ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
2023年6月17日、新橋駅にて。
私「今日はかなりの警戒が必要ですね」
期末試験まで1週間を切りましたが、以前述べたように蒲須坂の近辺で撮り鉄するという予告状が、自由の森女子学園という栃木県那須烏山市の無法地帯の中高一貫校から来たので、撮り鉄のふりをして迷惑行為を取り締まるつもりで鉄道同好会および歩夢、侑と集まっています。
舞子「だけど考えていても仕方ないし、行こうか」
歩夢「そうですね」
せりな「だけどカシオペア紀行楽しみ!!」
鈴乃「私もお目にかかるのは初めてよ!!」
舞子「撮るのは自由だからね」
せりな・鈴乃「やったぁ~!!」
ということで、行くことにしましょう。乗るのは宇都宮行きで、2時間近く乗りっぱなしになります。
舞子「とは言っても、またE231か……」
イオ「舞子はE231系が嫌いなのデスカ?」
舞子「横揺れとか酷いし、乗り心地最悪だもん」
仲喜が聞いたら絶対喧嘩になるレベルでしょうね。
〜※〜
宇都宮駅着。舞子がE231系のせいでヘトヘトになっていた以外は全員元気でした。正直、小金井止まりにならず終点宇都宮まで行けたことが何よりも嬉しかったです。そして、宇都宮から乗り換えるのは……、
ドロシー「…は?」
E131系600番台3両編成。今回も混雑しています。
せりな「こんなに混んでるの見たことないよ…」
鈴乃「何言ってるのかしら?今回はカマスのバカのために行くわよ!!」
2人「待ってえええええ!!」
後で鈴乃は反省文案件になりそうですね。
侑「3両はやりすぎだと思います」
舞子「でしょ?」
私「それでもカマスのバカは許せませんね」
歩夢「比奈ちゃんもその気なら、私は我慢するよ」
結局、8人全員で乗ることになりました。
〜※〜
今回は座ることができず蒲須坂まで立ちっぱなし。行きがけに虎ノ門ヒルズで食事だけ済ませておいて良かったです。
蒲須坂から歩くこと10分。
イオ「名古屋程ではないものの、暑すぎマス……」
お手洗いもなく、6月とは思えないほどの暑さ。そんな中、
鈴乃「あっ!!自由の森女子学園の輩だわ!!」
舞子「こら。大声だしたら襲ってくるよ?」
鈴乃「ごめんなさい…」
自由の森女子学園の鉄道研究会がカメラを構えているのを見かけました。
自由の森女子生A「あっ、ニジガクの人たちがいるわね」
自由の森女子生B「あの人たちは優しいから線路内に立ち入っても……」
そう言って線路に立ち入ろうとします。
私「申し訳ありませんが、私は行きます」
歩夢「私も行くよ」
侑「うん。比奈ちゃん心配だもん……」
そして線路内でやっている自由の森女子学園生を見た私は……、
私「おい!!」
自由の森女子生A「何よ!!」
私「何やってんだてめえら!!」
本気で叫びます。
自由の森女子生C「あはははっ!!線路内に入るだけでこれとか、器が小さいわね♪」
自由の森女子生D「ふふっ☆馬鹿みたいね☆」
自由の森女子生E「なんか仲良くなれなさそうwww」
ヤケに腹が立ちます。
私「お前らも笑うなっ!!」
自由の森女子の一同「ひっ……」
私「私たち、虹ヶ咲学園鉄道同好会一同は、日頃から最低限のルールとマナーは必ず守って、列車の写真や動画を撮影しているのであります!!」
侑「かっこいいね」
歩夢「あんな比奈ちゃん初めて見たよ」
私「お前らは、撮影の際に、最低限のルールやマナーを守っているのか!!守っていない奴が笑うなっ!!」
そして定番、私はボヤを手から出して威嚇しました。
その間に歩夢は携帯を取り出し、警察を呼んでいました。
歩夢「もしもし?こちら蒲須坂ですが、白いセーラー服を着た女子中高生くらいの2人が線路内に侵入したので、早く来てください。はい、お願いします」
しばらくして、舞子たちも駆けつけてきました。
舞子「あの2人は羽交い締めにするよ!!」
自由の森女子生A「何すんのよ!!」
鈴乃「あなた、線路に立ち入ったでしょ!!大人しくしなさい!!」
自由の森女子生B「離して、クズ鉄ピアニストガイジ、丸山せりな!!」
せりな「クズ鉄でもガイジでも、絶っ対に離しません!!」
