月の剣士のボーダー生活   作:天沙残月

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おはこんばんちは天沙残月です。お待たせしましたそれでは
最新話どうぞー!


玉狛第二結成

空閑「俺はむこうの世界に帰るよ。俺がこっちに来た理由はもう無くなったこれ以上いてもゴタゴタするだけだからな。……けど、この何日かは面白かったな。久々に楽しかった」

 

楽しそうに話す空閑

 

迅「……そうか。これからもきっと楽しい事は沢山あるさ。お前の人生には」

 

三雲は遊真に目的を与える方法を思案していた…。

 

三雲(空閑に目的を与える……?僕達に……そんな事ができるの

か……?)

 

他苑も考えを巡らせていた。

 

他苑(遊真先輩に目的を与える…どうすれば…あっ‼︎そうだ‼︎)

 

二人が思考し、他苑が名案を思いついた時二人は宇佐美に呼ばれた

 

宇佐美「修君、他苑君。ちょっといいかな」

 

三雲「ボーダーに入りたい……⁉︎」

 

雨取の言葉に驚く三雲

 

雨取「……うん」

 

雨取「防衛隊員になるって事か⁉︎危険だぞ!」

 

他苑「宇佐美先輩…喋りましたね?…」頭抑え

 

宇佐美が口を滑らした事を見抜き頭を抱える他苑

 

宇佐美「いや〜ごめんねぇ。てっきり千佳ちゃんも迅さんがスカウトしたのかと思って。あれこれ喋ったら千佳ちゃん食いついちゃった」

 

バツが悪そうに頭を掻く

 

宇佐美「あたし的には大歓迎なんだけど、一応修君に報告しとこうと思って」

 

三雲(ボーダーに誘われてる奴は断ってて…誘われて無い方が入隊しようとするなんて……)

 

三雲「千佳お前ボーダーに入ってどうする気だ?」

雨取「……遊真君が言ってたの。攫われた兄さん達は向こうの世界で生きてるかもしれないって。」

 

雨取「いろいろ考えたけどやっぱり私兄さん達を捜しに行きたい。他の人に任せるんじゃなくて自分でも探しに行きたいの」

 

他苑・三雲(やっぱりか)

 

雨取の言葉にやっぱりかと思った他苑と三雲

 

三雲「さっきも聞いただろ?近界民の世界に行くにはA級隊員にならなきゃ行けないんだぞ。A級って事はさっき空閑と戦ってた人達や、テレビでよく見る嵐山さん達と並ぶって事だ。それがどれだけ難しい事か分かってるのか?」

 

三雲の説明に宇佐美が加えて説明する。

 

宇佐美「うーんそれにね、もし選抜メンバーに選ばれても行き先を選べる訳じゃ無いんだよ。お兄さん達を攫った国には行けないかも」

 

雨取を諭す宇佐美

 

雨取「分かってます…私なんかが何をやったって意味が無いかもしれないって。でも……じっとしてられないんです。ちょっとでも可能性があるなら……」

 

三雲「……………」

 

他苑「雨取先輩…」

 

三雲修(千佳がここまで食い下がるなんて)

 

いつもと違い決して引かない雨取に三雲は内心驚いた。

 

宇佐美は頭を捻る

 

宇佐美の話では玉狛に所属している部隊は実力派集団だから新人が入る隙がないと言う。

 

本当にA級を目指すなら本部に入ってチームに入った方がいいらしい。

宇佐美は雨取には玉狛に来てほしいそうだが…

 

雨取「本部…ですか?」

 

三雲「……」

 

三雲は考え出し…

 

三雲「……千佳ちょっと相談がある」

 

その考えを雨取に伝えた……

 

 

 

三雲は空閑のいる屋上に来ていた

 

三雲「空閑」ガチャ

 

空閑「おー修どうした?」

 

三雲「………千佳がボーダーに入るって言ってる」

 

空閑「ほう?」

 

三雲「近界民に攫われた兄さんと友達を探しに行きたいんだそうだ」

 

空閑「あーなるほど」

 

三雲の言ってる事が分かった遊真。

 

空閑が三雲に問いかける

 

空閑「オサムはどうすんの?」

 

三雲は止めようと思ったが言っても聞きそうに無いから手伝うと。そして空閑一緒にチームを組まないかと問いかける。

 

空閑「!」

 

三雲「お前に嘘ついても仕方ないから言うけど…レプリカに親父さんの事は聞いたんだお前がこっちに来た目的も」

 

空閑レプリカに空閑の過去と目的を聞いたと言う三雲。それに空閑は無駄足だったけどねと答え、こっちでやる事は無くなったと言った。

 

