この世界に生き残るのは、金属だッ!!(涙目) 作:ゴブゴブリン
色々あって投稿が遅れてしまいました。
それと、一つだけ言わせてください
何があった???(UA数を見ながら)
「ヤベェよ・・・ヤベェよ・・・」
翌日の昼過ぎ、俺は自分の工房の中で自分のした過ちとこれからの事への恐怖に頭を悩ませていた。
理由はもちろん先日の件についてだ。昨日、俺は達也と会う約束をしていながらも、テンションがハイになってしまったおかげてあろう事が目の前にきていながらもその後すぐ帰宅するというとんでもない失態を犯してしまったのだ。うーんこれはブチギレ案件ですわ間違いない(震え声)
加えて最悪なのが、どうやらあの場には深雪もいたらしく、それはそれはもう驚愕の表情を浮かべていたそうな(メーティス談)
ッスーーーーーーーーーー・・・(発狂手前)
よし、逃げよう
こんなところに居られるか!俺はもう帰るぞ!!そもそも何だって俺がこんなところに縛られてるんじゃあ!!!ここにきてから不幸の連続だしもう、あ”あ”あ”あ”あ””あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!(発狂)
『零導様、たった今道場にて剣道部と剣術部との揉め事が・・・』
「んなもん風紀委員に任しておけばいいだr・・・今なんて?」
『は、剣道部と剣術部との揉め事が・・・』
「それだぁ!!」
ふっふっふ・・・同情ってことは道場での揉め事ってことは、そこにいるのは魔法というより純粋な身体技術を鍛える生徒の割合が高いはず・・・そしてあの司波兄妹はどう見ても剣術を扱うような人間じゃない。
つまり、あの兄妹に出会うことなく合法的に魔法師の剣術を経験できるってことじゃあないか!!
こんな機会は見逃せないなぁ!とりあえず逃亡劇は一旦置いておくとしよう。この経験が終わってからでも別に遅くはないだろう。うん、そうしよう
「お〜やってるやってる」
メーティスからの連絡を受けてきてみると、もうすでに二人の生徒がお互いに竹刀を構えていた。どうやら模擬試合によって決着をつけることになったらしい。しかし・・・
「は〜?ただの模擬試合ぃ?魔法は???」
それに納得しないのがこの男である
「せっかく魔法を交えた剣術を体験できると思ったのに、いざ蓋を開けてみればコレですかそうですか」
は〜アホくさ(落胆)
もういいわ!さっさと戻ってこんな魔境からおさらばだ!じゃあな司波兄妹!君たちのことは多分忘れない!!
そういって踵を返して工房に戻ろうとした時、事件が起きる
剣道部の少女の勝利で決着が着いたと思ったその時、剣術部の男子がおもむろにCADを操作しはじめたのだ。それをこの男が気付かないはずもなく・・・
「なるほどなるほど。魔法式を見たところ…これは多分、殺傷性ランクBの高周波ブレードか?
「「!?」」
魔法の発動を認識した零導は、その瞬間に最高速度で二人の間まで飛行し男の手首を掴むことで少女に竹刀が当たるのを阻止した
「全く、実に素晴らしいじゃない、何やっているんだ君たち!CADの無断使用は禁止されているんだぞ!」
「は、え!?」
「いや、今、どうやって…?」
傍から見たら、少女を守る為の咄嗟の行動に映るのだろう。しかし、実際は全くそんなことは無い。何故なら、本人の頭の中の大部分は未知の魔法への探究心しかなく、結果的に助ける形になったのは完全なマグレなのだ。本人の発言に本音が隠しきれていないのがその証拠である。しかし、口から漏れかけた本音をギリギリのところで止め、自らの役割を全うしようと頭を働かせる
えーっと、とりあえず止めはしたけど、こっからどうすればいいんだ?風紀委員だっけか?確かそこに連れて行けばよかったような気がする
(『だかかあれ程必要事項には目を通しておいた方がいいと進言しましたのに・・・』)
ウ”ッ!!スミマセンデシタ・・・
そ、そんなことよりも、早くこの場を何とこしなければ・・・
メーティス、風紀委員へ連絡。生徒同士のトラブルを解決、CADの無断使用した生徒を確保したと伝えろ
(『了解しました』)
メーティスに指示をし、風紀委員が来るまで傍で待機しようと男子生徒を引き連れようとした、その時・・・
「っ!起動式が!?」
急に目の前の生徒から驚きの声が上がり、生徒の目線の先を見てみると、さっきまで竹刀を覆うように展開されていた魔法式がキャンセルされていた。それもこの驚き方からして、どうやらこの生徒の意思ではないのを感じた。そして・・・
「零導先生、彼は自分が連れて行きます」
背後から昔からよく知っていて、そして今一番会いたくない少年の声が聞こえた
「・・・・・・ha?」
ゆっくりとまるで壊れた機械のように後ろを振り向くと、そこには左腕に風紀委員の腕章をつけた司波達也がこちらを静かに見つめていた
「し、ししし司波君?そ、その腕章は・・・???」
「えぇまぁ、これは少し色々とありまして。それより、その生徒をこちらに。魔法の不適正使用により、同行してもらいます」
ガッデムッッッッッッ!!!
