同僚トレ「あ?そうだな...」
※盛大なキャラ崩壊があります。許せる人だけ。
※不埒な要素はありません。健全なお話です!!純粋な目()
何故彼女なのか?多分、某ウマ娘SSで大好きなトレーナーの膝の中で幸せ噛み締めてる彼女を見たから。
あとはあれだ。twitterのウマ娘LINEシリーズのせい。
最近、俺の愛バの調子がどうにも悪い。
と、同僚に相談をしたところ良いアイデアが貰えたので、早速実践をしてみようと思う。
「タイシン、今日のトレーニングは中止。少しお休みをしよう」
「は?急に何?レースも近いのにそんなことしてていいわけ?」
担当バのナリタタイシンに声をかけると、彼女は目を少し細めて睨むように見返してくる。
確かに出走予定のレースは近づいており、ここ最近はそのレースへ向けて調整を行っていたし、レースまでの予定もきっちりと決めて共有してきた。
普段の達観した態度や斜に構えた言葉遣いとは裏腹に、時に行き過ぎと感じるほどの強い闘争心を秘めたタイシンにとって、この提案には不安を感じてしまったのだろう。
「ああ、もちろん。今のタイシンの実力なら次のレースはきっと勝てると思ってる。けどそれは、きちんと実力を発揮できたらの話だよ」
「ふん、都合のいいことばっかり....それで、アンタは何が言いたいの?」
「タイシンもわかってるだろう?今は調子があまり良くないって。だからさ、今日は1日リフレッシュに使おうよ」
タイシンは俺の言葉に顔を顰めると暫く無言になる。今も行った通り彼女もわかっているはずだ。
コース練習時の最終直線を想定したスパート。
普段であれば、一人だけ時間の流れが違うかのように駆け抜ける幽鬼の如き差し脚が全く伸びておらず、練習後のタイシン自身も苦い顔で自分の脚を睨みつけていたのだから。
「....別にいいけどリフレッシュって言ったって何するの。休んでればいいならもう帰るけど」
しばらく悩んでいたが、どうやら受け入れてくれるようで、ひとまず安心。タイシンが受け入れてくれなければリフレッシュなんてできないからな。
「ああ、いい方法を聞いたんだ。安心して俺に任せてくれ!」
笑って言うと、タイシンは顔をしかめてそっぽを向いたあと、勝手にすれば?と呟いた。
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「じゃあ、そこのソファーに座っててくれ。ウマホでゲームしててもいいぞ」
「それは良いけど、何するつもり?」
「ん?マッサージだよ」
「ふーん、あっそ」
言いながらタイシンの後ろに回り込む。
タイシンはウマホを取り出してアプリを立ち上げていた。最近話題のソシャゲのようだ。
「よっし、始めるぞー」
返事は帰ってこなかったが気にせずにタイシンの頭へと手を伸ばし、サラッとした髪を優しく撫でつけた。
「子供扱いすんな」
こちらを見もせずにパシッ、と手を叩かれる。
「してないよ。ハグにストレス軽減効果があるのは知っているだろう。あれ程では無いけれど同じようなものだから」
そう言って、また撫でつける。タイシンは少し振り返って睨みつけて来たが、俺が大真面目にやっていることに気が付いたのか鼻を鳴らしてゲームへと視線を戻した。
意識して、優しく優しく撫でつける。タイシンのための行為だが、サラサラな手触りの髪が心地よい。
30秒程度続けるとタイシンの方もリラックスしてきたのか、ソファーへ深く座り込み肩の力もすっかりと抜けていた。
「タイシン、大きく息を吸って...吐いて...吸って...」
言葉に合わせて、タイシンが息をする。やけに素直だった。
更にもう2分ほど、ことさらにゆっくりと撫でていれば完全に力が抜けたのか、タイシンの手はソファーの上に投げ出され呼吸は更に深くなり、普段は怜悧な視線も何処か蕩けて虚空を見つめているようだ。
ウマホから流れるゲームのゆったりとしたBGMが部屋の中で響いている。
「タイシン、聴こえるか?」
リラックス状態を崩さないように、少し声を抑えて囁くように話しかける。
先程は何も言わずに撫で始めたので怒られたため、事前にこれから行うことを伝えておくためだ。
「これから耳のマッサージをするよ」
そう言って頭を撫でながら耳の付け根の裏側へ人差し指の横腹を少しだけ触れさせる。