イオ「警察が来たら捕まってもらいマス!!」
ボヤをしまいましょう。数分後には警察も駆けつけてきました。
警察A「この方達ですか?」
歩夢「はい。こういうふうに線路内立ち入りを……」
歩夢は先ほど撮影した動画を見せながら説明しました。
警察B「よし、お前ら2人を現行犯逮捕する!!」
自由の森女子生2人「ふざけないでよ!!」
警察C「事情聴取のため、そこのセーラー服の方たち3人も署に来てもらいます」
鈴乃「えっ…どういうことですか?」
警察A「自由の森女子学園の鉄道研究会のメンバーは、皆さんが私たち栃木県警から既に保護観察処分が出ている人たちでして……」
せりな「そうだったんですね……」
自由の森女子生E「離せぇええええ!!」
警察C「全員連れていけ!!虹ヶ咲学園の皆さんは、犯人逮捕にご協力感謝します!!」
自由の森女子生全員「いやああああああ!!」
こうして事件は一件落着、しばらくしたところでカシオペア紀行がやってきたため、撮影だけ済ませて駅に戻りました。しかし、駅に戻った直後。
鈴乃「ごめん、比奈と2人きりで話したいから、先に行ってて」
歩夢「うん。わかった」
そして駐輪場に連行された私でした。鈴乃の顔は少々曇っています。
鈴乃「比奈、最近他の生徒さんたちと仲が良さそうね」
私「はい。鉄道同好会のメンバーかつ首席合格者として、色々頼まれることが多くて……」
鈴乃「じゃあ、どうして私には何も言ってくれなかったのよ!!」
その瞬間、雷が鳴り、豪雨がこの土地を襲います。
鈴乃「私に黙ってるとか、中学からの名古屋の親友なんて、どうでもいいってことでしょ!?ここ最近の比奈は、私には見せない顔をいっぱい出してるの、知ってるんだから!!私、見ているだけで苦しいのよ!!分からないでしょこの気持ち!?」
私「どうでもいいなんてことはありません鈴乃!!」
鈴乃「もういい!!比奈なんか知らない!!比奈のわからず屋ー!!」
バッチーン!!
ダッ!!
私「鈴乃!!」
私は鈴乃にビンタされ、鈴乃が駅方面に去ったあと、泣き崩れてしまいました。鈴乃とは中3の頃からの付き合いで、今現在兄弟や従兄弟のいない(*1)私にとっては、虹ヶ咲に一緒に入っただけで嬉しかったのに、首席合格者であることを明かしただけで色々頼りにされ、鈴乃のことはそっちのけになり、鈴乃を嫉妬させてしまったことにようやく気付かされたのです。
しばらくしてやってきたのはせりなと歩夢。
歩夢「鈴乃ちゃんも言い過ぎたって言ってるし、謝ろうよ」
せりな「私も、比奈ちゃんと鈴乃ちゃんが争っているなんて見ていられないよ!!」
私「ですが……」
歩夢「…何か問題でもあるの?」
私「わかりました……」
こうして、鈴乃に謝ることを決意したのです。
〜※〜
蒲須坂駅ホームにて。
鈴乃「比奈…さっきはごめんね……」
私「私も、これまで鈴乃をそっちのけにしてしまい、申し訳ありませんでした……」
鈴乃「だからね、これからはもっと私を頼ってほしいの。何があっても、私、できる限りのことは協力するから!!」
私「鈴乃……うわああああん!!」ボロボロ
ドロシー「一件落着だね」
というわけで、新橋駅に帰ることにしましょう。
〜※〜
新橋駅で解散となる前に、急に私たちに通知が届きました。
歩夢「えーっと…『虹ヶ咲学園生徒会長 目的も示さず生徒会費を50万円使い込み出張』…」
鈴乃「これは不信任決議か、リコールが必要そうね」
舞子「とりあえず明後日の緊急会議で、鉄道同好会代表として言及してくるよ」
イオ「ありがとうございマス!!」
私「現職リコールになったら、私は中学時代の経験を活かし立候補する予定です」
中学時代、生徒会長を務めていたという話はここでも読者の皆さんに再度伝えておきます。
歩夢「もし比奈ちゃんが立候補したら、私は応援するからね」
鈴乃「私や侑も推薦人の1人になるわよ」
私「ありがとうございます」
今回はこれをもって解散になりました。明日1日はしっかり勉強し、中間試験に備えることにしましょう。
そろそろ期末テストシーズンと重なるため、次回以降の1 - 3話は平日ネタ、その次にキハ85系南紀回を予定。