それでは本編にGO
他苑「遊真先輩がこっちに来た理由……⁉︎遊真先輩のお父さんの知り合いに会いに来たんじゃ無いんですか?」
レプリカ『……今から4年程前、ユーマとその父有吾は、近界民の戦争に参加していた…』
???「敵兵接近!簡易トリオン銃残弾僅かです!」
???「トリオン兵!!バンダー確認!!」
???「砲撃に備えろ!!」
キィィィ
ボッ
ドドドド
ドドドド(崩れる音)
???「城門崩落!!突破されます!!」
ザザッ‼︎
???「トリガー 使いが来るぞ‼︎一般兵は退け‼︎砦まで引くんだ‼︎」
???「戦うな逃げるんだ!!トリオン兵をこっちに回せ」
バチバチ
ゴウン…
ズン!
ガギギン‼︎
ダッ
オオオオオォォ
???「……‼︎」
ドッ
ドドッ
バシュン
トリガー使いに短剣のようなトリガーを突き刺す黒髪の少年
空閑「よーし釣れた釣れた」
それは空閑遊真だった。
???「…!」
???「…!」
空閑「‼︎とっ……‼︎」
遊真に残りのトリガー使いが襲い掛かる
だが
ドドッ
空閑「!!」
謎の男が遊真と敵の間に入り敵2体を瞬殺した…。
有吾「おいこら半人前何ボケっとしてんだ」
空閑「別に助けてくれなくても平気だよ、親父」
???「トリガー使いを一度に3人も捕らえるとは。さすがだなユーゴ」
ライモンド「こいつらは捕虜交換に使える。うちの団員が取り戻せるぞ!」
ーオォ‼︎ー
空閑「一人は俺が捕まえたんですがね」
ヴィッターノ「うんうんえらいぞユーマ」
レプリカ『その国の防衛団長と有吾は旧知の仲でありかって世話になった縁と恩から有吾達は防衛に力を貸していた』
空閑「俺は親父にそこそこ鍛えられてたから、戦闘でもまぁまぁ役に立ったし、半人前なりに上手くやってたよ」
レプリカ『全ては上手く行っていた…有吾が死んだあの日までは』
レプリカ『その日有吾は言った』
有吾「遊真、お前暫く戦闘に出るな砦の中にいろ」
有吾の言葉に不貞腐れる遊真
空閑「えーっ?なんで?」ぶーっ
ライモンド「…昨日南門でうちの団員が殺された。隊でも指折りのトリガー使いがあっさりと だ」
ライモンド「情報では敵は他所の国から刺客を雇ったらしい。目撃者の話を聞くにおそらくは黒トリガー ……」
空閑「俺が居なくて守りは持つの?」
遊真の言葉に父有吾は
有吾「何言ってんだ俺達だけで楽勝だ。いいか門の外には出るな、絶対大人しくしとけ」
っと笑いながらそう言って有吾は出て行った
空閑「……」
ズーン…
ズズーン…
空閑「ほら見ろやっぱり押されてんじゃん。トリガー使いの人数に差があるんだよ」
空閑「やっぱり俺が出るしか無いな」キィィン
援護に入る為換装する遊真
レプリカ『ユーゴは戦闘に出るなと言ったぞ』
空閑「けどっこのままじゃ押し切られるだろ。俺が裏をついて敵の部隊を崩す」
敵に攻撃しようとした…
その時…
ズズ
ゴオォン
災厄が現れた…
空閑「‼︎」
レプリカ『ユーマの人生は そこで終わった』
レプリカ『いや……終わるはずだった』
空閑「あ……う……」
謎の敵の攻撃で遊真は虫の息となっていた。そこに有吾が現れた。
有吾「バカ、何やられてんだ。ちょっと待ってろ」
有吾「俺がすぐ助けてやる」
レプリカ『有吾はユーマを助ける為に黒トリガー を作った』
レプリカ『死にゆくユーマの肉体をトリガーの中に封印しそれに代わる新しい体をトリオンで作ってユーマの命を繋ぎ止めた』
空閑「…」ハッ
空閑「親父……」
レプリカ『そして全ての力を使い切った有吾は
塵となって崩れて死んだ』
空閑「…!」
???「息子を庇って死ぬとはな……」
???「言いたくは無いがユーゴの方に生き残ってほしかった」
???「いやまだ息子が受け継いだ黒トリガー がある」
???「うむ、それを使うしかなかろう」
???「有吾の死はとても悲しい事だが我々は戦いを続けなければならない」
???「ここで戦いを止めるのは今までの今までのユーゴの働きを無にすると言う事だ」
???「我々と共にユーゴの仇を討とう!」
???「ユーゴもきっと望んでいる」
レプリカ『彼等は知る由も無かった、ユーマが黒トリガー と共に『嘘を見抜く』という有吾のサイドエフェクトを引き継いでいた事を』
三雲「……!」
他苑「‼︎」
三雲(『嘘を見抜く』……!)
