これはゾンビですか?~まあ、そうなんじゃないっすか?~ 作:きゃないんこ
皆さん、どうも。八神雷牙と申します。現在7歳です。
あの月給5億の神に転生させられてから7年が経ちました。転生するときに神様が記憶を消したのか、前世の記憶はありませんでした。ちなみに、幼少期の頃もよく覚えてません。この『これゾン』という世界に来る前の記憶で覚えている事といえば、転生させられた時のことくらいです。つまり、自分に能力が備わっているということも知っているのです。まあ、まだ使えないので意味無いですけどね。
あ、話が結構変わってしまいますが、僕が住んでいるのは本土から少し離れた島らしいです。そこの小さな村に住んでます。それと僕には実の親がいないらしいです。村の住人が、本土で偶然僕を見つけて拾ってきたらしいんですけど‥‥はっきり言って全く覚えてません。すみませんでした!僕の命の恩人さん!!
まあ、僕は運がいいってことで。という訳で、(何がという訳でなのかわかりませんけど。)育ての親はいます。ですので、生活は快適か?と問われれば、まあ快適ですかね。
でも、ただ一つ、ただ一つだけ面倒なことがあります。それは‥‥
食料の調達です!!
島なのだから色々あるだろ!!と、お考えの方は甘いです。旬の野菜よりも甘い!!まあ確かに自然の物は色々ありますよ?
キャベツとか、白菜とか、鶏の卵とか、ジャガイモとか、その他もろもろ‥‥。
でもね、でもですね、島にだってないものはたくさんあります。
例えば、食料で言えば、加工食品がないんですよ!!
島の野菜も美味しいんですけど、やっぱりそれだけだと飽きますよ。
という訳で、1ヶ月に1回、本土に買出しに出ているわけです。
ちなみに、今日がその買出しの日です。
白米とカレーのルーでも買っていこうと思ってますが、非常にめんどくさいです。
いや、買うこと自体はめんどくさくないのです。
ではなぜか?それは島から本土に行くことがめんどくさいんですよね。
能力はまだ使えないので、海上は船で移動です。
けっこう長い時間乗っているので、ゆら、ゆら、ゆら、ゆら、揺られて‥‥。
「ゥォゲロシャァァァアアア!!」
すみません。吐いてしまいました。
毎回そうなのですが、船酔いというものは慣れません。
くっ!!あと少しだったのに!!あと少しで着いたのに!!
なんてこと考えてるうちに着きました。
うぅ、まだ気持ち悪い‥‥。ですが、頑張りますよ!!
だってカレーのためですから!!
そして今日はいつもより安いんです!!
だから、いつもより気合いを入れますよぉ!!
陸地に足を置いた瞬間、僕は全力ダッシュしました。‥‥‥トイレに。
や、やはりダメでした‥‥。
船酔いという名の悪魔に打ち勝つことなど、不可のゥオロゲシャァァァアアア!!!
それから何回か吐いたあとスーパーに行き、○ーモントカレー×27箱買いました。
そのときの店員さんの顔は少し引きつっていましたが、気にしないでおきました。
さて、もう用は済んだので帰れるのですが、まだ船が来てないんですよね。
まあ、気長に待ちますか。
船が来たのはそれから2時間後でした。
まー辛かったですね。何もしないでただぼーっとしてるだけっていうのは。
というか、やばいんですけど。夕飯の時間に間に合わないんですけど!!
船で2時間かかるんですよ、ここから島まで。
今3時ですよ。帰ったら5時。
村全員分のカレーを作るとなると、最低でも3時間くらいはかかるでしょうか?
