ぽけーっとしてたら思いついたのでどうぞ
貴重なバンドリ俺嫁成ぶ(((
柔らかい日差しがカーテンの隙間から差し込み寒いのか温かいのか曖昧な気温が肌を刺激する春。俺は仕事が休みなのをいいことに家で惰眠をむさぼっていた。もこもこの布団にくるまりながら夢の世界に旅立っていると誰かが玄関のドアを開けたような音が聞こえた。夢か現実か、境界が定かでないこの状況でそれを聞いて判断するようなことはできず、俺はそのまま布団にくるまっていた。
そのまま布団にくるまっていると俺の部屋に向かってくる足音がした。それはやがて俺の前で止まった。微塵も気にせずそのまま眠りこけていると唇に柔らかな感触がした。流石に違和感を覚え、ゆっくりと目を開けると目の前には美しいエメラルドグリーンに緑の目をし、整った顔立ちをした絶世の美女であり俺の彼女、氷川 紗夜がいた。
「おはようございます、○○さん」
優しい声で挨拶してくる彼女を見て俺はまだ夢が続いていると勘違いをして彼女を布団に引きずり込んだ。背中から腕を回し、彼女の匂いを堪能しながら再び布団の中で意識を手放した。
日も昇り、布団にくるまっているのも暑くなり俺は目を覚ました。ぼんやりとした意識を首を振って無理矢理覚醒させる。
「お、おはようございます。○○さん。その///、次からは無理矢理布団に入れるのはやめてくださいね///」
横で声がしたので声の方を向くとそこには紗夜がいた。俺に無理矢理引きずり込まれたせいで髪は少し乱れ、おしゃれに決めてきた服から真っ白な肩がこぼれている。
「・・・なんで俺の家いるの?」
「お、覚えてないんですか!?」
「いや、恥ずかしながら覚えてなくってね。俺が無理矢理布団に入れたってホント?」
「本当です!すごく恥ずかしかったんですよ!///」
顔を赤くしながらぷんすこと怒る彼女もまた可愛いと風流を感じる。
「それで、もうお昼時なのですがお昼ご飯はどうしますか?」
「ああもうそんな時間か。一緒に作ろ?」
「そうしましょう。それではエプロンを持ってきますね」
そして2人で昼食を作った。2人で協力して作るのはやはり楽しく、まるで夫婦みたいと勘違いを起こしそうだった。
「「いただきます」」
小さいちゃぶ台に昼食を乗せ食べる。朝食を摂っていない分少し多めのメニューはちゃぶ台を完全に占領し逆にちょっと狭い。それでも俺たちは黙々と料理を平らげる。俺も紗夜も結構食べるタイプなのでこれくらいは簡単だ。
「うん、美味しかった。毎日食べたいくらいだよ」
「///そ、それって・・・」
俺の呟きを聞いていた紗夜が上目使いでこちらを見る。意図せぬ形だが前から考えていたことなので腹をくくって伝えることした。
「プロポーズと取ってくれて構わない。紗夜が大学出たら、結婚しよう。指輪はその時まで待っててくれ、飛び切りの用意するから」
「えっと・・その・・・はい。よろしくお願いします」
そして俺はそっと紗夜にキスをした。
「っていう夢を見たんだけどさ」
「オタク拗らせすぎだろ」
エイプリルフールです
夢オチなんてサイテー