戦姫絶唱シンフォギアFS   作:ケントxv

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第2話投稿です。

ちょっと説明話が多いですがぜひとも見てください。


第2話

 朔弥はギャラルホルンの資格者として適合した。その結果この世界が唯一残された世界であることを知った。

 

「世界の現状は理解したけどさ。今の僕の現状はわからないのか?」

 

 現状この暗闇の場所が何所なのか?どうすればいいのかを確かめるべく自分の中のギャラルホルンに話しかける。

 

「ユウゴウマエニモイッタガ、ニンゲンチメイナドワレガシルハズナイダロウ。」

 

「だよな~、どうしたものか...」

 

「ダガ、オマエガドウヤッテココニキタカハワカルゾ」

 

「は?...はーーーーーー!?お前それを先に言えよ!」

 

 思わぬ回答に問い詰めようとする。

 

「キカレナカッタカラナ」

 

「あ~、確かに聞かなかったよ。うん。でもそこはほら上手く汲み取ってくれるとかさ」

 

「バラルノジュソ」

 

「は?急になんだよ?」

 

「シカクシャデアルガユエニイシソツウヲカノウトシテイルガ、シンニカクセイヲハタサネバワレハオマエノコトノハハシンニハリカイデキヌ。ソシテオマエモワレヲシンニハアツカエヌノダ。ソレラノカイホウノサマタゲコソ《バラルノジュソ》ナノダ」

 

 《バラルの呪詛》聞いた事もない言葉と、それが原因でうまく言葉が理解できないと語るギャラルホルン。だが、そういう事ではないのだ。現に話は通じてる。これ以上何を求めているのか?

 

「そのバラルの呪詛ってやつでうまく通じないのは解った。それで僕はどうやってここに来たんだよ?」

 

 とりあえず話を戻そうと考え、質問する。

 

「オチテキタノダ」

 

「どこから?」

 

「ウエカラダ」

 

「上から...」

 

 上から落ちて来たという言葉で思い出す。ライブ会場での光と衝撃を...

 

「つまりあの衝撃に巻き込まれてたまたまここに落ちて来たのか?」

 

「タシカニツヨイチカラヲウエカラカンジテスグニオマエガオチテキタナ」

 

 結論...ここはライブ会場の地下だという事が解った。だが、場所が解れど以前暗闇の中であるため、出口は解らない。

 

「さて、どうしたものか...」

 

 出口を探そうにもどうにも出来ない状況、さてどうしたものかと考えだそうとする。

 

『なら飛べばいいよ』

 

「そんな事が出来るならとっくに...今の声誰?」

 

 突如聞こえた声に反応し誰なのか聞いてしまう。

 

『私?そうだな~、《ティターニア》なんてどうかな?』

 

 そんな回答と共に目の前に光があふれ、人の形を作っていく。そうして現れたのは

白いローブをまとった女性だった。しかしその顔に朔弥は驚愕する。

 

「響ちゃん?」

 

 髪は白銀、瞳は青く輝いている。しかしその顔立ちはどうしようもなく響だった。

 

『その方は思い人?残念ながら私はあなたが言う「響ちゃん」ではないの。ごめんね」

 

「いや、謝る必要は...それでティターニアさんでしたっけ?なぜここに?あとなんで響ちゃんと同じ顔なんですか?」

 

 《ティターニア》と名乗る女性に質問を投げかける。

 

「ヤツハホシノカイタクシャ、オオカタシカクシャヲミツケタワレヲショウキョデモシニキタノダロウ?」

 

 ティターニアへの質問になぜかギャラルホルンが答える。

 

『無粋ですよ《空の厄災》、私は貴方の資格者と話しているのです。』

 

「星の開拓者?消去?おいおいどういう事だよ?」

 

『一つづつ、お話ししましょう。ですので空の厄災は黙っててくださいね。』

 

 そういうとティターニアは一つ咳払いをする。

 

『まずは貴方がその身に宿したもの...それは《空の厄災》あらゆる平行世界を飛び回る方舟。あらゆる平行世界をむさぼり喰らう龍。それがギャラルホルンの正体です』

 

 ギャラルホルンの正体について話すティターニア、だが疑問に思う。ギャラルホルンは世界を守れと伝えてきていた。

 

『疑問に思うのも仕方ないでしょう。空の厄災との融合に際し、希望の担い手を守れと刻まれたのでしょう?』

 

「ああ」

 

 希望の担い手が響の事を指していると考え頷く。

 

『空の厄災は一度希望の担い手によって鎮められました。それ以降希望の担い手とその友達を運ぶ方舟を担ってきました。ですが、希望の担い手は《時の厄災》と《陰の厄災》を鎮め、絶望しました』

 

「絶望...その時と陰の厄災?を鎮めたのにですか?」

 

