落ち着け! 話を聞け! いいか、私は女だ!!   作:あんどぅーサンシャイン

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YANDERE VS SISUKON 前編

 

「はぁ!!? お姉ちゃん!!?」

 

「うん」

 

「え……う、嘘でしょ? あ、あんな変態野郎が結愛と血を分けた実の姉……!? いやいやあり得ないわ……。そ、それ、冗談なのよね?」

 

「残念だけど、紛れもない事実だよ」

 

「……………」

 

 唖然となり、ワナワナと膝から崩れ落ちる千聖。

 ああ、これは相当ショック受けてるな。でも無理もない。当人の私だってあんな頭のネジが100本ぐらいブッ飛んだようなイカれた人と姉妹だと思いたくないのだから。

 

「ち、千聖? 大丈夫?」

 

「……おかしい。こんなのおかしいわ。どうしてあんな公衆の面前で、しかも実の妹に欲情してセ○クスおっぱじめようとする痴女が……この世の美と清純を司る存在の結愛と同じDNAを持ってやがんのよ……!! こんなの不公平よ!!! 不公平だわ!!! なんであんなパッと出の二次創作でしかないキャラに結愛のファーストキスと初めてを奪われなきゃ……ならねぇってんだよォォ!!!!! 私だって……私だって結愛とイチャラブ校内レズハ○プレイしてみたかったのに!!! ぬ○たしのセッ○スシーンの時みたいな破廉恥極まりない台詞をバンバン言い放って私の鍛えに鍛え上げた指先と足先と舌先のテクニックを駆使して結愛をグッチョングッチョンに濡らして犯してよがらせて性の悦びをこれでもかってぐらい味あわせてあげたかったのにぃぃぃぃいいいいいいいいいああああああああああああクソッタレがぁぁぁぁあああああああああああのボケカス野郎のせいで今までの頑張りも何もかも台無しになったじゃねぇかああああああああああああああああああああ何余計な真似しくさってんだああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」  

 

「……………」

 

 ……どうしよう。全然可哀想と思えない。あと言っとくけど私まだ処女だからね? 辛うじてそこの壁は守ったからね? 

 

 

「ハァ……ハァ……! クソが……こうなったら……全ての元凶を絶つしかなさそうね!!」

 

 

 ブゥン!!!

 

「ちょっと行ってくるわ」

 

「え、何この大きな魔法陣みたいなの―――って千聖どこ行くの!? 千聖ーー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 ―――あんどぅーサンシャイン家

 

「で、死ぬ前に何か言い残すことはあるかしら? この下衆野郎(スチャッ)」

 

「ちょっと魔が差しただけなんです! たまにはエロ描写を含んだ内容も書いてみるかと思っただけで別に君の恋路を邪魔しようとかそんなつもりは毛頭ないんです! だからどうかお慈悲を! 命だけは! 命だけは見逃してください!」

 

「……しょうがないわね。じゃあ私が今から言う条件を呑みなさい。そしたら見逃してあげるわ」

 

「じょ、条件……?」

 

「ええ。まず一つは結愛とあの変態が結愛とディープキスをしたという事実を無かったことにすること。そしてもう一つは私以外の人間からヤンデレ属性と結愛に対する恋愛感情を消して、新たに私と結愛による甘酸っぱい青春R18指定イチャラブエロストーリーに物語を書き変えること、いいわね?」

 

「え、いや、流石にそれはちょっと無理か」

 

「あ”ァ”!!?(ボゴォン)」

 

「ひぃぃいいすみませんすみませんやりますやりますやらせていただきますぅぅうう!!」

 

「分かればいいのよ。全く、一々手間をかけさせないでもらえるかしら」

 

 

 

 

「……それはコッチの台詞だよ、この髪の毛バナナが(チッ)」

 

 

 

「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戻ったわ、結愛」

 

「おかえり千聖。えっと……どこに行ってたの? てかなんでそんなに血まみれなの?」

 

「気にしないで。ただちょっと別のマルチバースにお肉の解体に行ってただけだから」

 

「あ、そうなんだ……ってマルチバース!? まさかの多次元宇宙!? どうやって!?」

 

「魔術師とかって名乗るマントを羽織った髭のオジ様にやり方を教わったの」

 

「マジか」

 

 衝撃の新事実!

