月の剣士のボーダー生活   作:天沙残月

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おはこんばんちは天沙残月です。それでは最新話どうぞ。


黒トリガー 捕獲命令その2

三雲「…………」

 

三雲(他苑.迅さんが空閑と同じ『黒トリガー 』…?)

 

三雲(……いや、それよりも…)

 

三雲(迅さんと他苑が空閑を捕まえる……⁉︎)

 

 

 

ー神社跡ー

 

空閑「おお〜いい感じのところだな」

 

雨取「そうかな」

 

雨取「人が来ないし場所も丁度いいから、時々隠れ家に使わせてもらってるの」

 

空閑「ほほぅ渋いな」

 

空閑「まぁ飯でも食ってオサム達を待とうぜ」

 

雨取「うん」

 

 

雨取「遊真君って……本当に近界民なんだよね?」

 

空閑「ほうだよ」

 

空閑「あっでも俺はこの街を襲ってる奴等とはカンケー無いよ」

 

雨取「うん、修君と他苑君にそう聞いた」

 

雨取「……あのね、遊真君に聞きたいことがあるんだけど……」

 

空閑「ふむ?」

 

雨取「近界民に攫われた人は近界民の戦争に使われるって言ってたでしょ?。」

 

〜回想〜

 

空閑「そうやって集めた兵隊とトリオンをむこうの戦争で使うわけだ」

 

〜回想終了〜

 

雨取「それって……どんなふうに使われるの?」

 

空閑「ふーむ、それはさらわれた「国」によるかな?」

 

雨取「「国」……⁉︎」

 

空閑「そう」

 

   ・・・

空閑「あっちの世界にもたくさんの国があって、それぞれの国でスタイルがちがうんだよ。

・・・

こっちの世界に来てる近界民も同じに見えて別々の国の近界民だったりする」

 

空閑「だから攫われた国の状況……戦争に勝ってるか負けてるか、兵隊を鍛える余裕があるかないか、司令官がデキる奴かダメな奴か、色々な事情で話は変わってくるけど。トリオン能力が高い人間は

・・・

向こうでも貴重だから、ほとんどの場合は戦力として結構大事にされてると思うよ。チカとか超大事にされるかも」

 

雨取「じゃ……じゃあ攫われた人が向こうで生きてるって事も……」

 

空閑「普通にあると思うよ」

 

雨取「そっか……そうなんだ」

 

空閑「なんだ?誰か知り合いを攫われたのか?」

 

雨取「……ううん違うの、ちょっと気になっただけ」

 

空閑「…お前つまんないウソつくね」

 

雨取「えっ」ギクリ

 

空閑「こっちだけ喋らせてそっちは秘密かー」フゥー

 

空閑「まぁいいや、後でオサムに聞こう」

 

雨取「えぇっ⁉︎わぁごめん、待って待って!」

 

雨取「えっとね……ほんとはそうなの。近界民に攫われたの。小学校の時仲良くしてくれた友達と、私の……お兄さん」

 

雨取「二人が攫われたのは私のせいなの…二人とも、私が相談なんかして巻き込んだから……」

 

空閑「成る程ね」 

 

空閑「だからもう他の人には頼りたくないって言った訳か。ボーダーとかにも」

 

雨取「うん……だって、迷惑かけるだけだから……」

 

空閑「まぁ気持ちは分からんでも無いけどなー。俺も今回オサムとチカとマサシを巻き込んだし……」

 

空閑「俺と一緒にいたせいで、オサムの出世をふいにしたかもしれん。だとしたら申し訳ない」

 

雨取「それは大丈夫だよ。修くんは多分そんなこと気にしてない。『自分の意志でやったことだ。お前が気にする事じゃ無い』……って言うよ多分」

 

空閑「うーむ、言いそう」 

 

雨取「修君はさっきも、自分じゃなくて遊真君の心配してたよ」

 

空閑「あいつは他人の心配と自分の心配のバランスがおかしいからな」

 

空閑「そもそも俺を心配する理由なんか無いのに」

 

雨取「え…でもボーダーの人が遊真君を狙ってくるんでしょ?」

 

空閑「ボーダーが何人で来ようと、本気でやれば俺とレプリカが負けるような相手はいないよ」

 

空閑「……いや、二人だけいるか」

 

 