ピクリと耳が小さく跳ねるように動く。が、それ以上の反応は無い。
「人の耳と比べてウマ娘の耳には何倍もの種類の筋肉があるんだって。耳がよく動くのはそのためだな。それだけ人の耳より神経が通っているからマッサージすると心地良いらしい」
そう言いながら両耳を根本から極々弱い力で包み込むように揉み上げる。
瞬間。
タイシンの体がピクピク!と跳ね回り、口からは一際大きな息が零れて、手からウマホが零れ落ち、拳がギュッと握られた。
「大丈夫か?痛みはないと思うが、不快感や違和感があれば言ってくれ」
耳の裏側を根元から先端まで軽く撫でながら声をかける。
数秒ほどで体の震えが止まり、フッとタイシンの体から力が抜けた。
体重が一気にかかったソファーがギシッ軋みを上げ、
握り締められた手のひらがゆるりと開き小さく震えていた。
「なんでもない」
蚊の鳴くような小さな声が、聞こえた。
耳という血管の集まる場所を解されたためか、俯いたタイシンのうなじから除く肌が真っ赤に火照っている。
(マッサージは大分効いているようだな。)
「そうか、何かあれば教えてくれ。続けるぞ?」
言いながら耳の内側に指を這わせる。
耳の裏側程体毛に覆われていない為、耳の裏側に比べてダイレクトにウマ肌の体温を感じる。
カリ、カリ、と浅く引っ掻くように人差し指で舟状窩を撫でながら親指で裏側を根元から先端までなぞりあげ、耳介尖を優しく内側へ畳むように指圧をする。
大きく息をしながら震えるタイシン。擽ったかっただろうか。
指に感じる感触の違いを楽しみながら首を傾げる。
血行がよくなったせいか、平時に比べて大分熱っぽい吐息に妙な色気を感じる気がする。
タイシンから止められないので、少なくとも不快というわけではないのだろう。
続けて指を付け根の方へ向けて舟状窩に沿って滑らせ耳輪を優しく挟み込む。フニっとした柔らかさの中に軟骨の感触が微かなこそばゆさを感じさせた。
その感触を愉しむように指の腹で揉んでやると耳は抵抗するようにその身を跳ねさせようと蠕動するので、手のひら全体で覆い込んで止めてやる。
ギュッとほんの少し力を入れると同時、
タイシンが息を詰まらせたように「ァッ...!」と小さく喘いだ。
思わず手を止める。
はっ、と我に返った。マッサージだというのに気付けばタイシンの耳の感触を愉しんでしまっていた。
気が付けば息がかかってしまうかもと思うほどにタイシンの大きな耳へと顔を寄せている。堪えきれずに零れただけの微かな吐息が聴こえるほどに。
急に動いて驚かせないように姿勢を変えずに囁くように問いかける。
「すまないタイシン、お前の耳に夢中になってた。大丈夫か?もう辞めておくか?」
そう言って手を離そうとすれば、驚くほどの速さでタイシンの手が俺の手を繋ぎ止める。
「...じゃん」
「タイシン?」
「別に、辞めてとは言ってないじゃんっ」
そう言うと、自分の頭を俺の手に擦り付けるように寄せてくる。
予想以上にマッサージは気持ち良かったのかもしれない。タイシンが喜んでくれるのなら頑張りがいがあるというものだ。
「そうか、わかった。じゃあ続けるぞ。もう一回言うけど、違和感や不快感があったらちゃんと教えてくれ」
タイシンは無言のまま小さく頷くと掴んでいた手を離してくれた。
続けるぞ、と声を掛けてから再び耳を手のひらで挟み込む。
力を籠めすぎないように慎重に弄っていると、気付けば自然に顔が耳へと近づいていた。
先程の二の舞にならないように気を紛らわせようとタイシンへ声を掛ける。
「ここ、くすぐったいのか?触るたびにピクって反応してて可愛いぞ」
「調子が戻ったらさ、俺の惚れたタイシンのあの震えるような末脚、また魅せてくれ」
「タイシンのこの大っきな耳、実はずっと触りたかったんだ。マッサージとはいえ、念願がかなって嬉しい」
「マッサージ、気持ちいいか?たまにはタイシンと二人でこんなふうにのんびり過ごすのも良いな」
「タイシンの耳、凄くさわり心地がいいな、ずっと触ってたいくらいだ」
返事は無かったけれど、声を掛けるたびに耳が震えて反応をしているので聞いてはくれているのだろう。
普段は捻た物言いで遮られ伝えきれない事を素直に伝えられるのが心地良く、止め処なく言葉が溢れてきた。