 一体どこのドクターでスティーブンなストレンジさんに習ったというんだー!? あ、映画メチャクチャ面白かったです。

 

「それよりも結愛、何か変わったことはないかしら」

 

「変わったこと? いや、別にないけど……」

 

「本当に? 口元とかその中とか変わりない?」

 

「口元……あ、言われてみればなんか口内と唇がやけにスッキリした感じがする。不快感というか、なんか異物を無理矢理突っ込まれたような感触が無くなってるよ」

 

「つまり結愛は再び純潔に戻ったのね。(そう、ならよかったわ)」

 

「う、うん。そういうことになるのかな(本音と建前逆じゃない?)」

 

「ええ、本当に……よかったわ」

 

 

 ドンッ!

 

「へっ」

 

「うふふ……これでもう邪魔者はいなくなったわ♡」

 

 突然千聖に壁ドンされた。え、なに?

 

「あの、千聖? どうしたの、目が怖いよ?」

 

「結愛、キスしましょう」

 

「は?」

 

「ふふふ……あの作者(バカ)のおかげで貴女がお姉さんにキスされた事実は無かった事になった。流石に後者の頼みは受け入れてもらえなかったけど……まぁそこは妥協しましょう。けれどいつまた他のメスブタに先を越されるか分からない。だから……先に私があなたの初めての相手になっておこうかと♡」

 

「え!? な、なにそれ!? いやいやアンタとファーストキスとかそんなの絶対お断」

 

 チュッ

 

「――――――!!?」

 

 私に有無を言わす猶予も与えず、千聖は唇を私の唇に重ねた。

 もちろんそんなフレンチ程度で終わるはずもなく、容赦なく舌をねじ込み、クチュクチュといやらしい音を立てて私の口内を舐め回し支配する。

 

「んちゅ……んっ、んぁ……ぢゅ、ぢゅるる……れろ、……んむっ……ぷはぁっ、んむっ……んん……♡」

 

「んんんん!? んんんんーーーっ!!?」

 

 い、息が……息が出来ない……!?

 というかコイツ、お姉ちゃん並みに舌使い絶妙なんだけど!?

 

「や、やめ……離れ、てよ……っ!!」

 

「……ぷはぁ、ふふふ……結愛ってばそんなに照れちゃって、ホント可愛い……♡ そんな風に抵抗されたら私……私……、益々興奮しちゃうじゃない♡♡♡」

 

「―――――――――!!!!?」

 

「あ、もう無理辛抱たまらないわ。いただきまーす♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――しばらくお待ちください―――

 

 

「あは……は、はひゅぅ……、こひゅう……、は、はひぃ……(ピクピク)」

 

「ぷはっ、うふふ……ごちそうさま♡」

 

 10分くらいディープキスをして満足したのか、ようやく千聖は唇を放した。

 す、吸われた……完膚なきまでに唾液という唾液を吸われ尽くされた……。

 

「うう……ひどいよぉ……もう私、お嫁にいけない……」

 

「大丈夫よ。私が貴女をもらう予定だから」

 

「ふざけんなぁ……!!」

 

 どうしてこんな短時間の内に二回もディープキスされなきゃいけないんだ。

 何が事実を消しただ。結局私の結末はほとんど変わらないじゃないか。キス自体を免れなきゃ何の意味もないんだよぉ……! 作者絶対許さない……!

