安心沢の下から二番目のお願い成功率もだいたい同率。
つまり信用できない!!信じられるのは0と100!!はっきりわかんだね。
≪トレセン学園≫
この学園で基本的に走る存在と言えば、ウマ娘である。トゥインクルシリーズで活躍するため、日々トレーニングを積み重ねている。
教員や彼女らを指導するトレーナーたちは、よほど急いでいる場合にのみぐらいしか走らない。
たとえば、学校に入ってきた不審者を追いかけたりとか・・・。
「誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!」
「トレーナーさん!!どうか!!どうか落ち着いて下さい!!!そんなもので叩いたら大惨事ですからぁあ!!!」
先頭に走るのは【安心沢刺々美】と呼ばれる笹針師(自称)、その2人後ろにいるのが、このトレセン学園秘書【駿川たづな】、その間の前者を追い、後者に追われる立場となっているのが【褪せ人】と呼ばれるトレーナー。
簡潔に今の状態を書くと、褪せ人が《司教の大炎槌》と呼ばれる炎のような形をした真っ赤な巨大ハンマーを持って、安心沢をブッ殺すために追い、そして暴走する褪せ人を止めるために、たづなが彼を追っているのだ。
どうしてこんな状態になっているかと言うと、これは数分前まで
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視点は変わって褪せ人が担当しているトレントに移る。トレントは特に目的はないが、校内を回っていた。
かつて、共に過ごした褪せ人と一緒にいたときのように、行き当たりばったりの散歩、そしてそこから様々な出会いと発見(時に修羅場)をしたものだ。
さて、トレントは偶然保健室前にいた。今まで一度も中を見てみたことがないので、興味本意で入ってみることにする。
中は保健室らしく清潔で整っており、真っ白なベットもシワなく素晴らしい状態だった。
しかし、保健室を担当する職員らしき人物が見当たらず、無人だった。
まぁこれはこれで気兼ねなく探索が
「あっはいは~い!お客さ・・・じゃなく、生徒さんね!」
部屋にある女性が入っていた。白衣を来ているが、ボリュームのある金髪に、真っ赤な服、そしてサングラスと言うか、マスクのような物をかけた、一般的に言うところの不審者がトレントに声をかけた。
「?、保健室の方ですか?」
「え?そりゃあ保健室にいるんだから、ちょっとファンタスティックな保険の先生、的な?」
「保険を担当されている方は確か、前に行った身体測定の時に会っていますが、あの時にあなた様はいなかったような・・・?」
「あっはは~!さすがに騙されないか!やっぱり普通に名乗らせてもらうわね!
おほん、何を隠そう、このあたしこそ━━━━
多数のウマ娘を(たぶん)導く救世主!奇跡の腕を持つ(自称)伝説的笹針師!!
その名も安心沢 刺々美よっ!!ワァオ、あんし~ん!」
ビシッとポーズを決めて自己紹介をする、安心沢と名乗る女性。
一方トレントの方は特に反応せず、とりあえず聞いてた。かつての褪せ人のように。
「・・・ふふん、あまりのスゴさに声も出せないっぽいね!それじゃあさっそく、ブスッといく??」
「なんのことでしょう?」
「ワァオ、笹針のことを知らないようね!簡単に説明すると、秘伝の笹針で
「つまり強くなると言うことですか?その様な話しは都合が良すぎますね」
「まぁまぁそんなに怪しまないで!今まで一度も失敗なんてしたこと無いんだから!
・・・師匠は」
「師匠?」
「あぁ、気にしない気にしないで!実際に一度も失敗はしたこと無いから!!(これが初仕事だからね)」
挙動不審になっているが必死にそれを隠す安心沢。まぁ怪しいもんであるが、トレントはそれほど警戒はしていなかった。
ここは狭間の地ではないのだから、物騒な考えは良くない。とりあえず聞いてみるのもいいだろうと、むしろ良いほうに思っている。
「ささっ!どんな感じにブスッといっちゃう?美容?それとも健康?」
しかし、さっきトレントが言ったように話が良すぎる。かつて、自分の主がとあるハゲに
が、そんなことがあっても、主はめげず、立ち上がり並み居る苦難に打ち勝った。そして対価に
実際に主がトレントと出会う少し前、【白面のヴァレー】との取引で、不信ながらもその手に乗ってみれば、最終的に≪モーグウィン王朝≫の≪王朝に至る崖路≫にて共にカエルのような何かを狩り尽くしてたり、バカデカいカラスを崖から落として
我が主のように勇敢に挑んでみるのも良いだろう(もっともちゃんと考えていたかは謎である。聞いた話はさっぱり分からないまま、単なるアイテム回収のために動いてるだけだったかもしれないが)。
試しにこのようなことを言ってみた。
「私を・・・私の脚を、速く動かせるようにしたいです」
「ほむほむ、つまり誰よりも速くなりたいってことね!!