それに対し、三雲は千佳と自分じゃA級になるのは難しいから空閑の力を貸してくれと、そしてリーダーになってくれと頼んだ。

 

空閑「ふむ……オサムは相変わらず面倒見の鬼だな。相手がチカだからとは言え…」

 

三雲「なっ……」

 

空閑「いや、オサムは誰が相手でもそうか、そしてたまに死に掛ける」

 

三雲「ぐっ……」

 

事実故に言い返せない三雲。

 

空閑は昔を思い出しながら話出した。自分の父が死んだ時何故笑ったのか分からなかったと…自分が死にかけたのは自分のせいで親父が死ぬ必要は無かったのに何故笑っていたのか…

 

空閑「それを…親父に聞いてみたかった」

 

三雲「……」

 

そして空閑はその辺が少し三雲と似ていると話した

 

三雲「えっ…⁉︎どこが」

 

空閑「自分が損してでも他人の世話を焼く所とか」

 

空閑「オサムは何で死に掛けてでも人を助けるんだ?困ってる人は見過ごせないタチなのか?」

 

それに対し三雲は…

 

三雲「別にそんな都合のいいもんじゃ無いよ僕はただ、自分が『そうするべき』と思った事から一度でも逃げたら、きっと本当に戦わなきゃ行けない時にも逃げるようになる」

 

と答え、そして自分がそう言う人間だと知っていると話した。

 

空閑「…」

 

三雲「だから僕は人の為にやってるんじゃ無い。自分の為にやってるんだ」

 

空閑「成程、オサムらしいな」

 

空閑「けどやばい時は逃げないとその内死ぬぞ?逃げるのも戦いの内だ」

 

三雲「むっ…」

 

空閑「……さて、じゃあ俺も手伝うか」

 

三雲「………!」

 

空閑「ほっとくとオサムとチカがすぐ死にそうだからな。後隊を組むのが楽しそうではある」

 

三雲「空閑……!」

 

 

屋上から戻ると階段の隅に雨取と他苑がいた。

 

雨取「修君、遊真君」

 

空閑「オサムに誘われたから一緒にやるよ。暇だし、チカにはまた自転車の乗り方教えてもらわなきゃならんし」

 

雨取「ありがとう……!」

 

他苑「上手くいったみたいですね。三雲先輩」

 

三雲「あぁ!」

 

ここで空閑が

 

空閑「ただし、リーダーはオサムだ」

 

三雲「……⁉︎」

 

空閑はリーダーは三雲が良いと、そうしないとチームは組まない、と言った。

 

三雲「な…何言ってんだ!リーダーはお前だろ!!」

 

三雲「お前の方が実力も知識もずっと上だ!僕が勝ってる所なんか一つも無い!何で僕がリーダーなんだ」

 

それに対して空閑は…

 

 

空閑「俺が、そうすべきだと思ってるからだ」

 

三雲の真似をしつつ迷いなく言った。

 

三雲「……!」

 

雨取「私もリーダーは修君がいいと思う」

 

三雲「………分かった」

 

三雲は隊長になる事になった

 

空閑「決まりだな。じゃあ早速林藤さんのとこ行くか。さっき断ったばっかだからなんか恥ずかしいな」

 

 

 

ー支部長室ー

 

林藤「おう、遅かったな」

 

部屋に入るとそこには林藤と迅が居た。そして机の上には4枚の入隊・転属用の書類

 

他苑「迅さん。3人が来るの見えてましたね?」

 

他苑は迅が初めから3人が来る事をSEでわかっていた事に気付く

 

迅「さぁ〜なんのことやら」

 

他苑(すっとぼけてるし)苦笑

 

迅の態度に他苑は苦笑い。

 

林藤「4人分の入隊・転属用の書類だ」

 

空閑「迅さん。この未来見えてたの?」

 

迅「言っただろ「楽しい事は沢山ある」って」

 

他苑「あっ僕の転属用の書類もある」

 

林藤「あぁ遅くなったが他苑、お前も今書いてもらって良いか」

 

他苑「はい!」

 

そして他苑は転属用の書類を書き、林藤支部長に渡す。

 

他苑「林藤支部長。どうぞ」

 

林藤「あぁ…間違いなく受け取った。」

 

林藤は書類を纏め…

 

林藤「…よし。正式な入隊は保護者の書類が揃ってからだが、支部長としてボーダー玉狛支部の入隊、転属を歓迎する。たった今からお前たち3人はチームだ。このチームでA級昇格、そして、遠征部隊選抜を目指す」

 

玉狛第二が結成された

 




どうも天沙残月です。コミックスで内容確認しながら打っているので気をつけないと、文章が全て会話になりそうになってしまう(危ない危ない)
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