愛される事が出来なかった少年と愛そうとしてくれる少女達 作:みかん汁だったライター
さとりサイド
いきなり入ってきて、いきなり発狂して倒れるなんて、何て迷惑なのかしら。
「えーとね、一応確認するけど」
永琳が、確認として、質問をしてきた。
「貴女達はなにも危害を加えてないの?」
「えぇ、くわえるどころか、私たちはなにもしてない。これは事実よ。」
「私とお姉さまは血を吸ったけど、それが原因?」
「いいえ、違うわ」
「じゃあ何で倒れたの?」
「今の容態は、簡単に言うと、魂が抜けているような感じかしら。」
「どういうこと?」
「安静にするしか方法はないわ。取り敢えず様子を見てみないと。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宗達サイド
僕は、何故か、幼い時の記憶がない。
お父さんもお母さんも居なかった。
記憶があるのは、誰かが僕じゃない誰かを呼ぶ声。
その時、呼ばれていたのは、アレンという名前だった。
結局、今目が覚めたとき、白い空間にいた。
「なんだこれ?」
白と黒の丸い球体があった。
それは、近づいてきた。
なぜか、体は動かなかった。
その時、自分の頭のなかに、記憶が流れてきた。
さとりさんとこいしさんとの記憶、レミリアさんとフランさんとの記憶、フウと玉との記憶、
そして、カノジョとの記憶、皆に、殺された記憶。
「全部、思い出した。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宗達さんが、うなされていたので、私、優曇華院は、
タオルを変えようとした。
[バッ]
「キャッ!」
いきなり飛び起きてびっくりした
「はぁ、はぁ。」
「大丈夫ですか?」
「すいません、いきなりで申し訳ないですが、、聞いてほしいことがありまして。」
「聞いてほしいこと、ですか?」
「さとりさん姉妹とスカーレットさん姉妹には内密でお願いします。」
「は、はぁ、分かりました。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、僕は自分が、アレンという存在であったということ、昔あった、家族に愛されなかったこと、
幼馴染みに殺されたこと、祟り神になって、家族、血縁関係、知り合い、全員皆殺しにしたこと、愛そうとしてくれたカノジョを殺してしまったこと、
全部うさみみの女の子に話した。
「と、言うわけで、僕は外の世界に戻ってそのことをなかったことにしようと思います」
「いいえ、ダメですよ。」
「何故ですか?」
「貴方は、自分が嫌われたから、さとりさんたちが殺そうとしたと想っているんでしょう?」
「そうじゃなかったら、何なんですか?」
「皆さんに聞いて貰いましょう。と、言うか聞いて貰ってます。」
「どうやってですか?」
「通信機器、覚えてますか?」
「そりゃあ、ってまさか!」
「河童のにとりさんが分解して、作ったんですよ。通信機器を!では、さとりさんたち!こちらに来てください!」
「ウソだろ、なぁ!」
僕は、うさみみの肩を掴んで、揺らした。
「エヘヘへへ、さとりさんと通話が繋がっているの、忘れてました。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気、気まずい・・・
さとりさん、こいしさん、レミリアさん、フランさん、
四人に、涙目でみられてもキツすぎる。
「あの、本当にアレンなんですか?」
さとりさんが、涙目で聞いてきた。
「はい、そうですね。確かに僕は、アレンという名前でした。妖怪の神様でしたけど・・・うわぁ!」
いきなり四人一斉に抱きついてきた。
色々と、キツい、精神的に。
「取り敢えず、離れてもらっていいですか?」
「「「「嫌だ。」」」」
「いや、本当に、マジで離れてください。お願いします。」
「ハイハイ、一回離れてください。嬉しいのは分かりますけど」
ナイスうさみみ!
と、取り敢えず離れてくれた。
「あの、私達は貴女のことが、嫌いではありません。むしろ大好きです。」
「ウソだ!だったら、何で攻撃をしてきたんだ。」
「アレンを狙っている輩が居たからですよ。」
「どういう事だ?」
「一人の女性が考え出した理論で、アレンさんを手に入れる。という目標があったからですよ。」
「は?そんなことするやつ・・・あ、一人だけいたわ。」
「誰?」
「俺の事を初めて愛してくれた、カノジョ、裂野 鈴(さきの りん) 」
皆は驚くがそれでも続ける。
「俺が殺した、妹、そして神になった者だ」
なんか中途半端なとこで終わりにします。
あなただったら誰を嫁にしたいですか?
-
レミリアスカーレット(ツンデレ)
-
レミリアスカーレット(通常)
-
フランドールスカーレット(ヤンデレ)
-
フランドールスカーレット(通常)
-
古明地さとり(ツンデレ)
-
古明地さとり(ヤンデレ)
-
古明地さとり(通常)
-
古明地こいし(ヤンデレ)
-
古明地こいし(通常)