耳輪を掴むように指を折り曲げて軽く揺すり、親指を使って耳輪沿いを撫ぜ下ろし、耳輪外側脚を親指と人差指で摘むように揉む。コリコリとした感触が指に伝わってくるのを愉しんだ後、耳孔に触れていた親指と入れ替えるように人差指を耳孔へと充てがう。誂えたかのようなフィット感で指先が心地よい暖かさに包まれた。
小さく指を動かせば、指の腹に耳珠が触れるのを感じた。
そこに神経が集中しているのか、軽く触れているだけなのにタイシンは「ひっ」と声を漏らす。
「タイシン」
「あ、まっ「行くぞ?」ィひぁん!」
耳孔の奥と外から軽く潰すように耳珠を摘む。
同時に残りの指で耳裏をサッとなで上げた。耳孔を塞いでいる今、その擦過音は耳奥によく響くだろう。
途端に何時ものクールなタイシンの声音からは想像もできないような、甘く艷やかな鳴き声があがった。
(あ、やりすぎた)
と、今更にすぎる阿呆な思考が一瞬で脳裏を過り咄嗟に半歩下がる。
その間にも肩を一杯に丸め込むように強張らせ限界まで弓なりに仰け反る。全身を必死に痙攣させながら丸めた肩を両手で強く抱きしめていた。
半歩分の距離で開けた視界にようやく入ったタイシンの表情はそれはもう凄いことになっていた。
顔は燃え上がるように真っ赤に染まり、目は潤みに潤んで大粒の涙を幾筋も零し、声を抑えようと食いしばられた口の端からは唾液が溢れている。
普段共に過ごし、汗を流し、勝利や敗北を分かち合う。そんな相棒の見たこともない表情に、背中をゾクゾクしたものが這い回る。
高揚とも焦燥とも云えない感覚はしかし、即座にトレーナーとしての理性に押し潰された。
「すまんタイシン、やりすぎた!」
血流が良くなりすぎてしまったのか、額や首筋に珠のような汗が浮かんでいる。
妙な熱気とトレーニング後にいつも感じているタイシンの甘い香りを逃がすようにトレーナー室の窓を開け、タオルで顔や首筋を拭ってやる間、タイシンは大きく肩で息をしながら、焦点の合わない瞳で何処か物欲しげにずっと此方を見つめている。
一先ず水分補給として常備しているスポーツドリンクを飲ませてやる。
室内で大量に発汗したからだろうか、何時もよりタイシンの匂いが濃い気がする。...なんかへんたいじみた考えだなと、頭を振って考えをかき消した。
タイシンはやはりそれなり以上に汗をかいていたのであろう、スポーツドリンクを一度で半分ほどを飲みきり、頭を振って何かを吐き出すように大きく息をついた。
「....アンタさあ」
「....はい」
ふうっ、っと息をついたタイシンが声をかけてくるので返事をする。勿論正座で。
タイシンの前に座り何時でも土下座を出来る構えである。
「バ鹿」
「はい」
タイシンは尻尾をフワフワと上下に振りつつ、溜息をついた。正面から見るとまだ若干目が潤んで顔が火照っているのがわかった。
「阿呆、信じらんない。デリカシーのデの字も無いの?不意打ちは卑怯だから。どう責任取ってくれるわけ??」
「はい」
もう、平謝りするしかない。途中でもしかして、とは思ったのだ。
だが、まさか、まさかタイシンが
「いや、本当に済まない。ごめんなさい。まさかタイシンがここまでくすぐったいのに弱いとは思わなかった」
「は?」
まさかまさかだった。ここまで共に過ごしてきて初めて知った、タイシンの弱点だった。こんな些細な弱点ですら隠したがるのだから、タイシンの負けず嫌いというか恥ずかしがりというのは根が深いものらしい。
「でもなタイシン。そんな顔を真っ赤にして泣いちゃうまで我慢しなくても良かっただろう。言ってくれればちゃんと途中で辞めたのに」
「違っ、何言って....」
「え....いやだから、くすぐったかったならくすぐったいって。え?どこか違ったか?」
聞き返すと、何故か一瞬言葉に詰まったタイシンはモゴモゴと口籠ると、急に手に持ったスポーツドリンクを投げてきた。
「煩い!別に泣いてなんかないから!あとさっきのは忘れろ!!全部アンタが悪い!」
また怒られてしまった。
ソファーのパカぷち(ナリタタイシン(大))を振り回してくる。柔らかな布で出来ているとはいえ、ウマ娘の力で振り回されるとそれなりに痛い。
別にトレーナーと担当バなのだからあの位恥ずかしがらなくてもいいと思うのだが。
俺だって、タイシンに散々嬉し涙も悔し涙も見られて来たわけだし...
