十和田・田沢湖殺人ライン   作:新庄雄太郎

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岸教諭には女がいた。


第4章 愛人関係

「何、セクハラ。」

 

と、高杉は言う。

 

「ええ、田中はその教師にセクハラあっていると噂があったんです。」

 

「なるほど。」

 

「その岸教諭は、一昨年に責任を感じ辞職したそうです。」

 

「それで、今は。」

 

「退職後に、どこへ行ったかはわかりません。」

 

「そうか。」

 

「とにかく、岸教諭の事調べて見ます。」

 

「うん、頼むよ。」

 

「はい。」

 

そう言って、南と高山は岸教諭の事を調べることにした。

 

「あっ、南さん。」

 

「ああ、歩夢ちゃん。」

 

「何か捜査してるの。」

 

「ええ、岸教諭の事でね。」

 

「あっ、歩夢そう言えばその先生は彼女がいるらしいよ。」

 

と、侑は言った。

 

「えっ、それ本当か。」

 

「うん。」

 

「繁華街辺りで、女と一緒に歩いている所を見たのよ。」

 

「確か、年齢は27歳ぐらいの女性だったわ。」

 

「本当か、それ。」

 

「それ本当よ。」

 

「わかった、ありがとう。」

 

高山は高杉班長に報告した。

 

「何、岸教諭には女がいた。」

 

「ええ、これは歩夢と侑の話なんですが、岸には女がいたらしいんです。」

 

「なるほど、今回の十和田湖の事件と関係してるって事か。」

 

「はい。」

 

「よし、南と高山は青森へ向かってくれ。」

 

「わかりました。」

 

南と高山は、東京駅から午前11時00分発の東北新幹線「やまびこ41号」に乗り盛岡へ向かい、盛岡からは特急「はつかり」に乗り換えて青森へ向かった。

 

「東京から東北へ行くには「やまびこ」が便利ですね。」

 

「ええ。」

 

「僕も東北新幹線に乗るのは久しぶりだな。」

 

南と高山が乗った、東北新幹線「やまびこ41号」は14時28分に到着し、盛岡から青森へ行くには14時39分発の特急「はつかり13号」に乗り、青森へ向かった、青森へ到着したのは17時02分である。今回高山と南が乗った特急「はつかり」は583系といわれる車両である、「はつかり」には485系と583系の2種類で運転されている。

 

「どうもお待たせしました、青森県警の町田です。」

 

「早速ですが、事件の事でお話ししたいのですが。」

 

「もしかして、十和田湖の事ですか。」

 

「はい。」

 

南と高山は青森県警のパトカーに乗って、十和田湖へ向かった。

 

「あそこが、死体の現場だそうです。」

 

「なるほど。」

 

「死因は、溺死ですか。」

 

「はい。」

 

「と言う事は、犯人が女の眠らせて湖畔に転落させた。」

 

「ええ、我々はそう考えております。」

 

「あのー、町田刑事。」

 

「何です。」

 

「実はですね、被害者の田中は岸教諭と言う教師にセクハラを受けていた事が分かったんです。」

 

「何、被害者の女性はセクハラを受けていた。」

 

「はい。」

 

「そうか、犯人は彼女をセクハラさせ殺害したって事か。」

 

「ええ、その可能性があります。」

 

「なるほど、我々もその線で捜査してみます。」

 

「お願いします。」

 

そして、南と高山は青森駅で青森発20時12分発の急行「津軽」に乗って東京へ戻った。

 

 




ハタ強い、愛人が犯人なのか?
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