英雄と饅頭とアカデミア   作:パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ..

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騎馬戦で無双します!背中は任せました!

 

 

 

 

 

 

「さて!続く第二種目を発表するわ!!第二種目は...騎馬戦よ!!!」

 

 

ミッドナイトに宣言と同時に、会場の大画面に次の競技の表示が現れた

 

 

「騎馬戦!!?」

 

「個人競技じゃないけどどうやるのかしら」

 

 

「参加者は2~4人のチームを自由に作ってもらうわ!基本は普通の騎馬戦と同じルールだけどひとつ違うのが....先程の結果に従い各自にポイントが振り分けられるわ」

 

 

「つまり組み合わせによって騎馬のポイントが変わってくると」

 

 

 

「私が喋る前に言わないでちょうだい!?...ええそうよそして与えられるポイントはしたから5ずつ....そして、1位に与えられるポイントは1000万よ!!!」

 

 

1位に与えられるポイントは1000万。ほかのポイントとは比べるまでもなく、それを持っているだけで1位が確定してしまうほどの圧倒的な差がある。例えるならバラエティ番組のクイズの最後の問題のようなもので、1位になるのならこれを取らなければならないのだ

 

それを理解した者全てが緑谷のことを見ていた。向けられた視線は緑谷を憐れむものと狙いを定めるものの半々であった。ミッドナイトより騎馬戦の詳しいルールも説明され、15分のチーム決めの交渉タイムとなった

 

交渉タイムに入ってエクスは真っ先にアルスの元へと走った。今回もアルスの力を借りようと思ったからである。

しかしその途中で、突然目の前に出てきた心操に声をかけられた

 

 

「選手宣誓感動したよ。正直俺は自分の個性が嫌いだった。でもお前の言葉をきいて、今までの自分が情けなくなったんだ...自分に出来ることを全力でやろうとおもった。だから俺も、今から本気で目指すことにした」

 

「あぁ、どう..も....!?」

 

「だから悪く思うなよ、これが俺の全力だ...次のやつを探「あぁ!この前宣戦布告した人ですね!!」

 

「....は?」

 

「いやっ、すいません今急いでるんで、終わったらまた話しましょう!!」

 

 

そう言って再びエクスは走り出した。残された心操は困惑した顔で小さくなっていくエクスの背を眺めていた

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

人混みの中にアルスの姿を見つけたエクスは人をかき分けながらアルスに近づいた

 

 

「師匠!!」

 

「うわぁっ!?びっくりしたぁ...いきなり後ろから話しかけんなよ!びっくりしちゃうだろうがぁ!!」

 

「そんなことより師匠!!」

 

「わかってるって、組んでやるから..」

 

「ありがとうございます!じゃあ来てください」

 

「え?..えぇっ!?」

 

 

強引にアルスの手を取り再びエクスは走り出した

 

 

「ちょっ、誰のとこいくの!?先に教えてくれない?」

 

「ほかの人に取られる前に行きたいんですけど...あっ!居た!」

 

 

エクスの視線を追うとそこには麗日と緑谷が立っていた

 

 

「デクくん?!えっ?不利になっちゃわない!?」

 

 

エクスが緑谷に声をかけようとしているのを察したアルスは、急いでエクスを止めた。1000万ポイントを持つ緑谷を誘うのは得策でないと考えたようだった

 

 

「いいですか師匠、この騎馬戦は大きく2つのことをしなければ行けません。ポイントを奪うことと、守ること。漁夫られるのを考えると同時にしなきゃない時もあります。ですが、緑谷さんと組めば前者はしなくていいんです。緑谷さんの持っているポイントは1000万、つまり持っているだけで1位なので奪うことの意味は薄い。守りに集中していれば勝てるんですよ」

 

「でも取られちゃったら負けじゃない?確かに僕とエビ先輩なら大抵の相手には負けないと思うけど、囲まれたらキツくない?」

 

