ーボーダー本部ー
太刀川「…全くお前は意味不明だな。なに風刃手放したんだよ。(ボリボリ)勝ち逃げする気か?今すぐ取り返せ‼︎それでもっかい勝負しろ‼︎」
迅「無茶言うね太刀川さん…(汗)」
他苑「あ…アハハ…(苦笑)」ボリボリ
太刀川の言葉に苦笑いを浮かべる他苑と迅。(あんだけやってまだ戦い足りないのかコイツは(作者))
風間「黒トリガー奪取の指令は解除された……「風刃」を手放す気があったなら最初からそうすれば良かっただろ」
わざわざ戦う必要もなかったと風間が話すと迅は昨日の戦いでは風刃に箔が無かったと話す。
風間「A級上位の俺たちを派手に蹴散らす事で風刃の価値を引き上げたと言う事か」
迅「ご名答!それがプランB」
風間「まったくムカつく奴だ」
迅の解答に他苑が
他苑「僕はてっきり刺客全員叩き潰してボーダーの戦力を削ぎ落とすのかと思いましたけど」
他苑の物騒すぎる発言に
迅「他苑君、君偶にえげつない事言うね…」(汗)ピクピク
風間「…」(こいつなら本当にやりかねん…)
迅は頬を引き攣らせながら言い、風間は他苑の言う事が本気だと察して背筋が凍る
太刀川「…そうやって「風刃」を売ってまで近界民をボーダーに入れる理由は何だ?何を企んでる」
迅と他苑は少し間を空けて…
他苑「あ〜…そう言えば…」
迅「城戸さんにもそれ聞かれたなー
〜回想〜
ー会議室ー
城戸「何を企んでる?迅……!他苑……この取引は我々に[有利]すぎる‼︎何が狙いだ⁉︎
鬼怒田「…」
根付「…」
唐沢「…」
他苑「城戸司令、別に僕達なーんも企んでませんよ?」
城戸「ほぉ…?」
迅「他苑の言う通り俺は可愛い後輩をかっこよく支援してるだけ。俺たちは別にあんた達と争いたい訳じゃないし、ボーダーの権力争いをするつもりもない」
他苑「ただ先輩達の戦いを大人(あんた)達に邪魔されたく無いだけですよ…」
他苑と迅の言葉に忍田は笑みを浮かべた
迅「ただ一つ付け加えるなら…城戸さん。うちの後輩達は城戸さんの「真の計画」のためにも…いつかかならず役に立つ。」
城戸「……!」
迅の言葉に驚愕する城戸。
他苑(計画…⁉︎城戸司令こそ一体…何を企んでいる‼︎)
迅「俺のサイドエフェクトがそう言ってる。それと他苑、悪い事じゃ無いから安心しろ(ニコ)」
顔に出ていたのだろう。途中から他苑の顔を見て迅はそう言った。
他苑「⁉︎…わかりました(顔に出ていたか…(苦笑))」
城戸「……………いいだろう」
根付「……!」
驚いた顔で城戸の顔を見る根付を尻目に城戸が口を開いた。
城戸「取引成立だ…迅の黒トリガー「風刃」と引き換えに玉狛支部所属空閑遊真のボーダー入隊を正式に認める」
ー回想終了ー
迅「そのうちに入った遊真ってのが中々ハードな人生送っててさ。俺はあいつに「楽しい時間を作ってやりたいんだ」
太刀川「「楽しい時間?」それとボーダーが関係あるのか?」
他苑「あぁそう言う事!」掌ポン
迅の言わんとしている事が分かったのか掌を叩く他苑。太刀川と風間は首を傾げる。
太刀川「ん?どう言う事だ?他苑」
迅「太刀川さん。俺は太刀川さんとバチバチやり合ってた頃が最高に楽しかった」
太刀川・風間「……!」
迅「ボーダーには幾らでも遊び相手がいる。きっとあいつも毎日が楽しくなる。あいつは昔の俺に似ているからな」
他苑「実力は高いのですぐ正隊員になりますよ。その時は戦ってあげて下さい」
他苑と迅の言葉に太刀川が興味を持つ。
太刀川「へぇ…そんなに出来るやつなのか?」
風間「いまいち納得いかないな…それだけの理由で争奪戦の時あれほど執着していた黒トリガーを…あれは師匠の形見だろ」
迅「形見手放したくらいじゃ最上さんは怒らないよ。寧ろボーダーの喧嘩が収まって喜んでるだろ」
迅の言葉に何かを察する風間、続けて迅が言葉を発する。
迅「あ!そうそう、もう一つ、俺黒トリガーじゃなくなったからランク戦復帰するよ。取り敢えずソロで1位目指すからよろしく」
迅の言葉に太刀川と風間は驚くが
太刀川「そうか!もうS級じゃ無いのか!そういやそうだ!お前それ早く言えよ。何年振りだ⁉︎3年ちょっとか⁉︎(笑)」
太刀川が嬉しそうに迅の肩を叩く
太刀川「こりゃ面白くなってきた‼︎なぁ風間さん‼︎」
.
