博麗霊夢の日記──
◇月△日
恥ずかしい。
その感情と共に、どこか満足感があった。
もちろん、昨日のことについてだ。
昨日はちょっと羽目を外しすぎたんじゃないかと思ってはいるが、別に人に迷惑をかけてるわけでもないから、いいではないか、とも思っている。
今思い出しても、そこそこの恥ずかしさが湧いてくる。
華扇の前で……いや、華扇と萃香の前で泣いてしまった。
しかも、華扇にハグをされながら頭を撫でられ、私はちょっとばかし泣いてしまったものだから、完全に私が子どもみたいに思えてくる。
いや、子どもなのだけれども。
しかも、膝枕もされた。
正直言うと……めちゃくちゃ気持ちよかった。
華扇の適度に鍛えられた太ももは張りがあって、程よい弾力が私の頭を支えてくれる。
……日記を書いている今も、昨日の事を思い出してしまう。
それぐらい良かったのだ。
……いや、待て待て待て。
これでは今日の日記じゃなくて、昨日の日記になってしまう。
これでは昨日の日記の後日談みたいなわけ分からないことになってしまう。
さっさと今日の話を始めよう。
まず、今日は萃香がどこかへ行った。
そして、魔理沙が来た。
萃香に関してはいつも通りの事なので心底どうでもいいが、魔理沙に関しては自分が博麗神社に戻ってから会っていないので、ちょっと嬉しかった。
ただ、やること自体はほとんどなかったから、ゆっくりまったり縁側でお茶を一緒に飲んだ。
……最近の私を振り返ると、縁側でお茶を飲んだり、ずっと布団で寝てたりとお婆ちゃんみたいな生活を送っているような気がする。
しかも、華扇にハグされたり、頭撫でられたり、膝枕されたりと子供みたいなこともされている。
もう生活がどんどんと普通と離れてしまっている。
前までは修行もちょいちょいしていたけど、今じゃ体調の事情もあってほとんどしていない。
仕方のないことではあるけれど、ちょっとは運動をした方がいいだろう。
明日はちょっと行動を起こそう。
◇月×日
昨日宣言していた通り、ちょっとの運動をした。
と、言ってもホントに軽いウォーキングのようなものだし、そこまで何かが変わるとは思ってないけれど。
でも、いくつか良かったところもある。
魔理沙と一緒に散歩をしたんだけれども、途中で私は貧血みたいにふらふらとしてしまったのだ。
もちろん、魔理沙は私の異常には気づいていたので、慌てて私を支えてくれた。
近場の寝そべれそうな草むらに寝かせてくれて、魔理沙が持っていた水筒のお茶を飲ませてくれてた。
そして、ここからが面白いんだが、私は永琳から貰った薬を使うことにしたのだ。
お試し、みたいな感覚で使おうとしたのだが、その効果は劇的であった。
なんと、飲んで少ししたら、体の倦怠感がなくなり、貧血によるふらふらとした感覚も一気になくなっていたのだ。
あまりの即効性でその時はかなり驚いた。
最近感じていた倦怠感すらも綺麗さっぱりなくなったものだから、あまりの面白さにさっきまで寝ころんでいたところを急に立ち上がって、走り回ってしまった。
それには魔理沙もびっくりしたようで「え!? 平気なのか!?」と言って、またもや慌てて近寄ってきた。
なんというかその時は本当に嬉しさというか、楽しさというか、子どものような感情が湧きおこったので、私は魔理沙と少しの追いかけっこをした。
結構楽しかった。
魔理沙も途中から私が面白がっているのに気付いたのか、魔理沙も笑顔で、楽しそうにしていた。
なんというか、久しぶりにこういう子供っぽいことをしたと思う。
魔理沙も魔理沙で楽しそうに遊んでいたし、本当に今日は楽しかった。
また、こんなことできたらいいな。
◇月☆日
なんと、今日はお泊り会だ。
魔理沙と華扇でだ。
魔理沙は永遠亭の時と変わらないから割愛するとして、華扇に関しては久しぶりだ。
そもそも、華扇と一日をずっと一緒に過ごすことなんて滅多にない。
もちろん、一緒に布団を並べて寝ることもだ。
だからこそ、楽しみである。
今、日記を書いている私ですら、まだ楽しんでいる最中であるし。