雨取「他苑君とあの、おでこにサングラスの人…?」

 

空閑「そう」

 

空閑「迅さんとマサシは、多分相当強い。勝てるかどうかやってみなきゃ分からないな」

 

雨取「じゃああの人が追っ手になったら……!」

 

ーボーダー本部会議室ー

 

城戸「会議は終わりだ。速やかに任務を遂行しろ」

 

ー神社跡ー

 

空閑「……いいや」

 

空閑「そうはならないよ」

 

ーボーダー本部会議室ー

 

他苑「お断りします!」

 

迅「それは出来ません」

 

鬼怒田「何ィ⁉︎」

 

三雲「!」

 

根付「どう言うことかね?迅君、他苑君。最高司令官の命令に従えないと?」

 

迅「俺達は玉狛支部の人間です。城戸司令に直接の命令権はありません。」

 

他苑「僕達を使いたいなら林藤支部長を通してください」

 

鬼怒田「何をまどろっこしい事を……結局は同じ事だろうが」

 

他苑(って思ってるんだろうな〜鬼怒田さん。こっちの思惑とも知らずに(笑))

 

城戸「…………林藤支部長、命令したまえ」

 

林藤「やれやれ、支部長命令だ、迅、他苑、捕まえて来い」

 

迅・他苑「はい」

 

三雲「……!」

 

林藤「ただし…やり方はお前らに任せる」

 

城戸「……⁉︎」

 

他苑(よっし‼︎狙い通り(笑))

 

三雲「!」

 

忍田「!」

 

鬼怒田「‼︎」

 

根付「‼︎」

       ボ ス

迅「(ニッ)了解|支部長」

 

迅「実力派エリート迅、支部長命令により任務を遂行します!」

 

他苑「他苑雅師、林藤支部長の命令に従い、迅隊員と任務を遂行します!」

 

三雲(迅さん…!雅師…!)

 

城戸「…………林藤……!」

 

林藤「ご心配なく城戸さん。ご存じの通りウチらの隊員は優秀だから」

 

迅「さぁて行くかメガネ君」

 

三雲「……はい!」

 

三雲(この人は……やっぱり他の人とは違う……!)

 

鬼怒田「やっぱり玉狛なんぞに任せてはおけん!忍田君本部からも部隊を出せ!」

 

忍田「城戸司令が決めた事だ。迅と他苑君に任せればいいだろう」

 

鬼怒田「それはそうだが……」 

 

唐沢「…………三雲君、ちょっといいかな」

 

三雲「……えっ?、はい」

 

他苑(んっ?何だ?)

            ・・・

唐沢「君の友人の近界民がこっちに来た目的は何なのか、君は聞いてないか?」

 

三雲「目的……ですか?」

 

唐沢「そうだ。『相手が何を求めているか』それが分かれば交渉が可能だ。例え別世界の住人でも」 

 

鬼怒田「交渉……⁉︎近界民相手に何を悠長な……」

 

唐沢「排除するより利用できないかと考えてしまうんですよ。根が欲張りなもので」

 

三雲「目的…………そう言えば」 

 

三雲「『父親の知り合いがボーダーにいる。その知り合いに会いに来た。』……たしかそう言っていました。」

 

忍田「ボーダーに知り合い……?誰の事だ?」

 

三雲「いや、名前は聞いて無いんですが……」 

 

鬼怒田「曖昧過ぎて何の足しにもならん話だな」

 

根付「君の作り話じゃないだろうねぇ?」 

 

他苑(あーっ聞いててイライラしてきた(怒))

 

唐沢「その『父親』の名前は?、……いや、君の友人本人の名前でもいい」

 

三雲「父親の名前は知りませんが、本人の名前は……空閑遊真です」

 

…ポトッ

林藤「…………『空閑』……⁉︎」

 

三雲「‼︎」

 

三雲(林藤支部長……!この人が空閑の親父さんの……⁉︎)

 

忍田「『空閑』……⁉︎」

 

三雲(えっ?)

 

城戸「今何と言った…『空閑』……だと……⁉︎」

 

三雲(え⁉︎)

 

三雲「…………」

 

三雲(どうなってるんだ……空閑の親父さんって……)

 

他苑(いったい何者なんだ……⁉︎)

 

 




おはこんばんちは天沙残月です。ようやくかけた。
ではまた次回〜。
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