風間「面白くない。全然面白くない」
それに続いて他苑が
他苑「あっ太刀川さん。僕も改造トリガーを使わないと言う条件でランク戦参加を許可してもらいました」
太刀川「うお‼︎そうなのか他苑マジか‼︎」
風間「それと他苑…お前三雲って奴にお前と同じ呼吸法を教えていると言う話を外で聞いたのだが…」
他苑「あぁそれは…」
ー回想ー
他苑「城戸司令一つ要求が…」.
城戸「…何かね?」
他苑「僕をランク戦に参加できるようにしてください!」
他苑の言葉に周りが驚く
鬼怒田・根付「はあ⁉︎⁉︎」
迅「おっと⁉︎他苑どうした!」
忍田「他苑君⁉︎」
林藤「急にどうしたお前⁉︎」
城戸「…理由を聞いても?」
城戸の言葉に一拍置いて他苑は話した
他苑「理由は…実はですね…今回妨害とはいえ遠征部隊と戦ったんですけど…内心すっごい楽しくてワクワクしちゃいまして…」エヘヘ( ´∀`)
城戸・忍田・林藤・迅(ズコーーーー‼︎)ドンガラガッシャン‼︎
他苑の言葉に城戸・忍田・林藤が椅子から滑り落ち迅がズッコケた。
他苑「あっ…大丈夫ですか皆さん⁉︎」
『いや、お前のせいだろ‼︎』
他苑「うええぇ‼︎」
周りからツッコミが入り驚く他苑
林藤「はっはっはっはっ今までの剣呑な雰囲気全部吹っ飛んだな‼︎」
忍田「は…はは(他苑君ってもしかして天然?)」
迅「はっはっはっ他苑お前ほんとおもしれーな‼︎(爆笑)
他苑「はい⁉︎」
城戸「…はぁ…まぁいいだろう。黒トリガーの対策としてちょうどいいかもしれんな。念の為他のトリガーも入れて色々試してみるといい」
他苑「分かりました‼︎ありがとうございます‼︎」
そう言って退出しようとした時
城戸「まて。そういえば他苑君、君は確か三雲隊員に君が使う呼吸を教えているとか」
城戸の言葉に他苑が止まる
他苑「…どこでそれを?」
林藤「木崎から俺が聞いたんだよ。すまん!他苑!」
林藤の言葉を聞いて考える他苑。
城戸「君は我々にはつかえないと言っていたが三雲隊員だけなぜ教えているのかね?理由を聞いても?」
他苑「…実は僕は幼少期から修行のおかげで死相が見えるようになったんですよ…」
『な⁉︎』
他苑の言葉に全員が驚愕する
他苑「どこで死ぬか分かりませんが三雲先輩は近い内に死ぬ可能性があります」
他苑の言葉に絶句する面々
林藤「他苑…だいたいは分かるか?」
林藤は恐る恐る聞く
他苑「恐らく入隊日から約数週間後かと思います。死相の濃さで大体わかりますので」
忍田「他苑君が三雲君に呼吸法を教えてるのは死の可能性を下げると言う事か!」
忍田の言葉に頷く
他苑「はい…教えられないと言いながら、すいませんでした。
他苑は申し訳なさそうに頭を下げる
城戸「…分かった。思う所がないわけではないが命がかかっているならやむを得ない。ただしポイントが変動するランク戦では使わないように」
城戸はそう言ってそれ以上何も言わなかった。
他苑「それでは失礼しました」
そう言って他苑と迅は会議室を出て行った。
ー回想終了ー
太刀川「他苑!それ本当か!」
太刀川は驚愕していた
風間「同じボーダー隊員が死ぬときいて俺も黙ってられんな…他苑、これは俺の番号だ。詫びになるとは思わんが、何かあれば連絡しろ」
風間は連絡先を紙に書きそれを他苑に渡す。
他苑「ありがとうございます!」
