戦姫絶唱シンフォギアFS   作:ケントxv

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初投稿です。
正直文章力ないから皆さんに内容伝わるか不安ですが、楽しんで頂ければ幸いです。



戦姫絶唱シンフォギア編
第1話


 僕は絶望の中にいた。辺り一面は灰の海...それは突如現れた異形による浸食。だが僕は逃げ出せない。

目の前で少女が胸から血を流す。その光景をただ見ていることしか出来ない。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal-」

 

 歌が聞こえる。

 

「Emustolronzen fine el baral zizzl-」

 

 悲しい歌が...

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl」

 

 その歌が終わった時、突如眩い光と衝撃が絶望を支配する。

 そして僕は暗闇に落ちていく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 -一時間前-

 

「さく兄ちゃんはツヴァイウィングの事詳しいの?」

 

 そう聞いてくる少女の名前は《立花 響》

 幼い頃親友の妹の親友という出会いをし、そこから遊ぶようになった。いわゆる幼馴染というやつである。

 

「聖夜や未来ちゃんなら詳しいんだろうけどな~僕だって聖夜が誘うから行くぐらいで普段は興味もなかったし...」

「だよねー...未来が折角だから行ってきてって言ってたから行くぐらいだし」

 

 そういってため息をつく響...それにつられて僕もため息をつく。そして現状の原因を思い出す。

 

 

「朔弥!ツヴァイウィングのライブチケットが四人分取れたぞ!これで約束道理来てくれるよな?」

 

 そう言ってきたのは《小日向 聖夜》

 小学校で隣の席だった聖夜に話しかけられて以来何かと遊ぶようになり、気づけば高校すら同じな親友だ。

 

「良く取れたな...ただでさえ高倍率だったのに四人分取ってくるんだからな」

 

「褒めんなよ~照れるだろ?」

 

「褒めてない、呆れてるんだ。僕や響ちゃんは興味ないのに君たち兄妹が全員分取れたら行くように勝手に約束したんだろ?」

 

「でも来てくれるんだろ?朔弥は口約束でも律儀に守ってくれるからな。それに絶対後悔させないかよ!」

 

 

「とか言ってたやつが家庭の事情で行けなくなってるんだからな...」

 

「まあ折角もらったんだから行かないと損だよ!ほらさく兄ちゃん、席ついたよ。」

 

 そうしてチケットに記された席に到着する。周りを見ると既に熱気が伝わってくる。なんとも言えない場違い感を感じながら席に座る。

 

 それから少しするとツヴァイウィングの二人がステージに上がってきて歌い始める。その歌声を聞いて響は衝撃を受けていた。

 

「すごい!これがアイドル...これがツヴァイウィングなんだ!」

 

 そう言って目を輝かせる響を見てこれだけでも来て良かったと思う僕がいた。この後ファン化した響と小日向兄妹が盛り上がるんだろうと想像して苦笑していた。この日が僕と響の運命を変えるなど考えることもなく...

 

 

 何曲か聴いて僕なりに楽しんでいた。そこに突如爆発が起きる。

 

「キャー!!ノイズよー」

 

 誰かが叫ぶ!ノイズと自然災害の一種...突如異形の怪物が現れ人間を灰にする。そんなふざけた災害だ。まさかこのライブで発生するとは思っていなかったが...そしてそれは周りの人たちも一緒だろう。当然パニックになる。

 

「さく兄ちゃん、どうしたら...」

 

響きが不安そうな顔で話しかけてくる。正直僕自身もパニックに陥っておりどうしたらいいかわからなかった。そこに我先にと逃げようとする人の波に飲まれ、響と離れ離れになる。

 

「響ちゃーん!!」

 

「さくにぃ.......」

 

 それからパニック状態の人波から何とか脱出すると広い場所に出る。周りを見ると一面灰だらけになっている。

 

「響ちゃーーーん、何所だーーーー!」 

 

 たまらず叫ぶ。それがノイズを呼び寄せるなど考えずに、

 

「え、うっうわーーー」

 

 軽率なこうどうによりノイズに囲まれる。

 

(あっ...終わったはこれ)

 

