これはゾンビですか?~まあ、そうなんじゃないっすか?~ 作:きゃないんこ
どうも、八神雷牙っす。
あのクソやろ‥‥んんっ、あの男との戦闘(?)から数時間経った。
ちなみに、家族や仲間の死体は土に埋めておいた。
「さて、これからどうしよう?」
なんて呟いてみるが、今度こそ誰もいないわけで。
あ、カレーをどうしようってことじゃないからね。まあ、実際全部(一人を除く)無駄になっちゃったんだけども!
あのクソやろ‥‥もうクソ野郎でいいや。あのクソ野郎に島の人を全員殺されてしまい、住むところがないからどうしようってわけなんだけど‥‥。
考えてみればこの島の人に拾われたんだから、ここの人いなくなったら俺、生きていく場所なくね?って考えにたどり着いたんだよね。
う~ん、どうしよう。
ま、それは置いといて。
俺の能力なんだけど、あれから普通に使えるようになった。もしかして、怒りの感情がトリガーだったのかな?なんて考えたりもしてみたけど、やっぱりよくわからない、という結論に至った。
それにしても、能力使えるようになってから頭痛がひどいんだよ。やっぱり能力の副作用的なものなのかね?
あ、ちなみに今俺、島の上空を気持ちよ~く飛んでいます。
アッハッハッハッハ!鳥になるってこういうことだったんだね。アハハハハハ!!
はっ!!今なにが起こったんだ?一瞬意識がとんだような‥‥。
って、もう島一周しちゃったよ。ちょっと飽きてきたし、一旦降りるか。
ふう、予想以上に体力消費が激しいな。めっちゃ疲れた。
ん?待てよ?これが能力の副作用だとしたら、この頭痛はなんなんだ?
その瞬間、俺の体が急に重くなった。
「ぬおっ!?なんだ!?どうしたんだ?」
周りを見てみると、俺の体だけが重くなったわけではないようだった。ここらへん一帯の重力が上がっている。
そしてさらに頭痛がひどくなった。
「が、がぁあぁあぁ!!うわぁあァアァアアアアア!!!」
まさか、能力の暴走か!?慣れてないのに使いすぎたか‥‥。
もはや俺は立っていられなくなり、地面に仰向けに倒れている。そして、さらに圧力は大きくなった。
ゴキッ!!
やべぇ、骨折れた‥‥。はは、死ぬのかな、俺?
抑えようとしても力を制御できねぇ‥‥。
バキバキッ!!!
は‥‥また折れた。こりゃもうダメだな。
あぁ、短かったけど、いい人生だったぜ‥‥。
待ってろよ、みんな。今、俺もそっちに行くから‥‥。
そう思ったとき意識が消えた。
シュッ
「?異常があると聞いて来てみれば、何もなってないじゃありませんか。」
「うむ。そのようだな‥‥。」
「とんだ無駄足でしたね。」
「いや待て。あそこに誰か倒れている‥‥。行ってみよう。」
「!!これは‥‥。」
「どうやら無駄足でもなかったようだ。」
「倒れているのは?」
「子供だ。」
「死んでいるのですか?」
「いや、死んではいないが、かなりの重傷だ。」
「どうするのですか、サラス。」
「一応、里に連れて行って治療するつもりだよ。」
「で、ですが里に人間を入れるのは‥‥!!」
「なんだ。私に意見するのか?セラフィム。」
「‥‥しかし、里の仲間はそれを受け入れてくれるのでしょうか?」
「それについては大丈夫だ。」
「なぜ、そう言い切れるのですか?」
「理由は二つある。まず、私たちは人間を殺してはいけない。だから、死にかけているのを見過ごすのは殺すも同然だ。これが一つ目の理由だ。そして二つ目だが、できればこういったことはしたくないのだが‥‥。」
「それは‥‥?」
「そいつを育て、修行させ、吸血忍者にするのだ。そうすれば文句はあるまい。それより早く行くぞ。でないとこいつが死んでしまう。」
「はい。」
シュッ
ん‥‥ここどこだ?
あぁ、そうだ。自分の能力が暴走して、制御できなくなって、それで死んじゃったんだった。
あれ?じゃあ、なんで意識あるんだろ?
また転生とかかな?いや、でもそれはないな。あれは自分のために俺を強制的に転生したんだから。
じゃあ、どこだ?
そうか、死後の世界に来たんだ。
よし、目を開けてみよう。
目を開けるとそこには、凛々しい目つきの天使のような女性がいた。
あれ?ホントにここどこだ?どうやらまだ死後の世界じゃなさそうだぞ?
