月の剣士のボーダー生活   作:天沙残月

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おはこんばんちは天沙残月です。本日2本目上げますそれでは、どうぞ



ボーダー遠征部隊と三雲の呼吸取得訓練

–本部会議室–

 

風間「これが今回の遠征の成果です。お納め下さい。城戸司令」

 

そう言って風間は4本のトリガーを城戸司令の前に差し出した。

 

城戸「ご苦労無事の帰還何よりだボーダー最精鋭部隊よ」

 

A級攻撃手1位太刀川慶(20)

 

A級攻撃手2位風間蒼也(21)

 

A級狙撃手1位当真勇(18)

 

鬼怒田「おぉ素晴らしい!未知の世界のトリガー!これでボーダーのトリガー技術は更なる進化を遂げるぞ」

 

トリガーが手に入り満足そうに言う鬼怒田。

 

当真「鬼怒田さんさ〜遠征艇もうちょいでっかく作れねぇ?俺足なっげーから窮屈で死にそうだったぜ」

 

鬼怒田「バカ言え!あれよりでかいのを飛ばそうと思ったらトリオンが幾らあっても足らんわい!」

 

当真の愚痴を一蹴する鬼怒田。

 

当真「ありゃそーなの?」

 

城戸「……さて、帰還早々で悪いがお前達には新しい任務がある。現在玉狛支部にある黒トリガーの確保だ」

 

風間「黒トリガー……!」

 

太刀川「玉狛?」

 

城戸「三輪隊、説明を」

 

奈良坂「はい。12月14日午前、追跡調査により近界民を発見。交戦したところ黒トリガーの発動を確認。その能力は『相手のトリガーを学習して自分のものにする』」

 

風間「……‼︎」

 

奈良坂「その後、玉狛支部の迅隊員が戦闘に介入。迅隊員とその近界民に面識があったため一時停戦。その近界民は迅の手引きで玉狛支部に入隊した模様。そして現在に至ります」

 

当真「近界民がボーダーに入隊⁉︎なんだそりゃ!?」

 

奈良坂の説明に驚く当真

 

だが玉狛ならあり得ると話す風間。と言うのも元々玉狛のエンジニアが近界民だとの事。

 

風間「今回の問題はただの近界民ではなく黒トリガー持ちだと言う事だな。玉狛に黒トリガー2つとなれば、ボーダーのパワーバランスが逆転する」

 

城戸「そうだ。だがそれは許されない。お前達には何としてでも黒トリガーを確保してもらう。」

 

太刀川「黒トリガーの行動パターンは?一人になる時間帯とか決まってんの?まさか玉狛の全員を相手する訳にはいかないだろ」

 

太刀川の言葉に三輪が答える

 

三輪「「黒トリガー」は毎朝7時頃玉狛支部にやってきて夜9時から11時の間に玉狛を出て自宅に戻るようです。現在うちの米屋と古寺が監視しています」

 

根付「チャンスは毎日あるわけだねぇ。ならばしっかり作戦を練って…」

 

だが根付の言葉に反して

 

太刀川「今夜にしましょう。今夜」

 

太刀川がそう言葉にし、全員耳を疑った。

 

三輪「………‼︎」

 

鬼怒田「今夜⁉︎」

 

三輪「太刀川さん…幾らあんたでも相手を舐めない方がいい」

 

太刀川「舐める?…何でだ三輪?相手のトリガーは「学習」するトリガーなんだろう?今頃玉狛でうちのトリガーを「学習」してるかもしれない。時間が経つほどこっちは不利になるぞ」

 

太刀川は早めに襲撃する理由を話す

 

三輪「……!」

 

太刀川「それに長引かせたら見張している米屋と古寺に悪いだろ。サクッと終わらせようや」

 

当真「なるほどね」

 

風間「……確かに早い方がいいな」

 

太刀川「それで良いですか?城戸司令」

 

城戸「いいだろう、部隊はお前が指揮しろ太刀川」

 

太刀川の案を聞き入れ太刀川に部隊の指揮をとるよう言う城戸

 

太刀川「了解です。さて夜まで作戦立てるか」

 

風間「襲撃地点の選定が先だな」

 

作戦より襲撃場所を決めるのが先だと言う風間の言葉を太刀川は聞き入れ会議室を後にした。

 

 

三輪「太刀川慶……この人は、昔から苦手だ……」

 

 

 

–玉狛支部–

宇佐美「おぉ〜‼︎」

 

