この世界に生き残るのは、金属だッ!!(涙目)   作:ゴブゴブリン

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やっと入学編キタコレ!!

それと、評価と感想ありがとうございます!
もっと欲しいな♡

追記
活動報告でオリジナルアイアンマンスーツ案の募集をしていますので、良かったら皆さんの案をよろしくお願いします!!


数年ぶりの再開は誰でも少しは気まずくなる【入学編その1】

ここ国立魔法大学付属第一高校では、優秀な魔法師になるために多くの将来を期待された魔法師の卵たちが日々勉学に励んでいる。もちろんこの高校はとてもハイレベルなことで有名で、毎年多くの学生が志望しその中のたった200人の選ばれたエリートのみがこの高校で学ぶことができる。つまり、魔法が苦手なもの、ましては【魔法が全く使えない非魔法師】には全く縁のない場所でもあるわけだ。

 

 

 

つまり何が言いたいのかというと・・・・・

 

 

 

 

 

「零導先生、そろそろ入学式が始まりますよ!ちゃんと出席してくださいね!」

「・・・・・・ハイ」

 

 

 

 

なんで非魔法師の俺が魔法科高校の教員になってるんじゃぁあああああああっ!!!

 

 

 

 

 

 

〜時は遡ること数年前〜

 

2年前、あの戦争が終わった後、俺はついに東京に【レイドウ・インダストリーズ】の設立に成功し、さまざまな機械製品を販売できるようになった。販売といってもまだスーツは取り扱ってはなく、かといって軍事兵器を売るのも世間が許しちゃあくれなそうだったから、【無駄にハイテクな生活用品】略して【MHS】の開発および販売を主な収入源にしている。もちろん裏ではスーツ作りをしているが。

 

なぜ最初からスーツ販売にしなかったというと、魔法が国を支える主力となっている以上、このスーツがどれだけ魔法師に対抗できるのかがまだわからないためである。そのため、確実に魔法師に引けを取らないレベルになるまではスーツのことは世間には秘密にしておく方針にしたってわけ。

 

ちなみにマイボディの材質はバイオ素材から、最近近くの海底になんとあの【ヴィブラニウム】が埋まっていることがわかったからそれを使った新たな金属パーツを採用した。見た目はアイアンマンスーツマーク85のようなスラっとした体型を参考にしている。本当はキャプテン・アメリカのたてのようなヴィブラニウムと結の合金にしたかったけど、あれは偶然できた代物だから、いまだに安定した生産には至らなかったため、従来のヴィブラニウムボディに落ち着いた。

 

それと、この世界のヴィブラニウムには原作の【受けた衝撃をそのまま吸収する】の他に、【もう一つ興味深い特徴】があったから、それもこれから調べていく予定である。

 

このMHSがなんと大ヒットし、一年が経つ頃には数ある企業の中でも上位に入るような大企業になってしまった。そこから周りの提案もあってMHSの他に乗り物系や防犯設備、エネルギー分野や環境問題など、さまざまな分野にも着手するようになった。その結果、さまざまな企業から毎日山のようなアプローチをいただくようになった。どうせアプローチされるんだったら可愛い美少女にされたかった(欲望ダダ漏れ)

 

その中には以前お世話になった企業もあれば、FLTといったCADメーカにも声をかけられた。非魔法師の俺にどないせいっちゅうねん!!(大声)そんな名前を知っている企業もあれば、よくわからんところからもアプローチがあったりした。まぁ胡散臭かったから即刻ブロックしといたけど。

なんていったっけ、えーっと、【ダイヤモンド連合】と【ブルー◯イズ・ホワイトドラゴン】だったかな?

 

まぁそんなことはどうでもいいんだ。問題なのはなぜか知らんがあの十師族や国際魔法協会に目をつけられたことだ。

 

十師族といっても全員が全員仕掛けてくるわけではなく、特に七草家と四葉家が特に関わってきている。

七草家はまぁわかる。少し前に七草家の当主と話をする機会があったんだけど、どうやら七草家は関東地方を守護しているらしく、その中の東京都にいきなり超ハイレベルな大企業が爆誕したもんだから、気になってアプローチをかけてきたそうだった。

 

 

これならわかる・・・スゲーよくわかる。自分の守備範囲に異物があれば誰だって気になるさ・・・

 

だが!!【四葉家】ってどういう事だああ~~~っ!?

テメェらには何もしてねぇだろうがよォ〜〜〜ッ!!

 

 

 

何だろう、もう関わらないでもらってもいいですか?(恐怖)

 

 

 

そして、俺がこんなところにいる羽目になった元凶でもある国際魔法協会。俺はなぜかそこに呼び出されて、何やかんやあって現在の状況に至るってわけだ。あ、ちなみに呼び出されたところには政府のお偉いさんもいたで。何でや!!!

 

では、その何や菅屋の部分を超要約してみたので、ご覧あれ!!