「わかったわかった、ごめんって」
肩で息をするタイシンを何とか宥めてやっと一息ついた。
そんなに強がらなくても良いのに。
もっと弱いところを、俺に預けてほしい。
ともあれ、この話題はしばらく封印だな。と若干着崩れたビジネススーツを整えているとタイシンがボソッと着替えてくると言った。汗をかいて気持ち悪いのだろう。
行ってらっしゃいと声をかけるが、タイシンは動こうとしない。何故か顔を顰めている。
「....ねえ」
「ん、どうした?」
「腰抜けて立てないんだけど」
俺は速やかに、土下座に移行した。
タイシンが動けるようになったのは優に10分は過ぎたあとで、その間俺は、よくわからない理由で怒られ続けた。
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「さあ、最終コーナーを抜けて最後の直線!先頭は...8番トモエナゲ、っ!?いいや、外だ!!大外から一気にナリタタイシン!!速い速い、速すぎる!!コーナー前ではまだ後方集団にいたはずのナリタタイシンが、気付けばここでハナに立った!!何という末脚だ!」
翌週のオープン戦、今までの不調が何だったのだと言いたくなるほどに仕上がったナリタタイシンは4角越えた時点でハナを奪い、そのまま加速し続けて後続に7馬身もの差をつけて勝利した。
その末脚はまさに、鬼神もかくやあらんといった完璧以上のものだった。
「良くやったなタイシン!おめでとう!」
「うるさ....普通にやれば勝てるって言ったのはアンタでしょ?それだけ」
ウィニングランを終えて戻ってきたタイシンを迎えるといつものようにつっけんどんな態度を取られたが、それでもやはり見るからに嬉しそうだった。
「何言っているんだ、今日のお前ならあのシンザンにだって負けないと思えるくらい凄い走りだったぞ!ああそうだ、怪我はないか?足に違和感は?何かあったら直に」
「煩い、黙って。....別になんとも無いから。さっさと行くよ。ウィニングライブだってあるんだから」
「ああ、そうだな。....今日は置いていくとは、言わないんだな?」
並び立って歩きながら、あったばかりの頃を思い出してからかう。
タイシンはチラリと此方を見るとすぐに視線を戻して鼻を鳴らした。
「別に。一生面倒見てくれるんでしょ?」
いつかの言い争いで約束した言葉だ。
我ながら勢いで凄いことを行ったものだとは思うが、1000回同じことを繰り返しても1000回同じように答えるだろう。
タイシンが
「ああ、勿論」
だから笑顔で言い切ればタイシンは安心したのか、レース後で火照っている顔を緩ませながら、半歩分だけ近づいてきた。
珍しい表情を見れた事とレースでの勝利の安堵と高揚から俺の顔も自然と緩む。
そのまま歩いていれば、タイシンが何処かソワソワしながら話しかけてきた。
「....ねえ、ウィニングライブが終わったらさ」
「うん」
「また、マッサージしてよ」
また、ということはこの前のあのマッサージだろうか。あんなに擽ったがっていたのに良いのだろうか。
「俺は構わないが....タイシンが大丈夫なのか?」
「煩い、私がやってって言ったんだからいいに決まってるでしょ。それに、レースの興奮のあとだときっともっと気持ちいいとおもぅ.」
「ん?」
「なんでもない!じゃあ、ウィニングライブ行って来るから!」
そう言って駆け足でライブ会場に駆けていくタイシンを首を傾げて見送りながら、俺も小走りでライブ会場へと移動した。
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ウィニングライブを大盛況で終え、軽いクールダウンをさせたあとトレセンへと戻ってきた俺は、レースの勝利からかやけに機嫌の良いタイシンに急かされてトレーナー室へと向かった。
部屋に入るなりソファーへ座り込んだタイシンは自分のパカぷちを抱きながら、マッサージを急かしてくる。
「この前あんなに擽ったがってたじゃないか。本当に大丈夫か?」
「いいの!勝利のご褒美なんだからこのくらい聞いてよ、いいでしょ?」
「まあ、タイシンがいいって言うなら。じゃあ始めるけど、我慢ができなくなる前に言ってくれよ?」
頷くタイシンに本当に大丈夫かと不安をいだきながらも
「それじゃあ....大きく息を吸って...」
そう言って俺は、タイシンの大きな耳に手を這わせた。
おっきいお耳が俺の性癖を狂わせる...