「何、十和田湖で殺人。」
と、南は驚いた。
「どうしたんですか。」
「今、歩夢から電話があって湖畔で死体を発見したって。」
「誰なんだ、湖畔のしたいって。」
「歩夢の部活時代の先輩だそうです。」
「先輩、どこの学校だ。」
「ええ、虹ヶ咲学園って言ってたけど。」
「虹ヶ咲って、お台場の学校か。」
と、岩泉は言う。
「ええ、実は歩夢達が東北新幹線「やまびこ」に乗って盛岡から「たざわ」に乗って田沢湖と角館と乳頭温泉へ行って、次の日は秋田から五能線に乗って十和田へ向かったんだそうだ。」
「そして、湖畔へ来たら死体を発見したって事か。」
「ええ。」
「それで、被害者の名前は。」
「名前は、東京在住の田中春奈だそうです。」
「なるほど、それで死因は。」
「青森県警によると、死因は溺死だそうです。」
「溺死か。」
「ええ。」
そして、帰りは青森から13時29分発の特急「はつかり18号」に乗って盛岡へ向かい、盛岡へ到着したのは15時55分、盛岡から東京へ行くには16時05分発の東北新幹線「やまびこ50号」に乗って東京へ到着したのは19時32分である。
次の日、歩夢と侑は公安隊の特捜班にやって来た。
「飛んだ、みちのくの旅になったわね。」
「ええ。」
「本当なの、歩夢の学校の先輩だって。」
「ええ。」
「でも、どうして十和田湖へ行ったんのか。」
「さぁ。」
「ねぇ歩夢ちゃん、その先輩は何か悩みを抱えて自殺したのか?。」
「違う、田中先輩は自殺なんかしないわ。」
と、歩夢は言う。
「あまり言いにくいんだけど、学校でいじめか体罰に遭ったのか。」
中野は歩夢に言った。
「あのー、そこまでは。」
「そうか、わからないか。」
「ええ。」
「この件は、班長に報告しておこうか。」
「ええ。」
南と高山と中野は、高杉班長に十和田湖で起きた事件の事を詳しく説明した。
「十和田湖で水死体を発見したのか、その女の子が。」
「ええ、学園時代の先輩だとか言っていました。」
「学園の先輩か。」
「その先輩は、何か悩みを抱えていたんじゃないでしょうか。」
と、桜井は言った。
「おお、それも考えられるな。」
「とにかく、この事件は青森県警と協力して捜査してくれ。」
「わかりました。」
と、高山と桜井は歩夢の母校虹ヶ咲学園にやって来た。
「田中は、昨年の卒業生です。」
「そうですか。」
「ええ、成績もよくて頭の良い生徒でした。」
「なるほど。」
「あのー、この生徒に何かトラブルはありませんでしたか。」
「そう言えば、田中は教師にセクハラされたみたいだそうですけど。」
「何、セクハラ。」
と、高山と桜井は驚く。
「セクハラの相手は分りますか?。」
「ああ、確か岸と言う教師だったな。」
「その岸と言う教師にお話を伺いたいのですが。」
「ああその教師なら、一昨年に退職されました。」
「えっ、退職。」
「はい、セクハラの責任を感じて辞表を提出し、今はどこへいるかは。」
「そうですか。」
と、言って高山と桜井は虹ヶ咲学園を後にした。
そして、この事件の犯人は誰なのか?。