メジロ家有望株の「未来の最強ステイヤー」と評されるメジロマックイーン。

総帥を務める祖母メジロアサマ、そして母メジロティターンが獲得した盾と伝統。母子三代の「天皇賞」制覇を己の使命と捉えてひたむきにトレーナーに取り組む努力家。
お抱えトレーナーが担当となりメイクデビューを迎えるのがメジロの伝統であり、自分もそうなると考えていたマックイーン。

しかしメジロ家は静かに変革の時を迎えていた…。


トレセン学園の高等部へと進級したマックイーンは来たるメイクデビューを見据える。色々あって、不幸にも悪漢に絡まれる。彼女は助けてくれた青年に礼を言うが彼の態度に腹を立ててしまう。


——昨日の世間知らずなお嬢様か…

——貴方は…昨日は色々とお世話になりましたわね

青年は癖のある新人トレーナーだった。


——俺は見ての通り只のイケメントレーナーだが

——ふざけていますの?

——いいや全く。何故不機嫌なんだ?

——全く、貴方という人は…


アドバイスは的確だが口が悪い青年、己の使命を果たさんとするマックイーン。ふとしたきっかけで契約を結ぶことになるが相性は最悪。それでもお互いの夢の為、共に手を取り合う。

メジロの「伝統」は本当に彼女の求める大切なモノなのか。総帥である祖母に突如「メジロの伝統に拘らず己の自由を掴め」と告げられ葛藤するマックイーン。そんな彼女にトレーナーは昔話を語る…。




二人は“再び ”出逢った。
それは運命の悪戯か奇跡か。



伝統を壊せ 新しき伝統を創る為に

退屈なんて誰にも言わせるな
お前の絶対の強さを魅せてやれ

淀の波濤は 万里を(かけ)


 
第一賞 伝統を守ることは伝統を壊すこと
  R001 美少女に絡むチンピラは様式美()
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