次の日、歩夢達は秋田駅から五能線に乗り、青森へ向かった。
「乳頭温泉気持ち良かったわね。」
「うん、今日は十和田へ行くわよ。」
「うん。」
「とりあえず、五能線の旅を楽しみましょう。」
「ええ。」
「あれがそうかな。」
「ねぇ、乗ろう。」
そう言って、歩夢達は秋田から五能線に乗った。
「見て、歩夢海が見えるわ。」
「うわー、本当だ。」
「ええ。」
歩夢とせつ菜達は奥羽本線に乗り青森で下車し、十和田へ向かった。
「やっと、青森ね。」
「ええ。」
「五能線の旅も楽しかったし。」
と、侑は言った。
「ええ。」
「そして、十和田へ来たのね。」
開放的な大パノラマが広がる雄大な湖・十和田湖。空・新緑・紅葉…周囲の風景を鏡のように映し出す静かな湖面は神秘的な美しさです。十和田湖は、十和田八幡平国立公園内に位置し、外輪山に囲まれた高地のカルデラ湖で、奥入瀬渓流の源。周囲の長さは約46kmと広大で、最深部の深さは327mと日本3位の深さを誇ります。カルデラ湖とは、火山の噴火でえぐられた大地に、長い年月をかけて雨水が貯まったものをいいます。エネルギーのすさまじさと年月の重みが感じられ、北の高地にありながら冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれることもあります。湖の周辺にはブナなどの自然林が広がります。春には木々が花をつけ、夏は新緑が芽吹き、秋は紅葉に染まり、冬には銀世界の森へと姿を変え、四季折々の美しさに目を奪われます。新緑は5月~6月、紅葉は10月中旬~下旬頃が見頃。4月〜11月はカヌーや遊覧船が楽しめるほか、1月〜3月はスノーシューやスノーランブラーを使用して氷柱・氷瀑を鑑賞することができます。
十和田湖に突き出す中山半島に鎮座する「十和田神社」は龍神信仰のあるパワースポット。修行僧が龍と戦って勝利し、龍へと姿を変えて「青龍大権現」として祀られたという伝説のある地です。
昭和28年に湖畔に建てられた「乙女の像」のブロンズ像は、彫刻家であり詩人でもある高村光太郎の最後の作品。モデルは光太郎の愛妻で詩集「智恵子抄」で知られる智恵子夫人です。台座には婦人の故郷、福島産の黒御影石を利用しています。
「あれ、何かしら。」
「どうしたの。せつ菜ちゃん。」
「なんか浮いてるわ。」
「えっ、何々。」
と、近づいてみるとそれは歩夢と侑の学校の先輩だった。
「えっ、ウソ。」
「どうしたの。」
「田中先輩、どうして。」
と、歩夢とせつ菜が驚いて叫んでいた。
そして、歩夢とせつ菜と侑のみちのくの旅で事件が起きた。
先輩を殺したのは誰だ
この事件には、何かが