【スパイディって】転生したら冷戦中な件【潜入向きじゃね?】 作:折り紙のユニコーン@UNICORNぬ
長らくお待たせしました。この作品は他作品と並行して執筆しているので、不定期更新です。ご了承ください。
思っていたよりずっと伸びて驚いてます。皆さんのご期待に応えられるような小説を書けるか自信はありませんが、頑張っていきます。
お気に入り登録してくれた方、ありがとうございます。
誤字脱字、アドバイスなど感想お待ちしております。
563:名無しの兵士
で、トリップ・マインの経過はどうよイッチ
564:名無しの兵士
評判いいんか?
565:親愛なる隣人(MSF)
せやな。潜入とか待ち伏せを始めとしたゲリラ戦には結構役に立ってるみたいや
566:エンダー前線
と、いうことは……量産化……?
567:ベリアル陛下、アッセンブル!
されて……?
568:名無しの兵士
ます!
569:名無しの兵士
>>568 いやお前が言うんかい!
570:思い出したニキ
で、実際のとこどうだ?
571:親愛なる隣人(MSF)
ちゃんと量産されてるで。やっぱスパイダーガジェットは優秀だからな
572:名無しの兵士
次の開発ガジェットは何にするんや?
573:名無しの兵士
また安価で決めるんか?
574:名無しの兵士
安価!安価!
575:ゲーマーニキ
うーん、でもスパイダーガジェットはそんなに種類多くないし、これからは安価で決めてもあんまり面白くないと思う
576:名無しの兵士
あー、なるほどね?
577:名無しの兵士
たし蟹
578:名無しの兵士
安価は自由度があってこそだからなー
579:親愛なる隣人(MSF)
ゲーマーニキの言うとおり、これからのガジェットは安価では決めないやで。ただ……最近は別の物の開発で忙しいからガジェットはちょっと後になるかも
580:名無しの兵士
へえ!何開発しとるんや?
581:思い出したニキ
スパイダーマン系アイテムでは無さそうだから、普通にMSF産のアイテム開発と見た
582:名無しの兵士
イッチも銃とかグレネードとか作ってるんか?
583:ベリアル陛下、アッセンブル!
イッチが手を加えたらかなりハイテクになりそう
584:親愛なる隣人(MSF)
さすがにワイが子供ってこともあって殺傷武器の開発には携わらせて貰えないんや。だから今は食糧系の開発を手伝っとる。カズさんはレーションを始めとした兵糧の輸出もビジネスに組み込んどるからな
585:名無しの兵士
はえー、MSFはそんなことをまでしてるんすね。すっごい
586:名無しの兵士
じゃあイッチはレーション開発中なんか?
587:思い出したニキ
あっ、もしかして……
588:名無しの兵士
思い出したニキ、なんか知っとるんか?
589:思い出したニキ
もしかして、イッチ今レトルトカレー作っとる?
590:名無しの兵士
ファッ!?
591:ゲーマーニキ
まっさかー。そんな戦場でのんきにレトルトカレーなんて……
592:親愛なる隣人(MSF)
>>589 よく分かったやん。原作でも作っとったんか?
593:名無しの兵士
当たっとるんかい!
594:名無しの兵士
本当に戦場でレトルトカレーを作るのかたまげたなぁ……
595:名無しの兵士
まあでも、カレーを作るだけなら開発も簡単そうやな
596:名無しの兵士
いや待て、カレーを作るだけならイッチが手伝う必要なんて無いはずや
597:エンダー前線
そうだぞ。それに戦場での食糧は保存性やら何やら、ただの料理からさらに求められる要素があるからな
598:親愛なる隣人(MSF)
エンダーニキの言うとおり、色々事情があって開発も簡単じゃないんや。そもそも、米陸軍のレーションには真空パックのソーセージが使われてるって情報だけを頼りにとか無理があるやろ!
599:名無しの兵士
情報少なすぎて草
600:名無しの兵士
よく開発しようってなったな
601:名無しの兵士
スネークは何か言っとったか?
602:ゲーマーニキ
そういうの糧食班の仕事やないんか?
603:親愛なる隣人(MSF)
>>601 スネークには報告してないらしいで。まあ、潜入任務中のスネークからすればどうでもいいやろうしな
>>602 カレーの制作は糧食班との合同やけど、レトルト加工するのは開発班じゃないと出来ないんや……というか、開発班でもまだ出来てないけどな!難しすぎやろレトルト!!
604:名無しの兵士
荒ぶってて草
605:名無しの兵士
落ち着け、落ち着くんだイッチー!
