を変化させてくれるだろう」

 

 ミリムとヴェルドラ曰く、ドラゴンとは星王竜ヴェルダナーヴァの劣化した因子を持って生まれた魔物であり、もとを辿ればミリムのペットであった精霊竜(エレメンタルドラゴン)へと行き着くのだという。

 

 竜種の因子を持つといっても精神生命体ではなくその存在は肉体に依存しているようだが、精霊竜の因子が色濃く出た上位龍族が知恵を持つまでに至れば竜王へと進化し、寿命もない精神生命体に近い存在になるのだ。

 

 ドラゴンは巣作りする際にそれぞれの縄張りを自分好みの環境へと作り変えるので、その習性を利用して各階層の地形効果を作り上げるというのがミリムの考えだった。

 

 ヴェルドラのおかげで魔素に困ることはなく、材料が不足することはないためミリムの案は承認され、精霊竜から派生する四系統―地・水・火・風それぞれの上位龍族が捕獲されることになった。

 

 ドラゴン達の強さが聖騎士団の一個小隊でも勝てると言い切れないレベルということでヴェルドラの待つ最下層手前の四階層に配置することが決定された。

 

「クックック、我の前に雑種共を並べるか。偽者を見て安心したところで、我の出番という訳だな!」

 

「むう、ヴェルドラの役は美味しすぎるのだ。ワタシもたまにはラスボスとやらをやってみたいぞ!」

 

 と実に満足そうにするヴェルドラに対し、ミリムは不満そうにする。

 

 ミリムによるドラゴンの捕獲がなければ地形効果についての計画が頓挫するので、テクト達は目配せをするとミリムへと語りかける。

 

「何を言っているんだ、ミリム。お前の協力があってこそ、この最後の罠が完成するんだぞ」

 

「そうだよミリム! 今回はアタシからもお願いするから、強くて格好良い竜を捕まえてきてよね! あ、手が足りないんだったらテクトを連れていけばいいんじゃない?」

 

「は?」「ム⁉」「う〜ん」

 

 ラミリスの提案に魔王達がそれぞれ反応を示す。

 

 期待するようなミリムの視線を受け、僅かに瞑目したテクトだったが、幾度か頷いて目を開いた。

 

「スケジュール的には問題ないかな。リムル、こっちはしばらく任せるね」

 

「……」

 

「リムル?」

 

「……はぁ、わかったよ」

 

「?」

 

 ひとまずリムルの承諾を得たことで、竜の生息地をどのように回るかを計画し始める。

 

 その最中、テクトはふと思い出したようにラミリスへと視線を向けた。

 

「ラミリス、腕輪を二つもらえないか?」

 

「それはいいけど、急にどうしたのさ?」

 

「ちょっとね」

 

 テクトはラミリスから腕輪を受け取ると片方をはめ、もう一方をミリムへと放った。

 

 唐突に投げられた腕輪をミリムは危なげなく受け取ったが、意図を読みきれず首を傾げる。

 

 テクトは深呼吸をすると、改めてミリムへと視線を合わせる。

 

迷宮(ここ)なら死んでも復活できるのは実証済みだ。だから、頼みがある」

 

「何だ?」

 

「俺と戦ってほしい」

 

 テクトの宣戦布告を受け、ミリムは無言で腕輪をはめる。

 

 腕輪を見つめて表情を伺いしれないミリムが動く前に慌てたように声をあげたのはリムルだった。

 

「いきなり何を言ってるんだよ! そんなことする必要ないだろ?」

 

「確かに必須ではないかもね。でも、俺はやっておきたいんだよ」

 

 テクトは自身の力を測りかねていた。

 

 ヴェルザードとの邂逅以前は精神的な問題でそもそも前線に立とうとしていなかったため言うに及ばず。

 

 イングラシアからの帰途で会敵したヒナタとは結界によって勝負にならず。

 

 ファルムスの軍勢は怒りに任せて殲滅した。

 

 魔王達の宴では操られていた九頭獣(ナインヘッド)に対処しただけ。

 

 先頃のルベリオスとの一件では正体不明の一団を不意打ちで吹き飛ばした。

 

 その後は七曜の策に嵌って重症を負い、ルミナスの登場で助けられた。

 

 故に、ラミリスの迷宮では死ぬことはないと聞いた時、誰か強者と戦いたいと考えていたのだった。

 

 そのため、ミリムの登場はちょうどよかったのだ。

 

「クレイマンの軍勢と戦闘になる前にもいっただろ? 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ってさ」

