戦姫絶唱シンフォギアFS   作:ケントxv

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お待たせしました。第7話

どうぞ!


第7話

 響は検査終了とともに寮へと帰宅した。僕と翼はシャワールームにいた。

 

「良かったの?貴方のこと」

 

「良いんだよ。僕は2年前に生まれ変わったんだ...それにこんな姿になって今更どう告げるべきかわからないんだよ。僕が<先導朔弥>だということも、《鴉葉桐花》の死も」

 

 そう告げるべきではない。知る必要のない真実ならば

 

「そういう翼は?思うことあるんだろ?」

 

「貴方はいつもそう、私の入られたくない(ところ)に無遠慮に土足で入ってくる」

 

「あ~なんか悪い」

 

「別に責めてる訳じゃない、ただそのせいで私弱いままだな~って、どうしても貴方に甘えてしまう」

 

「そんなの気にするな。従姉妹だろ?僕たち」

 

「ええ、そうね」

 

 翼は一度深呼吸をした後僕に告げた。

 

「ガングニールは奏のギアだ!それを見ず知らずのあの子が纏う...それがどうしても許せないの」

 

「そうか...その気持ちをため込む必要はないと思う」

 

「え?」

 

「だってそれだけ奏さんの事が大切だったんだろ?ならそれは否定するな、それでもって響ちゃんが選んだ結果に翼がどんな答えを出すのか?それが重要だろうさ」

 

「ええ、そうね。まずはあの子の検査結果を待ちましょうか?」

 

 そうして僕たちもそれぞれの部屋へと帰宅するのだった。

 

 

 

 次の日の放課後、僕と翼は響の教室まで赴いた。

 

「重要参考人として再度本部まで同行願います」

 

「ごめんね響ちゃん」

 

 そうして謝って再び響に手錠をかける。

 

「な、なんでーーーーーーー!!」

 

 本部到着後、検査結果が伝えられた。

 

「初体験の負荷が少し残ってるけども、体への異常はほぼ見られませんでした~」

 

「ほぼですか?」

 

 不安そうな声を出しているが別のことが気になってしょうがないという様子の響

 

「そうね、貴方が聞きたいのはこんなことじゃないわよね?」

 

「教えてください。あの力のことを」

 

 そこからは弦十郎や了子が聖遺物について説明していた。

 

「欠片に残った力を特定振幅の波動、つまり歌ね?それによって解き放つの」

 

「そうだ。あの時も胸の奥から歌が浮かんで」

 

「でもね立花、その歌が浮かんでくるのは誰でも起きるわけじゃない。聖遺物との共鳴といえば良いのかしら...それが出来た物にだけ起こるの」

 

「そうして纏うのが、アンチノイズプロテクター"シンフォギア"なの」

 

「そのシンフォギアを纏える物達を俺たちは適合者と呼んでいる」

 

「それが翼と響ちゃんって事だよ」

 

「どう?貴方が目覚めた力について少しは理解できたかしら」

 

 だが、響は顔を曇らせ了子に質問する。内容を僕は簡単に察っしたが。

 

「あの、全然わかりません」

 

「だろうね」

 

「だろうとも」

 

 友里や藤尭も同意する。響にこんな難しい話が理解できる訳ない。

 

「いきなりは難し過ぎちゃいましたね~だとしたら、聖遺物からシンフォギアを作り出す唯一の技術”櫻井理論”の提唱者がこの私であることは覚えてくださいね?」

 

「はぁ~でも、私はその聖遺物という物を持ってません。なのになぜ」

 

 そこにモニターからあるレントゲン写真が映し出される。

 

「これが何なのか、君にはわかるはずだ」

 

「はい!2年前の怪我です。私もあそこにいたんです」

 

「心臓付近に複雑に食い込んでいるため、手術でも摘出不可能な無数の破片。調査の結果この影はかつて奏ちゃんが纏っていた第三号聖遺物”ガングニール”の砕けた破片であることが判明しました」

 

やはりか

 

 僕もあの場は見ていた、その可能性が高いのはわかっていた。翼は昨日よりも動揺が顕著に出ていた。

 

「翼、少し外行こうか?」

 

「ええ、ありがとう」

 

 そうして僕と翼は部屋を後にした。

 

 

 

 

「翼?大丈夫か?」

 

 部屋を出た後僕は翼に確認をとる。

 

「わかっていたわ。朔弥が言っていたしね。奏のガングニールだと...あの時は気丈に振る舞えてた。あの子に重荷を背負わせるとも。でもだめだ、私は」

 

「翼...」

 

 そこに扉が開き響が出てくる。

 

「私、戦います。なれない身ではありますが、頑張ります。一緒に戦えればと思います」

 

 そう言って僕たちに手を差し伸べる。僕は手を取って

 

「ああ、よろしく響ちゃん」

 

 と答えた。だが翼は俯き、手を出せずにいる。

 

「翼...」

 

「あ、あの翼さんとも一緒に戦えればと...」

 

 そこに警報が鳴り響く、僕たちは急いで司令室に急行した。

 

 

 

 

「ノイズの反応確認」

 

「本件は我々二課で預かることを一課に通達」

 

「位置得手、座標でます」

 

 そうして中央モニターに地図が表示される。

 

「リディアンより距離200」

 

「近い」

 

「私と朔弥で迎え撃ちます」

 

「ああ」

 

 そうして僕と翼は外へと走り出した。

 

 

 

 

 

 

 ノイズの群れの前に到着すると、奴らは集合し大型ノイズへと変貌する。

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

Changeling Aroundight(疾走せよ 妖精の槍)

 

BGM〖絶刀・天羽々斬〗

 

 僕たちが大型ノイズに突撃すると、やつの頭部に付いていた無数の羽の様な突起が分離してブーメランのように回転して僕たちに飛来してくる。

 

Burst Aroundight(連撃の撃槍)

 

 僕は槍を複数生成して突起をすべて打ち落とす。

 

「翼!!」

 

「任された」

 

 翼は技を放つべく剣を大型に変形させる。

 

「おおおおおお!!」

 

 そこにシンフォギアを纏った響が大型ノイズに跳び蹴りを放つ。それによって大型ノイズの体制が崩れた。

 

「翼さん!!」

 

 翼はとっさ空中に舞い上がり技を放つ!

 

蒼ノ一閃

 

 翼の放った斬撃は見事にノイズを真っ二つにした。そこに響が駆け寄る。

 

「翼さ~ん!私、今は頼りないかもしれないけれど、一生懸命頑張ります!だから、私と一緒に戦ってください」

 

「そうね」

 

 翼が返事を返したことで嬉しそうに笑う響。だが、

 

「貴方と私、戦いましょうか?」

 

 そうして翼は刃を響に向けるのだった。




後書きです。

今回はいつもより短めに、そして長々とした説明を省いてみました。
詳しく知りたい方はアニメ2話のBパートかアプリのシナリオを読んでくださいね。

そうして省くと普段より1000文字ぐらい少ない!でもちょうどアニメの2話も終わった所なので区切りました。


さて、最近このお話の感想がほしいと思ってしまう私です。お試し感覚でも良いので読んでいただいた方。是非感想をお待ちしております。


それでは次回をお楽しみに!!
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