迅「じゃあそろそろ帰るか!風間さん、太刀川さんおやすみ〜」
他苑「風間さん、太刀川さん。おやすみなさい」
風間「あぁおやすみ」
太刀川「おぉ‼︎また戦(や)ろうぜ他苑‼︎それと俺にも言えよ!力になるぜ!」
太刀川がそう言ってその場は解散した
ー玉狛支部ー
他苑「ただいま〜」
宇佐美「あっ迅さん雅師君お帰り〜」
三雲「お疲れ様です」
迅「ふぃ〜っす」
空閑「いなかったけどどうしたの?」
迅「ちょっと会議が入ってね〜」
三雲「他苑も言ってたのか…」
他苑「はい…あ〜疲れた〜」ゴキゴキ
そう言って肩を回す。
雨取「他苑君大丈夫?」
他苑「あ〜雨取さん。大丈夫ですよ」
雨取はそう言って顔を覗き込む
雨取「ホントに?」
そう言って顔を覗き込んでた為鼻が当たりそうになる
他苑「///だっ大丈夫ですよ(ちっ近い‼︎鼻が当たる‼︎)」
雨取「そう。良かった!(ニコ)」
ニヤニヤ
他・雨「⁉︎」
空閑「いや〜仲良しですなぁお二人さん(ニヤニヤ)」( ^ω^ )
宇佐美「そうだねぇ〜(ニヨニヨ)」
2人の反応を見てニヤニヤする宇佐美と空閑
三雲「うん?どうしたんだ他苑?千佳?顔が赤いぞ」
他苑「な…何でもないです///」
雨取「うっ…うん。大丈夫だよ修君」
迅「はっはっはっ青春だなぁ‼︎所で遊真、ボーダーのトリガーには慣れたか?」
空閑「しおりちゃんにもいろいろ教えてもらったからな。こなみ先輩に勝ち越す日も近い」グッ
親指を上に上げ答える空閑
迅「ほぉ、これは期待できるな。メガネ君は順調?他苑から呼吸法習ってるんだって?」
三雲「はい…と言いましてもぼちぼちとしか言えないですが…」
迅の言葉に曖昧な返答しか出せない三雲。そこに
他苑「ん〜っよし!三雲先輩!ちょっと僕と戦いましょう‼︎」
『!!!!?』
他苑の言葉に全員驚く
三雲「な…何を言ってるんだ!僕がお前に勝てるわけないだろ‼︎(滝汗)」
他苑「いえ、三雲先輩ちょっと全集中の呼吸やってみてください‼︎」
三雲「ええ‼︎」
他苑に全集中の呼吸をやれと言われ思わず大声をだしてしまった
三雲「ちょ…ちょっと待ってくれ‼︎僕はまだ完璧に使えるわけじゃ…‼︎」
実際三雲は今日、本格的な全集中の呼吸を始めたばかりなので大量に酸素を取り込むだけでも一苦労する。
三雲はまだ使えないと伝えると…。
他苑「あぁすいません言葉足らずでした。僕は、僕と戦いながら全集中の呼吸の仕方を学んでもらおうと思って提案したんですよ」
三雲「あっ…そう言う事か」
他苑の言葉を聞いて漸く他苑が自分と戦おうと言ったのか三雲は理解した。
三雲「うーん」
三雲は悩んだが
小南「修、戦ってみなさい。そして私の仇を取りなさい‼︎」
烏丸「修、俺も戦った方がいいと思うぞ。格上との戦いは色々学べるからな」
木崎「あぁ、お前なら戦いのなかで物に出来るはずだ。やってみろ修」
三雲「小南先輩・烏丸先輩・レイジさん」
先輩達の声援を受けた三雲は…
三雲「分かった。その勝負受けよう」
他苑の提案を受けた。
他苑「よし!そうと決まればブースに行きましょう」
そう言って他苑は三雲とブースへ向かった
おはこんばんちは天沙残月です。全話が去年の6月と言うあまりにも期間が空いて存在を忘れかけてました。本当にすいませんでした‼︎それではまた次回