『ええ、二つの厄災を鎮めた瞬間に観測が困難となり、絶望の感情のみが伝わった後にその世界は消滅したのです。そこからはまるで他の世界が最初の消滅世界に吸い込まれるように消滅していきました。そうして残された唯一の世界がこの世界...はじまりの世界なのです』

 

響が絶望したことで世界が滅びた事、そこまではギャラルホルンからの知識で理解していたが突然出てきた重要な事実に気がつく。

 

「はじまりの世界?」

 

『そうです。この世界こそ”はじまりの世界”すべての平行世界はここ起点に紡がれていました』

 

「この世界が...」

 

『故にこの世界が守られれば必然、他の平行世界も守られる。ですが、この世界にのみ存在するイレギュラーが存在します。それが資格者...つまりあなたです。先導朔弥君?』

 

「僕がイレギュラー?」

 

『厄災を纏う者は本来現れてしまえばそこからすべてが崩壊するのです。』

 

 本来なら僕がいる時点で全てが終わっている。そう言われ気持ちが落ち込む。

 

『落ち込むのはまだ早いですよ?私はそんな貴方に可能性を授けに来たのですから。』

 

「可能性...?」

 

『はい!今から貴方には二つの道があります。ギャラルホルンも言っていましたが、私は星の開拓者と呼ばれる一族...聖遺物の作成も破壊も思うがままです。ですので選んでください。体内のギャラルホルンを破壊して普通の人間として生きる道。こちらを選べば力を得る事はないでしょう。ですが、貴方が諦めなければ神様も知らない光を見せてくれる可能性がある...』

 

 資格者として融合して直ぐにそれをやめる道を提示される。そしてだとしても希望があることも告げられる。

 

 『そしてもう一つ...』

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ライブの事故から1日...僕は瓦礫の下に埋もれていた所を救助されたらしい。らしいというのは現在の自分についてティターニアに話を聞いている間に病院に運ばれていた。つまりあの話は意識のない僕に直接情報を流していたらしい。ティターニアの姿が響の姿だったのも脳が勝手に補完したからだそうだ。そうして目覚めた僕の目の前には。

 

「よ!朔弥、瓦礫に埋もれてた割には元気そうだな!」

 

「朔弥先輩!生きてますか!?返事してください!!」

 

 親友の小日向聖夜と中学の時の部活の後輩の中で一番仲の良かった少女《鴉葉 桐花》がいた。どうやらお見舞いに来てくれたようだ。

 

「僕は大丈夫だよ。聖夜はともかく鴉葉も来てくれたんだな。」

 

「はい!先輩のためなら例え火の中水の中ですよ?」

 

「おい!朔弥、俺はともかくってなんだよ。こんな扱いなら響の方行っとけば良かったぜ」

 

 聖夜の言葉で思い出す。響が胸から血を流して倒れていた光景を...

 

「そうだ響ちゃんは?胸から血を流して!!」

 

「落ち着け朔弥!響は無事だ。胸に何かの破片が刺さってたらしいが生きてる。破片も取り外せてるらしい。だから安心しろよ。それに俺の自慢の妹がそっちには行ってるからな」

 

 聖夜の説明を受けて落ち着きを取り戻す。

 

「そうですよ。聖夜先輩はともかく未来ちゃんはとてもしっかり者ですからね。心配いりません」

 

「鴉葉...てめえも俺の扱いを蔑ろにするのか?」

 

「まあまあ、落ち着けって!りんご食べろよ。」

 

「それ俺が持ってきたお見舞いだからな!?」

 

 こうしてみんなで笑う。これが今の僕の日常...この日常は僕が退院した時一変する。

 

 

 

 そう《ツヴァイウィングライブ事故の生存者狩り》よって...

 




後書きです。
タイトル回収がまだ出来ません。FS(フェアリーシールダー)とは何なのか?私の中では構想できてますよ?まだ言えませんが...

さて今回はオリジナルキャラの《小日向 聖夜》について
性別:男性
年齢:16歳
詳細:オリジナルキャラであり、《小日向 未来》のお兄さん...主人公とは幼馴 
   染、響とも幼馴染、主人公とは小学校で隣の席だったため話しかけたことで
   打ち解けます。響はもちろん未来が親友として紹介してきたのが切っ掛けで
   すね。未来からは「兄さん」、響からは「せい兄ちゃん」と呼ばれています。

こんなところでしょうか?
え?使用聖遺物?やだな~彼は主人公の幼馴染で親友ですよ。そう守りたい日常!聖遺物なんて持つ訳無いじゃないですか?あはは...

そうそう、主人公の朔弥君は未来ちゃんから「朔弥さん」と呼ばれてますよ。

さて、次回はもっと話が進展するのか?アニメ本編1話に追いつくのは何話目なのか?正直私にもわかりません。
次回予告として次回の後書きでは《鴉葉 桐花》を紹介しようかな?

それでは次回をお楽しみに!!
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