 

 テクトの言葉を聞き、リムルはどう反論したものかと思考を巡らせる。その間にミリムが顔をあげた。

 

「その意気や良し! ワタシもカリオンの時や魔王達の宴で手加減の練習もできたからな。胸を貸してやろうではないか!」

 

 そう言って出会った時のような服装に衣装換装(ドレスチェンジ)で着替えて薄い胸を張るミリムにリムルは頭を抱える。

 

 あれよあれよと言う間に迷宮内部が組み替えられて九十六階がヴェルドラの待つ大広間のような空間に整えられ、全員でそこに移動した。

 

「それでは、御二人とも準備はよろしいですね」

 

「ああ」

 

「うむ!」

 

 合図を行うのはマウザー。

 

 念の為全員が復活の腕輪をつけ、能力の大元であるラミリスに至ってはリムルの「絶対防御」とヴェルドラの結界の内部に避難させられていた。

 

「始め!」

 

 マウザーが挙げていた手を振り下ろすと同時にミリムが殴りかかる。

 

 ラミリスはおろか、トレイニーやベレッタでも目で追えない速度での交錯の直後、大きく後退したのはミリムだった。

 

 予想だにしない結果にトレイニーがテクトに、ベレッタがミリムに視線を送ると、テクトはやや腰を落とした態勢で右の掌を身体の左側へと出し、左の拳を前へ出していた。

 

 一方で後退したミリムはみぞおち辺りを抑え、顔をしかめていた。明らかに何かしらの影響があったことを示す表情に何が起きたか見えていたリムルも驚くことになった。

 

 テクトがしたことは、ミリムの右拳を受け流しながらの寸勁―いわゆるワンインチパンチである。

 

 それと同時に神域眼による斥力でミリムを弾き、ついでに宴の際にルミナスから教えてもらった生と死の抱擁(エンプレスドレイン)を応用して痛覚の情報を叩きつけたのだ。

 

 これによって実際にはミリムにダメージはないが、違和感を覚える程度には影響を与えることができていた。

 

 影響が出た一因にはミリムがテクトからの情報を十二分に受け取る姿勢が染み付いていたこともあるが、それは誰も知る由もない。

 

「ミリム! 俺をこれまでと同じただの浮気クソ野郎だと思ってたら怪我するぜ!」

 

 テクトは先の攻撃の成果を内心で嘆きつつも、ミリムを挑発しながら取り出した大鎌を大上段に振り上げ、まっすぐ振り下ろした。

 

神糸戦鎚(ミョルニル)!」

 

 繰り出されたのは圧縮され超重量となった神識糸の塊。

 

 不可視ゆえ全貌をうかがい知ることは難しいが、それでもわかるほどに広範囲に広げられた糸がミリムへと迫る。

 

 ミリムは迫る糸を迎撃しようとしたが、直後動きが阻害され目を見開いた。

 

 ミリムが気づいたことでその身体に巻き付く鎖が姿を表す。

 

神糸縛鎖(グレイプニル)だ。あの時とはわけが違うぞ」

 

 魔王達の宴の際と違い、一切の遠慮なく編み上げられた鎖がミリムを縛り、神域眼の重圧がその場に縫い付けた。

 

 「空間支配」によって転移も封じられ、逃げようのないミリムを中心に衝撃が広がる。

 

 周囲の地面が砕けたことによる土煙が晴れた先では、ミリムが青い粒子を煌めかせて立っていた。

 

 その姿は漆黒の鎧状の服装に加え竜の意匠である紫の翼、額に紅色の一本の角を生やしている。

 

 以前フォビオが語ったミリムがカリオンとの戦いで見せた戦闘形態と思しき姿にテクトが警戒するが、その警戒が甘いと笑うかのようにミリムが迫る。

 

 引き上げられた知覚速度でもとてつもない速さの拳をテクトは両手で持った鎌を使ってギリギリでいなし、空間転移の予兆を囮に飛び退って距離を取る。

 

 ミリムが動く前に糸で四方八方から仕掛けるが、それらが取り出された剣であっさりと切り裂かれたことに小さく舌打ちすと、魔力を地面に打ち出し、即席の煙幕を作って「完全隠蔽」で身を隠す。

 

 消えたテクトを警戒し、待ちの姿勢を取るミリム。

 

 それに対し、煙幕を破ってテクトが仕掛けた。

 

 上方から人形を囮にして、正面からの奇襲。

 