606:親愛なる隣人(MSF)
できぬぅ!!
607:ベリアル陛下、アッセンブル!
実は落ち着いとるやろ
608:エンダー前線
まあ、まともな飯食えるだけマシだよ。俺の所なんか消費期限余裕で切れてるので腹を満たすなんてざらにあるし…………まあそもそも料理っぽい味をしたゼリーみたいな物なんだけどね?
609:名無しの兵士
お労しやエンダーニキ……
610:名無しの兵士
普通の飯が食えてるワイらは幸せなんやなって
611:名無しの兵士
ほれ、普通の保存食の製造で悩めるうちはマシなんやでイッチ
612:親愛なる隣人(MSF)
エンダーニキとは比べないでもろて
613:名無しの兵士
それはそう
614:ゲーマーニキ
そういやスネークの潜入の調子はどうなん?
615:思い出したニキ
そういやそうだわイッチ。今スネークはどこまで行ってる?物語の進行度を把握しておいても損は無いで
616:名無しの兵士
ワイらも気になるわ
617:名無しの兵士
イッチの近況報告だけじゃ状況分からんしな
618:親愛なる隣人(MSF)
あー、せやな。今スネークは
619:名無しの兵士
おファッ!?スネークあのクソデカ兵器ぶっ壊したんすか!?
620:名無しの兵士
単独潜入中やから、つまり1人でってことやろ!?
621:ベリアル陛下、アッセンブル!
ヤバいなスネーク。トンデモ超人やんけ
622:親愛なる隣人(MSF)
せやけど、ちょっと気になることがあるねんな
623:名無しの兵士
なんかあったんか?
624:名無しの兵士
イッチの気になること……なんか原作での重要なことの予感がする
625:思い出したニキ
ほれイッチ、もったいぶらずに言ってみ
626:親愛なる隣人(MSF)
いやな、スネークがあの
627:名無しの兵士
ほう?
628:名無しの兵士
どうだったんや?
629:思い出したニキ
あー、なるぼとね?
630:名無しの兵士
知ってるのか思い出したニキ!?
631:名無しの兵士
よく分からんから教えてクレメンス
632:思い出したニキ
とりあえずイッチの話を全部聞こうか
633:親愛なる隣人(MSF)
なんかポッドから女の人の声がして、ずっと「ジャック」って人の名前呼んでるねんな。スネークもそのポッドのことボスって呼んでるし、明らかに動揺してるし……
634:名無しの兵士
ほ~ん?
635:名無しの兵士
なるほどね?完全に理解したわ(理解してない)
636:名無しの兵士
思い出したニキ教えてクレメンス~
637:思い出したニキ
>>633 ジャックていうのはスネークの名前や
んで、スネークの言う『ボス』ってのは『ザ・ボス』と呼ばれたアメリカの英雄、特殊部隊の母でありスネークの師匠やな。スネークもザ・ボスのことをとても慕っていて、自分の半分は彼女の物とすら言ってたんや。でも、そのザ・ボスは10年前にとある事情で他でもないスネークその人に殺されたんや
638:名無しの兵士
慕ってたのに殺したんか?
639:名無しの兵士
殺したはずなのに生きてたから動揺してたってことか
640:名無しの兵士
ん?でもあの筒ってAIポッドなんやろ?生きてるってのは違うんやないか?
641:親愛なる隣人(MSF)
なんでスネークはザ・ボスを殺したんや?大切な人やったんやろ?
642:エンダー前線
なあ、ザ・ボスもスネークも元はアメリカの軍人だったんだよな?
643:ベリアル陛下、アッセンブル!
思い出したニキの言うとおりなら、そうなんじゃないのか?
644:名無しの兵士
エンダーニキ、なんか分かったんか?
645:エンダー前線
なんとなく、な。そうか……やっぱ軍人ってままならないんだな……
646:名無しの兵士
1人で納得してないで教えてくれよエンダーニキ~
647:親愛なる隣人(MSF)
カズさんに聞いてもはぐらかして教えてくれないんや
648:エンダー前線
そりゃそうだろう。俺の予想が正しければザ・ボスは他ならぬ、
子供にそんなこと言えるわけが無い。しかも自分じゃなくてスネークの忌まわしい記憶だ
649:名無しの兵士
ファッ!?