 

「それじゃあ教室に戻りましょう。早くしないと授業が始まっちゃうわ」

 

「ああ、うん。そうだね……その前にちょっとうがい薬で消毒滅菌だけさせ」

 

「次は下のお口もマーキングが必要かしら?」

 

「すみません勘弁してください」

 

 そしたらホントに小説消されるからやめて。

 

「というかいいの? お姉ちゃん」

 

「問題ないわ。私の全身全霊を込めた一撃をお見舞いしてやったもの。死んではいないでしょうけど、数日間はおねむな状態で―――」

 

 

 

 

「なんだァ……てめェ……?」

 

 

 

「「え」」

 

 辺り一体に広がるドスの聞いたお姉ちゃんの声。

 声のした方を見ると、瓦礫の中から這い出し、スクリと難なく立ち上がるお姉ちゃんの姿があった。

 

「これが全身全霊だとォ……!! 随分と貧弱な脚力じゃないかァ……手ぬるすぎて思わず笑ってしまうぞォ!!! 白鷺千聖ォ!!!

 

「そ、そんな!? ヒグマですら一撃で仕留めるほどの大技を放ったのに……!!」

 

 おい、人の姉になんて攻撃を与えているんだアンタは。

 

「その程度の力しかない分際で我が妹の恋人を、しかもあんな公共の電波を使って名乗るとは……ああ実に実に片腹痛い!!! やはり貴様は私にとって不穏分子……より厄介な存在になる前に、ここで始末をつけなければな」

 

「くっ……!」

 

 怒りの表情でお姉ちゃんが告げる。

 マズい。今ここであんな怪物に暴れられたら確実にこの建物は崩壊する……!

 

「さぁ結愛ァ……コッチに来い。そんな枕営業でしか輝けない使い捨ての金づるなんぞ捨てて……お姉ちゃんの下へェ……来るんだァ……」

 

「い、いや、怖いしまた犯されそうだから無理だよお姉ちゃん……」

 

「いいから来い!! お前は頭がいいだろう……? 才色兼備で文武両道で自分のことを一番に考えてくれている優しくてスタイルが良くて完璧超人な姉。金と名誉の為に醜く肥えたキモオタや一般人共に嘘偽りで塗り固められた営業スマイルを振り撒き、裏で権力者には文字通り腰を振るようなヤリ○ン芸能人、どちらがお前にとって相応しいかなど……考えるまでもあるまい?」

 

「枕営業だのヤリ○ンだのうるさいわね!! アンタ芸能界に偏見持ちすぎよ!! 他のそんじょそこらの売れない量産型タレントならまだしも、そんなヤツらと私を一緒にしないでもらえるかしら! 名誉毀損も甚だしいわ!! バカ! 非常識! シスコン!」

 

「誰がシスコンじゃこの雑魚ヤンデレ風情がぁぁぁぁああああああ!!!!」

 

 

 バコォン……!!

 

 

「「…………」」

 

 お姉ちゃんの投げた教科書が廊下の壁を瓦礫に変える。

 うわーすごーい。教科書でコンクリートって破壊出来るんだね。

 

「仕方ない……ならばまずそこの身の程知らずのカスをこの手でブチ殺し、もう一度結愛を洗の―――コホン、調教してやらねばなるまいな」

 

「言った! 今調教ってハッキリ言ったなお姉ちゃん! というか調教を洗脳に言い換えてもほぼ意味合いは同じだからね!?」

 

「心配するな。私もお前同様……処女だ♡」

 

「誰もそんな事聞いてないよーー!!」

 

「ははは、恥ずかしがることはない。さぁ……再び私と身も心も一つになろうではないか我が愛する妹よぉぉぉおおおおおおおお!!!! アイニード結愛ァァアア!!!」

 

「いやぁぁぁああああああああああ!!!」

 

「チッ……しょうがないわね。結愛! 逃げるわよ!!」

 

「えっ! 逃げるってどこに!?」

 

「大丈夫! 既に目星はつけてるから、私に任せて!」

 

 千聖が私の手を取り、その場から勢いよく駆け出す。

 その向かう先は廊下の突き当たりにある階段―――ではなく、すぐ隣にある窓……え?

