常連のやごぉーさんが、大勢の女の子を連れてきました 作:東風ますけ
………ファ?(デュラハン並感)
き、貴様ふざけてるのか!?(デュラハン並感)
そ、そうでないなら町で怯えて震えているがいい!(デュラハン並感)
ねぇ?なんでこんな可愛いことするの?(デュラハン並感)
………ハッ!………どうも東風です。頭の中の、同僚の美人魔女のスカートの中を覗きたがるデュラハンに思考を乗っ取られていました。
そのくらいメルちゃんが可愛かったって事で…。
それでは本編!どうぞ!
「カレーライスが食べたい!!!」
「うーん。………30分くらいかかりますけどいいですか?」
「もちろん!メル待つよ!」
「わかりました。ちょいっと作ってきますね。あ、お酒飲みます?」
「呑む!」
「じゃあ度数弱めのやつ持ってきますね〜」
メルさんが来た。カレーをご所望の様だったので早速作っていく。ついでに、暇だろうからお酒を出しておいた。テレビと酒があればまぁ、退屈はしないだろうな。
さて!ワイもカレー好きやから頑張って作るか!
まずは野菜、個人的にはじゃがいもが好きだ。なので野菜はゴロゴロとしたサイズにカットする。
次に鍋に投入していくが、今回は大鍋で調理しているのでしっかりとアクを掬っていく。カレーは大鍋で作った方が美味いんやで(ニッコリ)。
ほら、あの、給食のカレーって美味かったやろ?それや。
さて、あとはルーをランランして、そそいのそいっと!
完成!味見をしてみようか!
「うまっ」
完璧だな(確信)
きっとメルさんも喜んでくれるだろう。
「ご注文のカレーライスでーす!」
「おぉ!生きてる!生きてるよ!カレーライスが生きてるよ!メルの口の中に入りたがってるよ!」
「ふふふ、そんなカレーライスが食べたかったんですか?テンション高いですね?」
「カレーライスって生きてるんだよ!鳥居さん!」
メルさんはなんだかハイテンションだ。きっとそれだけカレーライスが食べたかったんだろう。
………?
「メルさん、顔、赤くないですか?」
「ふぇっ?そんなことないよ!メル!元気!」
「そうですか。確かにお酒はあまり減ってませんし、大丈夫そうですね」
どうやらワイの勘違いだった様だ。
「いただきまーす!!!………パクっ!美味しい!鳥居さん!このカレー美味しいよ!」
「そうですか、それはよかったです。作った甲斐がありました」
「うん!鳥居さんも、たまごサンドに挟まってもらって」
「ん?………ん?あれ?ワイの耳壊れたか?今なんて言いました?」
「うん?だから鳥居さんもたまごサンドに挟まってもらって──」
「あれ?なんだろう?ん?え?どういう事ですか?」
ガラガラガラガラ!
ワイが困惑していると誰かが入店してきた。
「よぉ!店主!たまごサンド買ってきたんだけど食うか?」
「あ、どうもココさん。え?たまごサンド…?あ、食べます食べます!頂きます!」
「じゃ、ここと、ここに置いておくからな!んじゃまた!」
そう言ってココさんはワイの両脇にたまごサンドを置いていった。
「ありがとうございます!」
「じゃあな〜」
………アレ?今、ワイ、たまごサンドに挟まれてね?
「かぷかぷ〜〜〜ははは〜〜〜」
もしかして今回────!
「鳥居さん!水飲まないと死んじゃうよ?」
メルさんの言ったことが全部!実現するのか!?!?!?!?!?
え?てことはワイ、水飲まないと死ぬ………のか?
「──ッッッ!!!ガブッ!ガブッ!」
鳥居は走った。かの邪智暴虐なヴァンパイアの予言から逃げるために、走った。厨房の水道へ走った。
「────っぷはぁ!こ、コレでワイが死ぬことはないのか?」
なんとか間に合った様だ。
「カレーも飲まなきゃダメなんだから!」
「────ッッッ!!!またか!!!ゴキュッッ!ゴキュッッ!」
ワイは急いでカレーを飲み始めた。
「ライスも飲まなきゃダメなんだから!」
「ファ?え?ライスも………?ええぃ!ままょっ!」
ワイはライスを飲み始めた。一応高速で噛んで飲んでいるがほぼ丸呑みだ。
「カレーライス23℃」
「常温!作りたてのカレーが2日めのカレーになっちまった!!!………まぁ、これはコレで美味いか」
「プリン………潰す」
『ブチャ!!!』
「え?なんか冷蔵庫から嫌な音が…?………あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!ワイの!楽しみにしてたプリンがァァァァ!!!!ペシャンコにィィ!!!」
「カレーライスも生きてる」
『ヤァ!ボクゥ!カレーライスッス!ヨロシックッ!ッス!』
カレーライスライスが喋り出した!こえぇ!チョーこえぇ!
「豆腐………潰す」
『グチャ』
「まただ!!!また冷蔵庫の中身が!!!もうやめて下さい!」
また冷蔵庫の中身が悲惨なことに。あとで美味しく頂こう………。あぁ、今日の晩飯、豆腐とプリンかぁ(遠い目)。
「進○の巨人」
「ちょっ!!!!!」
………その日、鳥居は思い出した。ホロメンに遊ばれる恐怖を。居酒屋の中に囚われていた屈辱を。
すいませんそこみーぎにいえーがー!
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〜翌日〜
「鳥居さんごめんなさい!」
「そんな、頭を上げて下さいメルさん!」
居酒屋『鳥居』は突如現れた15メートル巨人によって破壊されてしまった。だが、もうすでに世界観的に治っている。
「いいですよ!ほら!この通り!お店は治りましたから!」
「でもメルのせいで………」
「いいんです。気にしないでください。また、遊びに来てくださいね?」
「………うん。わかった。メル!また行くね!」
「はい!………あっそうだ!メルさんに渡したいモノがあるんですよ!」
「え!なんだろう!楽しみだなぁ!」
ワイは渡したいモノを取り出す。
『ヤァ!メルチャンッ!ゲンキ?ボクゥ!ボクゥゥダョォ!カレーライスクンダァヨ!コレカラヨロシックッネッ!』
「………メルさんが命を吹き込んだカレーライスくんです」
「………え?」
『コレカラヨロシックッネッ!メルチャンッ!』
メルさんの思考回路は5分間の間ショートしましたとさ。
「めでたし、めでたし!」
「ぜんっぜん!めでたしじゃないよ!」
『メデタシッス!』
「メルカレーライスの育て方なんて知らないよ!」
「頑張ってください」
『ガンバッテ!ガンバッテ!』
「ほら?カレーライスくんも応援してますよ?」
「ううう………たしかにメルが作ったからにはメルが育てないと………!これからよろしくね!カレーライスくん!」
『ボクゥニジュウサァンドォ!ヨロシックッ!メルチャンッ!』
「感動的だなぁ」
ワイはとりあえずこのカオスな空間にありったけの拍手を送った。まる。
なんだこのカオスな小説?作ったやつはさぞヤベー奴だろうな(確信)
ん?何処からかブーメランの音がきこえ────グサッ。
………後頭部から血が出てるんですけど。