今月に入って仕事やら教習所やら歯医者やらで忙しくて全然かけていませんでした!申し訳ございませんでした!
そういえば『映画五等分の花嫁』の本予告が来ましたね!
あと約1週間!楽しみです!
ちなみに『シン・ウルトラマン』も見てきましたが最高でした
ps.今回のサブタイトルを変更させて頂きました。
「お前は確かキャンプファイヤーの担当だったな…」
「はい!今はキャンプファイヤーの時に燃やす時の薪を総出で運んでる最中です!」
「よし!俺に任せろ!」
「…っ〜〜!…はぁ…」
「上杉さん本当に男の子ですか?」
「……」
「で、でも人手は多いに越したことはないですからね!」
「そ、そうか…肝試しの時のお礼だと思ってくれ」
「そーですよ!上杉さんが戻るの遅いからあの後一人で脅かし役やってたんですからね!」
「……」
《どうやら俺は知らぬ間に
「四葉さーん!蔵の鍵がそこにささってるんですけど─」
「藤原さん!わかりました──」
「はぁ…」
《し…しんどい…こんなに体力なかったっけ…》
「…せーのっ」
「わっ重っ」
《一花…!?》
「おや、よく見たらフータロー君じゃん。この係じゃなかったよね?」
「四葉は…」
《いや…待てよ?四葉のみならず一花までいるなんてこれは好感度を上げるチャンスだ》
「…う〜…寒っ」
《もってくれ俺の体!コミニュケーション能力MAXだッ!》
「四葉を手伝ってたんだ!さぁ運ぼうぜ!」キリッ
「……」
「……おや会長、こんな所で何してるんですか?」
「四宮…!明日のキャンプファイヤーの準備の手伝いだ。四宮はここの係だったな」
「はい、四葉さんも一緒ですよ」
「そうか、あとはこれを運ぶだけだな…」
(それにしてもでかい丸太だな……最後の1本だな…早くずらかろう…寒くなってきた…)
「手伝いますよ?」
「あぁ、助かる……ん?」
「どうかなさいました?」
「いや、あそこ…なにか居ないか?」
「……?」
ズズッ……ジョウジ……
「……」
白銀御行
彼が小学生高学年の頃である
家族で来たキャンプの夜──
彼は喉が渇き自動販売機でジュースを買おうとした
その時──
ブブブブブブブブブブッ!
(文字だけでご想像してください)
以降!
彼は無視を見る度失神するようになった!
カブトムシですら失神の対象である!
Gなど目撃した日には──!!
「…ッ!」ガリッ!
が!!白銀!
咄嗟に舌を噛み
(危ない……!四宮の前で
だが──
(失神は逃れたが
「……」ソローリ…
(四宮に怪しまれず!どうにか自然にこの場から逃げ出さねば!)
「……」
〈これはクロゴキブリ……いえ違うわね。これはウルシゴキブリ!(学名・Periplanetajapanna-Asahina)〉
四宮は虫に対して苦手意識は微塵も無かった
〈屋外種ですし害虫じゃないから怖がる必要はない……いやむしろ千載一遇の好機!ここで私が取るべきリアクションは一つ!〉
「きゃー会長ー!!怖いですぅー!」
「…っ!?」
女子力!!
虫に怖がる女子が男子に飛びつくのは自然な現象!男を惑わす流れるようなボディタッチ!
〈知能指数が低い行動ですが……これこそが女子力!今頃会長は顔を赤らめて挙動不審になって……〉
「……」
〈なってない!?何故……!?どういう事!?〉
(神様助けて)
白銀は神に祈っていた
〈なんで!?もっと積極的にやらなきゃいけないの!?こうなったら…!〉
「会長ゴキさん早く退治して〜!かぐや怖ぁ〜い〜〜!」
(俺が退治!?無理無理マジで無理!)
「…っ」ギュイ ギュイ
(だが四宮に弱みを見せる訳にはいかない…!やるしか無いのか……っ!)
「わかった、俺に任せろ……」
「……」
(虫が怖いという感情など所詮脳が生み出した戯言……)
「…人無我法無我 万の事 皆以て 空言戯言 全ては無」
白銀は仏にも祈っていた
ガシャン! ガチャ!
「……ガシャン…?」
「…ガチャ…?」
「…ま、まさか…!?」
(…と、扉が……閉まってる…!?)
「……こりゃ…」
「…一本取られましたね…」
「……えーっと…?」
「肝試しは楽しんでもらえたかな?」キリッ
「えっ?うんドキドキしたよ」
「それは上々!実行委員として嬉しい限りです!」キリッ
「…いややっぱ待って、何その喋り方…変」
「ええっ!?」
《普段俺どんなふうに喋ってたっけ…?》
「…何を気にしてるのか、お姉さんに教えてごらん?」
「……」
「…なるほど、つまりみんなに嫌われたくないって事ね」
「そ…そういう訳では…」
「ムフフ…あのフータロー君がね〜」
「だから違うって!」
「……」
〔……〕
「……優しく接してあげれば良いんだよ、人それぞれだけどね」
「……優しく、ねぇ…」
《……だからこいつらは…白銀には懐くのか…》
「…どうしたの?」
「…い、いや……お前、明日の事聞いてるか?」
「……うん、なんか踊るみたいだね…私たち」
「……やめるか」
「……」
五つ子豆知識!
一花は女優の仕事を続行中!