ヴィッターノ「ユーマもう戦わないの?」
イズカチャ「バカ!戦えるわけないでしょ!お父さんが亡くなったのよ!?」
ライモンド「無理をするな今まで助けて貰っただけでも十分だ。お前に戦う義務は無い」
空閑「…………いや、俺と親父で始めた事だ最後までやるよ」
レプリカ「……」
レプリカ『それからおよそ三年の間ユーマは父親の代わりに戦い続けた。その三年間がユーマを強くした。粘り強い抵抗により敵国は侵攻を断念し後に講和によって戦争は終結した、味方の勝利だ』
レプリカ『しかしユーマに達成感は無かった』
空閑「何もやる事が無くなったなー……」1人呟く空閑
レプリカ『……有吾の故郷に行って見ないか?有吾の話ではボーダーという組織は各地の近界民と交流しているそうだ。そこに行けばユーマも元の体に戻れるかもしれない。有吾の友人もいるはずだ』
空閑「ふむ……そうだな……」
レプリカ『そうしてユーマは幾つかの国を渡ってこちらの世界にやって来た』
他苑「じゃあ遊真先輩が歳の割に小柄なのは……」
他苑が空閑の体が小さい訳に気付く。
レプリカ『そう、トリオン体に成長する機能は無い遊真の体は11歳の時から変化していない』
三雲「成長しない……って事はじゃあつまり不老不死……⁉︎」
そんな三雲の言葉をレプリカは否定する。
レプリカ『いや有吾の全ての力を以てしてもそれは不可能だ』
レプリカ『指輪の中に封印された遊真の本当の体は今もゆっくりと死へ向かっている。ユーマの体が完全に死んだ時トリオンの体も消滅するだろう』
三雲「…………そうかそれをどうにかする為にボーダーに……」
レプリカ『私の目的はそうだった。しかしユーマの目的は違う』
他苑「……⁉︎」
レプリカ『ユーマは、有吾が全てを注ぎ込んだ黒トリガーから父親を蘇らせる事ができないかと考えた』
レプリカ『しかし先程の最上宗一の件で、ボーダーでも無理だという事がわかってしまった』
三雲「!」
他苑「!!」
レプリカ『ユーマにはもう生きる上での目的は無い』
その頃遊真は迅と話をしていた。
迅「お前、これからどうするつもりだ?」
. . .
空閑「そうだな、こっちだと近界民は肩身が狭いし……親父の故郷だけど俺がいるところじゃないな」
空閑「おれは
・・・
むこうの世界に帰るよ」
レプリカ『願わくばマサシ・オサム、ユーマに生きる目的を与えてほしいユーマにはそれが必要だ』
他苑と三雲はレプリカから『遊真に生きる目的を与えてほしい』と頼まれる。頼まれた他苑と三雲は…
おはこんばんちは天沙残月です。遊真の過去編でした。
ではまた次回〜