愛される事が出来なかった少年と愛そうとしてくれる少女達   作:みかん汁だったライター

16 / 36
アレンと早苗と神奈子と諏訪子

「「ごめんなさい、アレンぅー」」

何故か神奈子と諏訪子に謝られていた。

何で?

「アレンさんに、ぶつかったり、気絶させたりしたからです。」

早苗、目が怖いよ。

「「ごめんなさい!」」

「いや、別にいいんだけど?」

「いいえ、良くないです。お二人は今日のおやつ抜きです。」

「「ごめんなさい許してぇー!」」

えーと、取り敢えず

「おい、諏訪子。お前のせいで、さいちゃんの身体作成が出来なくなったじゃないか!」

「それは大丈夫、さいちゃんの身体は創ったから大丈夫!」

ならいいか。

「じゃあ帰らせて貰うぞ、幻想郷に。」

「ダメダメ、絶対にダメ!」

「何でだよ?」

「みんなが成長したところをみたくないの?」

「別に。」

「何でよ?」

「今も可愛いし。」

「ダーメ!」

「じゃあ力ずくで帰らせて貰う」

「まてまてまて!」

神奈子が止めに入ってきた。

「なんでさ?神奈子!」

「誰だって自分達の神社を壊されたくないだろ?」

「ぐっ・・・」

「諏訪子だって死にたくないだろ?」

「ま、まぁ、しょうがないか。」

(神奈子様、アレンさんって強いんですか?)

(バカ強いね、私と諏訪子とスサノオノミコトで協力しても勝てないね。)

(アレンさん、かっこいいですね!)

「なにヒソヒソ話してるんだ?まぁ帰らせて貰うぞ。ついでに、ここも幻想郷に転移させるからな?」

「えっ?何で?」

「幻想郷にいくんだろ?お前ら」

「で、でも。」

「問答無用!転移!」

「「「ギャァァァ!」」」

 

 

その日、日本の神社がひとつなくなったのを知っているのは誰もいない。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

着いた。さてここはどこかな?

「アーレーン!!!」

「へぶっ!」

「天魔様、気絶してしまいましたよ?」

「ふふ、ちょうど良い。このまま連れて帰って、ケモミミとコスプレをさせて、お披露目じゃあ!」

「私達、殺されないかな?」

「おーい、待てよぉ!」

神奈子、華麗に無視される。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さとりサイド

 

 

烏天狗に呼ばれて妖怪の山の特設ステージに来たのは良いけれど、一体何があるのだろう?

「早く始まんないかな?」

「ワクワク!」

「一体何なのかしら?面白くなかったら、フラン、こいしちゃん、ジェノサイドよ。」

「「オッケー!」」

 

 

「皆さん、始まりました、ケモミミライブ!司会は私、射命丸文がお送りいたします。」

「ケモミミライブって・・・」

レミリアさんの言いたいことは分かる。

これにアレンさんが出てたらすごく嬉しかったのに。

 

「今日の主役はこの方!かわいさ抜群、ケモミミが幻想郷一似合う男!妖怪の神!アレンさんでぇーす!!」

「はっ?」

「ウソだったらあの天狗、壊しに行こう、お姉さま、こいしちゃん!」

「は~い!」

「アレンさーん来てくださーい。」

「は~い!皆さん!こんにちわぁー!」

えっ?アレンさん?

試しにこころを読んでみる。

「あ、アレンさんだ。」

「「「えっ?」」」

「お姉ちゃん!本当に?」

「えぇ、私がウソをつくメリットがないでしょ?」

「アレーン!こっち向いて!」

フランさんが大声で呼ぶ

アレンさんはこっちを向いて手を振ってくれた。

そうして、アレンさんが疲れて寝るまでライブは続いた。

 

 




レミ「一日振りにアレンに会えたわ。」
フラ「やったね!お姉さま!」
こい「かわいかったな~、写真もとれたし。」
さと&フラ&レミ「写真!?」
フラ「私にも印刷して!」
さと「わたしにも、こいし!」
レミ「わ、私にも!」
こい「フフフ、いいよ!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



作「あれ?僕の出番は?」

あなただったら誰を嫁にしたいですか?

  • レミリアスカーレット(ツンデレ)
  • レミリアスカーレット(通常)
  • フランドールスカーレット(ヤンデレ)
  • フランドールスカーレット(通常)
  • 古明地さとり(ツンデレ)
  • 古明地さとり(ヤンデレ)
  • 古明地さとり(通常)
  • 古明地こいし(ヤンデレ)
  • 古明地こいし(通常)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。