今は華扇と魔理沙がお風呂に入っていて、ご飯も作り終わったので、日記を書いている。
正直、めちゃくちゃ楽しい。
昨日の魔理沙との追いかけっこといい、最近、楽しさというものが私には欠けていたような気がする。
だからこそ、充実感が湧いてくる。
日記を書いている今の私も、さぞ楽しそうに見えることだろう。
さて、そろそろ魔理沙達もお風呂から出る頃だし、日記はおしまいにしよう。
追加
どうやら、私はまた何かやらかしたらしい。
私たちは夕飯を食べた後、魔理沙が持ってきたトランプや、双六などで遊んでいた。
それはもう大盛り上がりで、いろいろなゲームを遊びまくった。
それもあって、割と早めに眠気が来たのだ。
元々最近は早く眠るように心がけているし、何よりなかなかに疲れた。
それもあって早めに寝ることになったのだ。
もちろん、魔理沙や華扇は私の事情については知っていたからすぐに了承してくれた。
そして、そこからが問題だ。
まず、私たちは布団で川の字になって寝た。
私が真ん中で、右が華扇、左が魔理沙と言う具合だ。
ちなみに私は寝相がとても悪く、基本的に右に転がる癖がある。
普通であれば、私が右にいるのが一番良かったけれど、この時は楽しさと興奮もあってか、すっかりとそのことが頭から飛んでいた。
そして事件は起こった。
いつも通り私は寝相の悪さで右に転がり、華扇の布団の中に侵入をした。
もちろん、この時の私は寝ていたので、そのことについては一切の記憶がない。
本当に何も知らないのだ。
だけれども、華扇は何となく覚えていたらしい。
そして、ここからが話の始まりだ。
華扇の布団の中に侵入した私は、華扇の体にぴったりとくっつき、その身体に手を回して、抱き着いたらしい。
今の私には知ったこっちゃないが、おそらくいい抱き枕が見つかったから故の行動だと思われる。
ちなみに華扇はここら辺から朧気ではあるものの記憶があるらしい。
そして、そこからが話の山だ。
私は華扇に抱き着いた後、華扇はそれから避けるように、私の反対の方向を向いた。
つまり、私と華扇はどちらも右を向いていたわけだ。
そして、私は華扇に抱き着いていた。
さらに、華扇が姿勢を変えたから、私の華扇を抱く手の位置も少し変わった。
……つまるところ、私は華扇の大きくて柔らかい果実に手を置いていたのだ。
そして、そんな状況で私は大暴走をした。
柔らかい感触を眠っている私は気に入ったのか、指を動かして華扇の大きくて柔らかくて弾力がある果実を揉み込んだのだ。
それはもう熱烈に、豪快に。
華扇も寝ぼけていたせいか、抵抗はしなかったようだ。
余談だけれども、その時の私の夢は大変、見ていて気持ちの良いものだった。
そして、これは夢の中の話なのかは分からないけれど、ほんの、ほんの少しだけ華扇の嬌声が聞こえたような気がした。
なかなかに扇情的だったのは、はっきりと覚えている。
もちろん、私が大暴走した話は、私が起きた後に華扇から直々に聞かされた。
胸に手をやって、自分の胸を守るようにしていたので、少々の罪悪感は湧いたけれども、それよりも華扇の胸を揉んだのに覚えていないことに後悔した。
……もしかしたら前世の私は男だったのかもしれない。
あんまり前世について覚えてないけど。
本当に申し訳ないとは思っているけれど、それ以上に華扇の胸を揉んだという満足感と、その時に胸を揉んだ手の感触を何とか思い出そうとしている自分がいた。
……ただ、別に眠っているときの私がしたことなので、私は悪くないとも思う。
ちなみに、それを言ったら、めちゃくちゃ叱られた。
ようやく投稿することができました!
正直、筆が本当に止まりかけていました。
それと、アンケートのご協力ありがとうございました!
結果として、今までと同じ感じのタイトルにすることになりました。
これからもこの作品を応援してくれたら嬉しいです!
……ですが、やっぱりちょっと投稿頻度は自分のモチベや状態もあって、かなり落ちそうです。
申し訳ありません……。
良ければ高評価と感想をお願いします!