試合開始とほぼ同時に登っていく一条の光。その光景に会場では静寂が支配していた。
「「「……は?」」」
皆 瞬きひとつしなかったこの戦いを見逃すまいと目を見開き見ていた。
だが‼︎
気づけば他苑に○が忍田本部長には×がつけられていた。
荒船「お…おいっ忍田本部長いつやられたんだよ⁉︎」
荒船は思わず声を上げた!だが誰も答えない。いや答えられなかった。
誰にも視認される事なく他苑は忍田本部長を仕留めたのだ。忍田本部長自身もいつ首が斬られたのかわかっていない風だった
だが1人見ていたものがいや気づいたものがいた。
そう来馬攻撃手村上鋼だ。彼はあの状況を正確に把握していた。
来馬「鋼…君は…何かわかったかい…?」
村上「はい…来馬さん…ですが…あいつは人間なんですか?」
来馬「どういう事?」
別役「何か分かったんですか村上先輩」
村上「来馬先輩、他苑は…転送開始とほぼ同時に
忍田本部長の背後に回り込んでたんですよ‼︎‼︎」
『はああああああああああ‼︎?‼︎?‼︎?‼︎?』
村上の解答に全員が絶叫した。つまり試合開始と同時に忍田本部長の位置を特定し背後を取ったという事だ!
諏訪「うそだろ‼︎あいつ本当に俺たちと同じ人間かよ‼︎」
荒船「冗談だろ‼︎忍田本部長が何もできずにやられるなんて‼︎」
(((本当に俺たちと同じ人間なのか!!??)))
全員が他苑の人間離れな身体能力に驚愕した。
他苑「良し先ずは1勝」
他苑はひとまず1勝出来た事にホッとしていたしかしすぐに気を引き締めそして本能で察する。
虎が本気になったと…
忍田「ここまでとは…」
忍田本部長は一息吐きそして
身をもって思い知った
月の呼吸の恐ろしさを。
他苑雅師の剣の腕を
忍田「ふふふ…」
だがっ故に忍田本部長は笑った。
上等だ…‼︎
超えてやると…‼︎
虎の闘争本能に火がついた瞬間だった
武富『さぁ初戦は他苑隊員が先制し1歩リードしている展開‼︎
次戦では忍田本部長がどう巻き返すか‼︎間もなく2戦目が始まります!』
武富の実況後すぐに転送完了の文字がモニターに表示された。
他苑「忍田本部長は…居た‼︎」
他苑(月の呼吸伍の型月魄災渦‼︎)
他苑は右斜め前方から振り動作無しの斬撃を繰り出した!
しかし…
忍田「そうくるのはわかっていたぞ他苑君‼︎」
他苑「‼︎‼︎しっしま…だが防ぐ事は…」
忍田「旋空孤月‼︎」
そういうと忍田本部長は旋空を放った
月魄災渦の軌道上に…
そして…
自身に向かってくる全ての斬撃を相殺した
他苑「………は?」
思わず呆ける他苑
当然その隙を忍田本部長が見逃す筈も無く
忍田「隙だらけだぞ!」
他苑「‼︎しっしま…」
忍田「旋空 孤月‼︎‼︎」
他苑は袈裟に両断された。
『戦闘体活動限界緊急離脱(ベイルアウト)』
はいどーも天沙残月です。とうとう雅師負けちゃいました。まぁ強すぎるのもあれかと思ったので。今回は負けてもらいました。
ちなみに今の雅師の実力は
雅師>真史>
って感じです。
ではまた