作者はここ数年まともに遊戯王をやっていないので環境がわかりません。ここ違うだろ!な指摘はどんどん下さい。
作者の文章力は絶無です。ご了承下さい。
僕の名は小波寛太。どこにでもいる中学生だ。しかし、それも今日まで。なぜならトラックに轢かれそうになっていた小学生を助けて、代わりに自分が轢かれてしまった。視界は真っ赤だし、体はしびれて動けない。ああ、死ぬのか……。こんなことならもっとゲームしとけばよかった……。
「勇者様!勇者様!」
「みたことない天井だ……」
実際には青空なのだが……。一度は言ってみたかったセリフが言えた!しかし、ここはどこだ?そして、この子はだれだ?青い髪に長い耳……エルフ?そしてその子が勇者様と自分を見て言っている……。これはまさか最近流行りの異世界転生というやつなのでは!?チートとかあるのかな!?
「勇者様!起きられたのですね!」
「君が僕を呼んだの?」
「はい!私が「アラメシアの儀」を用いて勇者様を異世界からお呼びさせていただきました!私は水遣いと呼ばれているものです。適当にみーちゃんとでもお呼びください」
みーちゃん!?なんか見た目と世界観に合ってない気がするのは気のせいだろうか……。
「みーちゃん!?ほんとにそんな名前でいいの!?ところでみーちゃん」
「はい!なんでしょう?」
「僕が勇者様って、どういうこと?なんで僕を呼んだの?」
なぜ、僕を異世界転生をさせたのか、気になったから聞いてみることにした。
「私はこの国の王様に反旗を翻そうと思っているのです」
「王様に?」
「はい。この国の王は、戦争による資金難のため、裸で国民に無理難題な勅命を下し、非常に重い税金を取り立て、自らは鉄壁の王宮で暴食の限りを尽くしている最低最悪の王です。そんな邪知暴虐の王を倒すべく、勇者様を召喚させていただきました」
「魔王とかじゃないんだ……」
「魔王と戦いたかったのですか?魔王は優しいお方なので、会いに行くこともできますよ?」
優しい魔王ってなんだよ。
「いや、行かなくていいよ」
「話がそれましたね。そんな王を倒すべく勇者様を召喚させていただいたのですが、勇者様の力を以ってしても、王宮は破れません。なので、王を倒すための仲間を集める旅に向かっていただこうと思うのです。もちろん私も着いていきますよ?」
「仲間集めの旅か……。わかったオーケー行こう!」
「ありがとうございます!それでは、まず私の仲間のところに向かいましょう!」
お、やっとそれっぽい!
「早く行こう!早く行こう!」
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最初の旅の仲間は2人(1人と1体?)いた。1人は全身に琥珀みたいな石をつけている魔鉱戦士こと「まーくん」。いや、その名前大丈夫?いろいろと。そしてもう1体がグリフォンライダーこと「ぐら」後で、もう一人「ルナ」なる人物が合流するらしい。
「勇者様。突然召喚して、さらにこの世界のために戦って下さって本当によろしいのですか……?」
「いまさらだよ。それに、なんだかんだ楽しみだしね!」
本当にいまさらだ。それに、異世界チート無双なんて楽しみで堪らないしな!
「勇者様……!本当に感謝します!……それでは!出発しましょう!」
「ああ、いくぞ!!」
「ああ!勇者様に渡す聖剣を持ってくるのを忘れてしまいました!取りに行ってくるので、しばしお持ちをー!」
締まらないなあ……まあいいや。どんなチートがこの体にはあるのだろうか。国を破り、国を救う冒険のはじまりだ。
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異世界チート。どこ?
結果から言うと、僕にチートは無かった。一応それなりの力はあるらしいが、戦闘に基本参加しないみーちゃん以外と比べると、あらゆる力が同等かそれ以下だし、おそらく、身体能力がほぼ同等のルナは自分とは違って特殊能力で敵をかく乱できる分強いしなあ……。強いて言うならば聖剣をいくら落としても一瞬で手元に帰ってくることくらい?でも、これおそらく聖剣の力だよなあ……。
「勇者様にはそこにいてもらうだけで十分なのです!」
「ソウダ、ユウシャガイルカラワレワレハタタカエル」
「安心しろ。何があってもこの俺が守り切ってやる」
「勇者が下向いてどうするの。私たちは勇者のおかげで戦えてる。だから……その……感謝してる」
「みーちゃん。まーくん。ぐら。ルナ……!ありがとう……」
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それから僕らは各地を巡り、様々な奴らと戦い、時に分かり合い、時に反発しながら旅を続け、海の世界に棲む幻竜や、いたずら好きな4人衆や、黄金の国に住む黄金の支配者などの仲間を増やしていった。
そんなある日。
みーちゃんが王国に捕らえられた。
王様には最近の私たちの行動が目に余ったらしく、勇者を召喚した張本人であるみーちゃんを捕らえた。みーちゃんを捕まえたやつに「なぜ、僕を捕らえないのか」と問うと、
「この世界のものではない者を捕らえることはできん」
とのことらしい。
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みーちゃんが帰ってきた。
帰ってくると思ってなかった僕たちはみーちゃんの釈放を喜んだ。どうやら、魔力を抑えられただけのようだ。しかし、魔力を抑えられたことで今までのように戦いをサポートすることはできないかもと言っていた。これまでみーちゃんのサポートがあるから戦えていたが、これからは厳しい戦いになるかもしれない。一層気を引き締めていこう。
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僕たちは強くなっていた。みーちゃんの後方支援がなくとも、高まった絆でお互いの弱点をカバーして戦えるように、僕たちは成長していた。僕たちはいよいよ王宮攻略に向かうことを決めた。
「みんな、聞いてくれ。そろそろ王宮攻略に向かおうと思う。きっと今の僕たちは完成されてきている。みんな、着いてきてくれるか?」
「「「「「もちろん!」」」」」
みーちゃんが、ぐらが、不死鳥の戦士が、巨大な蛇が、機械の調律者達が、黒天使が、水晶の機械が、戦闘機が、この場にいた全員が応えた。
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僕たちは王に勝利した。
これでハッピーエンド。とはいかないらしい。
みーちゃんがまた捕らえられた。
今度は東にある帝国の皇帝にその力を脅威であると見做されたらしい。
面倒な女だ。しかし、僕に第二の人生を与えてくれた恩もある。何より、大事な仲間だ。
「次の敵は東の帝国だ!」
みーちゃんを取り戻す旅が始まる。
おわり
水遣い禁止、アラメシア制限の世界線