650:名無しの兵士
マジか……
651:名無しの兵士
やっぱ政府ってクソだわ
652:名無しの兵士
>>648 実際のところマジなんか?思い出したニキ
653:思い出したニキ
マジやで。ザ・ボスは『賢者の遺産』という、莫大な資金の在り処を探すためアメリカから偽装亡命を命じられた。開発中の核ミサイルを手土産として
けど、想定外の自体が起きた。亡命先の大佐……ヴォルギンがそのミサイルをあろうことがソ連の研究施設へと撃ち込んだんや。同時刻、要人を亡命させるミッション中だったスネークのバックアップを行っていた軍用機が対空レーダーに察知され、核攻撃をアメリカが行ったものと認識されて核戦争一歩手前まで追い込まれてもうた
その潔白を証明するため、アメリカはザ・ボスとそのヴォルギンを抹殺することをスネークに命じたんや
654:名無しの兵士
それでザ・ボスはスネークに殺された……と
655:名無しの兵士
うーん、やっぱ政府はクソやな
656:名無しの兵士
まあ、どんな世界でもお偉方にマトモな人間は少ないってことやな
657:エンダー前線
こっちも軍部の上は腐りに腐ってるし、似たようなことはいくつか事例がある
658:名無しの兵士
だからエンダーニキは分かったんやな
659:親愛なる隣人(MSF)
>>653 なるほど、そんなことがあったんやな……うん、あんまり触れんほうがええな
660:思い出したニキ
スネークはその事を結構引きずってるし、そのほうがええわ
それで続きなんやけど、そのAIポッドはザ・ボスを模して作られとるんや。そのストレンジラブ博士ってのがザ・ボスの事を愛しててな、ザ・ボスの最後の意思と真実を知るためにありとあらゆるザ・ボスにまつわる情報を集め、AIに与えて彼女を再現したんや
そしてそのAIポッド……ママルポッドを蘇ったザ・ボスだと言ってる
661:ベリアル陛下、アッセンブル!
なるほど、だからスネークが動揺してたんやな。壊さなきゃいけないけど、自分もまだザ・ボスの死を受け入れられてないから縋りたくなる……と
662:名無しの兵士
ンアー!重い話で精神疲るる^~、オラなんか癒やしを寄越すんだよあくしろ!
663:名無しの兵士
急にきたない
664:名無しの兵士
>>662 まあでも確かに精神的な癒やしが欲しくなるわな
665:名無しの兵士
>>662 だからといって軽率にいんゆめに逃げてはいけない(戒め)
666:名無しの兵士
じゃあ最近拾った猫の画像見る?
667:名無しの兵士
なんでもいいから癒やしをクレメンス~
668:名無しの兵士
はい
【猫じゃらしで戯れる子猫の画像】
669:名無しの兵士
ああ^~心が洗われる~
670:名無しの兵士
猫っていいよなぁ……
671:名無しの兵士
でもなんか部屋が薄暗いな。SFチックな雰囲気っていうか……
672:名無しの兵士
たし蟹。なんか後ろにポッドっぽいの入ってるし
673:名無しの兵士
>>668 ちょっとポッ↑ド↓の中身見せて
674:名無しの兵士
猫はもういいんか?……ほい
【ポッドに入ったULTRAMANスーツの画像】
675:ベリアル陛下、アッセンブル!
ファッ!?こ、これは!?
676:名無しの兵士
どう見てもウルトラマンオーブですありがとうございました
677:名無しの兵士
>>674 もULTRAMANスーツが特典なんか
678:色んなパーツ、お借りします!
まあ、せやな。ワイのはType.O……つまりウルトラマンオーブや
679:名無しの兵士
これはオーブオリジンやけど、フュージョンアップとかは…?
680:名無しの兵士
というか、このコテハンは……
681:色んなパーツ、お借りします!
>>679 できるで、フュージョンアップ
>>680 オリジンのスーツの上から新しくパーツくっつけてフュージョンアップするからやな
682:ベリアル陛下、アッセンブル!
お借りニキ、もしかして同じ世界だったり……?
683:色んなパーツ、お借りします!
いや?ワイはシンフォギアの世界やから
684:名無しの兵士
それはそれでキツイ世界やな
685:名無しの兵士
モブ厳で有名なあそこかぁ……
686:名無しの兵士
>>682 というか、お借りニキは草
687:親愛なる隣人(MSF)
と、猫とお借りニキで空気がリセットされたところでウェブ・シューターが完成したで
688:名無しの兵士
いつの間につくってたんや!?
689:名無しの兵士
ついにイッチがスイングできるように……
690:名無しの兵士
でも場所とか大丈夫か?
