日を分けて出来上がったので変な所があったらすいません
「……て……し……び…………きてってば!!」
痛い!?
「もう!起きてって何回もいってるのに!いつまで寝てるのよ!!」
「え…?ご、ゴメん?____ふぇ!?
「そうよ!もう朝礼もご飯も皆終わっちゃったわよ!」
「あァ…………ま、まぁ、今日ハ午後から記録だったからよカった……」
まさに"ぷんすこ〟と怒っている暁に苦笑いをしながらそう言うと、言い訳しない!と怒られた。
「レディたるもの!常に厳しく正す………よッ!」
あ、今言葉忘れたな
「ぉァ?」
「もう起きてしまったんだね……残念だ」
耳を赤くしている暁を見ながらそんな事を思っているといつの間にか後ろにいた響にのしかかられ、顎を頭にさしてきた。うん。置いたんじゃなくて、指してきたんだ。ちょっと痛い
「ひビキ、痛い」
「
「あぁ…?ンァッ??」
響の突然のあーん指示に正直、何言ってんだコイツと思っていたら強引に口を開けられて何かを口に入れられた。
「ん、ングッ…卵焼キ?」
「うん、朝食抜きは白蛇さんには辛いだろうと思って、どうかな?」
「うまい、あンガとネ」
オレ好みの少し甘めの味付けで油の味もあまりしないし
「そこ!いちゃつかないの!ほら響は早く行くわよ!」
「うん、残りはここに置いておくから、行ってきます」
「オ~、いってラっしャい」
口に含んでいた卵焼きを咀嚼しながら暁に引っ張られていく響を見送って、響の置いていった包みを広げて残りを食べる。
「暁達、どこ行くんだろ……?今日、今日…………じゅーはち…」
窓際に置いてあるカレンダーを見て、今日の日付を探すと、赤く太字で【遠征日】と書かれていた。
「あぁ、そういえば今日から遠征が再開されるんだっけ」
そういえば、昨日長門が食堂で話してたな~…………あ、だから今日の記録は午後からなのか。
「ン、ゴちそうサまでシタっと」
包みをゴミ箱に捨てて、ベッドに立て掛けておいた補助パーツを足に押し当てて留め具をしっかりと留める。
立ち上がって具合を確認すればヒールを履いたような感覚だった。
「おぉ……あカし、いい仕事するナ」
これは昨日、明石に貰ったもので、オレがいつまでもペンギンみたいに歩いてるのを見て作ってくれた、らしい。
食堂で渡されたから多分長門の話を覚えてなかったんだな。
軽くジャンプをしてみれば踵の突出している所がカションカションと音を立てて伸びたり縮んだりして重さが直接床に伝わらないようになってて、確か力の入れ具合で自由に伸び縮みさせることもできるとか言っていた気もする。それに付けたままでも航行になんも支障は無いらしいし。
まぁ、とにかく明石の技術凄い………ん?
鏡で補助パーツを付けた容姿確認すると髪がまるで猫耳みたいに結られていて、更に確認すれば、後ろの方ではポニーテールにされそうになっていた。
「………また、ひびキにやられた……」
『目標、キょり36000………』
通信機から白蛇さんの声が聞こえた瞬間に砲撃の音が鳴り響きました。そして数秒後に龍驤さんから通信が入りました。
『的にめーちゅう、よう当てるなぁ』
「えぇ本当に…ここまでくると本当にチートですよ……」
今日非番だった龍驤さんには観測係を引き受けて貰っています。龍驤さんはこの鎮守府の古参メンバーの一人で、海外艦を含めた上で赤城さん、加賀さんの次の実力者で、艦載機の精密な制御はこの鎮守府一番と言っても過言ではありません。
『今日は波も高めで的もぶれとるっちゅうに、ほんまに敵さんじゃなくて良かったわぁ』
「本当にそうですよねぇ………白蛇さん、次はぐっと伸ばして39000メートルです」
『お~…ほぉ……』
少し疲れたのか、ため息混じりの返答が帰ってきました。
白蛇さんが横須賀に来てから1ヶ月近く経ちましたが、私たち
………そう、艦娘にだけなんです。
憲兵さんが近くにいれば警戒する様子がはっきりとわかりますし、視界に入れば睨み付けたままなんです。
これだけならば単純に人間が好きではない、の一言で済むのです。艦娘にも、その、色々な事があって人に好意的ではない方もいますし。
白蛇さんはそう言う次元ではないと思います。
少し前に、卯月さんが仲の良い憲兵さんに悪戯をして追いかけられている所に白蛇さんに遭遇して危うく白蛇さんが憲兵さんに手を出す所でした。
そこは何とか卯月さんがうまいこと立ち回って事なく終えたそうですが、白蛇さんと鎮守府にいる人間全員にGPSを付けることになりました。
仕組みとしては簡単な物で白蛇さんの半径20メートル以内に近づくに連れて強く振動するというものです。
振動を感じたら引き返すか、振動が弱くなるまでその場で待機していただく必要があるのですが、皆さん快く受け入れてくれました。
『ンあ~………当たらねェや』
『まぁこんだけ距離の距離でもポンポン当てたら可笑しいわ』
『だンちゃくカんそく射撃?ならイケるキがする』
『んな面倒なことしなくても……てか東から雨雲近づいとるからそろそろ終わりにしよや』
「あ、本当ですね」
お天気情報を確認してみると龍驤さんの言う通り北東から少し大きめの積乱雲が近づいて来ていました。
「では今日はこの位で………少し時化りそうなので早めに戻ってきてくださいね」
『りョ~かい………ジュポ』
『はいはいっと、ん?白ちゃん?なんで潜航して___うひゃぁッ!?ちょッ!股冷たいってぇぇぇぇ!?!?!?』
「…………なんで戦艦なのに島風さん並の速度を出せるんですかねぇ……」
とりあえず、考えるだけ無駄だと思うので暖かい飲み物とタオルを用意しておきましょう。
龍驤「白ちゃんなぁ!?死ぬかと思ったわ!?パンツ濡れたわど阿呆!!」
白蛇「だッテ明石早くって言っテたシ?」
龍驤「だからって肩車は無いやろ肩車は!!運ぶならもっと色々あったやろがい!!!」
白蛇の本気の速度は島風並に早いです。
突然の突撃肩車で運ばれてビビった龍驤さんでした
出して欲しい艦!
-
戦艦
-
軽巡洋艦
-
重巡洋艦
-
軽空母
-
正規空母
-
駆逐艦
-
潜水艦
-
海防艦
-
深海side