「いいですか、師匠の個性はチートです。味方に対するバフ、集団をまとめて攻撃できる攻撃魔法、妨害性能の高い風魔法など、汎用性が高すぎます。そして本来緑谷さんの後に誘う予定だった麗日さんの個性があれば、俺は実質麗日さんだけを支えて動きまわれます。正直いって負ける要素が見当たりません」

 

 

自信満々に言い放つエクスの言葉にアルスは納得させられ、緑谷と交渉することにした。見れば緑谷の誘いを断った飯田が離れていくところだった

 

 

「緑谷さんと麗日さん!まだ2人余ってますか?」

 

「エクスくんにああ、アルスさん!余ってるけど..もしかして!!」

 

「俺とアルスさんをチームに入れてください!」

 

「もちろん大歓迎だよ!!麗日さんも大丈夫だよね?」

 

「うん!てかさっきのTOP3勢揃いやん!」

 

「よ、よろしくね」

 

 

無事チームが決まり作戦会議に移る。と言ってもエクスの考えていた作戦と緑谷の考えていたものが近かったため大まかな流れはスムーズに決まった

 

 

「基本は麗日さんがみんなを軽くして、俺の機動力で逃げ切る、そんでアルスさんは補助魔法と追ってきてるやつの妨害と、飛んできた攻撃を撃ち落としてください。緑谷さんは周りを見ながら指示をお願いします。それでさっき思いだしたんですけど....みんな手を出して貰っていいですか?」

 

 

エクスに促されるまま3人は手を前に出す。それをエクスがまとめてつかみ、個性を発動させた。すると、

 

 

「これは!?」

 

「っすごい」

 

「...先輩こんなこと出来んなら先に言ってよ」

 

 

エクスの手から青白いエネルギーが3人の体の表面を流れた

 

 

「いや使う機会があんまなかったんで忘れてたんですけど...このエネルギーは身体能力と個性をサポートしてくれます。どんな強化かは人によって変わってくると思うので今のうちに試しておいてください」

 

「先輩もなかなかぶっ壊れてない?」

 

 

そのあと、作戦の細かい部分を詰めた所で作戦タイムは終了した。緑谷は係の者からハチマキを受け取り、額に取り付けた。騎馬は先頭にエクス、後方が麗日とアルスという形になった。

 

 

『さぁ起きろイレイザー、もう作戦タイムは終了してるぜ?』

 

 

プレゼントマイクが寝袋に入った相澤を起こし、マイクのスイッチを入れた

 

 

『さァ上げてけ鬨の声!!血で血を洗う雄英の合戦が今!狼煙をあげる!!』

 

 

「麗日さん!」「っはい! 」

「アルスさん!」「おぅ!」

「エクスくん!」「はいっ!」

 

 

『3.....2.....1....スタートォ!!』

 

 

プレゼント・マイクの宣言と同時に、A組葉隠の騎馬とB組鉄哲の騎馬がエクスたちに向かってきていた。

 

 

「実質それの争奪戦だ!!!」

 

「はっはっは!!緑谷君!いっただくよー!!」

「緑谷さん!指示を!」

 

「もちろん!!逃げの一手...!?」

 

 

緑谷が指示を出そうといた瞬間、騎馬の足が地面に沈み込んだ。

 

 

「沈んでる!あの人の個性か!」

 

「やばい詰んだかも!俺ジャンプできない!?師匠!!」

 

「先輩いっつも最初ミスるよね!?『ウィンドランページ』!!」

 

 

アルスが足元にはなった魔法は、液状化した地面ごとエクスたちを上へ吹き飛ばした

 

 

「師匠ナイスすぎる!!一生ついてきます!!」

 

「エビオくん作戦立ててる時はめちゃくちゃしっかりしてたのに...」

 

「着地するよ!アルスさん!エクスくん!」

 

「あいよ、『ウィンド』!!」

 

 

再びアルスが魔法を唱え、威力を殺して安全に着地することができた。

 

 

「エビ先輩はとりあえず後でみんなんにジュース奢ってね」

 