691:親愛なる隣人(MSF)
>>688 ガジェットとかレトルトの開発中の合間合間にちょくちょく作ってたんや
>>690 プラントを使えばいけるで
692:ゲーマーニキ
スイングするなら配信してくれイッチ!
693:名無しの兵士
ワイらもスイング見てみたいわ
694:エンダー前線
あ、でもカズさんには報告してからにしろよ。ホウ・レン・ソウは基本中の基本だぞ
695:親愛なる隣人(MSF)
了解やで
696:名無しの兵士
でも確かに報告も無しに飛び回ったら皆驚きそうやな
697:名無しの兵士
で、カズさんに怒られるんですね分かります
698:色んなパーツ、お借りします!
俺達ウルトラマンは普段飛んでるから、スウィングで移動っていうのは新鮮やな
699:ベリアル陛下、アッセンブル!
せやな。ワイらは移動は飛行やからな
700:名無しの兵士
いいなー。ワイはスウィングも飛行もできないからなー
701:名無しの兵士
ワイもワイもー
702:親愛なる隣人(MSF)
よし、カズさんに報告済んだやで。気を取り直してスウィングや!
【LIVE配信】
703:名無しの兵士
おお、いきなり高い所におるな
704:名無しの兵士
ここどこや?プラントの屋上ってのは分かるけど……
705:親愛なる隣人(MSF)
研究開発プラントの屋上やで。さーて、行くぞー
706:名無しの兵士
イクゾー!デッデッデデデデ!(カーン)
707:名無しの兵士
カーンまで入ってる。+114514点
708:名無しの兵士
イッチが助走を付けて…………跳んだー!!
709:ゲーマーニキ
LIVE配信の三人称視点は便利やなぁ……まるで映画観てるみたいや
710:思い出したニキ
これでスーツがあれば完璧なんやけどな
711:名無しの兵士
イッチはまだショタだし……まま、多少はね?
712:名無しの兵士
ワイの見立てだと、イッチがいい感じのグッドルッキングスパイディになるにはあと9年はかかるな
713:名無しの兵士
9年かぁ……長いな
714:名無しの兵士
>>712 つまりイッチ18歳やな
715:名無しの兵士
>>713 時間の流れが違う掲示板ならあっという間やで
716:思い出したニキ
9年……ね……
研究開発プラントの屋上に立つ僕は、手首に付けた赤いブレスレット状の装置を見つめる。ちょうど手のひらの真ん中にスイッチがくるそのアイテムは、スパイダーマンの代名詞とも言える
スパイダーガジェットやレトルトカレー開発の合間を縫って少しずつ作っていたのだが、ついさっき形になったのだ
……いざ跳んでみるとなると緊張するな。実験ではちゃんと糸を出せたし、大丈夫だよね?
「大丈夫だピーター、お前ならやれるって」
自分に言い聞かせつつ、助走をつける為に少し下がる
「大丈夫、このくらいなんてことないさ。落ちても痛くないし?」
軽くジャンプしたり足首を回したりして準備完了。気が変わる前に思い切って走り出す
「……行けるよね?行けるって、僕スパイダーマンだぞ?怖気づくな、このままちゃんと飛べよピーター!……せーのっ!」
屋上の淵を強く踏み切り、身を投げ出す。片腕で別のプラントに狙いを定め、中指と薬指を曲げてシューターのスイッチを押す!
パシュッ!という軽い音と共に糸が発射され、その先端がプラントの壁にくっつく。そのまま僕の体は糸がくっついた箇所を中心に振り子運動を開始。グンッと体が浮き上がったところでスイッチをダブルタップして糸をリリース!慣性で上へと投げ出される僕
「いいね、ちゃんとスイングできてる……!」
宙返りして体勢を立て直し、今度はプラント間の鉄橋の下に発射
「よし、いいぞ……!タップしてリリース、タップしてリリース!」
風を切る爽快感とスピード感が気分を高揚させる。今度は両腕で狙いをつける。Vの字になるように2つ並んだプラントへそれぞれ発射し、思い切り糸を引っ張る
当然加速する体。ゲーマーニキ曰く、ウェブ・ジップだそうだ
「FOOOOOOO!!」
楽しいなコレ!暫くして慣れたら海面スレスレを飛んでみたり、振り子で高く飛んでみたり、色々試してみたけど最高だよ!