じゃあ早速ブスッと行くわよ?良いのね?
本ッッッッッッッッッッ当にいいのね!?」
念のために安心沢は(本人にとって)真剣な顔で了承を得ようとする。
「・・・はい」
トレントは一瞬迷う素振りを見せながらも、彼女の返事に答えた。
「おっけーおっけー任しといて!出でよ笹針!見つかれ秘孔!」
袖から飛び出た笹針を手にした安心沢は、その針をトレントに向けた。
「さぁさぁ力を抜いて~、ブスッといくわよ~?」
果たして、本当に成功するのか・・・?
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褪せ人は自身の仕事が終わったため、気分転換のために校内を探索していた。
さて、ふらふらと訪れたのは、保健室前である。もしかしたらなにかちょっとしたイベントが起こるかもしれない。
そう思い、その部屋に入ってみると・・・・・
「ワァオ、新しいお客さ・・・じゃなかった、あなたはトレーナーさんね?」
「我が主?なぜここに?」
「主!?トレーナーさんのことそんな感じで呼ぶ娘初めて見たわ!?」
トレントと狭間の地にいた人物とは違うベクトルに怪しい変な女性がいた。
「・・・あぁ、我が主。先ほどこの方から笹針と言うものをしてもらいました。速くなるために突いてもらいましたが・・・」
そんなことを手を握ったり、開いたりしながらトレントが言っているが、なにやら良くない感じだ。
「・・・その、実は・・・前よりも力が出なくなったような気がするのです・・・これは一体・・・?」
「えっウソ・・・もしかして失敗しちゃった・・・?」
変な女性がなにやら不穏なことを言った。その直後。
「あぁ!!やっと見つけました!!最近この辺りに現れる不審者ですね!!お縄につきなさい!!!」
後ろから急に、たづなさんが現れた。
「ワァオ逃げなきゃ!!それではさようなら~!!」
安心沢は急いで窓から飛び出し、そして全力で逃げ出した。
「待ちなさぁあい!!!」
たづなさんも急いで、その窓から飛び出して追いかけ始めたのであった。
校舎の壁を横に、逃げる安心沢に追うたづなさん。距離は離れずとも、近づくこともなかった。
「いい加減止まりなさーい!!」
「んんもう!しつこいわねぇ!」
お互い必死に走っている。すると・・・
ドコォ!!!
前方の壁が突然大きく内側から破壊された。
「「えぇ!!?」」
突然の出来事に、つい2人は立ち止まる。大量の砂ぼこりから人影が見え始め、そしてそこから現れたのは━━━━━
「・・・・・えっ?ちょっとまってあの人、目に見えて殺意が
「とっとととと、トレーナーさん・・・!?」
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そして冒頭に至ると言う・・・
「いやぁああああああ!!!そんなもので叩かれたら死んじゃう!!!死んじゃうぅううううう!!!」
「止まって下さぁい!!!お願いですから!!!
・・・うわっ!?なんか本物の炎がっ!?て言うかマグマが噴出してますよねそれぇ!?」
要するにトレントを弱体化させられたため、褪せ人はぶちギレているのでした。
誰だってぶちギレる。俺もキレる。
ちなみにトレントは、自分のトレーナー室にある≪祝福≫に触れてみたら、デバフだったのか抜けた力が戻って来たのは別の話。
あと今後もう都合が良すぎる話には、主の許可無しに絶対に乗らないとも誓った。
余談になるが、褪せ人は結局安心沢を逃した。理由はゴールドシップなど複数のウマ娘が彼を何とかして止めたから。
ちなみに一回目の拘束はゴールドシップの固有スキルに出てくる
筋力99もある、元とは言え≪エルデの王≫は伊達ではなかった。
ブラボ日記
最近出会ったそこらのザコ敵・・・「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ババァ邪魔ぁああああ!!!ボスよりうぜぇええええ!!!」
最近出会った目玉沢山つけたババァ戦・・・「うぜぇええええ!!!拘束すんな!復活すんな!目玉くりぬくなぁあああああ!!!」
最近ずっとこんな感じ。