そうすると出来上がるのは8時頃になってしまいます。
8時になってしまうと、村の良い子は寝てしまう時間です。
まあ、僕は良い子ではないので寝ませんけど。
つまり、いつもより早く着かなければなりません。
ここは船乗りのおじさんに頑張ってもらわなければ。
「おじさん。少し速くしてもらえますか?」
「あいよっ。どうした、急用かい?」
「まあ、そんなところです。」
「そうかい。あと坊主、俺はまだ28だ。オジサンじゃねえ。」
えー。僕から見れば十分おじさんですよ。
「ま、いいや。坊主、とばすぜ!!」
と、おじさんが言った瞬間、いきなり速度が3倍くらいになりました。
「え、ちょ、はやっ。のわぁぁぁぁああああああ!!ぎゃ!わ!ぎぃやぁぁぁあああああ!!!」
どこのジェットコースターだよ!って誰か突っ込み入れてくださあああああぁぁぁぁぁぃ!!ゥオロゲシャァァァァアアアア!!!
‥‥はい着きました。わずか30分で着きました。なんという速さでしょうか。いつもの4分の1ですよ。3倍じゃなくて4倍でしたよ。
少しって言ったのにめっちゃ速くしましたよ!?あのおじさん!!
まあ、一応お礼の言葉は述べておきました。あのおじさん、苦笑いしてましたけど。
さて、無事に島に戻って来れたので僕は小走りで村に向かいました。なぜか?今全力ダッシュなんてことしたら‥‥。わかりますよね?
港から5分ほど歩いたところに村があります。小走りだったので3分で着きました。
「ただ‥‥っ!?」
村に着いた僕は驚愕のあまり声が出ませんでした。
みんなが先に夕食を食べていたから? ちがいます。
みんながもう寝ていたから? だいたい正解でしょうか?
みんな、永眠していたのです。体には銃で撃たれたような傷。
子供も、男も、女も、全員。
「だ、誰がこんなことをっ!!」
「俺だよ。」
そんなこと叫んでも誰も答えるはずもないって、え!?
僕が顔を上げるとそこには手に拳銃を持った、一人の男が立っていました。
「誰、ですか?あなた。」
「おい、さっきの聞いてなかったか?こいつらを殺した男だよ。」
この言葉を聞いたとき、僕、いや、
「何のために、殺した?」
俺は必死に怒りをこらえながら言った。するとそいつは、
「金だよ!金!!ある女が俺に頼んできたんだ。この島のヤツらを全員殺せってなぁ!そうすれば、1億もらえるんだぜ?ましてやここは、ほぼ人がこない島。何人殺したってバレねえ。この条件を飲まないわけが「バキッ!!」っが!?」
俺は思いっきり腹を殴ってやった。ちなみに俺、動体視力と瞬発力はものすごくいい。
「黙れ。」
「何しやがんだ!こっちは拳銃持ってんだぞ!!」
「知ってるよ。知ってて殴ったんだ。」
「ならなおさら分かんねえな。なぜ死ぬとわかってて殴りに来たんだっ!!」
バンッ
男は言葉を言い終えるのと同時に発砲した。が、その弾は俺にはとどかない。
俺の顔の目の前で静止している。
バンッ!バンッ!
男は何発も撃つ。しかしその全てが俺の体に届く寸前で止まっている。
俺は一歩男に歩み寄る。
「ひ、ひぃぃ。」
「ハッ。何を今更怖がってんだよ!!人を殺すときは、自分が殺される覚悟を持って殺れ!!」
俺は
しかも、自分のためだけに人を殺したんじゃ、あいつと同じだしな。
っていうか死んでないよな、あれ。
体が地面をバウンドしたあと思いっきり岩にぶつかってたけど。
うん、死んでないことを願おう。
ちなみにあいつは、頑張って逃げたらしい。まあ関係ないけどね。
そのあと2年くらい入院したってのも、俺には関係ない話だ。
いや、死んでなくてよかったとは思ってるよ!?
‥‥しょっぱなから黒い気がしました。えぇ、自分で書いててそう思いました。
というか、原作とは程遠い話になってしまいました‥‥。
え?これ原作名間違ってんじゃね?ってくらいに‥‥。
ここからちゃんと繋げられるように頑張らなければ。
では、次回もよろしくお願いします!!
次回はちゃんと原作キャラが出るので安心してください。