常連のやごぉーさんが、大勢の女の子を連れてきました 作:東風ますけ
ワイは食器を洗っている。
バコォン!
轟音がした。木材が砕かれる音だ。
振り返って左を見ると、何者かに壁が破られてる。
「おしまい屋さんだよ」
「はい」
2頭身の可愛いミニキャラみたいなわためさんがワイの目の前を左から右へと、トコトコと歩き。
バコォン!
「おしまい屋さんだよ」
「なるほど」
チラリと振り返った後、今度は右側を砕いて出て行った。
なんだ。一般通過おしまい屋さんか。
ワイは食器洗いに戻った。
「ピザぁ!」
「ん?」
懐かしい声がした方に振り返──
「あっふ!」
ちょうど口にピザが投げ込まれた。
「あふいけど、おいふぃいでふね。アメリアふぁん」
「ふっ、久しぶりだね和葉ホームズ! 私の居ない間、なにか事件はなかった?」
「今私が火傷しそうになってることですかね」
「私と一緒にライヘンバッハの滝に行こっか?」
「私がホームズなら遠回しな殺害予告では? あとピザ美味しかったです」
「それはなにより。んじゃ、何か事件があったら呼んでね」
「ええ! その時は連絡しますよ!」
「ふむ。いい心がけだよワトソン君」
「つっこみませんよ」
「次もピザ投げるからね和葉」
そういってアメリアさんは右側の大穴から出て行った。
やった、ピザ無料だ!
「a! サメです」
「死神です」
当たり前のように左側の大穴からぐらさんとカリオペさんが入ってきた。
「フカヒレスープください」
「蓬莱の薬ください」
「ハンバーガーと赤ワインならあります」
「a? そういえば和葉。店長と結婚した?」
「えぇ。よくご存知で。はい、ハンバーガーです」
「a! ありがとう」
「和葉、私にはとりあえず赤ワイン」
「はい!」
「ピザぁ!」
「つめたっ! ……モグモグ(おかゆ〜)。……再登場早いですねアメリアさん」
「知ってるかい和葉ホームズ。冷たいピザはお風呂に入れるとあったかくなるんだよ」
「流石アメリアさんは博識ですね」
「a! あほ」
「テンションが10年前と変わらなさすぎてビビる」
「はいカリオペさん。とりあえず生……じゃなかった。赤ワインです」
「『生』って漢字、読み多すぎて泣きそう」
死神を泣かせる日本語はやっぱり難しいのか。
いやまあその領域に達しているだけで相当語学レベル上澄みだと思いますけどね。これが本物のエリートか。聞こえていますか電脳神社の巫女さん。まあみこさんも配信中のPON以外はエリートですけど。
「タコです」
「不死鳥です」
「梅酒とたこ焼き。ビールと焼き鳥です」
当たり前のようにE N一期生勢揃いしましたね。
10年前のバイトの日々を思い出します。
「和葉カレーライスちょうだい」
「了解ですアメリアさん」
この後アメリアさんが食べようとしたカレーライスが暴走して破壊の限りを尽くして邪神となり、イナさんが古き神を召喚して怪獣大決戦が勃発し、弱った邪神カレーライスをアメリアさんが食べて世界は救われましたとさ。
めでたしめでたし。
バコォン!
今度は真後ろの壁が壊された。
「おしまい屋さんだよ」
「ワイのお財布もおしまい屋さんかもしれません」
ありがとうおしまい屋さん。
これからもよろしくお願いします(レギュラー化)
ちなみに東風は一応ホロライブ非公式wikiを見て書いているのですが、万が一この人これ嫌いなのに食べてるよ!?!?!?
とかありましたら感想でこっそり教えていただけると嬉しいです。
アルコールは水分を奪いがちなので、大人なみなさんは熱中症や脱水にお気をつけ下さい。
ガキンチョの東風より。