さて、それはともかく、今日の1話目です
俺はずっと彼女を追っていた。そしたら、いきなり止まったので俺も止まろうとした。が、俺は嫌な予感がしたので避ける。何かは分からないが避けた。その咄嗟の行動は正解だった。さっきまで顔があった場所に
なぜ、彼が驚いたのか?それはかつてランド戦って殺したはずの2体の魔神であったからだ。かつて満月の夜にふと、街に現れてはただ人を敵と見做し虐殺の限りを尽くしては、夜が終わったらまた何事もなかったように消えていった、ランドが戦った魔神の中でも2番目に強かった。特に夜の時間帯ならば、不死身かつ更に強くなるという、なんともタチが悪く尚且つ夜でなくてもかなり早いという、とにかく倒すのに1ヶ月近くかかった相手なのだ、なのだが…
「アハハハ、久しぶりね、ランド、いや、今はランド=ラグナログかしら?まさかあのあなたが
だ・か・ら、貴方にはここで死んでもらおうと思いますの。ここは常に夜の時間ですからねー。何か言い残したことが有れば言ってもらえたら、その言葉を確実に届けようと思いますのねー。そ・れ・で、何かありますかね?」
だいぶ変わったようだ、あまりいい方向というわけでは無さそうだが。だが、ランドはランドで死ぬ気はない。なので、とりあえず、
「はぁー、言い残した事ね、とりあえず、お前をもう一回ぶっ倒したらその必要もないだろ?だから、とっととてめえがくたばれ。」
ランドはそう言うと背中に挿してある大剣を起動させる。
「起きろ、ラグナログ。」
そして、剣に宿る魔神を起こし、
「いくぜ、ルル!」
大剣が光り魔法陣が出る、そして、
「おはよう、ランド!今日も元気に頑張ろう!」
人化することができるフェンリルであり、ランドの最初のパートナーであり、とても天真爛漫で素直な神獣であった。
「ちっ、またお前か、今度は油断しないわよ!」
そう言うと彼女は、猛スピードでランドとの距離を詰めようとする、だが、
「ルル!」
「分かったよランド、アイツを近づけさせないよ!そーれ!」
ルルは、ランドの言う前に彼女に接近して、指を鳴らし、竜巻を起こした。
「あー、もう面倒ね、って、あれ?な」
そこで、
「はぁ、相変わらず早いな、リングス。」
「?」
「てか、タナトスはいいのか?引っ込めて?」
「……どう、だって、いい。
「ああ、分かった。けど、こっちはあんたが何するか分からない、だから、ルルだけ残してもらうぜ。」
「べつに、構わ、ない。」
「よかった」
ランドはそう言うと、剣を元の場所に挿した。
とりあえず、
「わー!なんでこうなるのよー。」
被害者ができた。
一応補足。ルビなし彼女は、死神少女のことを指します。それ以外は、タナトスか、リングスを指します。以上でした。