 

 

〜〜〜〜回送開始〜〜〜〜

 

国「よくきたな。まぁそこに座りや」

 

ワイ「おかのした」

 

国「お前、そんな科学力があるんなら、CADの開発もできるんじゃね?」

 

ワイ「いやーもう一杯一杯なんでムリっす。そもそもワイ非魔法師っすよ???」

 

国「大丈夫大丈夫。CAD開発なら非魔法師でも出来るから!」

 

ワイ「いやーでもなー」

 

国「もしやってくれるんなら、お小遣い(支援金)あげちゃってもいいんだけどなー」

 

ワイ「いやもうそうそれなりに稼いでるんでいいっす」

 

国「じゃあお金じゃなくて大量の資材と希少金属でどうよ?」

 

ワイ「ハイ喜んでぇ!!!!!!」

 

国「おk。ほんじゃあ君明日から魔法科高校の教員ね♡」

 

ワイ「は?」

 

〜〜〜〜回送終了〜〜〜〜

 

 

・・・・・・うん、完全に決断を早まりましたねこれは

多分、彼らの考えとしては、俺があまり乗り気じゃなかったから、この魔法科高校に打ち込んで少しでも魔法に興味を持って欲しいというのと、変なことしないための監視を兼ねてるんだろうなぁって思いました、まる

 

まぁ、せっかくの機会だから、これを利用しないてはないですねぇ!ここなら魔法師がいっぱいいるからスーツの性能の比較が簡単にできるし、若者の意見も簡単に取り入れられるってもんだ!

 

「先生!零導先生!」

「あ、はい。どうしました小野先生?」

「どうしましたじゃないですよ。まーた上の空でしたよ?きちんと睡眠取れてますか?」

「す、すみません。大丈夫です、少し考え事をしていただけですので」

「そうですか。それならよかったです♪」

 

この人はこの学校の総合カウンセラー小野遥先生。こんな愛嬌のある顔をしているが、カウンセラーとしての腕は一級品で、「怪我人は絶対に逃さない」という伝説がある。あなた本当にただのカウンセラーですか?また、その愛嬌の良さから、一部の生徒からは「かおるちゃん」という愛称で呼ばれているらしい。

 

「そういえば、今年の新入生はすごい子ばかりなんですよ?」

「そうなんですか?」

「はい!一人は新入生代表の子なんですけど、実技の成績が凄かったらしいんです!もう一人の子は、実技こそ目立った部分はなかったそうなんですけど、ペーパーテストの入試七教科の平均が96点で、魔法理論と魔法工学に関しては満点だったそうなんですって!」

 

うわーお、これはまたとんでもない学生がやってきたもんだな。特に二人目の子なんてどうなってんだよ。平均96点って何かのバグだろ絶対。まぁでも、魔法工学が満点ってのは俺的にはポイント高いですよ!機会があったら話をしてみてもいいかもしれんな

 

「それはすごいですね。その二人の名前って知ってたりします?」

「はい知ってますよ!というかこの二人って兄妹だったんですね!」

 

・・・・・・ん?

なんかワイのシックスセンスが反応している!!!

なんかよくわからないけど嫌な予感がする!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確か、司波深雪さんと司波達也くんですね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴフッ(吐血)」

「きゃあああああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、今現在いるのはCADなどの調整などを行う工房。又の名は俺の専用作業室である。本来はただの教員にこんな特権はありえないのだが、高校側にOHANASHIして特別に認めてもらった。

 

それで、いま何をしているのかというと・・・・・・

 

 

「ちょっと待て!司波兄妹が入学しているなんて聞いてないぞオイ!!」

『終魔様、なぜ荷造りをしているのですか?』

「決まってんだろ?ここから逃げるためだよ!」

 

めちゃくちゃにテンパっているのであった。

 

昨日、数十年ぶりに仰天した後、俺は密かにこの高校から脱出しようと準備していた。

いやだって、考えてもみてくださいよ!相手は色んな噂が絶えない四葉家の兄妹なんだよ?もうそれだけでも逃げ出したいってのに、向こうは俺のことを死んだと認識しているんだぜ??そんな奴が2年ぶりに高校で再開してみろ!絶対面倒ごとに巻き込まれる!!もしそうなったら、俺の目標がまた遠ざかってしまうのが目に見えてわかるじゃあないか!!

 

あ、ちなみにこいつは俺が暇に一人きりだった時に孤独に絶えかねて作り出したサポートAIの【メーティス】。叡智の女神の名前がケアて、その声は知的な女性をイメージした。こらそこ!趣味嗜好を拗らせた変態とか言わない!しょうがないだろ寂しかったんだからッ!!!(迫真)

 

「ヨシ!準備OK!こんなところにいられるか!俺は実家(孤島)に帰らせてもらう!」

『・・・・・・終魔様、少しお耳に入れてもらいたいことが』

「なんだメーティス?」

 

 

 

 

 

 

『・・・あとおよそ2.14秒後に司波達也とそのご友人かと思われる集団がこの工房にやってきます』

「え?マジで?」

 

 

          ウィーン

 

 

「ここが工房かー!やっぱいろんな機械が置いてあるんだな」

「ちょっとアンタ、勝手に触るんじゃないわよ?」

「す、すごいですね達也さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだね。これほどの設備は見たこと・・・・・・ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ〜もうどうにでもなぁ〜れぇ〜〜☆

 

 

 




たくさんのアンケートありがとうございます!
アンケートの結果、主人公は教員として参加することになりました!

理由としては、この主人公の目標が魔法に対抗できるスーツの開発なので、学生としての参加だとどうしても魔法を使わざるをえない状況になってしまうため、この結果になりました。

ハーレムの有無はこれからもアンケートを取るつもりなので、よかったら感想と一緒に投票してみてください!(願望)

追記
活動報告にてオリジナルアイアンマンスーツ案を募集しています!
良かったらどうぞ!

これからのヒロイン事情

  • ハーレム有り
  • ハーレム無し
  • ヒロイン一人←NEW!!
  • ヒロイン複数(2〜3人)←NEW!!

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