だが、そこには新たな問題も発生していた…
「……ん〜…」
「壊せば何とか行けそうですが…」
「…あぁ、衝撃感知センサーがある。無闇に警報を鳴らせば楽しい林間学校が台無しだ。それに、学園の代表二人が問題を起こすなんて言語道断」
「ど、どうしましょう会長!」
「なんて事だ!!山奥の倉庫なんて誰も来ないぞ!」
「会長!私怖いです!」
「くそっ!」
「会長……!」クシクシ
(なんてな…またこんなあからさまな仕掛けしやがって…分かってんだよ四宮……普通に考えてこんな状況あるワケねーだろ!わかりやすいウソ泣きまでしやがって……さしずめ吊り橋効果を狙った作戦といった所だろ。だが……ここはその作戦に掛かったフリをして不安がってやる。そして隙を突いてこの作戦を逆に利用してくれる!)
「……」クスッ
〈お可愛いことですわね会長ったら…こんなあからさまな仕掛けをしてくるなんて……そこまで私と二人っきりになりたいのですね!ふふっ…そうそう都合よく扉が閉まる筈が無いでしょう。やり口が単純なんです……でも会長から積極的に来るなんて珍しい……へーふぅぅんそうですかぁぁ……さしずめ吊り橋効果を利用して私との関係を進めようという狙いなのでしょうが浅はかでしたね会長……ですが今日は特別にその作戦に乗っておいてあげましょう!〉
「会長……!私怖いです!」
「ちっくしょーう!!これからどうなってしまうんだ!」
両者ピンチを演じる!!
「…あ、四葉さぁ〜ん!」
「藤原さん!どうかなさいました?」
「いや〜会長とかぐやさん見ませんでしたか?」
「白銀さんと四宮さん?さー?私も一花と上杉さんを探してるんですけどー…」
「二人して何の話をしてたんですか?」
「五月さん!」
「五月〜一花と上杉さん知らない?」
「……え?」
「会長とかぐやさんもです!」
「……」
「あそうだ!これ藤原さんに預けときますね!私無くしそうなので!」
「…なんですかコレ?」
「蔵の鍵です!」
──が、実際ピンチであった!!
互いが互いの策略と思い込み事態の深刻さに気付いていない!
それどころか、わかり易いアタックにかなりテンションが上がっていた!
「会長……私たち助からないんじゃ……」
「大丈夫だ、俺がついてる」
「会長……」
(どさくさに紛れて可愛らしく袖なんか握りやがって、わざとらしい……)クククク
〈あーさわった!あーさわった!乙女の柔肌をここぞとばかりに触りましたね会長!〉ニヤニヤ
「……夜は冷えますね、会長」ドキドキ
「……」
(こいつビックリする位誘ってやがる!)
白銀はかぐやとのハグを想像した
「……四宮」
(仕方ない乗ってやるか!)
「……っ」
〈えっいきなり!?もっと前振りとか……〉
「お前もそのつもりなんだよな」
〈会長はそのつもりなんだ!!〉
かぐやは四宮とのキスを想像した
だが──
〈私はそんなつもりじゃ……!!〉ヨロッ ガッ!
「…あぶなっ!」
「…っ!」
「……」
「……」
〈あ……怖い……〉
キスが、おとぎ話の中だけのものではないと
かぐやは今更ながら気づいた
〈怖い…けど……今、目をつぶったらどうなるの?〉
「…………っ」
「…っ!」ドッドッドッ
キスが、おとぎ話の中だけのものではないと
白銀は今更ながら気づいた
ガランッ! バキッ!
「…っ!?」
「な、なんだ!?」
(さっき四宮がよろけたせいで立て掛けておいた丸太が!?)
ビー! ビー! ビー!
「…っ!?」
「…会長!?これって…!?」
『センサーが衝撃を感知しました。30秒以内にアンロックしてください。解除されない場合、直ちに警備員が駆けつけます』
「まずい!誰かが来る前に逃げるぞ、四宮!」
「は、はい!」
ビー! ビー! ビー! ビー ビー… ガチャ
「…っ?」
「鍵ならここにありますよ〜!」
「藤原!?」
「藤原さん!?」
「…えっへん!」
生徒会豆知識!
恋愛頭脳戦を仕掛けるのは大体がかぐやのため、
今回のかぐやはかなりテンションが上がっていたぞ!
「……やめるか」
「……」
「…ほら!その方がお前にとっても不都合が無いから、丁度良いんじゃ……」
「……」ツーー
中野一花の涙……
それを見た上杉は何を思ったか……
「え…一花?」
「あれ…なんでだろう…違うの、ごめん…」
「…どどどどどうしたんだ急に……」ガタガタ
滅茶苦茶動揺した!
「……」
「……」グスッ
《よくわからんが……優しく…優しく…》
「…っ!」
「……」
「…え?」
「使えよ、俺の上着。寒いだろ」
「……」
「……誰も見てないから」
「…っ」
〔…そうだ、フータロー君はいつもそう…〕
「……あはは…気を使わせちゃって悪いね」
「……別に」
「……」
「……」
〔…なんで泣いたか聞かないでくれるんだ。興味無いだけかな?〕
「……」
〔ほんと、なんで泣いちゃったかなー…〕
「……いいよ」
「…?」
「キャンプファイヤーのダンス。私との約束は無かったってことで」
「……おう…」
「…さぁ!みんなが心配する前に戻ろう!」
「…あぁ…ん?いや待てそっちは!」
「…え?」
「…あぶねぇ!」
「うわっ!」
ゴロゴロゴロ
バサバサバサバサ バキッ! バキッ!
バッシャーン!!
「……いてて」
「……大丈夫か?一花」
「…っ!フータロー君!血!血が出てる!」
「かすり傷だ、それより良かった……」
「……え?」
「……お前が無事で…」
「…フータロー君…?」
「……」
「…フータロー君!!」
次回に続く
次回
第19話「中野四葉は追いかけたい」
次回投稿まで暫しお待ちください
色々と立て込んでてかけてません