戦姫絶唱シンフォギアFS   作:ケントxv

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お待たせしました第5話

本当は特別編の前に投稿する予定でしたが、いろいろあり文が消えてしまい打ち直していたら遅くなりました。

それではどうぞ!


第5話

◎side響◎

 

 ツヴァイウィングのライブ、そこで私は何かの破片が刺さって生死の境をさまよった。最終的に傷痕は残ってしまってたが命に別状はなく。早く大好きな家族や友達、幼馴染のお兄さん達の元へ戻りたくてリハビリを頑張った。

 

「なんで先輩が死んでアンタみたいなのが生きてるわけ?アンタが代わりに死んでれば良かったのに!」

 

 私が帰って来た居場所は前とは様変わりしていた。まるで私は犯罪者。明らかに虐められてるの友達だった子は助けてくれない。先生も見て見ぬふりをする。

 

「何言ってるの!?響が何をしたの!響がどんな思いでリハビリも頑張って!!」

 

「何?小日向?犯罪者をかばう訳?」

 

「響は犯罪者なんかじゃない!」

 

 そんな中必死に私を守ろうとしてくれる人もいてくれた。親友”小日向未来”

 

「お邪魔するね、後輩諸君。私の大事な響ちゃんと未来ちゃんにひどいことしてるのは誰かな?」

 

「貴方はお呼びじゃありません。鴉葉先輩」

 

「私もあなたには興味なかったから丁度いいね?帰ろう?響ちゃん?未来ちゃん?」

 

 私をいつも気遣ってくれる。”鴉葉桐花”先輩

 

「おう!響?元気してるか?今日も駄菓子屋寄り道していくか?」

 

「兄さん、甘いの食べ過ぎってお母さんに言われてたでしょ?響をだしにして食べようとしないで?」

 

「ちぇー」

 

 ちょっとお調子者だけど私にいつもいろいろしてくれるお兄さんの一人”小日向聖夜”

 

「響ちゃん?何かあったら言うんだよ?僕が守るから」

 

 そしてずっと憧れてた、頼りになるもう一人のお兄さん”先導朔弥”

 

「へいきへっちゃらだよ!だって私の周りにはこんなにもたくさん頼れる人たちがいるんだから」

 

 そうこの人たちがいれば私は大丈夫。どんなにつらいことがあっても耐えられる。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「響大変!朔弥さんと桐花先輩が見つからないって!!」

 

「え!?」

 

 でもそんな大切な人たちでさえ、私の前からいなくなる。

 

 二人がいなくなって一週間警察は捜索を打ち切った。最後に二人でいたと思われる公園の防犯カメラには、突然倒れる桐花先輩とそのあとの強い光だけが残されていた。

 

 私が失うのはそれだけじゃ済まされなかった?

 

「どうして?私達を置いていくの?お父さん!!」

 

「すまないな、響。お父さんも頑張ったんだ?だけどもう耐えられないんだよ!」

 

「あ、待ってお父さん!待ってよー!」

 

 そうして父も蒸発した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 そうして色んな物が零れ落ちていった。

 

 そうして一年が経ったころ、私の元にある手紙が届いた。

 

『響ちゃんへ、連絡するのに一年も掛かってごめんね?僕はもう君たちに会えないんだ。本当はいろいろ話したいけど、そうすることは出来ない。そのことを許してほしい。」

 

「なんで、今更こんな手紙なんて...」

 

 それは行方不明になっていた先導朔弥からの手紙だった。だが内容はもう会えないという事が書かれている。

 

『きっと響ちゃんはこれからも大変な目に合うかもしれない。理不尽が立ちふさがるかもしれない。でも諦めちゃだめだ。君は強い子だから、僕はそう信じてるよ。』

 

「強くないよ...私はいつも守られてばかりで、さく兄ちゃん...会いたいよ!助けてよ!」

 

『でももし、耐えられないと...挫けそうだと思ったなら、《私立リディアン音楽院》そこに希望を残してるから。』

 

「私立リディアン音楽院?」

 

 手紙はそこで終わっていた。早速書かれていた学院を調べる。

 

「ここって翼さんが通ってる学院?」

 

 なぜその学院なのだろう?希望とは何なのか?解らない。でも!

 

「考えてるなんて私らしくないよね?行こう!リディアンに!」

 

 

◎side end◎

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ◎二年後◎

 

 市内某所、ノイズと特異災害対策機動一課が対峙していた。

 

「やはり!通常兵器では無理なのか?」

 

 ノイズのもつ特性の一つ”位相差障壁”によって通常兵器は意味を成していなかった。そこにヘリが一機飛んでくる。

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

「Changeling Aroundight」

 

 そこから舞い降りるは二つの戦姫、シンフォギアとフェアリーシールダー、天羽々斬とアロンダイト、風鳴翼と風鳴朔弥である。

 

「翼、朔弥、まずは一課と連携しつつ相手の出方を見て」

 

「いえ、私たち2人で問題ありません」

 

「速攻で片をつけます」

 

「翼!朔弥!」

 

 シンフォギアの”バリアコーティング”これによりノイズの位相差障壁が無効化される。

 