スイングを堪能したので一度プラントの壁に着地して一休み。興奮で少し荒くなった息を整え、少し周りを見渡して見る
「おっ、カズさん見っけ」
僕から見てちょうどプラントで影になってるところにカズさんがいた。休憩中かな?……けど、なんか女性スタッフと話してるな……
思い出したニキに聞いてみると、『多分ナンパしとるんやろ』とのこと。なんでもカズさんは結構な女好きで、
「ちょっとびっくりさせちゃおっかな」
スイングで静かにカズさんの頭上の鉄橋に張り付く。音を出さないように橋の下に移動して待機。「すみません副司令、仕事中なので……」とあえなく振られたところで糸を使って降下。ゲーマーニキ曰くシーリング・ハング*1と言うそうだ
そうして肩を落とすカズさんの背後を取ってちょっと待つ
「どわああっ!?……なんだピーターか……おいおい、びっくりさせるなよ。」
狙いどおり振り向いたカズさんがびっくりしてくれた。満足気に笑う僕を見てカズさんがただのイタズラだと察して笑いながら注意する
「ねえねえカズさん、さっきのスタッフさんと何話してたの?」
「えっ?あー……その、だな……ちょっと一緒にお茶でもしないかと……」
「お茶のお誘い?だったらあんまりボディタッチが激しすぎるのは良くないんじゃない?触りすぎると嫌われちゃうよ?」
「あー……そうかも……しれないな!」
「でもこの前別のスタッフさんにも同じような話してなかった?」
「……えーっと……それが手っ取り早くスタッフと仲を深める方法なんだ!副司令として、スタッフとの信頼関係は大切だからな!」
「ふーん?じゃあ他の男性スタッフともお茶してるの?」
「も、もちろんだピーター」
「スネークもやってるのかな」
「あー……どう、だろうな?スネークは任務とかで忙しいだろうし……」
「また今度スネークにも聞いてみ――「ピーター!何か欲しいものは無いか?」」
「え?えーと……ハンバーガーかな。チーズバーガー!」
「よーし、じゃあ今度ハンバーガーを取り寄せてやる!だからこの話はボスに内緒にしておくんだぞ?」
「えー?」
「ポテトにナゲットも付けてやろう!」
「分かった!」
「よぉし!それじゃあ、頼むぞピーター」
なんかスレで『買収されてて草』とか言われてるけど、久しぶりにハンバーガーが食べられるなら一度の見逃しくらいいいじゃないか
強盗ならともかく、浮気の見逃しなら死者が出るわけでもないし*2
そんなこんなで僕のマザーベース生活はなかなか楽しい。やること沢山あるし、開発の難しい物とかも多いけど充実してるしね
明日はスネークの様子を見て、必要そうなスパイダーガジェットの開発でも始めようかな。あ、でもレトルトカレーの開発も手伝わなきゃ。スレも覗きたいから空き時間も作らなきゃな……ああ、明日も楽しみだ
後日
「もぐもぐもぐ……」
「ピーター、何食べてるんだ?」
「あ、スネーク。おかえり。今ハンバーガー食べてるの」
「ハンバーガー?開発班はそんなものまで作ってるのか。」
「ううん。これはカズさんが買ってくれたやつ」
「なに?……MSFに関係ないものを買うとは……カズのやつ珍しいな。何があった?」
「え?あ。……えーっと……秘密!秘密だから!」
「なに?口止め料ということか…………まさか、カズのやつピーターの前で女性スタッフに手を出したのか?この間のアルマジロの件も含めて、問いたださないといけないことが増えたな」
「どこ行くの?」
「サウナだ」
BRIEFING FILES『ピーターの能力』
「そういや、お前さん
「まあ、そうだね。僕としてはスパイダーマンのほうが良いんだけど……」
「どちらにせよ蜘蛛人間だな。まるで映画みたいな話だが……壁や木に張り付く他に、何かできるのか?」
「できるよ」
「ほう。やはり蜘蛛というからには、糸を飛ばせるのか?」
「ううん、糸は出せないんだ」
「出せないのか。じゃあ、いつもプラントを飛び回ってるアレは?」
「いつものは僕が開発したクモ糸液とウェブ・シューターっていう液を飛ばすアイテムを使ってる」
「そうか」
「でも、身体能力とか反射神経は人とは比べ物にならないし、なにより凄いのはスパイダーセンスさ」
「スパイダー……センス?」
「そう。所謂、虫の知らせってやつだね。僕に危機が迫っているとなんとなく分かるんだ。その時のモチベーションで精度の良し悪しが変わるんだけど……それでも、相手の攻撃を事前に察知するくらいは朝飯前さ」
「ほう、いいセンスじゃないか。俺も欲しいくらいだ」