 ミリムが上方を見上げたことでうまくいくかに思われた攻撃だったが、完璧に対応され、人形はあっさりと魔力で破壊され正面から仕掛けたテクトが剣によって切り裂かれる。

 

 寸前で身体を傾けたことで唐竹割りから左腕を飛ばされるに留まったが、返す刀で逆袈裟斬りに切られ、限界を迎えた身体が()()()()()()()()()()()

 

 テクトの身体がその場から消えたことで決着と判断したミリムが僅かに気を緩め、テクトの状態を心配し始めた瞬間―本命が来た。

 

 今しがたテクトの身体が崩れ、発生した黒い霧の中から無手となったテクトがミリムへと迫る。

 

混沌崩手(カオティックバイト)!」

 

 テクトの選択したのは右の貫手。

 

 「腐食攻撃」を纏わせ、「神域眼」による重圧と引力で態勢を崩しながらミリムへと食らわせる。

 

 黒い霧を発生させたテクトは「強化分身」による囮だった。

 

 ラミリスの迷宮の仕様を理解していないミリムに復活による消失と崩壊する分身を誤認させたうえでの本命の一撃。

 

 一度気が緩んだ後のミリムはこの一撃に反応しきれず、無理に躱すことなく右腕を割り込ませて防御する。

 

 テクトの一撃が直撃し、凄まじい衝撃波が撒き散らされてミリムが大きく吹き飛ばされる。

 

 その結果として、右腕はひしゃげ、骨が露出して血が吹き出す。

 

 あまりの惨状に腕の持ち主―

 

 

 

 テクトは顔を歪めていた。

 

 

 

 テクトの攻撃は完璧に決まった。

 

 だがしかし、その一撃はミリムの身体を覆う多重結界と篭手を破壊せしめたのだが、ミリムの放出した魔力に押し切られ、腕をめちゃくちゃにされたのである。

 

 一方のミリムは僅かに傷ついただけであり、すぐに完治していた。

 

 テクトも治癒は進めているがあまり進んでおらず、地面に血溜まりが広がっていく。

 

「これで終わりってわけはねぇさ。まだまだこっからだぜ」

 

 テクトは糸で腕の形を直し、構えると不敵に笑う。

 

 そこからテクトが今度こそ腕輪の能力を体験することになるのに、さほど時間はかからなかった。

 


 

 次回「謁見式」

 


 

「完璧な「アイドル」」

 

 ※思いつきの小噺です

 

 ※彼らはとても疲れています

 

 ※下ネタ・キャラ崩壊注意です

 

 

 

 ある日の昼下がり。

 

 テクトとリムルは仕事の途中ではあるが、完全にやる気と集中力が切れ、二人して町を一望できる丘に寝転び、町並みを眺めていた。

 

「なぁ、リムル」

 

「なんだ〜」

 

 二人の声に覇気は欠片もなく、完全にだらけている。

 

「俺さ、魔王に進化して精神生命体になってからうんこしなくてよくなったんだよね」

 

「そういえば、前はトイレ行ってたっけ。俺はスライムになってから一回も出してないけど」

 

「食事の必要がないと何か食っても出す必要がなくなるんじゃないかな」

 

「その可能性はあるかもな〜。でもどうしたんだ、急に」

 

「いや、アイドルはうんこしないみたいな話あったじゃん」

 

「あったな〜。そんな話」

 

「でさ、ユウキは向こうにある異形関係の伝承ってこっちから転移した奴が原因かもって言ってたじゃん?」

 

「言ってたな」

 

「ってことはさ。あの噂の元になったアイドルって転移した精神生命体だったんじゃないかなって」

 

「お前……」

 

 その言葉を聞き、リムルがテクトへと視線を送る。テクトもリムルを見ており、二人の視線が合うと、リムルはしみじみと言った。

 

「天才か?」

 

「でしょ? アイドルが人を引き付ける事ができたのも俺の「畏怖」みたいに魅了を垂れ流すスキルをもっていると考えれば辻褄が合うと思うんだよね」

 

「確かに。可能性はあるな」

 

「つまりだよ。精神生命体だけでアイドルユニットを組めば……!」

 

「うんこしないアイドルの完成ってことか……!」

 

「Exactly!」

 

 二人のふざけた会話はオーディションや演出など様々な方向に飛躍していく。

 

 そんな二人がシュナに見つかりこっぴどく叱られるまでそう時間は残されていなかった。




感想・評価・お気に入り等ありがとうございます。

今回の様なおまけは時々くっつけようと思ってます。
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