 

「結愛! 今から飛ぶわよ! 舌を噛まないよう気を付けなさい!」

 

「え、ちょおま」

 

 

 ガッシャァァアアアン!!

 

 

「ぁぁああああああああああああああああああああああ~~~……………!!」

  

 

 ヒュゥウウ~~~……キラーン☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………」

 

「……………ふふ」

 

「……………ふははは」

 

「ふははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!」

 

「そうかァ……逃げるのかァ……! 二人で愛の逃避行でもするつもりなのかァ……わざわざ私に見せつけるように……目の前で結愛に……結愛に触れて……………ああ、ああ……ああああああフザけんじゃねェぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!! 殺す!!!! 殺す!!!! ブチ殺す!!!! 我がもてる力の限りを使って白鷺千聖!!!! 貴様を一片残さず滅殺したらぁぁぁぁああああぁぁああああぁぁああ!!!!!!!」

 

 

 

「その為にはまず……戦力を揃えなくてはなァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――???

 

「……………(ソワソワ)」

 

「……? シロ、さっきから何キョロキョロしてんの?」

  

「え? い、いやなんでもないよ。気にしないで透子ちゃん」

 

「ましろちゃん、なんだか顔色悪くない?」

 

「それにさっきから落ち着きが無いわね。具合でも悪いのかしら?」

 

「いやいや、そういうワケじゃないの。なんていうかその……嫌な予感がして」

 

「「「嫌な予感?」」」

 

「うん。なんだか上手く説明出来ないけど……これから私達の身に不幸な事が訪れそうというか……厄介な事に巻き込まれる気がする、というか……」

 

「な、なにそれ?」

 

「ああ、アタシそういうの知ってるよ! えーっと……虫の知らせって言うんだっけ?」

 

「もしくは第六感、とも言うわね」

 

「へ~、なんだか面白そうだね~」

 

「面白くないよ七深ちゃん! ましろちゃんも急に変な事言わないでよ、不安になっちゃうから」

 

「ご、ごめんねつくしちゃん」

 

「でも嫌な予感ね~、もし起こるとしたらなんだろね?」

 

「そうだね~……あ、空から恐怖の大王が降ってくるぞ~! とか?」   

 

「アハハ! なにそれウケる~! ま、仮に恐怖の大王だとしたら厄介事どころじゃすまな―――」

 

 

「ああああああああああああ~~……!?」

 

 

「ん? 今何か聞こえなかった?」

 

「いいえ、別に聞こえないわ」

 

 

「ああああああああああああ~~……!!」

 

 

「いやいや、何か聞こえるって! しかもさっきよりもハッキリと!」

 

「うん、私にも聞こえたよ。女の人の叫び声……かな?」

 

「わ、私も……(あれ? もしかしてこの声って……)」

 

 

「誰か止めてェェェエエエエエエエエ~~~!!」

 

 

「……ねぇ、これってもしかして」

 

「こっちに……近づいて来てない?」

 

「ま、まさか。そんな筈ないで―――」

 

 

 

「我が魂はぁぁぁああ!!! 柊結愛(ZECT)と共にありぃぃぃいいいいいいいいいい!!!!!」

 

「いやぁぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!?」

 

 

ボガァァァァアアアアアアアアアアン!!!!!!

 

 

 

「「「「わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!?」」」」

 

 

「ふぅ……無事に脱出成功ね、結愛」

 

「(チーン)」

 

 

 

「……………来たね、恐怖の大王」

 

「……………いや、それ以上じゃね?」

 

 

 

 




よく官能小説とかであるディープキスの描写めっちゃ好き。

どっかでクロスオーバーさせようと思います。どれがいいと思いますか?

  • バカとテストと召喚獣
  • のうりん
  • ぬきたし
  • 艦隊これくしょん ~艦これ~
  • 見える子ちゃん
  • 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
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