常連のやごぉーさんが、大勢の女の子を連れてきました   作:東風ますけ

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ゲーマーメイドの就職先

 

 卒業からしばらくが経った頃。

 

「ごくっ! ごくっ! ごくっ! …ぷはぁ! やっぱコレっしょ!」

 

「最近毎日飲んでますもんね」

 

「ゲーマーメイドとして雇ってくれるご主人様が現れるまであてぃし働かない! 働きたくないでござる!」

 

 なんかカウンターの端の席で「語尾とられるでござる…」って呟いてる忍者がいるけど触れないでおこう。おっと、どこからか刀が飛んでき…

 

グサッ。

 

「げふぅ!?」

 

「鳥居さん!? えっ、えっ。あてぃしどうすれば…?」

 

「……はっ! 無意識のうちに刀を投げてたでござる。……とりあえずラプ殿がやったことにして今は逃げるでござる」

 

「えええ!? いろはちゃん!? ま、まって…」

 

「あぁ、大丈夫ですよあくあさん。私は平気なので」

 

「そういえばここギャグ漫画の世界観だったわ」

 

 ときたまシリアスになりますけどね。

 

「それはそれとしてあくあさん。ご卒業おめでとうございます!」

 

「タイムラグすごくない?」

 

「心の整理を付けてきました」

 

「なるほど」

 

「ということでマリンさんを召喚します」

 

「!?」

 

 ワイが手をパンッ! と叩いて床に手をあてるとマリンさんがニョキニョキと生えてきた。

 

「あたしったら三十路のくせして海賊コスプレ婚期もちょっとアレ♪ ……じゃねえええええ!!!!!」

 

「wwwww」

 

「なにわろとんねん」

 

 いやこれで笑わないやつおらんやろ。とワイは心の中で呟きつつ、2人のおつまみ作りに取り掛かっていた。

 

「……ねぇあくたん」

 

「なぁに船長?」

 

「あくたんはさ、次は何をするの?」

 

「んー……やっぱり何処かで働きたいなーって考えてるんだけど……夏のボーナスがみかんの会社とかはちょっとアレだし……」

 

「それ船長の昔の職場じゃん!」

 

 みかん農家とかではなく会社員でみかんがボーナスだからな。末恐ろしいぜ。

 

「えへへ……。……どっか、あてぃしでも働けるとこないかなぁ……」

 

「……じゃあここで働きますか?」

 

「いいの!?」

 

「船長個人の意見だけど、あくたんは居酒屋ってよりケーキ屋さんとかの方が向いてそうじゃない?」

 

「ケーキを商品に入れればいいんですよ」

 

「なんという力技! でもそれは良いアイデアだと思うんだワ!」

 

「あてぃしも鳥居さんが良いならそうしたいな!」

 

「決定ですね! じゃあ私が食事を提供して、あくあさんにはスイーツ系を作ってもらうという二段構えで行きましょう!」

 

 素晴らしい。完璧な布陣だ。

 

「ここにくるのだいたいホロメンだしね」

 

「そういうことですマリンさん」

 

「……」

 

 あくあさんが顎に手を当てて考えている仕草をしている。

 

「どうかしましたか? あっ、お給料についてですか?」

 

「あっ、えっと。……呼び方を考えてて」

 

「……ねぇあくたん」

 

「なぁにせんちょ?」

 

「それでいいんじゃない?」

 

「?」

 

「あくたんはココさんとかも、かいちょ。って感じで呼ぶし、もちろん船長に対してもそうだし、鳥居さんもそんな感じでいいんじゃないかな?」

 

「ワイはなんでもウェルカムですよ〜」

 

「ほら、鳥居さんもこう言ってるし、どうかな?」

 

「……そうだね! ありがと! せんちょ!」

 

「うん! お仕事頑張ってね! あくたん!」

 

 あくあさんはマリンさんの言葉に大きく頷いて。

 

「これからよろしくお願いしますね! あくあさん!」

 

「うん! よろしくお願いします! てんちょ!」

 

 あくあさんはそう言いながらワイに向かってぺこりと一礼をした。

 

 ……こうしてワイの店に初めて従業員がつくことになった。

 

「じゃあ就職祝いってことで今日は私の奢りです! じゃんじゃん食べてください!」

 

「「やったー!」」

 

 そこからは飲めや歌えやで、2人が帰ったのは日付が変わる頃だった。

 そして浮かれたワイはその後も夜が明けるまでYoutubeでホロライブを見ながら、ちびちびとお酒を飲み続けるのであった。





 遅くなって申し訳ないです…!
 書き方をライトノベル風にしたので少し違和感があるかもしれません。

従来のやつがこれで
 今の書き方がこうですね。
 地の文が一マス開きます。

「セリフはこのように特に変化はありませんが、こういう! びっくりマーク! の! 間! も! 一マスあけるようにしていきます」

 まだまだ拙いおチビちゃんの東風ですが、楽しんでいただけたら幸いです。

 投稿頻度に関しましては最近資格勉強をしておりまして、しばらくはこの牛歩のようなペースで歩かせてもらいます。

 また、余裕が出来次第、ペースを上げていこうと考えています。

 投稿がない間もユニークアクセスがかなり多くて、「書かなくちゃな」って思うことができます。

 設定や展開も行き当たりばったりのガバガバプロットですが、これからもこれを読んでくれている貴方のために描き続けていきたいと思います。

 いつも本当にありがとうございます。

 この小説を読んでくれたみなさんに幸せが訪れますように!

 東風 ますけでした!
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