 そうして周りを見てすでに積んでいる事を理解する。すると何故か頭がクリアになり視界の情報を必要以上に集めてしまう。そして見つけてしまうのだ。自分が探していた少女が胸から血を流し倒れている。そしてそんな彼女を抱える不思議な恰好をした女性。その女性は立ち上がると歌い始めた。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal-」

 

「奏!ダメーーー!!」

 

 そんな歌を止めようとする声が聞こえる。

 

「Emustolronzen fine el baral zizzl-」

 

 だが歌は止まらない。そして僕の周りのノイズも襲い掛かろうと動き始める。

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl」

 

 歌が終わると辺り一面が光と衝撃に包まれる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ん...」

 

 気を失っていたのだろうか?ここがどこだかわからないが体中から痛みを感じる。

 

「ここはどこだ?」

 

 周りを見回すが真っ暗でよくわからない。

 

「僕...死んだのか?」

 

 最悪の想像をする。

 

「イイヤ、イキテルゼオマエ!」

 

「ふぇ!」

 

 まさか返事があるとは思わず変な声を出してしまう。

 

「ハハハ、ヘンナコエダシテルゾ!ニンゲン」

 

 気のせいではなく、しっかりと声が聞こえてしまった。正直恐怖しかないが声の主に話しかける。

 

「お前なんなんだよ!?姿を見せろよ!」

 

「ワガナハ《ギャラルホルン》ソラノヤクサイトカカンゼンセイイブツトイワレテイタ」

 

 なんと名前まで教えてくれたが、結局解らない事しか解らない。

 

「えっとーー、ここはどこだ?」

 

 とりあえず質問してみた。

 

「ワレガニンゲンノチメイヲリカイシテイルワケナイダロウ」

 

「ですよねー」

 

 当り前な返事に落胆しつつ、質問を続ける。

 

「お前はなんでここにいる?なんで僕に話しかけた。」

 

「ニンゲンガハコンデキタガタメニココニイル、オマエニハナシカケタノハオマエガシカクシャダトカンジトッタカラダ」

 

 資格者?それは何なのだろうかと疑問に感じていると《ギャラルホルン》から話しかけてくる。

 

「シカクシャトハワレヲニクタイニヤドスコトガデキルモノノコトヲイウ」

 

「は?体に宿す?」

 

「ソウダ」

 

「ふ、ふざけるなよ!なんでよく解らないものを...」

 

よく解らない物を体に宿すなどありえないと否定しようとする。

 

「モンドウムヨウ」

 

 と否定する間もなく体は異物感に苛まれる。

 

「ぐ、グゥ...ガァァァァァァァァァ!!」

 

 異物感と激痛が走り、気を失ってしまう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 頭の中に様々な光景が浮かんでは消えていく。そして最後に響の絶望した顔と共に目を覚ます。

場所は相変わらず暗闇...だが頭はスッキリしており、体の痛みも消えていた。そして理解していた。

 

「《ギャラルホルン》お前が何かわかったよ。俺に何をさせたいのかも。」

 

 ギャラルホルンの資格者にされたからか理解する。こことは違う平行世界の結末たちを

 

「ナラバサクヤヨ。」

 

「言わなくてもわかってる。」

 

 《ギャラルホルン》が何か言おうとしたがすでに理解しているため遮る。

 

「僕が響ちゃんを導くよ。彼女が絶望しない未来に...それが最後の世界であるここを守る唯一の手段だから」

 

 

 これから綴られるのは《立花 響》と《シンフォギア》の物語だ。

 

 だが、それと同時に僕...《先導 朔弥》と《フェアリーシールダー》の物語だ。

 

 

 




後書きです。
今回はオリ主の《先導 朔弥》について
性別:男性(あくまで今は)
年齢:16歳(ツヴァイウィングのライブ時点で)
詳細:オリジナルキャラで主人公
   立花響とツヴァイウィングのライブに行った際に資格者となる。
   立花響とは幼馴染。オリキャラな《小日向 聖夜》がきっかけで知り合いまし
   た。立花響からは「さく兄ちゃん」と呼ばれてます。
使用聖遺物:ギャラルホルン、???

こんなところでしょうか?

それでは次回をお楽しみに!!
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