色々って何だ色々って!こんな偶然があってたまるか!!こんなことになるならさっさと逃亡しておけばよかったじゃあないかクソがッ!!
「あぁそれともう一つ」
ん?
「放課後、校門前で待ってますので、今度こそ
ヒェ・・・ハイ(絶望)
ところ変わって今はとある喫茶店に司波兄妹と、先日工房に来てくれた3人組と一緒に来ている。いるんだけどさ・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙が辛いでござる
向かい側に座る2人は、達也の方は少し怒気を含んだ厳しい目で、深雪の方は涙目の……こう……なんだ?表現しづらい目でこちらを見つめていた
ヤメテ!そんな目で俺ちゃんを見ないで!!
「そ、そういえば深雪?なんであの時桐原先輩の魔法式がキャンセルされたの?」
この空気に耐えかねたエリカが流れを変えようと深雪に先程の出来事について尋ねる
「・・・え?あぁ、あれはお兄様の仕業よ。魔法の無力化はお兄様の十八番なの」
「「「魔法の無力化?」」」
話を聞いてみると、どうやら達也はキャストジャミングという魔法を無緑化できる魔法を使うことができるらしい。コレは本来ならアンティナイトという軍事物資が必要なのだが、達也はそれを全く別の方法で再現したと語った。
しかし、ここでレオの頭に新たな疑問が生まれる
「けどよ、零導さんもあの時キャストジャミング使ってなかったっスか?何気に空も飛んでたし」
そうなのだ。いくら達也がキャストジャミングをアンティナイト無しで再現したと言っても、まだこの技術は世間一般に公開されていない魔法なのだ。それなのに彼は数日前、確かにキャストジャミングを使用していたのだ。
「ん?あぁあれ?あれは詳しいことは言えないが、これでも科学者の端くれだからねぇ。色々と研究してできた産物だよ」
(流石にこの段階でヴィブラニウムのことは言えないよなぁ・・・)
「それなら、あの空を飛んでたのどうやって?もしかして・・・飛行魔法ですか!?」
飛行魔法とは加重系魔法の技術的三大難問の一つであり、魔法が化学的に使用できるようになった現代でも再現できていない魔法である。もし飛行魔法が実伝されたら、それは世界に大きな影響を与えることになるだろう
しかし、返ってきた答えは衝撃的なものだった
「飛行魔法?いやいや、そんな大層なものじゃないよ。あんなのはただの反重力エネルギーによる飛行にすぎないよ。それに、僕は魔法を使えない一般人だからね」
「「「えええええええええええええ!?」」」
そんな驚く?
「色々とツッコミどころが満載なんですけど・・・」
「あぁ・・・ただの反重力エネルギーって・・・」
「いやいや、僕からしたら魔法の方が摩訶不思議な存在なんだけど?特に移動系や加速系の魔法なんて明らかにエネルギー力の増加があるだろう?そんなエネルギーどっから供給しているんだ?」
「言われてみれば確かに・・・」
「達也君ならその辺のところよく知ってるんじゃない?」
「・・・一般的にサイオンはこことは違う次元に存在しているとされてる非物質粒子だと考えられている。つまりサイオンはこことは違う世界から次元の壁を越えてこの世界に流れてきた粒子ということになる」
「・・・・・・別の世界、ねぇ」
要はマルチバースから流れ込んできた謎エネルギーがサイオンってことね。オッケー完全に把握した(エラー表示)
あのあと、他にもさまざまな質問をされたが、もう日が落ち的ていたので、今日のところは解散となった。俺もそのまま帰宅しようとしたが、司波兄妹に捕まってしまい、そのまま司波ハウスへと連行されてしまった
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
・・・いい加減覚悟を決めるか
この二人が怒っているのは十中八九今まで連絡を取らなかったことだろうから、非は100%俺にある。殴られる覚悟で謝ろう
よし・・・謝るぞ・・・・・・せーっの!
「あの時、自分の力不足で貴方を救えなくて、すみませんでした・・・っ!」
「助けられなくて、ごめんなさい!!」
「今まで黙ってて申し訳ございませんでしたァ!!!」
「「「え?」」」
「それにしても、あの2人がこんな立派になるとは。おじさん嬉しくて涙が出ちゃう」
「貴方に比べたら俺なんてまだまだですよ」
「ふふ、おじさんだなんて。零導さんもまだまだお若いでしょ?」
「お、そんな若く見えるのかい?嬉しいねぇ」
普通の家庭の普通の会話。約二年間のすれ違いが解決した3人の間の会話は、失ったと思っていたあの時と同じ楽しげな雰囲気に戻っていた
これからのヒロイン事情
-
ハーレム有り
-
ハーレム無し
-
ヒロイン一人←NEW!!
-
ヒロイン複数(2〜3人)←NEW!!