逆羅刹

 

Whirlwind Aroundight(旋風の激槍)

 

 翼は逆立ちから回転して足の剣でノイズを切り裂き、朔弥は両手の槍を回転させノイズに切り付けていく。

 

千ノ落涙

 

Burst Aroundight(連撃の撃槍)

 

 続いて2人は飛び上がり、翼は無数の剣を、朔弥は無数の槍を生成しノイズの放っていく。

 

「翼、決めろ!」

 

「任された!」

 

蒼ノ一閃

 

 最後に残った大型に向けて翼が斬撃を放ち、ノイズの殲滅を完了する。

 

「一課の皆さん、いつも迅速な避難誘導とノイズへの対応ありがとうございます」

 

 朔也は一課に向けそういうと敬礼する。翼もお辞儀し2人は撤退した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

翌日、僕と翼はリディアンの食堂に来ていた。なぜ僕がリディアンの食堂に来れているのか...何を隠そう僕は現在翼と同じくリディアンの3年生である。二課に所属した際に強制的に編入させられた。それから2年もこの学園で過ごしている。元男子が女学院にいるのはどうなんだろうと思うが、翼がフォローしてくれていた為問題なく過ごせている。

 

「ねえ、風鳴翼よ」

 

「芸能人オーラ出まくりで近寄りがたくない?」

 

「隣にいるのは朔弥様ね」

 

「あの凛々しいお姿...一度お声をかけて頂きたいわ」

 

「孤高の歌姫とリディアンの王子様、あの二人が並ぶと絵になるわね」

 

 周りでは僕と翼が並んで食堂に来たことで噂になっている。

 

「翼...オーラ出まくりだってさ?」

 

「朔弥こそ、人気者だな...王子様!」

 

「やめろよ!僕だってどうしてこうなったって思うんだから!」

 

 そう、僕のリディアンの中でのあだ名が”リディアンの王子様”。中身が男な僕はなるべく紳士的な行動を心掛けていた。そしたらそういうあだ名が出来ていた。

 

『ハンカチを落としましたよ?お嬢さん?』

 

 とハンカチを落とした子に笑顔で笑いかけたり。

 

『こんな沢山の資料を1人で運ぶなんて危ないですよ?手伝いましょう?』

 

 と大変そうな子をさりげなく助けたりしたのが原因ではないだろう?声をかけた子たちの顔が赤み掛かってた気がするがきっと気のせいだろう...

 

 そんなやり取りをしていた所に急に立ち上がった生徒と翼がぶつかりそうになる。

 

「あ.あ.あの...」

 

 響である。響は震えながら翼に何か伝えようとするが、翼はそんな響に向けて指で頬を指し示す。そう、響の頬には先ほどから食べていたのであろうご飯粒が付いていたのだ。それに気が付いた響は恥ずかしそうにうつむいてしまう。

 

ドンマイ、響ちゃん

 

 翼が歩き出したので小声で響にフォローを入れ翼を追いかける。

 

「朔弥...彼女知り合い?」

 

「ああ、僕の前の姿での幼馴染だよ」

 

「あー、手紙を出したっていう?」

 

「そうそう!」

 

「彼女は貴方の事は?」

 

「単なる知り合いの先輩程度だよ?入学式で迷ってるから案内してあげてね...」

 

「わかってると思うけど...」

 

「大丈夫、一般人を巻き込む訳にはね...でも正直辛いかな?本当の事が言えないのは」

 

「その気持ちもわかるけど...手紙を出した後叔父様に色々言われてたでしょ?」

 

「うん、まさしく一般人を巻き込むなー!って怒られました」

 

「なら、今の関係で満足しときなさい」

 

 そう、僕は響が今後シンフォギアを纏うのを知っているが他の二課のメンバーにそれを伝えるわけにはいかない為、現状がこうするしかないのだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 その日の夕方、緊急招集があり僕と翼は二課のブリーフィングルームに急行する。

 

「「状況を教えてください」」

 

「現在反応を絞り込み、位置の特定を最優先としています」

 

「反応絞り込みました。位置特定!」

 

「ノイズとは異なる高出力エネルギーを検知」

 

「波形の照合...急いで!」

 

 突如ノイズとは違う反応が検知されたことで二課内部に緊張が走る!

 

「まさかこれって...アウフヴァッヘン波形?」

 

「ガングニールだと!」

 

 画面表示されたのは”ガングニール”そう...二年前”天羽奏”が使用していたシンフォギアだ。その情報に翼の表情がこわばる。

 

ついに来た...ここからが本番だ

 

 そして僕はついに響が覚醒したことを悟り覚悟を決める。二年前からの僕の戦い...それがついに本格的に動き出すことを!

 

 




後書きです。

この話からアニメを見直し、なるべくキャラのセリフを崩さないように心掛けて書いています。どうだったでしょうか?アニメの1話後半パートがかなり入っています。

次からどうなるかは考えてないですが、少しずつ文字数が増えていく...そんな予感がします。

とりあえず今回はここまで...

次回をお楽しみに!!
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