「いやこっからっすよ!?見ててください!」

 

「...エビ先輩なんか踏んでない?」

 

「え?」

 

 

足元を見ると峰田のもぎもぎを踏んでいた

 

 

「峰田くんの!!一体どこから....」

 

「ここからだよ緑谷ぁ...」

 

 

前から向かってくる障子の背中の隙間から峰田が顔を出していた。次の瞬間その隙間から舌が伸びてくる

 

 

「私もいるわよ緑谷ちゃん....」

 

「蛙吹さんまで「梅雨ちゃんと呼んで」」

 

「ちょっ!?とれねぇ!!」

 

「エビオくん靴脱いで!!」

 

 

ギリギリのところで上に飛ぶのが間に合ったエクス。だが片方だけ裸足になってしまった

 

 

『峰田チーム、圧倒的な体格差を利用しまるで戦車だぜ!!』

 

「靴下まで脱げたんだけど!?」

 

「調子乗ってんじゃねぇぞクソが!!」

 

 

空中にいるはずのエクスたちの横から聞き覚えぼえのある声とともに連続する爆発音が聞こえてきた

 

 

「っ!!アルスさん!!」

 

「『リフレク「それはさっきも見たわ!!」

 

 

自身の背後に爆発を起こし、アルスの反対側に回り込んだ爆豪。そのまま緑谷の鉢巻きにてをのばした。

 

 

「そいつをよこせコr「そおい!!」へぶ!!」

 

 

しかし、下から飛んできた何かが顔にぶつかりバランスを崩し落ちていった。地面につく寸前に瀬呂に回収されていたため失格にはならなかったようだ

 

 

『騎馬から離れてたぞ!?アリかあれ!!?』

 

「テクニカルなのでオッケー!!地面についてたらだめだったけど」

 

「エビ先輩何投げたの?」

 

「靴です。どうせ片方脱いでたので変わんないかなと」

 

「なめてんのかテメェ!!!!!」

 

 

下から爆豪のどなる声が聞こえてくるが。その隙に横からハチマキを取られていた

 

再び着地する頃には、緑谷チームを狙うものも少なくなり、場は混戦と化していた

 

 

『やはり狙われる1位と猛追を仕掛けるA組の面々共に実力者揃い!さて、今現在の保持Ptはどうなって....あら!!?どうしたんだ爆豪!ポイント0じゃねーか!!』

 

 

「よっしゃみんな!この調子で.....そう上手くは、いかないか」

 

 

制限時間が半分になったタイミングで、轟チームが目の前に現れた

 

 

「.....そろそろ奪るぞ」

 

「あぁ!かかってこい!」

 

 

 

 

 

「師匠魔法で靴とか作れないすか、小石がめちゃくちゃ刺さるんですけど」

 

「今いい所だから黙ってなよエビ先輩..」

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「そこの売店で雄英たこ焼き買ってきたからみんなで食べようじゃないか」

 

 

両手に袋を持ったギルザレンが席に戻ってきた

 

 

「いや買いすぎじゃないですか?3人で食べきれないと思うんですけど...」

 

「始まったヨ!!アァ!?エクスくんもう囲まれちゃっタ!!?」

 

「余ったら事務所にでも持ってきゃ誰か食うだろ」

 

「それもそうですね」

 

「アァ??!エクスくん踏んでル!なんか踏んでるっテ?!」

 

「そんなことより、君からみて誰か気になる人はいたかい?」

 

「そうですねー..熱ッ!...んー、まあ元々最高のヒーローの学生時代は気になってましたし、他にも教科書で見たことのある人達は当然気になりますかね。でもやっぱり雄英高校だけあってみんな見所がありますよ」

 

「そんなもん「アブナイヨ!!?」うるせえなぁさっきから!もうちょっと静かに見なさい!他の方に迷惑でしょうが!!ほらたこ焼きも食べて!」

 

「保護者みてえだな」

 

「頑張レー!!エクスくん!!」

 

 

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