小南「何この数値黒トリガーレベルじゃん!」

 

雨取のトリオン量に驚く小南と宇佐美

 

宇佐美「千佳ちゃんすごーい!」

 

小南「どうなってんの……(汗)」ほっぺムニ〜

 

木崎は雨取を見て雨取のトリオン能力は超A級で忍耐力と集中力があって狙撃手向きだと言う。そして戦い方を覚えればエース級だと言う。

 

レイジの話に驚く宇佐美。

 

宇佐美「レイジさんがそんなに褒めるとは…こりゃ千佳ちゃんが1番の有望株か〜?」

 

宇佐美の言葉に小南が負けじと反論

 

小南「むっ…うちの遊真の方が強いよ!今でも余裕でB級位の強さはあるし、ボーダーの武器に慣れればすぐA級レベルになるんだから」

 

空閑「小南先輩より強くなります」

 

小南「それは無い。調子に乗るな。」

 

小南の言葉に頷く。

 

宇佐美「ふむふむ、じゃあ遊真君にはトリガーの説明した方がいいかもね普通はB級に上がってからなんだけど。」

 

宇佐美は空閑に一足早くトリガーの説明をした方がいいかもと話す。

 

小南は烏丸の方に顔を向け…

 

小南「そっちはどうなのよとりまる。そのメガネは使い物になりそうなの?」

 

小南の質問に対して烏丸は…

 

烏丸「まぁぼちぼちってところですかね。今は俺が他苑から貰った資料を見ながらですが全集中の呼吸って言う呼吸法の会得をさせてます。」

 

小南「はっ?何その「全集中の呼吸」って?」

 

聞いたことも無い言葉で小南が首を傾げる。

 

烏丸「他苑の話では昔とある剣士達が使っていた呼吸法らしいです。他苑から

 

回想

 

他苑(三雲先輩に全集中の呼吸の基礎を学ばせる前にまずそのまま戦ってその後修行を行なって下さい。)

って言っていたので。」

 

小南「成程、だからさっきからあのメガネから聞いた事の無い呼吸音が聞こえるのね」

 

そう三雲は烏丸からの修行の一つに「全集中の呼吸の会得」の為の訓練を行なっていた。その中の一つが腹式呼吸である。これは鼻から息をゆっくり吸いお腹を膨らませ、お腹を凹ませながらゆっくり息を吐く呼吸法である。三雲はこの呼吸を繰り返しやっていた。

 

三雲「スゥゥゥゥッハァァァァァァッ」

 

小南「にしてもすごい呼吸音ね…」

 

三雲の呼吸音に驚く小南。

 

烏丸「他苑が言うにはかなり時間が掛かるらしいです。文献を調べてた限りじゃ大体1年以上かかると言っていたので。他苑も完全に会得するのに2年掛かったと言っていたので。」

 

小南「2年…早いのか遅いのか分からないわね。」

 

烏丸「他苑の話ではまぁまぁ早い方らしいですよ。聞いた話では呼吸使いの歴史の中では剣を握って1ヶ月で呼吸使いでもトップクラスの剣士にまで上り詰めた人もいたそうですから。」

 

烏丸の話を聞いて小南達は戦慄した。

 

小南「か…刀を握って1ヶ月……⁉︎」

 

宇佐美「えぇっ‼︎?」

 

木崎「うっ嘘だろ!…幾ら何でも早すぎないか‼︎」

 

木崎の言葉に烏丸は頷く。

 

烏丸「他苑曰くその人は呼吸使いの剣士の中でも別格だったらしいです。「参考にならないかもしれない剣士」って言ってたので」

 

小南「とんでもない奴がいたものね…」

 

烏丸の言葉にため息しか出ない小南。

 

木崎「遊真達の正式入隊までにどこまで習得できるか…」

 

木崎は三雲を心配そうに見つめていた。(太刀川が三雲にちょっかいかける様子が目に浮かんだ為……)

 

 

 

 

 

 

 




おはこんばんちは天沙残月です。まず謝ります‼︎。すいません‼︎正隊員の呼吸取得は無しと書いたのですがどうしても強い三雲を見たかったんです。‼︎『隊員の呼吸取得はダメだろ』とコメントしてくれた人には呼吸は取得させないと返信しといて本当に申し訳ありませんでした‼︎。
こんな馬鹿作者ですがこれからも応援お願いします‼︎

追記、三雲が全集中の呼吸を完全に会得する時期を延期させます。
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