「あ、意識が戻りましたね。」
「だが、まだ絶対安静の状態だ。無理に動かすなよ。いいか、目を離すなよ。」
「はい。」
「では、私は任務へ行ってくる。」 シュッ
え、えぇえぇえぇえええ!!!き、消えた?ど、どうやって?ス、スゲー!!
あんなのできるの俺だけだと思ってたぜ。
あ、もうひとり残ってる。ここがどこか聞いてみよ。
「はほ、ほほはほほへふは?」
‥‥‥。
「‥‥はい?」
それはこっちもだよ!!
なんでちゃんと喋れねぇんだ!って、ああああああ!!!鼻と目の部分以外全身グルグル巻きじゃねぇか!!包帯で!!!これじゃミイラだよ!!つーか息しづらい!!ちくしょう!こんなのほどいてやる!って痛ああああああああああああい!!!!
「あ、やめてください!!まだ、絶対安静です!」
「ふふへへ!はひはひはんへほんはほほひはっへんはほ!!ひひははんへーほ!!(うるせえ!だいたいなんでこんなことになってんだよ!!意味わかんねーよ!!)」
「‥‥?」
伝わってねぇし!!確かに!確かにわかんないだろうけども!!!
「『先生!お腹すいたんでなんか作ってくれよ!!ビビンバがいいな!!』‥‥ですか?」
なんでそうなったぁあぁあああああ!!!いや、発音とかで違うのわかるだろ普通!っていうか先生にメシ作ってもらうってどういうことだコラァ!!!
「んー!んー!!」
「わかりました。ですが、私は先生ではないので作りません。」
いや、あんたなんにもわかってないからね!?クソッ!!どうすれば‥‥。とにかく何か言うしかない!!
「ふひはへん。へんひふほはひふへはへんは?(すいません。鉛筆と紙くれませんか?)」
「『すいません。豚汁にしてくれませんか?』ですか‥‥。ですが私は先生ではないので作ることはできません。」
だから違うって!!なんであんたはそう食いもんにこだわるんだよ!!!自分が作りたいだけじゃないのそれ!?まあ、今メシ食いたいけどさ!!!
「ふう、からかうのも少し飽きてきましたね。」
「はははっへはっへはんは!!へはひんほはははふっへ、はんはへっほふはへふはほ!!(からかってたってアンタ!!けが人をからかうって、あんた結構なSだろ!!)」
「‥‥?何を言っているのかわかりませんね。」
遊ばれてる!!?
「で、ここがどこなのか、でしたよね?」
「ほほはへひ、はんははへはほ。(その前に、アンタ誰だよ。)」
「相手のことを知りたい時は自分から名乗るものですよ。」
「ほへは、ははひはひはは。(俺は、八神雷牙だ。)」
「そうですか。私はセラフィムです。」
「‥‥‥へんひ?(‥‥‥天使?)」
「違います。私は吸血忍者です。」
「へー、ほーはんは。(へー、そうなんだ。)」
ってか何それ?吸血鬼の新種?ま、どうでもいいけど。
いやいやいやいや、よくないよくない!鬼と忍者ってだいぶかけ離れてるし!!で、聞いてみると吸血忍者は人間を殺さないらしい。そこが鬼か忍者かの違いってわけか‥‥。
「へ、ほほはほほはんは?(で、ここはどこなんだ?)」
「ここは私たちの住んでいる里です。」
「ほーひは、ふうへふっへひふふはひははは、ひほはふふほ?(そーいや、吸血っていうくらいだから、血とか吸うの?)」
「ええ、もちろん。大好物ですよ。」
あ‥‥気をつけよ。血ぃ吸われないように。
「ほほほへは、はんへほへほはふへはほ?ひは、へふひひひはひっへはへへほはひへほ。(ところでさ、なんで俺を助けたの?いや、別に死にたいってわけでもないけど。)」
「それは‥‥私の上司が話します。」
そーいや、セラフィムさんって結構綺麗だな‥‥。その上司も綺麗なのかな?ま、どーでもいいけどな。
「それと、その話をするときに、一緒に雷牙くん‥‥でいいのでしょうか?」
「ほひふへへひひほ。(呼び捨てでいいよ。)」
「では、呼び捨てで呼ばせていただきます。それで、先ほどの話ですが、おそらく雷牙に色々と聞くと思います。」
‥‥マジで?え?この状態で?いやぁあぁあぁあぁああああ!!!!
超めんどくせぇえぇえぇえぇえええええええええ!!!!!!!!!!
今回もとてもグッダグダになってしまい、どうもすみませんでした!!
こんな駄作者ですが、どうか応援よろしくお願いします!
それと、読んでいただけたら、感想じゃなくていいので、アドバイスをいただけたら嬉しいです。